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試作品 お金様 再び書くだけ書く試作品(5/5)

 如何も最新のスパロボの情報がなくて気がGUデルマで飢餓状態の自分darkvernuです。
 さて、今回は一週間空けてブランクが激しいが、お金様でもやりますか。

 これまでの粗筋でもしよう。また粗筋に成る事をここに謝罪する。だが、これは俺だけの物語ではない。俺以外も物語を紡ぎあげる以上は仕方のない話だ。ってこれじゃあ夏目漱石のデビュー作に出て来る猫の語り口だな。まああれを読破するのは少々骨の折れる話ではあるが。
 兎に角、俺達は第一階の反省をし終えてから第二回目の論戦が始まるまで『マネーバスターズ』独自の方針である新規参入企業或は中小以上の企業から新人を引き抜いて一種の研修を行うという物を始めた。だが、最初の内は僅か三社しか応じない。当然ではあるよな、普通の企業の考えならば。それでも俺達はやるべきだとほぼ全会一致で決まった。
 それから直ぐにBさんが所属する『チームタスクフォース』も独自の方針を掲げたそうだ。それが新規参入企業に資金援助するという物だ。これは俺達に比べて現実的で何よりも企業にとってお金とは活動資金だからな……喉から手が出る物さ。だから俺達に比べて援助の手を差し伸べる企業が多い訳だ。
 流石にそれでは拙いと見たのか、或は予定調和なのか……直ぐに第二回セミナーが予定された。そのセミナーが開催される前でもお客様用トイレで再び顔を合わせる俺とBさん。全く互いの物語の主だからってデウス・エクス・マキナはそこまで俺達を鉢合わせたいか!
 と第二回が始まると互いの活動の意味、そして……あ、俺達のあの不気味なマスコットは後で紹介するから待ってな。今回も三題あってどれも良い点を挙げれば反論だって存在する。奴等の方針である新規参入企業への資金提供にも穴があれば奴等だって俺達の方針である新人に講義を受けさせる事に大きな穴がある事も指摘した訳だ。それぞれが互いの欠点を指摘する事で今まで視えなかった部分に光が差し込み……前回同様引き分けで幕を下ろしたな。
 さて、反省会はこの際省こう。ここで気に成るのは後日、Jを呼んで……あ、そうだ。Jがデザインしたという『まねーば・すたぁ様』について紹介しよう。このマスコットはかの声優に赤ペンを渡したら狂気の絵が完成するのと同様にJに黒ペンと赤ペンを渡してしまったために起こった悲劇。しかもDはこれまた絵画扇子が壊滅的だったことも受けて何と本当に作ってしまったという。何でもDが昔お世話に成ったというある工場主に頼んだという。ところがそこで更に悲劇が起こった。CPU担当が何でもとある迷探偵も絡んでいる事もあってキョウキな発言までするように成った。こいつの参加にどれだけ俺達は冷や汗を流したか……まだ向こうはデザインが良いだけましだと思うぞ。こっちなんか全ての面でとてもマスコットを務めて欲しくないと思うばかりだ。
 それじゃあ本題に戻る。後日、俺達全員である会議が始まる。それはこれまでの欠点を是正する為にお金様打倒のみならず愛社精神を忘れない為の講義をする事。まあ愛社精神自体俺は難しいと思うからな。精神の中に売国精神が絡めば大変な問題に成るからな。そこで俺達でどのように抗議させれば良いかを議論し合った。
 だが……結論は見付からず。意外とこの手の話はロータリーエンジン並みにきめ細やかで押し過ぎればあれに成るし、弾き過ぎれば逆にこれと成る。ここと呼べる部分……即ち孔子の説く中庸は中々見出せない。そうしている内に時間が来ては帰宅する羽目に。
 次の日も同じように結論付かず。その次の日も更に次の日も……そうする内にDは勝手に第三回セミナーを今回の日より一週間後に設定しやがった。本当に勝手な女だ。俺とC´は抗議したな。すると俺だけ残らせて他の者には新たな仲間集めに行かせたな。その狙いは何でも俺にしか話せない事があるのが一つ。もう一つが仲間をもっと増やす事。それから俺とDを除いた四人で打開策を編み出す事……これしかない。
 そして始まるDとの密室会議……


