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一兆年の夜 第百一話 時間旅行 時間研究者太間ガン流豆の証言(五)

 午後二時零分三秒。
 場所は不明。
 --何故其処で話を止めるのですか?
「ナンドも言うように其処から先は俺の話から外レル。コレカラ十一回までは俺とは異なる才能に自信を持った者達の物語が始マル」
 --其れを初めて聞きました。では其の方達に取材するのが正解ですね。
「イヤ其の者達は俺が生きている時代より後の物がオオイ。故に君が生きている可能性のない時代も含まれるかも知レナイ。ソンナバアイは如何スル?」
 --子だくさんなら可能ですよ。
「コドモは反抗的だと聞クガ?」
 --まあ細かい事は其処までにしましょう。其れよりも如何して今更、話の方向を変えるのですか?
「オレハあんた達に本当ではない事を呟いてシマッタ。イッカイデ全てが話せると信じてイタ。ダガ、話す内に全部は無理だとサトッタ。ナゼナラ此の話は俺だけの話では収拾が付かなくなってしまったカラダ」
 --其れで後十一名の話を統合する必要性に問われた訳ですね。
「エエ、俺の物語は最後に再び語ラレル。ソレマデハ十一名の物語を紡いで物語は展開サレテユク。イワユル、複合された物語展開が試されるトキダ」
 --何とも面倒臭い事を後から持って来ましたね。話す前に考えなかったのですか?
「カンガエタサ、少しクライハ。ダガ、話す内にたった一回では収まらないと気付いて予定変更をシタ。ミナサマニハ申し訳ナイ!」
 --ではお願いします。其の上で展開して下さいね。
「リョウカイシタ。デハ--」
 物語はまだまだ続く。だが、今回は此処迄。次回からは時間研究者太間ガン流豆から量子学者ハイゼ・ベルルグの物語へと移行を開始する--


 不明。
 ガン流豆は其処で齢三十二にして五の月と二日目に成るルケラオス犬族の中年と鉢合わせる。
「此れは又ー、何で事だー」
「ジコショウカイする前に、先ずは俺と周囲に散らばる時間旅行機の欠片を拾い集めてクレナイカ?」
「わかったー。だーが、理無きは程々にー」
 こうして二つ目の物語は始動する……

 ICイマジナリーセンチュリー二百四十五年四月十八日午後二時五分十一秒。

 第百一話 時間旅行 時間研究者太間ガン流豆の証言 完

 第百二話 時間旅行 量子学者ハイゼ・ベルルグの仮定 に続く……

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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