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試作品 迷探偵市子ちゃんの反抗期 需要ないのに続編とか有り得るかよ、試作品(5/5)

 如何もツインバードストライクはやっぱり極悪人排出テレビ局だと井上のクソ野郎の非人間的な発言を見て改めて理解する自分darkvernuです。
 では唐突だが、市子ちゃんを如何ぞ。

 ケース10 灘真陽流トラック破壊事件

 午前十時三十二分……突如として轟音が鳴り響く。又しても市子ちゃんはワゴン車から脱出して様子を確認すると金田一国道と杉下国道との分岐点にてトラックが炎上。トラックを運転していた人はその直前にUターンを仕掛けたバイク運転手と言い争いに成り、難を逃れた模様。
「あららー、早速道路の真ん中でテロ事件起きちゃったね」
「オイ、お嬢ちゃんよお。あんまり近付くと火傷するぜ!」
「そうだぞ、警察来るまで歩道に避難していろよ!」
「いやいや、黒田光秀の犯行に違いないわ!」
「はあ?」
「いや、何の話?」
「トラック炎上事件の話よ。きっと黒田が猫轢かれそうに成ったのを阻止する為に阿修羅と化して素手でトラックを壊したのよ!」
「いやいやいや、誰だよ」
「お嬢ちゃん、この時間帯は学校で授業受けてるんでしょう。だったらこんな所に居る場合じゃないべ」
「あ、そうだったわ。今私は誘拐されてる身だったわ。じゃあねえ」
 市子ちゃんはそのまま誘拐犯のワゴン車に乗ってゆく。
「誘拐……まあ兎も角として--」
「オイ、猫が横切ったぞ。ま、まさか本当に!」
 後に警察発表に依るとトラック炎上の犯人は鼠だった模様。恐らくはジェリーがトムに悪戯しようと試みて間違って起爆剤を齧ってしまい、爆発炎上したと見られる。とまあこんな感じで小さな事件は呆気ない幕閉じと成り、大きな事件は尚も続く……


