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試作品 お金様 再び書くだけ書く試作品(2/5)

 如何も徐々にやる気がなくなり始めたと自覚するdarkvernuです。
 それじゃあ宜しく。

 次のテーマはこれだな。
「次のテーマは『お金は命よりも大切なのか?』」
 手を挙げたが……先手を打たれたか!
「では其方の方、所属と名前を如何ぞ」
「チームタスクフォースのMだ。それは真っ向から否定させて貰う!」
 んん、このボブヘアーの男は俺が言おうとしていた事を真っ先に言ったな。理由は次の通りだな。
「オホン、理由は簡単。一剄円を持とうとも命は買えない。だからお金が一恒河沙あろうとも一那由他あろうとも命というあいまいな概念まで買う事が出来ない。それだけだ」
 普通ならマネーバスターズの言いたい事を先に取られて反論する事も出来ないだろう。俺も出来ない。だが、反論するのが一人だけ居る。
「では反論する方、所属と名前を如何ぞ」
「は、はい。ぼ、僕は、え、えっとマネリイバスタンズのLでです」固まり過ぎですよ、Lさん。「じじじじ、実はそれについてま、あま、誠ながらにに、ははろん、したいとと、もいます--」
「Mさん、ゆっくり、そして……落ち着いてから反論して下さい」
 司会のΦは相変わらず働く。
「は、はい。えっと、あ、そうでした。あのですね、お金は、Mさんの言う通り命を買えません。ですが、そのお金で命を繋ぎ止めたら如何します? それは即ち、お金は命に変換されるのですよ。募金がそうじゃありませんか。被災者を救う為のなけなしのお金が支援の輪という名のお金が命を救うのです。だ、だからお金で命は必ず変えないというのは断言するべきではありません!」
「ほう、其れも一理あるか。成程成程、勉強に成るな」
「え、怒らないのですか?」
「俺様は狭量じゃあない。Lさんの意見に感心したのだよ。有難うな、貴重な意見を!」
「ええ、こちらこそ!」
 逆に健闘を称えられたな。、これは一本取られた……じゃなくて挙手しないと!
「次は……君が?」
「ええー、あたしが手エ挙げて何かやばやばって思ってるっしょ?」
「これもルールですが、所属と名前をお願いします」
「え、最初宣言したっしょ。またやるの?」
「それがルールだよ、君!」
「はいはーい、わかりましたよ。チームタスクフォースのKでえーす」
 こんな黒ギャル女に俺が先手を取られるなんて!
「あのですねえ、お金は命よりも大事でえーす!」
「如何してなのか、その理由をお願いします」
「はいはーい、それはやっぱお金あったら車買えたリー、化粧品一式ほど買えたリー、後はデザート食べ放題出来るじゃなーい。なかったらお腹空き過ぎてマジ死ぬしー!」
 喋り方は腹立たしいが、内容は一理あるな。実際俺も会社辞めてからのやりくりに苦労したからな。今月を如何やり抜くか、等々。
「はい」
 これに反論するのは、やはりこの子か。
「反論する方は所属と名前を如何ぞ」
「マネーバスターズのJです。お金があれば何でも買えたり、一杯ラーメン食べられたり、やりたい事が広がるという意見に真っ向からぶつかります。それは大きな間違いです。全部今のような物が溢れる日本だから浮かんだ意見です。けれども日本の外を出たら違います。お金がなくとも土の中に埋まる百足を食べて生活する人やお金がない状態でもその場にある葉っぱや動物の皮を使って衣服を作ったり、更にはお金がなくても地面に今日の文の家計簿を記す事は……可能なのです!」
 原始人か、Jは!
「ハアア、ゲロってマジ……頭いかれてんじゃないの?」
「至って正常です、Kさん!」
「そんなハジメテの権兵衛みたいな事を本気で言っちゃうなんて漫画の読み過ぎだっつーの」
「漫画を読まなくとも世界の何処かに日本のように機械に頼らなくても生活する種族が居ます。テレビでも散々紹介された事です。なのでお金なんか関係ないのです!」
「車もケーキも化粧もそれとスマホない生活とか死んだほうがマシだっつーの!」
「Kさんはそうやってモノがあふれる生活に感謝しないからお金様に屈するのです!」
「五月蠅いわね、不登校ゲロ女の分際で--」
「静粛に!」
 またDとFが止めに入った。なまじ若過ぎる上に女だから視界が注意してもおいそれと聞かないのが難点か。
「はああ」流石に妥協を知らない女子高生二人に疲れるφ。「次、手を挙げる人……はい!」
 あ、依りにも依って第一テーマとは逆に先手を取られてしまった!
「チームタスクフォースのBだ。確かお金は命よりも大事というテーマでしたね……Φさん?」
「はい、そうですが?」
「残り時間はどれだけありますか?」
「まだ十五分ありますね」
「十五分か……十分だ」
「何か長い意見でも述べるのですか?」
「いや、そこまで大袈裟ではないが俺の意見は……そうですね。お金は命よりも重いのは正しいという解ですね。その階に至るまでのプロセスは付け焼刃ながら申し上げると次のように成ります。先ずはやはりお金という物は今、其れから明日の自分を形作るのに必要な事でしょう。お金がないと今は良くても明日以降は無事でいられるか……と不安な気分に晒します。その不安は体にも影響を及ぼす事に繋がります。それが悪影響。プラシーボ効果で科学的な根拠としては薄いでしょうが、ストレスの場合は一定の成果を上げます。まあ要するに不安はストレスとして己に帰って来ます。そうすると一定の感覚を乱す事に繋がり、健康を損なう事に繋がりましょう。その為に日々、成人男性はビールやたばこを嗜むなどしてストレスの発散に努める。ですが、そのストレス発散は一時的に過ぎませんね。腰痛を患った人間が陥りやすい事と同様に……」
 長い……Bさんの悪い癖が出たぞ。話が長いというこれがそうだ。この長い話は凡そ十分も続く。
「……依ってお金は命よりも重い。明日以降を一定の間隔で生活する上でもお金は命よりも大事なのは明白!」
「フウ……わかりました。これに反論する者は……はい!」
 良し、じゃあBさんの長い意見を砕くとしよう。
「マネーバスターズのAだ。お金は命よりも重い……それは違うな。命の方がお金より大事だ!」
「その根拠は?」
「例えば家族同士の絆、親と子の絆は金に変えられるか? 後は友達同士の会話、恋人同士の会話……金に変えられるか? 変えられはしない。何故なら絆という物は俺という命に付加価値を産む……お金では決定付けられない付加価値をな。それに人の生き死にで一々お金に換算する人間は居るか? 確かに葬式出すのは高い……けれども遺族は死んでゆく人間に対して一々お金の事を口にするか? しないだろう、其れが命の重さだ。絆の重さから来る命への付加価値、価値化された命はやがて終わりを迎えて遺族の中でそれは大きな価値として何時までも残る。これをお金よりも下に見るのは如何考えても--」
「時間です。簡潔にお答え下さい!」
「……要するにお金は命よりも重いなんて成立するか!」
 全然決まらなかった。Bさんの話が長過ぎた為に俺の話が……畜生め!
「Aさん、君も人の事言えないわよ」
「あー、はい」
「其処、私語を慎め!」
 情けないぜ……そう思いながら最後のテーマに移る。


 という訳で『お金様』をお届けしました。前回と違い、参加出来なかった方々にも参加する形を取ったな。それでも挙手しない約二名。彼女達は一体何時に成ったら意見を述べ合うのか?

 という訳で今回はここまで。何故複雑に絡まないかって……混戦だとキャラを追うのが大変に成るからだよ!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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