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試作品 世にも厄介な屁理屈

 如何も……世の中は理屈だけで成立する訳ではないと考えるdarkvernuです。
 今回は試作品として少しだけ気に成る事柄について紹介していこう。

 議論の常識は片方の主張だけをする人間ばかりを取り入れずに真っ向からぶつかる様な主張をぶつけ合う事で依り良い方向へと導く。ホッブス、ルソー、マルクスと並んで悪徳を広める哲学者として名を馳せたドイツの哲学者ヘーゲルの弁証法の良い所とは其処である。政治に果て嵌めるとアカ共が図に乗って手が付けられないのだが。
 さて、思想面の話は其処までにして偶に人間は万能の言葉を求めてついつい口に出してしまう屁理屈という物が幾つかある。此の作品では其の屁理屈を基に様々な物語を紡いでゆく。実験的であるが故に付け焼刃な内容に成る事を此処に弁解する。
 えっと始まる前に先ずは『こっちは忙しいんだよ』、『疲れてるんだよ』、『だから舐められるんだよ』の三つ……三つ目が如何して言い訳なのか? 其れについては後程。では最初は此方の話題から行きましょう。

 ケース1 こっちは忙しいんだよ

 とあるX市の食品工場にてAさんとBさんが働いておりました。Aさんは弱音を滅多に吐かない現代人には珍しいタイプの人間。一方のBさんは現代人らしい文句の多い人間。Bさんは何とAさんの上司であります。
「え、無理ですよ。私はαラインまでで手一杯です」
「言い訳するな。俺は忙しいんだ。其れにお前しかやれる人間は居ない」
「うーん……まあやってみますね」
 弱音を少し吐く程度で押しに弱いAさんはBさんに指示されたβラインを任されました。其の結果、Aさんの帰宅時間は二時間も遅れる事と成った。
 次の日……
「え、γラインもですか?」
「俺、忙しいんだよ」
「でもγラインまでやったら法定時間を越えますよ」
「文句言うんじゃねえよ。お前なら出来るだろう!」
「いや、無理です」
「言い訳するな」
「じゃ、じゃあBさんにも手伝って欲しいです」
「だから忙しいって言ってんだろうが。良いか、お前は必ずγラインもやれ……此れは命令だ!」
「……わかりました」
 其の結果、Aさんは更に二時間帰宅が遅れる事と成り……四時間睡眠までしか摂れない状態が続きます。
 其の次の日……
「え、流石にもう限界です。睡眠時間が二時間に成ったらそれこそ仕事に支障をきたします」
「五月蠅い、俺は忙しいんだ。第一、お前の仕事の仕方が下手糞なんだよ!」
「上手い下手ではなく、自分一人では限界です。Bさんにも手伝って欲しいのです」
「はあ、言ってなかったか? 俺は忙しくて手が付けられないんだよ、わかったかああ!」
「……わかりました」
 其の結果、Aさんは会社泊まりをする事に成った。そしてαからΔまでラインを任された結果、遂には体調を崩して会社を辞める事に成りました。
「え、Aが辞めたって?」
「ああ、そうだ。ところでB……Aの家族が会社を訴え始めた。お前は何か余計な指示を出したか?」
「そんな事ありませんよ。Aに少し弱音を吐いたらあいつはすんなり応じてくれてね。だから本当は頼みたくもなかったのにあいつは一人で背負い込んで俺達よりも一杯働いてくれました」
「そうか……だが、お前が提出したAの退勤時間と現場に居た従業員から聞き取った実際の退勤時間が大きく違っていた。お前は乙時間と残業一、二時間で退勤するのに対してAは乙に加えて残業三ならまだしも五、七、九……と法律で定めた時間を軽く超えている。此れについてちゃんと説明して貰えないか?」
「い、いや仕事が忙しくて……ついつい!」
「貴様……忙しいなら無理なスケジュール管理するなあああ!」
「ヒイイイイ!」
 其の後、Bさんは度重なるパワハラと不正が発覚して会社を首に成りました。如何でしたか? 此れが『こっちは忙しいんだよ』であります。忙しいを口実に色々と貴方達は言い訳してませんか?
 忙しいのでしたら少しはスケジュールの管理を見直して調整するだけで十分です。人には其々の許容出来る範囲があります。だが、其れを超越して組み込む事は結局の所は破綻を招く。其れに気付かずに周囲に「忙しい、忙しい」と喚いたって通用しません。忙しくしたのは紛れもなく自分にあるのですから。
 仮に自分の意思に関係なく忙しく成るから「忙しい、忙しい」と喚いても万能薬に成りません。そもそも忙しいなら少しは忙しく成らないように食い下がる事だって人には出来ます。出来ずに「忙しい」と喚くのでしたら其れこそ自分で何かを見付けられないと言ってるのと同じです。
 決して「忙しい」は万能薬ではありません。「忙しい」と喚いているという事は即ち、余程人に構って欲しいのか或はスケジュール管理も碌に出来ない人間なのかはたまた厳しい言葉を告げれば自分に甘い人間なのかの何れでしょう。何方にせよ、忙しいと思ったら忙しくなる原因は何なのかを考える事でしょう。言葉に出した所で自分が忙しい事に変動はないのですから……


 という訳で『世にも厄介な屁理屈(仮)』を紹介しました。他の二つについても紹介したかったが、試作品の紹介なので此処までにする。
 まあ他の二つの屁理屈については此方から少し説明しよう。えっと疲れているんだろう……んな事知らん。お前の疲れを聞かされるこっちの身にも成って見ろ……と言われ続ける人間はこう思うだろ言う。其れだけ疲れた疲れたって聞くのも嫌なんだよな、ったく!
 最後のだから舐められるんだよの屁理屈はあくまで自分の見解だ……まあ言っちゃえば其れこそヤンキーばっかりが優遇されないか? 抑々、舐められる事を如何して恐れる? 何れは誰であろうとも自分の力を超えた存在に叩きのめされたり舐められたりするもんだ。百獣の王ライオンだって象の前では恐がって何も出来ない。そんな象は範馬勇次郎の前では餌と化し、勇次郎は麻酔銃撃ったおっさんに眠らされる……舐められない存在が何処にある? そんなもんだ……舐められないようにした所でな。寧ろ独歩がピクルに怒りを燃やす克己に対して言った「舐められるのも一つの勲章だ……俺達は舐めて貰えもしないさ」(原文此れだったかな?)という有り難い言葉を舐められる事を恐れる自称強者共に聞かせてやりたい。寧ろ、人間が恐れるべきは舐められるよりも恐ろしい臆病な事だよ。臆病者ははっきり言って有害だ。臆病な程、人間は人間に対して酷い事が出来る。ヤンキーを始めとした連中は臆病を克服する事を考えたら如何だろうか?
 あ、ついつい熱く成って長文に成ってしまった。此れ、後々続編出る事はないな(辛)。以上で試作品の解説を終える。

 今回は此処迄。いやあ、日本引き籠り協会はマジ、ジャスラック同様にミサイルを撃ち込まれて欲しい組織だよな……KHKに名称変更しやがれよ!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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