 とまあ流石にふざけ過ぎたな。では今度こそ事件をするぞ。

 ケース11 ジュラル星人ハイジャック殺人事件

 タイトル名は物騒だが、この物語では殺人事件の類は一切起こらない。だが、警察官が市子ちゃん救出作戦に向かう時に異変が起こった。何と我藤以外の誘拐犯三人が全員気を失っていた。市子ちゃんに依ると突然、ネットサヨク十人が一斉に襲い掛かった模様。その内の九人が誘拐犯四人に圧倒された模様。勿論、重傷を負っただけで死んではいない。問題なのは最後の一人。何とこの一人が誘拐犯四人を気を失う程倒したそうだ。そして最後の一人は警官二人が駆け付けた時には既にワゴン車周囲に群がる野次馬七人の中に混じっていた。
「えっと今の時刻は午後零時二十一分だな」
「奴らが身代金を受け取りに来たのは午前十一時五十分なのだから犯行時刻は午前十一時四十五分から午後零時五分の間ですね、警部」
「それで市子ちゃん。犯人の素顔を見たかい?」
「御免、全員『奥田』と記された覆面被っていて今のされている九人しかわからないよ」
「九人全員は簡単な取り調べしたのか?」
「いや、まだですね」
「直ぐに取り掛かるぞ」
 九人に確認した結果、何と全員ネットサヨクの自称『ヤマシロ』に集められた見ず知らずである事が判明。集合する際に全員『奥田』と記された覆面を被って互いに01から10で呼び合っていたとの事。無論、覆面には『田』の中に識別出来るように数字が記されていた。それで区別がつきやすいようにして何も知らない九人は誘拐犯四人を襲撃し、力の差を見せ付けられるがままにのされてゆく。それが覆面集団『奥田』の概要。尚、その中には前の事件でお世話に成ったプロパガンダ市民の平和五月さんも居た。市子ちゃんは近付くなり、彼女に尋ねる。
「お金欲しくて襲撃犯に成ったの?」
「あいつらは『ヤマシロ』さんに依るとサイボーグの手先らしかったの。だから私は参加して打ち倒そうとしたのよ、九条の為に!」
「そして返り討ちに遭い、手錠を掛けられてる訳ね……旦那さんが可哀想よ」
「五月蠅いわね、年端のいかない中学生の癖に。サイボーグはモリカケ問題を隠して日本を戦争の出来る国にして北にミサイルを飛ばさせたのよ。その極悪非道と言ったら--」
「わかったからさっさとパトカーに乗れよ、電波おばさん!」
 市子ちゃんはこうゆう場合は容赦を知らない。余りの殺気に思わず青褪める平和さん。
「君もさっさと帰りなさい。現場検証の邪魔だからさ!」
「名探偵宮塚市子を知らないとはモグリのようね!」
「名探偵……金田一耕助の真似事は止めるのだ。この先は我々がその『ヤマシロ』を突き止めに入るのだから!」
「そのヤマシロヒロジが六人の中に居るのだったらこの私が警察の本格捜査が始まる前に突き止めれば良いのだからね!」
 と警部白田進士(しろた しんじ)さんと直属の部下である刑事の黒川美里(くろかわ みさと)さんの前で高らかに宣言。名前の割に男である黒川さんは市子ちゃんを退かそうとするが白田さんは長年の刑事の勘から彼女を容認。ここにベテラン及び若手の刑事と中学生迷探偵のトリオが結成された。
 何でまた警察が俺の所に来るんですか……今回みたいな犯罪に手を染めませんから--昔薬事法違反の罪で逮捕経験がある薬剤会の代表を務めるボウズこと笠沢敦(かさざわ あつし)さん。
 ポリめ、又俺を逮捕しに来たのかああ--身長約一ハイドにも満たないと思われるガッデム隊のリーダー格である活動家でネットサヨクの野間博治(のま ひろじ)さん。
 え、君って誘拐されたのに何で刑事さんと一緒に捜査してるの--と疑問を口にするのはたまたま戦う皇族さんと打ち合わせしに時間を潰していたオンザビートの代表取締役のペンネームワダ多忙さん。
 はあ、官房長官の記者会見に向かってる時に何取り調べしてるの--と若干不満そうな頭狂新聞社会部記者のペンネームイソコさん。
 これはこれは大変な事件に巻き込まれ、ましたね--と粘り気ある喋りを披露するのは三子赤明の友人で同じく経済評論家のペンネーム戦闘のプロさん。
 きっとこれもサイボーグの仕業に違いない--と陰謀論を口にするのは福沢諭吉大学の経済学部の教授を務める銀親負(かねおや まける)さん。