 さて、まだまだやるぞ。

 会議は如何ゆう訳か大手スーパーデーにあるラーメン屋で行われた。あ、時間にして現時刻は午後零時二分……彼女に奢られる形で始まった秘密の会談。そこ、全然秘密じゃないって言わないの。
「何、最終的にあいつらと手を組むだと!」
「ええ、幾ら後塵を拝す仲とは言えどもFとはそこまで険悪じゃないのよ」
「いや、理由がわからない。俺達はお金様の打倒を目指すレジスタンス組織だぞ。一方であいつらはお金様を信奉する体制組織だぞ。お互いに噛み合う訳ないだろう」
「いえ、手を組む時期は近付くのよ……『あいつら』が動き出したのだから」
 『あいつら』か……俺達以外にもお金様に対して何か始めようとする組織があるとでもいうのか? でも誰なのだ?
「よお、A?」その時、頭の上に冷たい物が掛かるのを感じた。「仕事先も見つけずに何ダラダラしてるのだ、ああ?」
「ちょっと、貴方。冷水を浴びせるなんて……失礼じゃないの?」
「おやおや、これは『マネーバスターズ』のDさんではありませんか!」
「って何でこの時間にあんたはここに居るんだよ、G!」
「G課長と呼べ、ヘタレ!」
「てめえ--」
「待ちなさい、売られた喧嘩を拳で買わないの!」
「誰が拳で買うかよ。まさかあんたが季節外れの水浴びをしてくれるなんて……感謝し過ぎて思わず手を出しそうに成ったぞ!」
「言うように成ったな、A。だがなあ、A。お前が何を活動しようとも俺達の前では潰されるのだよ!」
「潰される?」
「さっきから気に成るけど……何故知ってるの?」
「俺は他に気に成る事がある。あんたはこの時間帯にここに居ちゃあいけないだろう。何かの視察をしにここへ来たのか!」
「おう、知らんようだな。えっとなあ」
 Gの奴は何か取り出す。スマートホンか。其れであいつは何を……あ、操作し終わった。それからあいつは画面を見せた。
「これから俺達が天下を取るのじゃ!」
「これ……ビットコイン!」
「ビットコインって……確かつい最近、ヨウツバーの閃光のフラッシュとラファエドと他のνジェネレーション組がやらかしたというので有名なあれか!」
「其処知らないのね。まあビットコインってのは仮想通貨でやり取りするビジネスよ。閃光のフラッシュ達の事件でビットコインについて少し学んだのならその意味する所を知る事が出来ると思ったけれどもね」
「いや、機構についてあんまり知らないのだよ」
「フン、所詮は三流大学卒業のカスの脳みそだな」
「相変わらず良い性格をしているよなあ、Gさんよお。あんたに至っては高卒だろうが。一々大学の格を口にする資格はないぞ!」
「黙れよ、会社を途中で辞めた腰抜けの癖によ」
「あんたは如何なのだよ。それを出すという事は即ち、俺は何となく察したぞ。辞めたのか、次期社長を自称していたあんたが!」
「Hのクソ野郎に辞めさせられたのだよ。あの野郎は--」
「ねえ、話をそらさないでくれる? さっさと椅子に腰かけて要件言いなさいよね」
「流石はここの社長の娘だけあって気高いねえ。如何だ、俺とやらないか?」
「早速ナンパかよ。嫁さん居るのに良くやれるよなあ」
「結構よ、男の風上にも置けない人間から寝技されるくらいならエロ本読んでバナナ食べる方が健康的よ」
 とまあ以降一分間は罵倒合戦を繰り広げた訳だな。バナナを食べるというのもこれは下ネタだから気を付けるように。そんで本題に入った訳だ。
「成程ね、貴方達の目的は日本銀行に代わる金融システムの確立なのね」
「この国のカス共に目に物見せるのだよ。日本銀行券は地に堕ちた。これからは俺達『ビットマスタークラウン』の掲げる最強のビットコイン『クラウン』が全世界を席巻する、とな!」
「はあ、其れの何処が良いってのだよ。まんま悪党の世界征服じゃねえか。そこまで良い性格をしているなんて思わなかったぞ、G!」
「さんと付けろよ、カスが!」
「誰が呼ぶか。お前を昔から許せないと思っていたのだよ。散々俺の身の回りの社員を目の前で徹底的に扱き下ろし、しかも胃痛に悩ませた挙句に何人精神やられたか……何人心を抉られたのか知ってるのか!」
「知らんなあ、そもそも無能がいけないのだよ!」
「ほざけよ。Bさんに対してもそうだ。俺は何度お前のこじつけたような悪口を掻く社員に言い触らしたか知ってるぞ。自分に都合の悪い相手の場合だったらそいつが居ない所で欠点を論っている事もな。許せないのだよ、俺は。お前みたいな奴がお金でしか生きられない人生を押し付け、働いている人間に人の心を捨てさせて外道を押し付けるのだよ。お前みたいな人間こそ日本を駄目にするのだよ!」
「良くも口が回るなあ。会社で働いている時はそんな事も言えなかったヘタレの癖に!」
「あのなあ、G。俺はなあ、革命野郎じゃねえのだよ。不良みたいな事が大嫌いだよ。反抗するのが格好良いとか頭のおかしい連中が居るから何時まで経とうとも虐めはなくならないと思っているのだ」
「知るかよ、虐められる方が悪いのだよ」
「いいえ、虐める方が悪いわよ」
 あ、堪え切れずに話に割り込んだな。
「何故? 虐められる方は舐められるからいけないのだろう?」
「舐められる? 臆病なのね、Gさんって!」
「なっ!」
「別に舐められる事は悪い事ばかりじゃないのよ。逆に相手を油断させてから驚天動地の如く叩きのめす為の布石に繋がるのよ。舐めた事が死ぬ程恥ずかしいと思わせる程の、ね。でもそれを如何していけないのかしら?」
「ああ、この女め。俺に向かって--」
「おっとGさん。女の人相手に怒りを露にするのは……不良用語じゃあ『シャバイ』って言うじゃないか、なあ?」
「ク、誰が女に向かってだあ。俺はお前に向かってムカついてるんだよ」
「おいおい、Gさん。話を逸らしたな。そりゃあ恥ずかしいぞ……そう言えばこれって俺に舐められる事を意味するのじゃないか!」
「てめえ」
 ここでGは一旦、怒りを鎮めてからこう捨て台詞を吐いて席を立った。
「成長したじゃないか、A。だがなあ、その余裕も何時までも保てるかはわからないぞ。俺達『ビットマスタークラウン』に刃向かうという事がどれだけ無謀である事を、これから思い知らせてやるからなああ!」
 流石に外だけあって物にこそ当たらないものの、足音やぶつかりそうな人間に対して一言怒鳴って退かせて去ってゆく姿には見ていて気持ちの良い物を感じる。そうゆう心を持つ時点で俺も大分悪に染まっていると反省しないといけないな。
「やるじゃないの、Aさんも」
「いや、正直……冷めてゆくと少し我を忘れる自分に反省する」
「でも格好良かったわ」
「グ!」
 これだから女に褒められるのは……あ、気が付けば男女で相席か。恥ずかしさの余り、俺も席を立ったな。
「あ、済まない。一足先に人集めに乗り出すわ」
「ちょっと待って。まだラーメン食べ終わってないわよ」
「そ、そうだったな」
 ラーメンを食べ終えてから俺はアーカム本部に戻った……


