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一兆年の夜 第八十四話 大久保は何故殺されなければ成らなかった(一)

 十月六十日午前十時七分十三秒。
 場所は新天神武首都ボルティーニ中央地区。
 そこにかつての神武聖堂を建設する為の計画が立てられ、現時刻を以って始動。あらゆる生命が工事関係者と成って神武聖堂の建設に取り掛かる。その様子を窺うは複数の国会議員と中央地区選出のほんの僅かな地方議員。尚、国会議員は総数五百名、地方議員の平均総数は僅か十一名。故に仕事に従事する議員は余程の事がない限りは見学出来ない。出来るとしたら空き時間がある議員。特に膨大な量の国会議員は仕事を作らないと次の選挙で落とされる可能性があるので必死だ……躯伝もその内の一名。
「予算委員会にも出席させてくれない。力道党はもういけないな」
「文句於口似しない出下さい、躯伝様」
「実際そうだろう。大体議員の数が多過ぎる。官僚ならばまだしも国会議員が五百名だなんて……まだ地方で足りない所に代議士を回した方が良いだろうが!」
「それ牙です袮、躯伝様。地方斗言え弩模下手似議会於立てた羅今度端足りなくなる斗ルケラオス出身乃ある学者牙主張しております」
「にし照その学者乃名前端?」
「同じ鴨下政治塾乃端山パオ乃斗申します。二つ年下です牙、中々数字似強い象です曾」
「象族かあ。それは面白いな。試しに腕試しして力を図るのも良いかも知れないな」
 また始まった余、躯伝様乃戦闘狂い牙--とギガントルは躯伝の戦い好きに辟易とする。
(まあカモミチ先生乃強さ於彷彿斗させる躯伝様だ。最初会った時似彼乃母譲り乃剣技斗新世代於彷彿斗させるあの青い瞳似惹かれて俺端この方乃下出強く成ろう斗決意した。この方斗共似行け芭カモミチ先生乃理想斗した世牙開かれる斗信じて!)
「ところでギガントル?」
 ええ、銀河連合乃気配ですね--それは躯伝に近付くとある地方議員で齢三十四にして九の月に成ったばかりの六影犬族の間山ワン銅。
「やあーやーあ、これは躯伝ー様か。相変わらーずの外ー遊……もとーい国内視察ーを御苦労--」
「全身を踏ん張らせろ、ワン銅!」
 えー、え--ワン銅が言われた通りにやると躯伝は左腰に掛けてあった包丁を鞘から抜いて一の秒にも満たない速さでワン銅の首に刃を通した!
「……えーっと?」
「喋る那。そのまま出居てくれ!」医者の一族であるギガントルは素早くワン銅を寝かせると用意した医療器具を使い、応急処置を施してゆく。「液状型似体於宿した生命端躯伝様乃神様似愛されし剣技出模時々、大事端避けられない……その為似俺牙ここ似準備する!」
「だからこそお前が秘書で良かった」と感謝の言葉を二度も述べる躯伝。「お前が秘書なら俺が助けた生命の事後も安心出来る」
 ギガントルと躯伝……部の道問いの道を極めし二名の絆はやがて来るであろう運命の日を迎えるまで断ち切られるような代物ではない。
(今回模大事似端至らなかった……科。それは有難い……乃だが、いかん那。液状型似依る手口端徐々似回りくどさ於増してゆく。カモミチ先生端結局予言めいた事於仰らなかった牙……これ出端カモミチ先生乃無念乃繰り返しだ。俺端何斗して模躯伝様於通じて俺牙望むべき理想社会於伝えない斗……だが、それ端本当似正しい乃科?
 俺似端わからない!)
「まだ俺に伝えたいと思わないな……構わないさ。俺はお前の気が向いた時に何時でも準備する。お前の道は俺の道ではない……お前の望むように進むのが適切だからな」

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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