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一兆年の夜 第八十一話 源内は玄白に嵌められたのか(結)

「どれだけ庇っい続けよっうとも生命ってのは一旦弱さを見せったらあらゆっる過去の偉業も全て庇っう材料に成らなっいのだよ。そうゆう訳で最後の話をしよっう。もうそろそろ俺も限界が近っい。ちゃんと背後に軍者を何名か用意してっるんだろっう。わかっるぞ、ハイラ白よ。俺はもう今回の話でもう、うう、もう限界だ。液状型は俺の意識さえ根こそぎ奪っい取っって来っる。ここらで最後の話をしよっうか。
 先ずは銀河連合を討伐すっる為には頭脳労働分野の俺が出来っる事はやはり肉体の差を埋めっる為の最新武装。それは更に光を収束させった熱を武器にすっる望遠砲。発射すれっば火は噴っき、銀河連合の皮膚を燃やっす。燃やっせば誰であろっうとも火傷に耐っえ切れっずに死んでしまっう。事実、火傷は血管を焼っき、神経を焼っく。特に神経を……いや、それは良っいか。兎に角、火炎望遠砲はあらゆっる武器の中で最新型で尚且っつ、熱対策としって一の時も冷却が可能な上質な氷を積んであっる。それに依っり同様の時間は連続使用が可能に成っる。これで俺はとあっる銀河連合の拠点を襲撃っしに行っった。たった一名だけで。これさえあっれば一の時は例っえ指揮官型でも何とか成っると……だが、それは甘い判断だった。余っりにも全能感に溺れってしまっった。俺はその拠点で自らの浅はかさを思い知らされっるとは思わなかっった。
 運命の日はやっって来った。戦っいは連続使用時間に比べったら大きっく下回っる五の分と十八の秒。そこで俺は思っい知らされった。百獣型や参謀型は接近さえしなけっれば何とか成っる、音の問題さえ配慮すっれば何とか成っる。他の銀河連合だって対策は整えっていった。指揮官型だってそっうだ。俺は奴の話を更に誇大にしって想定しったのだから抜かっる事は一切なっい。そこは今までみたいに机上の空論が先走らなっいように過去の経験を踏まえって対策を整えった。継戦時間が迫れっば戦略的な撤退だって考えった。頭脳労働者であっる以上は肉体労働者のよっうに感情の為っすがままに踏っみ出さなっいよっうにもしった。ところが俺は思っい知らされった。指揮官型が望遠砲を装着していった事を。その結果が短っい決着といっう事実。そして俺は生苦しっみを味わっう事と成っった。
 それから俺は四本足を切断されった状態で銀河連合に苦しっめ続けられった。いっそ死なせてくれっる方がどれだけ……ウググ、まだ抑えてくっれええい!
 ハアハア、俺は医者型に依っり様々な肉体改造を施されった。一つは投薬の実験。銀河連合は生命の脳の全てを引っき出そっうと様々な試っみをすっる。天同家の仙者の謎の解明に繋がっると踏んっだのか、それとも自分達を更に高っみへと上っり詰めったいのか……何れにしってもこの実験で俺は全身の肌がこんなにも見っるに堪えなっい物と成っった。次が外側の実験。何を付けっれば自分達は優れった存在に成っるのかを試したっんだろっう、そして俺はこのよっうに成っった。先っずは自分が作っった火炎望遠砲を体内に取っり付けってシュスッキが一名だけで居っる場所に向かっって奴の家ごと奴を焼っき死なせってしまっった。次に体内から物部刃が飛っび出っす機能を備っえ込まれってそれで待っち合わっせ場所で喜っびの表情を見せっていったメリッザルの全身に三十五ヶ所に物部刃を突っき刺しってあいつを死なせってしまっった。二名共、その死に顔は余っりにも俺の記憶に今でも出続けって俺に……ウオオオオオオ、銀河連合よ!
 何て事をしてくれったんだ。こうして俺は正常な状態で閉っじ込められっるよっうに打診しってこうしって死なせっる事も出来っずにハイラ白まで死なせよっうとここで残っりの火炎望遠砲を放とっうと試みっるのかああ、抑えっろおう、抑えっろおおう!
 ハアハア、まさか俺の代で穿山甲族はこんな末路を送っるとはな。これが最後だ。今から俺はこの建物を全て焼っき払っう。背後に備えっるお前らはハイラ白を引っき摺っってでもこの建物から立っち去っれ。俺の罪は俺が全て取っり払っう。これ以上銀河連合に俺の身体を良っいよっうに使わせっる訳にはゆかなっい。こうして話せっるだけでも奇跡に近っい。もう直っぐだ。もう直っぐ俺の肉体は動っき始めっる。俺の制御を離れって暴っれ回っる。俺はもっう、菅原セン内ではいられなっく、成っる。
 じゃあな、ハイラ白……俺のよっうに成っる、なよ!」
「待ってくれ、兄さん。そな責任なしな事を言わないでくれええい!
 まだまだ聞きたい事がある。こなの僕は認めない。兄さんがこうして話せるという事は即ちまだ兄さんには希望がある。まだ兄さんには全生命体の希望としての資格がある。だったら全生命体の為にも兄さんの類稀な頭脳が必要なだ。だからここで兄さんが果てる事は……って!
 放せ、まだ兄さんに聞きたい事や尋ねたい事があるだ。僕はまだ兄さんの本質に到達してないだ。止めてくれ、放してくれええ。兄さんを、兄さんを、兄さんをどうか助けてくれえええい!」

 ICイマジナリーセンチュリー二百十七年十月四十九日午後一時四十三分三十七秒。

 第八十一話 源内は玄白に嵌められたのか 完

 第八十二話 こうして大塩は英雄として祀り立てられた に続く……

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Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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