 という訳で『お金様』をお送りしました。筆を入れる前は如何しても気が進まないのだが、いざ進めてゆくと色々と浮かぶのだよな。やっぱ物語は損得勘定で動く物じゃない。楽しいから動く物だ。物語は読者だけじゃなく作者も楽しんでやらないと意味がない……そんなお金様である。
 さて、少しだけ解説すると相手に舐められる事についてはこれは自分の思想がふんだんに込められてある。正直言って舐められる事を如何して恐れる? 舐められたくない……それは即ち臆病であると認めているような物だ。だがなあ、この世で舐められない人間は存在しない。誰しもそれ以上の存在には結局舐められる物だよ。じゃあ如何するべきか……舐められないようにするのが正しいか? 正解は敢えて舐めさせてからギャフンと言わせるだけの事をすれば良いだけ。ところがこれをしようとしない連中が多い。特に不良上がりだとか先生に反抗するのが正しいと勘違いする馬鹿野郎共(済まん、暴言だったな)は相手に舐められる事を極度に恐れる。だが、国同士もそうだけどこの世で舐められずに済む人間なんて居ない。だったら思う存分舐めて貰った方が良い……後で痛い目見させれば良いだけだからな。悔しい方法ではあるが、これが相手を精神的にも追い詰める方法だぞ。
 まあ、最も舐められないようにする事は否定はしない。でもな、極度に舐められる事を一方的に断罪するのは即ち「お前結構臆病だったんだな」と言われる事に成るぞ。だからこそ恐怖心と同じく舐められる事も武器にするのだ。そしたら人間は大きく成長するぞ……といっても心の成長はそう簡単ではない事もここに明記しておく。

 それじゃあ今回はここまで。自らの格を認めるのは難しいからな……こればかりは自分自身もまだまだ自分を知らない。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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