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一兆年の夜 第八十一話 源内は玄白に嵌められたのか(返)

「電動機の開発に着手すっるには色々と足続っきがあっる。先ずは雷が俺の思っった通っりに光の一種なのかどうか。それをどうやって見極めっるか。これに尽きっる。これを証明すっる為に鉄の釘を凧と呼ばれっる物にくっつけって雨雲に飛ばっす。その際には雨雲は必ず黒雲でなっいといけなっい。普通の雨では雷は鳴らなっいし、落ちなっい。そう、電動機を開発すっる為の雷の調査の為に俺は最初に天気予報士と成っった。それは四の年も掛けって行われった。その間に静電気と雷は一致すっるのかどうかも調っべ上げった。実に命と隣り合わっせで一歩間違えれっば全身の電流を受けって命を落とっす程の危険な作業だった。そして俺は避雷針を飛ばっす過程で雲の成っり立っちを学っび、そして雲にも静電気があっる事を発見しった。
 あ、雷が光なのかどっうか? 命懸っけの作業で実に二回も意識を失っった。そして雷には熱が発生すっる事を燃えった凧を以って証明しった。そして二回も意識を失っう中で雷には電気が流れていっる事から静電気であっる事を身体で証明しった。もう二度とやりたくなっいという心があっるのに二回も意識を失っってもやってしまっう。これこそが戦士と呼ばれっる者が誰しも持っつ危険を楽しっむ心といっう訳か。死っぬかも知れなっい、けれども楽しっい……実に恐ろしっい心だ。恐怖の克服も一歩違っうと踏み込っみを誤っる訳か。ここが俺にとっての分岐点と成ってしまっった。二度も死っぬ目に遭ったせいで俺は更なっる危険に立ち向かおっうという無き謀っりに目覚めってしまっった。
 序に次の話に移っる前に電動機の試作品だっったな。最初はまだ雷が発生すっる日に避雷針を飛ばしって電気を拾っったな。だが、その電力が余っりにも膨大だっったので拾っうと共に収集機が機能不全に陥っる程だよ。そこで俺は膨大過ぎっるなら分けれっば良っいと思っった、一つが良くなっいなら二つ、二つが良くなっいなら四つ……気付っけば俺が何時も観測すっる鳳凰堂山は何時の間にか最初の発電所と成っってしまっった。雷を収集すっる事、七の年と八の月と六日目……そんな事だから暇を持って余っし、余さなっい為についついやっってしまっったな。当時はお金も必要だっったからそれを稼っぐ為に雷の性質を扱っった事業で得った知識は学者研究者共に売っり渡しってそれで得ったマンドロン紙幣と硬貨で鳳凰堂山の土地を自分の私有地にすっる。どうせ俺にとって金とは生きてゆっく上では足段であっって持ってっるだけじゃあ意味がなっいからな。そして電動機の試作品が完成。当時は雷から直接百基もの試作型電動機で電気を拾っったな。そうして雷の発生要因に静電気が関係すっる事を見付けって本格的な電動機の開発に着足すっる訳だ。
 それが二の年より前に完成しった電動機。取っ足を回っすだけで静電気を発生させっるのさ。どうやってその仕組みに行っき届いったかって? 衣服修復師の仕事をやっっただろっう。あの経験を基に服の中には静電気を発生させっる特殊な種類もあっる事を思い出しって衣服修復師の知り合いにお願っいしって着っると静電気を発生させやすっいのを寄越しって貰っった。その仕組みを発電所造営の暇に研究っし、それを応用しって電動機を作り上げった。こいつは生涯俺の自信作さ。そして俺に電気とは雷以外でも拾えっる事を教えってしまっった元さ。
 そんな訳で次に話っすのは電動機を発明しってから二の年もの間にこう成っっちまっった理由……ハイラ白や他の奴等が知りたがっる俺の真実をこれから話そっうか!」
「何故なんだ、兄さん。事情を聞けば聞く程に液状型に体を奪われてシュスッキとメリッザルを死なせるような生命には思えないじゃないか。貴方のような好奇心旺盛で誰よりも二ついや四つ先の知識や技術を編み出す生命がどうしてこんな風に成ってしまっただあああ!」

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Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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