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試作品 お金様 再び書くだけ書く試作品(7/5)

 如何もポップミュージックでも一般大衆が聞き慣れる物よりもアニソンやゲーソンが大好きなdarkvernuです。
 何故一般大衆向けは好きじゃないのかって言うとやはり……如何でも良いから。
 そうゆう訳でお金様を始めまーす。

 午前九時……点呼が始まる。それに依るとDは何とか新人を六名程確保して彼らに向けて一時間後に講義を始める。講義は二回に分けられるがどれも俺達が出る幕はない。全部Dが行うそうだ。そうゆう話をしている中でLが質問をする。
 Lが質問するのは「一回当たりの講義時間」の事。するとDは答える……「五十分」と。
 まだ質問は終わらない。今度はSSが質問をする。SSが質問するのは「十分休憩の有無」について。これに対してDは答える……「一回目と二回目の間に挟んだ」と。
 つまり合計二回と一回の休憩を合わせて正午前に講義は終わる予定。それについてC´はこう質問する。「それで意識は変わるのか?」と。これにはDも気まずい様子でこう答える……「本当は大学の講義並にしたかったけど、予算が足りないのよ」と。
 予算の問題か。確かにセミナーだけでは俺達の財政状況は改善出来ない。俺達にも給与は支払われている。ブラック企業みたいに組合費等でピン撥ねする訳にもゆかない。それは実に厳しい。これが資本主義なのか……新規参入組が何とかしないといけないのはやはりお金か。俺は改めてお金様を呪った。
 さて、質問コーナーが終わった。俺は代表としてDにK府のY市まで遠足する旨を伝える。するとDは了承してくれた。了承した理由は懐が大きいのではなく、「だって君達は碌に募集も出来ない。少しは遠足の一つや二つくらいやらないと名声を得られないわ!」との事。
 そしてDは抗議会場へと向かう為にアーカム基地を出た。残された俺達は負け犬の如く愚痴を言い合う。
「あの女は本当に許せないな。自分は出来るからって何時も何時も俺達を見下しやがって!」
「空しいぞ、C´。事実、Dの言う通りだ。結局俺達は狭い場所で活動しているだけで何の成果もあげられないじゃないか……だよな、SSさん!」
「まあ、そうでしょうね。やはりサラリーマンと言えば成果を上げる為に狭い道を辿るの……ではなく、広い道で活動するのです。そう言った意味でLさんは大した物ですな」
「は、ははあ」
「畜生が、絶対にあのメメメ顔のDには」メメメとは忍者のYOMI及び勝手にしんどばっとの冒険に出て来るセレン何とかの声優を務める美人の事を指す。「絶対に目に物見せてやるぞ!」
「ところでメメメさんとは誰です?」
「ああ、C´は前にも説明した通りサブカルチャーに詳しいのだよ。だから余り深く入らなくても良いぞ」
「まあ最近の声優はアイドルみたいな活動をしてますねえ。まあ私の世代の声優もそうですけど、あの情けない男で有名なアフランシの声優は元々俳優でしたので--」
「いや、SS。そこまで求めていないから!」
 C´とSSが組み合わさると一般人が立ち入るのが難しい領域へと入る。だからこそ一応一般人の俺と新聞とテレビをこよなく頼るLがストッパーとして機能してゆく訳だ。
 そうゆう訳でいざK府Y市に行くぞ!


 さて、少し休憩を取ろう。謝罪する事がある。πとSS(エスチェット)を間違えた。催眠術の方がπで別名の方がSSだ。今更ブログに出してしまったものは仕方ない。商業用で前篇やFC2小説版と読み比べながら修正を加えますので如何かお許しを。
 では一応謝罪を済ませた所で後半へ続く。

