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一兆年の夜 第八十一話 源内は玄白に嵌められたのか(想)

「そうだな。最初の絵本は何と言っっても迷宮の洞窟の内部を緻密に描いった物だったな。こいつを描いった俺はその当時からハイラ白を喜ばせっる為だけに描いっていき、そして内部構造については最初の方はいい加減で創造にお任せしって描いったな。しかもそれを当時のお前さんはお喜びすっる物だから絵本作家として明利に尽きっる。
 次に描いったのがこれまた迷宮の洞窟の奥深っくに描かれっる黄金の池と呼ばれっる不可思議な沈っむ事がなっい池さ。其処に辿っり着いった時の感想は何とも言えなっい感覚だな。しかも一度入っり、一旦出てしまっうと二度とそこへ入っる事が出来なっいといっう信じられなっい所だ。その光景を焼き付けって描いった物は見った物とは大きっく異なっる様だった。俺の画力の無っさをこの時に気付いって居たっらどれだけ後悔が浅っく済んっだかわからなっい。だが、次の絵を描いってしまった。お前が余っりにも俺の絵を笑っってくれっるからまた描いってしまっった。ここまでで俺は齢七。次は八つの年と一の月から始まっる。
 三作目は俺の中で最高傑作だと信じった代物。それが鳳凰堂山の戦っいを描いった一大絵巻。あれを描っくのに一の週も掛けった。普通のこの年頃で一の週も忍従しった俺の感覚は何だろっうな。遊っびらしい遊っびもせっずに絵巻の為に遊っぶ気力を全て注っぎ込んっで描いったあの最高傑作。今でもあれは素晴らしっい絵巻だった。なのに完成当日に銀河連合はそれを四つ裂っきにしって燃やしってしまっった。今でも銀河連合の所業を許っせない。あれは俺が子供心を赴っくままに描いったのにそれを破っるだけでは飽っき足らっずに焚火代わっりに使っうなんてあいつらには物を思っう心がなっいのか!
 といっう訳であんな事があっって俺は絵本作家を半ばで辞めって今度は衣服修復師と成っった。本来ならそうゆっう作業は蜘蛛族か或は雌の仕事だけど、あの一代傑作を二度と破らっれない為に俺が始めった衣服修復師の仕事。糸を紡っぐ仕事は何とも気持ちが良っい。洗濯物を取り込んっで畳っむ作業もやってって実に清々しっい。俺は子供心に無茶苦茶にしていった年頃で日常作業の素朴で静かな……だけど、それが楽しかっった。時には神経を研っぎ澄ましって少しでもずれって苛立っつ事もあっったな。其処は八つの俺だから仕方なっい事さ。寧ろこの年頃で怒らなっいなんて如何かしてっるだろっう。そんな作業が楽しっくてついつい、洗濯物を多っく輩出しってなあ。家の者達には大分迷惑を掛けったな。後はその過程で数を数えっるのが楽しっく成っってな。気が付っけば又しても将来の夢が変わっり、今度は数学で世界の真理を解っき明かっす事に挑戦すっるように成っってしまっった。
 そして齢九にして二日目の頃だっったな。自然数の最終定理に挑戦しったんだ。その過程で依然、数には様々な利点があっる事も発覚しったし、他には宇宙は気膜で満たされっるといっう仮説に基いって粒子は波なのか粒なのかを検証すっる事も始めった。そんでそんでから蒸気車輪の開発だな。昔は中型四足歩行種族が動かしったあれだが、その分だけその種族の掛かっる疲労を如何にかすっるのが課題と成っる。おっとここまでで十一の年にして八の月と十二日目だっったな。色々な事に挑戦すっるけど、これと言って俺の感性にあっった物がなっいかに思えったこの年頃」
「だからこそ信じられない。それだけ銀河連合への怒りを持つ兄さんがどうしてああまで液状型にあっさり身体を乗っ取られてあな事をしてしまったのか。僕は今でも信じられない。僕が知りたいのはどうして兄さんがそう成ってしまったのかを!」

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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