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試作品 ガムとサブリミナル

 如何もどっかの作家である大学教授が歴史的事実を知らずに北に金を渡せとかいう呟きを聞いてサヨク病患者があそこまで馬鹿な考えに陥る事に失望したdarkvernuであります。
 流石にあの悪ふざけな特別編ばかりやらずに作家として少しでも書いて研鑽せねば、せなばな。

『--ネットワークは今や新時代を迎えました。噛むだけでネット回線に繋がり、誰とでも連絡する事が可能と成りました。それがこの<ネットガム>。ネットガムはスタンダードなミント味の他にもアップル味、イチゴ味、マスカット味……と様々ですね。さあ、ネットワークの新時代に君もガムを噛んでみよう!
 さあ--』
 このコマーシャルが流れる傍で在日朝鮮人と思われる二十代後半の女性が一人……ビルから飛び降りた!

 舞台はある社会部に移す。そこではある新人記者が配属される。記者の名前は高梨孝美(たかなし たかみ)。流行に鈍感でこれといった夢も持たない平均にはやや遠い凡人。それでも彼は凡人なりに大学を卒業し、最近では平均年収は八桁を切って夢の職業じゃないとは言えどもそれでも高給取りで有名な新聞社の就職に成功。順風満帆な生活が約束される。その高梨の指導を担当するのは偏屈家でお金や出世よりもジャーナリズムを優先する新聞社一の変わり者である那須幸三(なす こうぞう)。四十九歳にして出世の芽はもうないベテラン平社員。
「那須さん、紹介するよ。彼が新人の高梨君だ!」
「た、高梨です。不束者ですが、宜しくお願いします!」
「へ……又、俺を見下す予定のヒヨッ子か」
「那須さん、余計ですよ」
「まあ良い、俺は出世に興味がない。が、ひよっこはそうはいかん。そうゆう訳だから短い間だが、宜しく!」
「こちらこそ宜しく、お、お願いします!」
 変わり者の那須と右も左もわからない新米の高梨。この二人はやがて陰謀に巻き込まれてゆく。それをこの二人は気付かない。気付かないからこそ二人は最初に向かったのは在日朝鮮人の飛び降り現場である。
 高梨はそこで死体を見て嗚咽。不器用な那須は照れ隠しにハンカチを出して優しさを見せる。
「ウウウウ、有難う、御座います、ウウウ」
「路上に吐かれては困る。現場検証の邪魔に繋がる」
「那須さん、は、慣れて、ますね」
「そりゃあそうだ。何でも俺は二十年前に起こったある新聞社の新米記者リンチ事件から死体を見慣れてる質だからな」
「聞いた事ありますよ。何でもあの記者はある事件を追っていたのに突如として撮影現場で発狂して最後には暴徒化した市民にタコ殴りされて死亡したというニュースですね。あのニュース程不可解な物はありません。でも不思議とですね、みんなはそうゆうニュースから離れていったのですね」
「ああ、あの事件はな……犠牲と成ったのは俺の大分年の離れた幼馴染だったんだ。何であいつは暴徒に殴り殺されなくちゃいけなかったのか?」
「そ、それは御気の毒に」
「おっと昔話は止めよう。今は目の前の事件を追うだけさ。ここ最近話題だろ、在日朝鮮人および中国人の自殺が相次いでるっていうニュースは?」
「ええ、何でも時の総理が新たな在日特権を発表して保守層が激怒したってニュースを聞きましたよ」
「そっちの話は先にする物じゃないって親に教わらなかったかあ!」
「ヒイイ、済みません!」
「まあ良い。その在日が時の総理の発表とほぼ同時期に自殺し始めたんだよ。最初は在日が住み辛い国に成り始めたせいで自殺が相次いでるのかと思ったがな……でもなあ、これまで一ヶ月も連続で起こるとすれば話は別だ。というか幾ら何でも起こり過ぎだ!」
「そ、そんなに?」
「ああ、一ヶ月連続だぞ。呑気な在日だってたくさん居て当然なのに如何ゆう訳か一件、三件、五件とほぼ倍々式に増えていくのさ。最近じゃあ八日目の十六件、九日目で三件まで激減して以降は一桁台で留まってるとは……言えどもこの数値は異常なペースだと思わないか?」
「そうは思わない--」
 あのう、済みませんね……クチャクチャ。そろそろ退いて貰えますかあ--ガムを噛む鑑識が二人を追い出す。
「近くの飲み屋で話の続きをしようぜ」
「わかりました。まさか奢りですか?」
「俺が奢るのか……俺、待遇悪かったんだけどなあ」
 高梨は気付かないが、那須は薄々気付き始める。どの死体にもガムを噛んだ形跡が見られる。それだけじゃなく、どの死体も自殺する十分前にテレビ或は動画共有サイトのあるコマーシャルを視聴した直後に異変を起こしている事を。
 だが、高梨は確信を持てない。何故ならガムとコマーシャルは如何関係するのか? 因果関係に繋がる手掛かりをまだ発見していない……


 という訳で『ガムとサブリミナル(仮)』をお送りしました。これはあの有名な世にも奇妙な物語のレオ森元と幹久アズマ主演のあるお話の勝手な続編。しかもサブリミナルだけじゃあ説明のつかないガムとの関連性。如何してガムを噛んだ人間はああまで組織側に偏るのか? この謎を自分なりに考察して試作品として送り出したまでさ。まあ続きは追々やるけど……ま、原典と同じくバッドエンドにするぞ。
 因みに政治的な意図がある訳ではない。あくまで物語としてそうゆう内容にした。だからこいつに嫌がらせするとかそうゆう意味で書いた訳じゃないので誤解しないように。あくまで原典をベースに自分なりの答えを見出すつもりだな……ま、自分が考案した設定を見せびらかすというゲスな狙いもあるけど(苦)。

 ま、そうゆう訳で試作品はここまで。しかしあのガムのコマーシャルは恐いよな。あの後の妙に明る過ぎるキャンペーンコマーシャルもより一層不気味さとホラーさに磨きを掛けるのだからな!

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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