 また君か、いい加減にしてくれよな--前にお世話に成った自称金髪君。
「この中に十人目が居るというのか……だが、誰なのだ?」
「発言を聞いた所に依ると誰一人として怪しい事を言ってないように思えるがな」
「うーん、難しいわね」
「やっぱり君は帰った方が良いよ。後は僕達刑事が一生懸命懸けて--」
「別に犯人特定は難しくないのだけど……誰にしようか迷っちゃうのよ!」
 その探偵とは思えない事を口にする市子ちゃんを見て白田さんは自分の勘を少し疑い始める。
「あ、双六の結果……犯人わかったわ!」
「ま、まあ双六なら仕方ないな」
「警部、この子の推理を本気にする気ですか。如何考えても信用出来ませんから!」
「馬鹿野郎が、黒川!」と白田さんは部下を説教する。「子供の意見を無視すれば俺達は刑事以前に汚い大人の仲間入りだって気付かないのかああ!」
「ハ……そうでありました。刑事である以上に僕達は大の大人……子供の意見の一つや二つくらい聞かないなんて何と情けなくも悪い大人だったか!」
「そうだ。子供の意見に少しは耳を傾けてこそ刑事でもあり、俺達大人だろうが。思い出したか!」
「はい、初心を思い出しました。如何も有難う御座います!」
「ふふーん、良い刑事はドラマの中だけだと思ってたけど……リアルも捨て難いわね」
「ま、まあ……そろそろ君の推理ショーを見せてくれないか?」
「そうだね。では発表しましょう……真犯人、それは」市子ちゃんは自信満々に指差す。「何時もねちっこい戦闘のプロさん、貴方です!」
 何だってえ、あのお花畑共をおお--驚く笠沢さん。
 あの若頭が率いるあいつらまでこの人が--驚くワダ多忙さん。
 ええええ、まさかこの人が犯人--驚くイソコさん。
 まさか適当な事言ってんじゃないのか、この中学生探偵は--鼻から信用しない金髪君。
 何、サイボーグの仕業じゃないのか--何でもサイボーグのせいだと思っていた銀親さん。
 てっきり俺を犯人にするかと思ったぞ--何か疚しい事がありそうな野間さん。
 ホホウ、是非とも推理をお聞かせ下さい--と他人事のように振る舞う戦闘のプロさん。
「それはね。何時もマスゴミ崩壊の手口やらパチンコパチスロ崩壊ニュースを丁寧に伝える戦闘のプロさんだよ。しかもコニシキ亡命に関するアンケートだって取ってしまう程の卓越した能力を鑑みればネットサヨクに化けてお花畑九人を呼び出す事くらいは容易よ。にしてもまさか戦闘のプロらしく格闘技まで精通していたなんて驚いたわ!」
「格闘技? 残念ながら……えっと誘拐犯四人でしたっけ? 彼らって刑事さん、肉体的に私みたいな人間でも倒せるでしょうか?」
「いや、無理だろう。幾ら素人九人とはいえ、並大抵の実力者でないと失神させる程の打撃は難しいですね」
「そうですか。残念ですが、アンケートを採ったり更には募集したりする事でしたら私でも可能でしょうが……流石に九人を返り討ちに合わせる四人を私一人で倒すのは無理がありますね」
「え、格闘技駄目なの?」
「ええ、経済議論だったら自信ありますけど……流石にプロレスは知りませんね」
 やっぱり市子ちゃんの推理は外れた。
「期待した僕が馬鹿でした」
「いや、真犯人わかったぞ!」ところが白田さんは市子ちゃんの迷推理から犯人に繋がる糸口を見出した。「たった一人だけ犯人でないと有り得ない事を口走ったぞ!」
「え、本当ですか!」
「何故ですか」そして犯人の前に立つ白田さん。「ペンネームワダ多忙さん!」
「え、俺!」
「え、この人が? この人だって根拠は何処にありましたか、警部?」
「それは誘拐犯についてだよ……ねえ、ワダ多忙さん?」
「俺がそれについて何を言ったのですか?」
「恍けても無駄ですよ。貴方は確かこんな事を言ってましたよね……『あの若頭が率いるあいつらまで』って」
「そ、それが如何したのですか?」
「いや、おかしいぞ。だって現場を見て下さいよ!」
