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一兆年の夜 第八十一話 源内は玄白に嵌められたのか(帰)

「最初に説明しったよな、ハイラ白よ。俺は最後の穿山甲族だって。俺が今までに好奇心旺盛に様々な物に着手出来ったのは最後の穿山甲族としての誇っりがあっったからだよ。只では絶えなっい。只ではこの世との別っれは惜しまなっい。そうして俺が始めった詩だってそうっだ。あれこそが俺の全てを決めったのかも知れなっいと今でも思えって仕方なっい訳だよ。俺はエリオット・ボルティーニの生き様に感銘を受けってしまっった。模倣だらけの人生の中で最後に己だけの独自性を見せ付けった。それが新天神武の首都と成っって今も生っき続けっる。エリオットは神の仲間入っりを果たしった。神とはそうゆっう物だと今では思えっる。神とは死しって仲間入っりを果たっすのではなっく、最終的には物の名前として受っけ継がれっる事を全生命体の常識に照らしって神と総称されっる。全生命体が物への畏敬の念を持っつのはその為だと今では思えっるな。だからこそ何かを編っみ出っす俺は楽しっくて楽しっくて仕方がなっい。死んっだ時、俺は永遠に神として名を遺せっるかも知れなっいと思っうと興奮せっずにはいられなっい。発電所だって何れは俺の名前として永遠に残っる。俺は神の一員として永遠に成っる。詩をやっって良かっったな。
 だが、銀河連合は許せなかっった。あの発電所を壊しって来やがっった。しかも同胞の身体を使っってな。その結果、動力開発の為に作っった発電所が無茶苦茶にさっれ、多っくの仕事仲間を大地に還しってしまっった。それで俺は怒っりの為っすがままに襲撃しった銀河連合の拠点を発見っし、単独で総攻撃を仕掛けった。しかも電動機を使っった望遠砲を持参しってな。そいつには大量の電気を備っえ、俺みたいな身体能力の持ち主でも使えっばそりゃあ十五体を相手にしよっうとも楽に制圧が出来った。これは凄っい発明だと思っったが、同時に使用すっると直っぐに壊れってしまっう脆っい物だとも感じった。どれだけ優れっていよっうとも熱には抗えなっい。強力な物は強力な熱に依って命を散らしってしまっう。使用しって直っぐに思っったのはそれだな。
 だが、拠点を急襲しって思っったのはそれだけじゃなっい。何となっくだが、銀河連合の死体から膨大な静電気のような物を感っじ取っった。その静電気発生場所は銀眼と呼ばれっし剥っき出しった外見の中で唯一剥き出さなっい部分さ。そこで俺は銀河連合と同じように食べ物にあり付っく生命へと堕ちてゆっく気がした。俺は恐らっく全生命体の中で初めって銀河連合の死体を動力にしよっうと踏っみ込んっだ訳さ。その結果、残っった電動機全てが壊れっる程の膨大な電力を観測出来った。それを見って俺は思っった。銀河連合を大量に倒しってそれを基に電力を獲得すっる事が出来れっば全生命体は更に発展すっるんじゃなっいかって。そして絵が浮かんっだ。
 前に話しったよな。傑作を銀河連合に無茶苦茶にすっるまでは絵本作家に成ろっうとしったのだってな。俺はその経験を基に壮大な計画書を紙に記しった。最初はここ鳳凰堂山の発電所を更に作っり、銀河連合の死体から得っる電力に耐えられっる電動機を大量生産すっる。次にその大量生産体制を構築すっる。、そんで大量生産体制を構築すっる為に新天神武にその計画書を叩っき込んっで熱弁を振るっう為の要員を設けっる。俺は計画を立てっるのは良っいが、それを説明すっるだけの口がなっいからな。だからそれが上手っい生命が必要と成っる訳だ。全員を納得させっると今度は聴衆の票を集めっる。やはり新天神武は民主主義の国だから国民の支持を得らっれなければ計画は進まなっい。当然、開発党に俺の息が掛かっった生命を立候補させって政策を推っし進めっる。次にやはり献金態勢を整えっる。お金がなけっば上手っく行かなっい。全っくここでも生きてゆっく内に必要のなっいお金が絡っむ訳だ。そうして金稼っぎの機構を作っり上げっる。最後はやはり銀河連合を大量に集めっる為の軍事力の確保さ。これこそ昨今の新天神武に必要な代物でこいつがなけれっば今の新天神武の発展もなっい訳だ。これがもしも成功しったのなら新天神武は大きっく発展しった事だろっう……俺の末路を見れっばそれは成功しなかっったと言えっる。
 何度も伝えって来ったように俺は理論が先走っって肝心の実践部分で躓っき易っい。ほら、絵に描いった餅ってあっるじゃなっいか……表現として。それと一緒さ。実践の段階で俺は計画の穴を幾っつか見付けっる訳だよ。それが発電所が壊されっていっるのでその修理に大量のお金が必要であっる事。次に俺には電動機以外に売っり出せっる代物が少なっい上に今じゃあ電動機は誰でも開発出来っる代物であっる事……とてもそれで利鞘を稼っぐのは難しっい。最後にやはり者出が足りなっい。これでは計画を推っし進めっるのは無理があっった。そこで俺は銀河連合を倒しって死体集っめに乗っり出っす事にしった。しかもそれを売っり付けっる事でどれだけの報酬が得られっるのか。今では銀河連合を倒っす事はお金稼っぎの一環として用いられった訳さ。何しろ全生命体の生活を脅かっす銀河連合さ。倒っし続けっる事への意義は大きっい。そうして俺は何時の間にか手段と目的を入っれ替っえ始っめ、やがては液状型に肉体の全てを乗っ取られってゆっく。
 最後は液状型に肉体を乗っ取られって、ここへ閉じ込められっるまでの経緯を説明しよっうかと思っうが、その前に休憩を取っる」
「何と言う事を。兄さんがそこまでに至るまでにまさかそうゆう心の隙を作ってしまうなんて。そなの全生命体の望むべき道として何と浅はかである事か。それでも僕は兄さんを信じる。兄さんがそんな生命である筈がない。それでも……ウウウ、それでも僕は。兄さんよ、兄さんよ。どうして兄さんは液状型に乗っ取られてしまっただあ!
 あれだけ遥か先を行く頭とそれをやってのける技術力と知識と知恵を持った兄さんがそんなに呆気なく液状型に乗っ取られるには何か理由がある筈だ。なあ、兄さんはどうやって簡単に液状型に体を乗っ取られてしまっただああ!
 僕は認めない。幾ら想像しても僕は兄さんが簡単に乗っ取られるような生命とは思えないだよ。なあ、頼むから僕が納得のいく説明をしてくれ。本当の事から大分逸れても良いから納得のいく説明をして欲しいだよ、兄さあああん!」

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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