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試作品 お金様 再び書くだけ書く試作品(0/5)

 如何もdarkvernuです。
 今回も短く終わり、午後から一兆年の夜を始めるとしましょうか。

 セミナー当日の朝八時十五分……早速俺は大手スーパーデー一階にある男子トイレにてBさんと再会。
「Bさんか。お早う御座います」
「お早う、A。いい加減に幻想から覚める事だな」
「俺はお金に従うのが嫌なのだよ!」
「それが我儘だと言う。お金なくして人間は何を糧に生活する!」
「フウ……それ以上はセミナー会場にてぶつけて下さい」
「だな……ところで聞きたい事がある」
「何か?」
「如何して従業員用トイレを使わない?」
「従業員でもない俺が勝手に使うのは気が引ける物ですよ」
「相変わらずだな。そうゆう所は嫌いじゃなかったのに……じゃあセミナー会場で喉の調子を良くしとけよ!」
「そちらこそ」
 そう言いながらも用を済ませ、一緒に手洗いし、順番に乾燥機にしっかり水を飛ばした後にそれぞれの控室に戻ってゆく俺達。俺の場合はアーカム本部(秘密基地の隠語)であるデーの地下甲階にあるDの個室へと戻る。そこには勤務態度が真面目なLが挨拶する。挨拶するので俺も挨拶で返す。
「いやあ、お早いですね……Aさん」
「止めて下さい、貴方よりも年下ですよ」
「それでも僕に比べるとまだまだ若い上に行動力がお有りで……羨ましい限りです」
「褒められるとどう対応すれば良いのかに困るな」
 Lさんは謙虚過ぎるのが玉に瑕だよな。そうゆう奴を前の会社で良く知っている。そうゆう奴は嫌味な上司に虐められやすい。その上に失敗する度に叱られ、叱られるせいで更に失敗しやすく成りまた叱られ……と前に秘書へのパワハラで問題を起こした愛知子遊馬元衆議院議員みたいな事に成るからな。だからこそ彼を支える上でも俺が何とかしなくてはな。
 と俺がLさんを心配しているとノックする音が聞こえ、俺とLさんが息を合わせて了承すると扉を開くと同時に元気な声で「お早うございマアアアアス!」と二人の耳に嫌と言うほど届く!
「お早う御座います、Jさん」
「お早う、J。今日は気合が入ってるね」
「はい、お金様を打倒する為に朝はカレーライス五杯食べて来ました!」
「五杯だと!」
「元気、ですね」
「流石に五杯目は思わずお茶に手を付けましたよ……つ、辛かった!」
 本当にフードファイターに成る気だな。まあ食べる事は即ち幸せであるからな。それにしても朝から五杯分以上も炊くなんてJの良心は一体何もだろうか……と考え始めると同時に次のノックが響く。三人同時に了承すると出て来るのはDさん。
「お早う……速いわね。ふあああああ」
「お早う御座います、Dさん。欠伸してますけど、大丈夫ですか?」
「遅れそうだったから早めに来て生真面目なA君やLさんよりも早く鍵を開けてからセミナーの準備をしていたわよ……但し、Fの顔を見たら」
「見たら?」
「俄然、欠伸がすっ飛んで来るわね!」
 Dはやる気か……俺達三人はそう思った。しかもDの闘争本能に火を点けたのは依りにも依って元上司のFという存在。チームタスクフォースの生みの親でもあり、後塵を拝す原因。ここでも負け犬を演じるのは誇り上許せる物ではない。そんな訳で彼女は眠気が吹っ飛んだと声を荒げる……さっき欠伸したのはカウントしないのか?
「騒がしいなあ、君達は意気込みを語る前に台本作成が頭にないのかね?」
「コラ、お爺さん。部屋に入る時はノックするのが常識--」
「いえいえ、お気遣いなく……ハハハ、そうですわね。ですが御安心を。こちらに付け焼刃ではありますが、台本を用意しました!」
 流石のDもSSさんの前では飼い犬のように大人しくなる。ホームレス姿なのにやはり伝説の大企業の元会長という肩書は本物だな。
 さて……午前八時三十八分。遅いな、C´さんは。時間に五月蠅いDは早速、スマホを--
「遅れて済まない……マルス様無双をやってて思いっ切り寝坊してしまって!」
「遅いですよ、C´さん!」
「マルスですか。おっと記憶の網が絡まって中々上手く思い出せませんな」
「随分と多芸なのですね、SSさんは」
 C´は御覧の通りSSに次いで二次元に詳しい。俺もある程度走るのだが、この二人程じゃない。
「そろそろ会場に向かうわよ。エレベーター成り、何なりと移動しながら台本を読んで頂戴!」
「この台本かあ。それはスマホかタブレットじゃないのだな」
「紙の台本じゃないと意味ないわよ」
「スライド出来ないですよ」
「君はわからないのかね? 紙の本を扱うからこそ人間は頭に文字を叩き込めるのですよ」
「それわかりますよ。僕も毎日新聞読む身ですから何となくですが、頭に入って来るのがわかります」
「一方で新聞も本も読まない層が二人、いえ三人……先人は今頃嘆いているわね」
 悪かったな、俺もC´さんもJも電子オタクで!

 午前八時五十五分……セミナー会場に集まる俺達マネーバスターズ。しかも俺達の前にチームタスクフォースの面々とも対面。
「あ、ゲロじゃん!」
「Kさんもチームタスクフォースだったの!」
「ほう、良くぞ逃げずにやって来たな」
「お前みたいな卑怯者とは違うぞ、E!」
「これはこれは君もチームタスクフォースに参加しますか、π君」
「まさか伝説のSSさんがマネーバスターズに参加しますか」
「あ、あのう宜しくお願いします」
「胸を張れよ、マネーバスターズの人。でないと相手が務まらない」
「まあトイレの中で会ったな」
「言わなくて良い、A!」
「今回も勝たせて貰うよ、D!」
「いいえ、今回は私の勝利は揺るぎがないわ!」
 一部を除いてそれぞれには因縁がある模様。そんな俺達を同じテーブル席に就かせるのは司会を務めるφ(ファイ)。そのテーブルには司会を務めるφを含めて全部で十三席。しかもマネーバスターズとチームタスクフォースが向かい合うように座らせる訳だな。
「こりゃあ議論スクラムを思い出す」
「確かシングが全問正解だったな」
「え、それ何?」
「何でしたら『HΘ社のハー1、2リロード及びゼツゼツガール、それとニューハービクトリーサードの一章までプレイ出来る』催眠術を如何ぞ」
「あ、其れやった事あるよ。何処が催眠術なの?」
「話を脱線しないで下さい!」
「全く最近の若い者はゲームの話ばかりする」
「いえ、その中には年を摂った方も含まれますよ」
「何とか成らないのか、A。纏まらなく成ったぞ」
「それは俺も同じですよ、Bさん」
「後四分という時に無駄話が始まるのよね、D」
「はあ、困った人たちなのは一緒ね……F先輩」
「そろそろ私語を慎んで下さい」
 因みにφさんは新興宗教が盛んな私立高校の国語科を担当していた元教諭。大丈夫なのか、アレな経歴を持つのが司会で!
 私語を慎む内に来場するたった三名のお客様。そして……九時零分と共に議論開始!


 という訳で『お金様』は良い所で終わります。基本、この作品では関係各社含めて別名で紹介するので田中や鈴木やジョンやロバートやアイリスやジェーンと言った名前のキャラクターは絶対に登場しません。それだけをお気を付け下さいな。

 ではでは今回はここまで。繰り返しますが、午後に一兆年の夜を始めるのでそれまで待って下さい。

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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