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一兆年の夜 第十四話 銀河連合(二)

 三名はイワレノキミの言った事に一の分くらい無言だった。
「何腰砕けたこと言ってるわけ? そんな論理牙皆似納得する乃?」
 きぬ子の意見は最もだと--イワレノキミ自らは頷きながらもこう反論する。
「じゃあ聞く毛度、落ちてきたモノ端納得出来るような生命なのか?」
「納得できっこなし! あれは生命でなしっで! 命を何とも思わない血も涙もない
存在っで! 俺の先祖の従兄弟家族はあっれに食われたのさ! もう百の年より前
とはいえっだ!」
 コケートは顔を真っ赤にしながらも落ちてきたモノへの怒りを隠さなかった。
「コケートちゃんは百数十の年より前でなしに数の年より前のことに怒りが隠せなか
ろうな。僕ちゃんだってコケートちゃんみたいに過ぎ去りすぎた年のことで怒りしよ!
だけど、それであるはどう--」
「喋りすぎよ孫権! と、とにかくあの名称乃わからないモノ牙私達似礼尾欠く乃端
よくわかってるわ! だからってそんな反論らしからぬ反論出皆牙納得する?」
「しない乃端よくわかる! けど模僕端見たんだ! 三乃日より前似落ちてきたモノ
牙……いや正体不明乃銀河らしきモノ牙国家神武経斗黒い塊状似降る乃尾!」
 それを聞いて両眼を限界まで開く者がいた--孫権が口を動かす!
「僕ちゃんと同じことだろうね! 実は僕ちゃんもその日の朝に国家神武の方角辺り
で黒い塊が降られしを見られしだ! あ、あれがイワレノキミちゃんが仰る正体不明
の銀河であろうか!」
「ああ! もしも僕乃意見牙正しけれ刃恐らく端--」
「ちょ、ちょっと! みんな! 望遠鏡出私牙見る方角尾見て!」
 黄色い髪の毛を逆立たせながらもきぬ子は望遠鏡で見るように口を挟んだ!
「い、今端僕乃--」
「いいから早くしなさいよ!」
 彼女に弱いイワレノキミは仕方なく望遠鏡で例の方角へと向けて眺めた!
 すると三名の顔は恐怖心を呼び覚ますように震えた!
「あ、あ、あ、ぼ、ぼ、僕ちゃんがががが--」
「ま、ま、ま、まずっとう! 皆の者おお!
 に、にん、逃げろってええ!」
 その方角から真っ直ぐ恐怖心を呼び起こした存在が落ちてきた--四名は
コケートの号令と共に四方に分断するようにイワレノキミの家から出て行った!
「い、ででえでえ!」
「い、いたいわ!」
「僕ちゃんは飛べようから平気だだけれども!」
「俺は鳥系なのに飛べないから足が痛いってえええ!」
 四名が愚痴をこぼした瞬間、民家は轟音と共に雪崩のように壊れてゆく!
「ああ、僕乃家牙……」
「折角さと士乃為似作った望遠鏡牙……」
「そんなこと言っとるか! な、な、な、中からな、な、何かがで、で、で--」
「こ、こ、これは裸のモノ! イワレノキミちゃん風に言われると落ちてきたモノだろう
けど! あ、あ、あ、こ、こ、これでど、ど、どういか、いか--」
 四名は中から出てきた成人体型二を越える人族の形に海老族の殻のような物で
覆われた落ちてきたモノに怒りを呼び出す方法がわからずにいた!
(落ちてきたモノ牙来る! 僕端、いや僕ら端何模出来ず似死ぬ乃科!
 だ、だ、だめだだ! きき、恐怖ふ牙牙--)
 イワレノキミが恐怖心で揺さぶられる間に彼の民家前にはすでに住民二十名が
集まった!
「コノハナノ君の家が潰れってし!」
「キシェール博士! そのなかかかうに! 食いしん坊がう!」
「こ、これがきょうふしんなの?」
 暦学者キテレグ・キシェールや食通スウゾンブ・ブルホル、訛り学者日野イン子ら
二十名は互いに話し合いながらも恐怖心に囚われる!
 混合人型はゆっくりとした足取りでイワレノキミへと近付く!
(ぼ、ぼ、僕端ははし、し、死似たくない!
 死似、イテ!)
 イワレノキミは恐怖心の中でも癖だけはやめなかった--赤い身体を長い爪で
掻き毟るせいで彼は痛がる!
「また血牙出た……あ!
 み、みんな今すぐ逃げろ! 逃げるんだ! 僕牙あいつ尾引きつけて--」
 イワレノキミの叫び声に焦ったのか、混合人型は急ぎ足になる!
 成人体型一未満になると直ぐに彼の顔面に右足蹴りを与えた--イワレノキミは
鼻血を出しながら約成人体型十まで飛ばされうつむきになったまま意識を黒い空間
へと沈める!
(僕端、しぃ、ん、だ、ぁ、ぁ……)

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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