 K府Y市とはK府で有名な工業団地。家具団地から直接工業団地に入る事だって可能だし、或は……おっとこれ以上の紹介は必要ないな。
 そうゆう訳で俺達は国道に入る。しかも全員自転車でやって来るというアグレッシブな活動をして。
「爺さんもよく保つなあ」
「何、長年の会社通勤は必ず自転車でやっていた物だよ。最近は少し目が霞んで寒さ防止のゴーグルをつける余裕もないがね」
「いや、ゴーグルはそうゆう時に使う物じゃないだろ!」
「いや、指摘する所は其処じゃありません。如何してSSさんは速いのですか!」
「確かに思ったな。幾ら年を摂り、通勤は自転車でも俺が息を荒くするなんてさあ」
「何、私はこう見えてかつては危うく『爆煌雷』と別名が付けられそうに成りましたね。失礼にも程があるな」
「え、自転車乗りにそんなキャラが居たの? てっきり俺は『御堂筋翔』かと思ったな」
「あれですか……あんな気持ち悪いポーズと表情をした一年生と一緒にしないでくれますかね?」
「正直俺には競輪漫画は良く知らない」
 只知っているのは『爆煌雷』ってプレイノアに成る前のあの会社が作った格ゲーの主人公じゃなかったか? 正直、どんなキャラクターだったのかを忘れてしまった。てっきりあの黒曜石の事かと思って……って自転車に乗ってないな。
 ってそんな無駄話をしにY市を訪れたのではない。俺達は組織の安寧を図る為に少しでも仲間を探しにここまでやって来た。そうだ、その為に自転車に乗ってここまで来た。俺とした事が又しても無駄話を挿入してしまった。ってな訳で次からはY市活動の一部を紹介しよう。
 先ずは不審者と思われないように人が集中する箇所を避けて人気の少ない箇所を徹底的に絞る。例えば繁盛しない喫茶店やレストラン、それに八百屋等……結果は散々!
 次に始めるのは張り紙の張られていない一軒家を全て回り、ポスティング。勿論、ポスティングを極度に嫌う地域はちゃんと調べる。やれば必ず通報し、お巡りさんに尋問を受けるからな。それも……ある一軒家の人間がポストの中から俺達の分だけを丸めて家の中には居るのを目撃し、断念!
 最後はやはり工業団地の一つ一つの企業に売り込む。だが、これにはあるルールが存在する。売り込みを事前に行わないと締め出しを受ける事に成る。企業も又、法を守るからな。そんな訳で俺達は弱小しか尋ねる事が出来なかった。どれも俺達みたいな如何にも怪しい奴らが尋ねて来る物だからカルト宗教か何かだと思って対応する訳だ……当り前だよな。マネーバスターズだなんて普通の弱小企業は恐くて相手をしたくはないからな。少しでも能天気な弱小企業があるかと期待した……が、時既に午後九時五十二分。こんな時間帯まで働く企業なんて早々ないだろう。という訳で失意の内に俺達は帰路に向けてペダルを漕ぐ。
 その時、俺達と同様に失意の表情で漕ぐ一団を発見。その名も『チームタスクフォース』。
「やあ、A。お前達も敗走中か?」
「あ、Bさん。並列は道交法違反だから後ろに付けるように」
「何だ、てめえも自転車漕げたのか!」
「折角の車を妻に取られて残ったのはママチャリだけだ……畜生!」
「おやおや、私の前を走りますか」
「私には『行列の出来る催眠術』に依って貴方方を後ろに回らせましたぞ」
「これはこれは如何も」
「あんたらも不審者扱いされて成果なしか……如何するのだよ、これから!」
 とまあ心臓破りの坂道にて夜の並木を眺めて俺達は敗走する。時には並列に成らないように、更には自転車マークに気を付けて運行。それから家具団地へと突入。信号に気を配りながら俺達負け犬共は帰路に向かう……そんな時、誰かが声を掛ける。πやSSを始めとした先頭集団は幻聴かと思い、ペダルを漕ぐが……後方のLとMは大声を張り上げる。それに気付いた中韓を走る俺とB、C´とEは先頭の二人にも聞こえるよう声を張り上げる。そうして俺達は声を掛ける何かに前輪を向ける。
「声を掛けたのは俺だ。何でも工場で働く老人が頼んで来た。其れでわざわざ俺を呼びつけに来たな」
「君は確か……50番かね」
 50番……確か国が認めるという交渉者。数々の伝説を物にして来たというあの50番が協力してくれるのか!


 という訳で『お金様』は困った時にあの男を出してしまいました。本当に済まない。50番とはあいつだ。お金様は余程の事がない限りは実名を出さないという方針なので気に成る方は掌編集或は短編集のどれかを読むと良い。50番は7番と同じく皆勤賞を受賞する出番の多さだからな(後書き集収録の奴には載ってないので気を付けるように)。

 という訳で今回はここまで。そろそろ迫って来たな。だが、何時までも成果が出ないのもそれはそれで困るのであいつを出したのだけどな。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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