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試作品 お金様 再び書くだけ書く試作品(1/5)

 如何も中々スイッチが入らないdarkvernuです。
 さて、やりますか……上手く調子が上げられるかな?

 制限時間は二時間。課題は全部で三つ。つまり一つの課題当たり平均時間は四十分。その間の休憩はなし。
「ええ、最初のテーマはお金は何の為にあるか?」
 手を挙げたのは……俺だ!
「マネーバスターズのAだ。お金とは取引の代替品」
 それに対して反論する為に手を挙げるのは……Bさんか。
「チームタスクフォースのBだ。お金とは現代人が生きていく上で欠かせない身体の一部。取引の代替品だと……世迷言を!」
 世迷言……これには俺の闘志に火が点く。以降は俺とBさんの激しい……口喧嘩!
「ふざけるな。お金様に従属するBさんらしい世俗的な意見だな。だがなあ、お金ってのはあくまで物々交換の--」
「物々交換の代替品くらいは俺も知ってる。お前は何時も理想を口ずさみ過ぎだ。理想を語る暇があるなら真面目に仕事して明日以降の食い扶持を少しずつ蓄えて行けば--」
「会社の悪口やお金の話ばかりするような奴等と我慢して仕事しろって……俺はな、あんたみたいに割り切った大人じゃねえんだよ!」
「A、お前は大人じゃない。ちょっと穴があれば食らい付く犬のような子供だ!」
「何だって……言わせておけば--」
「コラ……君達、静粛に!」
 司会のΦに注意を受ける俺とBさん。
「ふう、では次に挙手する人……えっと君は?」
 挙手したのは意外な事にJか。
「マネーバスターズのJです。お金というのはですね、汗水垂らして働いた大切な大切な宝物です」
 これに反論するのは……Kか。
「それ何か違うよ。あのねあのね、あたしから言わせると--」
「君、所属と名前を先に言いなさい!」
「ええー、めんどくさーい」
 ぶん殴って良いか……と隣に立つC´に聞く。すると--
「こら、AとC´……私語を慎みなさい!」
「わかりました」
「ここは学校の授業みたいだな、A」
 如何やら司会に隙は見当たらない、か。まあそれも良いけどな。
「はいはーい、えっとあたしはチームタックスフォース何とかのKっていうの」
「チームタスクフォースよ、K」
「あ、ありがとね……お姉ちゃん」
 妹だったのか……いや、顔が似てないから多分親分子分の関係か? それよりも話の方が先だ。
「汗水垂らしてえ? でもでも働いたら負けって言うじゃないの、だってえ普通に働くよりも生活保護の方が美味しいしー」
「恐喝するような人は言う事が違いますね」
「ああ、ゲロの分際であたしに逆らう気?」
「ゲロじゃありません。Jです」
「あ、ハイハイ……ゲロのJだね」
「全くKさんは--」
「二人共静粛に!」
 だが、現役女子高生二人の場合は注意されても直ぐに従わない。寧ろ、余計に熱した為にここは--
「J……担任に言い付けるわよ!」
「K……貴方のお母さんに『エスカフローネ(※)』の全巻全て燃やして貰うわよ!」
「わ、わかりました」
「う、ううう!」
 Dは担任に連絡を、Fは大事な漫画全巻を……違いはあれど、二人共根は同じか。
「オホン、では他に挙手する人……はい!」
「お金とは本来ならばブラック企業の跋扈を防いでしかるべきだと俺は考える--」
「君、所属と名前を!」
「あ、俺はマネーバスターズのC´だ。もう一度言う。お金のせいであいつみたいな」Eを指名したな。「人の心を持たずに俺の弟を自殺に追い込むような人間を出さないようにすべきでしょうが!」
 これには反論する為に挙手するE。
「チームタスクフォースのEと申します。C´という男は失礼にも私の事を人の心を持たない人殺し呼ばわりしました。それはこの場でj否定しますよ!」
「ああ、人殺しだろうが……実際に--」
「C´さん、静粛に!」
 司会に隙が無い!
「オホン、えっと話ですね。身の潔白を証明する為に長話に付き合って貰いますよ。先ずはお金のせいでこのEが彼の弟であるC君を自殺に追い込んだ。確かにCは私の部下だった男です。自殺したのも事実だし、彼の言うように追い込んだのも事実かも知れませんね。ですが、これだけは言わせて貰いますよ」身を乗り出すように宣言する。「会社員という人間は例え上司からの無茶でもなんとか達成しようと躍起なのだぞ。一々人間性を尊重出来るなんて虫が良い話はない。誰であろうとも達成できないという恐怖に晒され、時には酷い言葉を浴びせて当然だと私は考えております!」
「綺麗事を。そうしてCの自殺を心の弱さのせいにする気だな……何処までも虫唾の走る屑だな!」
「黙れ、私を殺そうとした奴め!」
「何だと、本当に--」
「静粛に!」
 身を乗り出しそうなC´の所に体を乗り出して止める司会のφ。大変だなあ、司会を任されるこの人も。
「ふう、意見を述べる度に喧嘩事なんて……大丈夫か?」
「あ、そろそろ三十七分経過するわ」
「最初の議題への答えも最後に成るのね」
「フム……では最後に挙手する人」
 最後は……SSさんか。
「マネーバスターズのSSだ。お金の概要を簡単に説明するとまああれだ。国内で使われるお金……この国では日本銀行券は何故千円、五千円、一万円だと当り前に思うか? それはだな、日本銀行に信用があるからだと思えば良い」
 これは反論の挙手か……この胡散臭いπが?
「実はですね、日本銀行は我々日本人にそれがお金だ戸惑わせる催眠術を掛けておりましてね」
「ほお、それはそれは随分と突飛な説を。聞きたいねえ」
 また口喧嘩が始まるのか……と俺を含めて誰もがそう思った。
「実はですね。千円札、五千円札、一万円札が記されるように価値があると思い込ませる催眠術とは即ちそれ以外がどれだけ一万円、五千円、千円と主張しても誰も信じないように偽造防止を施し、更には一万円札なのに十万或は百万以上もコストを掛けて宣伝し、しかも作るのに一万円以上かかりそうな一円玉、五円玉、十円玉、五十円玉、それに百円玉、五百円玉を大量製造するのだよ。何と偽造防止に数十万もお金を掛けて少しずつ我々日本国民に催眠術を浸透させる為にな」
 いや、そんなの当り前の話だろうが……って、もう三分過ぎたな。
「ではそろそろ次の議題に入る時間です。何かこの反論に思う所はありますか、SSさん」
「いや、実に素晴らしいな。その通りだよ。そうでなくては日本銀行券はとっくの昔に外資の餌食と成っていた所だよ!」
「流石は話のわかるSSさんですなあ」
 付いていけないな、この二人には。という訳でテーマ二に移る……


 ※ 実在の書物等は別名で記す。

 という訳で『お金様』をお届けしました。ここで本音を語るとこれ書く時に如何しても「これ思い付かないだろうな、大丈夫かな?」と弱気に成ったな。だが、実際に書くと意外と双方のキャラがそれぞれの意見を言い合って一応の議論が正立する形に成ったな。まあ今はまだ一対一でやるからそこまで目新しい物ではないけどね。

 という訳で今回はここまで。FC2小説の方は今日は手が付けられない気がする。何しろ、自分は好不調の波が激しい性分なので。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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