 ワダ多忙さんの発言の不自然さ。それは野次馬達が誘拐犯四人の事を表面上でしかわからない事。そして誘拐事件の首謀者であるとある暴力団の若頭我藤については一切知らない。取り調べに於いても『奥田』については口にしても誰一人としてリーダーの我藤については知る由もない。何故なら我藤は身代金受け取り場所に向かい、そこで別の刑事達に依って挟み撃ちに遭ったのだから。じゃあ何故彼が『若頭』を口にしたのか? それは誘拐グループと繋がりがある事。そして一連の誘拐事件について知る人物である事。それだけでなく、タイミング良く誘拐犯達が乗るワゴン車を襲撃出来たのか……それら不自然な糸の先にこの事件の真相があるのだから!
「ウググ、俺が誘拐事件と誘拐犯襲撃事件の真犯人だって言いたいのか。証拠がないぞ。そもそも俺である証拠が!」
「まあ別動隊からの連絡を受ければあんたも自白せざる負えない状況に追い込まれる……がその前に自供して貰うぞ。『若頭』とやらは何処で口に出た?」
「グ、偶然だ。俺は複数の生放送チャンネルを持つ。三島一八君だけじゃなく、戦う皇族さんや更にはプロレスチャンネルやゲームチャンネルなど幅広い分野を担当する。そ、その中に--」
「放しを逸らすな。あんたが運営するチャンネルじゃなくて誘拐犯四人から如何やって『若頭』って言葉が出るのかを聞いてるのだ!」
「うううう、だが俺があの四人を倒したという証拠はないぞ」
「いや証拠出てるけどね……さっき話を逸らした際に」
「何、何処に証拠を提示した!」
「ああ、確か『--戦う皇族さんや更にはプロレスチャンネルやゲームチャンネル--』と言ったな」
「うぐうう、ううう!」
「特に『プロレスチャンネル』は重要だな。ひょっとしたらワダ多忙さん、あんたはプロレス経験がおありじゃないか?」
「うんうん、前に三島一八さんと仲良くプロレス談義してたわね」
「君は一体幾つだよ。本当に中学生か?」
「まあ何れにせよ、もうチェックメイト--」
「ここで俺が終わって堪るか!」
 何とワダ多忙さんは黒川さんを掴むと関林ばりのグランドスラムでノックダウンさせるじゃないか!
「ふえええ、実は強かったんだね!」
「幾ら愛国ビジネスでも資金面で限界があるのだよ。だが、同時に我藤君を負かしたという小学生探偵にも挑戦したかった。そんな公私混同の末に一連の誘拐事件と『奥田』襲撃事件を起こし、『ヤマシロ』を自称して起こしたんだよ」
「成程ね。だが、プロを舐めるなよ!」
「俺だって伝説のレスラーであるゴッチ二世からみっちり扱かれたのでな。ここで負ける気はしないな!」
 程なくして現役のベテラン警部と実は強かったオンザビートの社長との一騎打ちが始まった。一陣の風が流れる時……二人はガンマンの如く仕掛け、一瞬で決着!
「グオオオオ、俺が投げ飛ばされたああ!」
「ペンネームワダ多忙……複数の容疑で逮捕する!」
「うーん、誘拐事件楽しそうだから乗ってみると首謀者はまさかの三島一八と仲良く喋っていたワダ多忙さんだったなんてねえ」
「どんな人間も一皮剥けたら……こんな物だよ、小さな探偵さん。だから君も大人に成る時は俺みたいに成るなよ!」
「うん、わかったよ」
 こうして複雑に絡み合った誘拐事件は幕を閉じ、不登校を強いられた(?)市子ちゃんの中学生探偵四日目は幕を閉じた……


 うーん、長かったな。『迷探偵市子ちゃんの反抗期』のブログ公開版はここで幕引きとなります。エピローグや冒頭を読みたいという方は誠に残念ですが、商業用を二百五十円出して読んで下さい。こうゆう読者にお金を出させるのは余り好きじゃないからな、自分は。でも生活掛かると誰だってなりふり構わなくなるからな……今回最後の事件はそうゆう愛国活動の限界として纏わるお金に関する話だからな。実際の彼はそんな事はしないとは信じてはいますがね。只、結果として犯行の可能性があったという理由で無理矢理強キャラ設定にしてしまったからな。ボウズも背の小さすぎるあいつもイソコも戦闘のプロもキムコもマスコットの金髪君も無理があり過ぎるからな。だからウヨサヨパヨ関係なしに彼にしてしまった……申し訳ない。ここに謝罪する。

 という訳で今回はここまで。さあ、今週中に仕上げに掛からないとなあ!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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