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試作品 お金様 再び書くだけ書く試作品(8/5)

 如何も泥酔状態のdarkvernuです。
 これが更新病か……えっと『格付けの旅』が土曜日に更新されましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<赤魔法の章>をクリック。
 さて、出来るだけやってみよう。

 50番と呼ばれる男のお蔭で俺達は第三回目が始まるまで日に一社は訪れる事が出来た。恐らくあの交渉者の人外いや神外な戦力に恐れ戦いて了承したのだと思う。ほら、外交の絶対条件の一つに力ってのが。力は持てば持つほど相手を戦かせる力を持つのだから。
 そうゆう訳で俺達はその内の一つであるY市にあるゲーY支部に訪れる事が出来た。支部長の名前はP。社長と面と向かって話をするのは……俺だった。俺はSSに指名されて代表を任された。
「君が代表かね。てっきりあの伝説のSSさんが代表をするのかと思いました」
「俺もそう思いました」こうして正直に言ってしまうのが俺の良くない所ではある。「あ、そっちではありませんでしたね」
「まあまあ、若い内は幾らでも困難が待っている物ですよ。ところでAさん」真剣なまなざしで俺を見つめるゲーY支部長のP。「君は如何ゆう意志でそのマネーバスターズに入ったのですか、お聞かせ願います!」
 この圧力……これが支部を任される物の圧するエネルギーか。そうか、そこまで必死なのか。俺はずっと逃げていたのかも知れない。
 段落を変えて俺の心情を少し語ろう。俺はずっと逃げていたのかも知れない。支部長の発するエネルギーを肌で感じ取るまで。俺にとってお金様に囚われるのは如何しようもなく大昔の学生時代を思い出される。先生に反抗する事が、学校に反抗する事が正しいと勘違いする野郎共への苛立ち、時たまお金の話を持ち込む卑しい教師の姿に対して。俺はお金の話をする事も先生の悪口も学校の悪口も如何しようもなく許せなかった。奴等には誇りも欠片もない。学校は遊ぶ所じゃない。勉強する所だと何故気付かないのかってな。それだけに会社員に成ってもずっと我慢して来た。反逆する事が格好良いと勘違いする連中に。不良根性が格好良いと勘違いする連中に。お金の為に動く物だと勘違いする馬鹿野郎共に。しかも欠点の論いも酷い。一生懸命やる事に査定を付けろだと、こんな事しても金に成らないだって……働く事に何故対価を求める。俺はそんな事の為に人は生きているのではない。対価を求めるくらいならお前ら全員原始時代に飛ばされてみろってな!
 少し段落を変える。俺は許せない。お金の為に人の心を無視する連中を。その癖、しがみ付く根性だけは上出来で餓鬼みたいに欠点を論う事だけは出来る……そんなの幼稚園児でも出来る事だ。しがみ付く位なら少しは粉骨砕身の精神で会社に対案の一つや二つを大声で言ってみろっての。出来ない癖に会社の……いや、所属する組織の悪口だけは一丁前に語れるよな。其れなのに弱者に対しては平然と叩く事が出来るのは何故だ? お前らが弱者だと思われたくない臆病者だからだろう。舐められる事を怖がる臆病者だからだろう。俺は違う。違うからこそ辞職届を突き付ける事が出来た。お金様にj反逆する意志を貫く事が出来た!
 おっと如何如何。俺とした事がつい熱く成ってしまった。如何も幼少の頃のトラウマが鬱憤が前に出てしまった。反省しないと。えっと今は……「成程、随分溜め込んでいたのですね!」いけね、口にしてしまった!
「いやあ、あれですよ。まあまあ、これは何、その、俺個人の--」
「いや、本音を隠して溜め込むのは却って健康に悪いでしょう。君はお金の為に生きる事を許せない考えであるのが良くわかりました」
「いや、ま、まあ、その」
「何を勘違いしているのですか。いや、感心しております。如何して君みたいに純粋に対価関係なしに行動できる人間が少ないかという現実を」
 そうか、支部長さんも溜め込んでいるのだな。まあ聞いとくか。
「別に私はカウンセラーではありませんので君も部下と同じように他人事でしか見る事は出来ません。ですが、君の存在が私に希望を齎した事は事実でしょう」
「希望? それはどんな所に希望を見出したのですか?」
「その名誉もお金も何もかも人の為に尽くす精神ですよ。日本人が忘れてしまった尽力の精神……君は持っています」
「ああ、そうか。でも追い込まれたらお金に頼る事だってありますよ」
「其れでも君はお金にありつく人間よりも真っ当に生きているように思える。君のような人間はこの世の中、いや……日本中探しても見つからない。日本人は忘れていたのだ。本当の日本人ならお金などという世俗的な物に頼らず、己のやりたいように真っ直ぐ生きるという事を!」
「支部長殿!」
「良いだろう。君達マネーバスターズに三人送ろう。彼らはまだ右も左もわからぬ若者達。どれも独り暮らしでお金が喉から手が出るほど欲しいと思って居る者達だ。その者達に教えてくれ……本当に必要な心構えとは何なのかを!」
 交渉は思った以上に呆気ない。これで良いのか……と俺は思った。だが、それが支部長が欲して已まない日本人の自己犠牲と忠義を尽くす弛みのない精神というのであれば俺は、この御都合主義を喜んで引き受けよう!
 こうして思わぬ感謝に依り、ゲー社Y支部を始めとした五社の内、僅か二社から計五人の教育を任された。それがお金様打倒の為だったら俺達はやるしかない!
 だけど俺達は気付かない。『ビットマスタークラウン』はこうしている間にも破竹の勢いで勢力を伸ばしている事を……


 という訳で『お金様』をお送りしました。後二回か或は一回でブログ版は幕引きと成りましょう。次回からは

 引き延ばし法

 をお届けします。まあまだ先だから気長に待っていいぞ。

 という訳で今回はここまで。酔うと作業は進まない。作業する場合は正常な状態でやらないとな。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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