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試作品 ドリーマーズアゲインよ、永遠に 手探りでお届けする駄作 (19/5)

 如何もようやくEPISODE3の全てを終えたのでそろそろEPISODE4に移りますね。
 こっちは字数の制限もあって短く終わるつもりだよ。

 カズマが目覚めるとそこには人だかりが。いや、明らかに異常だと感じるカズマ。何故なら手足が曲げられない。それもその筈、彼は十字架に縛り付けられ、松明を持った人間達にこれから火炙りの刑に処されようとしていた。これにはカズマも次のように猛抗議する。
「お前達は何をしている。どうして俺が処刑されなければ成らない。罪状は何だ。其れにここは何処だ。お前達は何者だ!」
 だが彼らに言葉は通じない。勿論、カズマには彼らの言葉はわからない。まるでここはバブルの塔を作って言葉を支離滅裂にされた世界その物、とカズマは考え始める。
 そんなカズマの前に更なる疑問が降り注ぐ。松明持った者達を払い抜けるように十字架に向かって歩を進める謎の金装束の男が一人。彼はカズマにもわかる言葉で話し始める。
「空しいな、人間。ここをあの世だと思うようなら考え直すが良い」
「わかる言葉だ。お、いや貴方は何者ですか?」
「俺は『友愛なるフレイラ』……友愛の火を操る者だ」
「何だって!」
 カズマは耳を疑った。彼の記憶では『友愛なるフレイラ』は金色成る九尾の狐の姿をし、更には全長五メートルもあった。なのに目の前のフレイラは他の人間と大差のない大きさと人間その物。カズマは困惑するだけ。しかもカズマの困惑とは裏腹にフレイラは今にもカズマの処刑を実行しようとする。どうして処刑を断行しようとするのか、をカズマが尋ねても聞く耳持たないかのように。
 そしてフレイラの両手は炎に包まれる。そこでカズマはそれがフレイラそのものであると認識し始める。どれだけ姿が変わろうとも火を操るのは人間は出来ない。そしてありにも人間にも姿を変えるあの『破壊の宴』も出来たようにフレイラにも出来ると考え始める。
 だが、それ以上考える猶予は残されていない。フレイラは容赦なく十字架の足下を覆う大量の藁に向けて火を灯す。しかもこんな事を呟いて。
「お前はあの時に破壊の宴に破壊されれば良かった。出なければ俺の友愛の炎で苦しみながら死ぬ事もなかっただろうになあ、ハハハハハ!」
 絶望が広がる中で燃える藁。其れに飛び移るように十字架も燃え始める。後は縛り付けるカズマの五体を焼くだけ。最早これまで……とその時、フレイラの胸元が貫かれる。
「な、まだ、まだ望むべき、姿に、なって、ない、という、の、に、ぃ……」
 風穴を開けられたフレイラは吐血しながら俯せに倒れ、二度と九尾の狐に成る事無く人間として果てた。フレイラを襲った謎の光は周囲の奇怪な言葉で話す人間にも降り注ぎ、やがてそれを放つ主は音速に近い速度でカズマに仕掛けられた枷を外して抱えながらその場から避難する。避難中にカズマは謎の人物に尋ねる。
「た、助かった。そ、それよりも貴方は一体何者ですか?」
「俺は『折笠宗光』……お前は睦海が大切にする男だと聞いて救出した」
「おりがさ……むねみつ?」
 二人はこの歪な異世界にて初めて出会い、初めての会話を交わした……


 ではでは飛ばしていくよ。まだまだ筆を慣らしてないからね。

 カズマを助けた宗光は処刑場から北に位置する廃村。その西側にある建付けの悪いマンホールにカズマを案内させる宗光。その立て付けの悪いマンホールは指紋認証で開く仕様。その為、やり方を知らない人間は絶対に開ける事が出来ない。
 さて、宗光に案内されると一分十二秒後にILDKよりも狭い部屋に着く。其処には待ち人が居て、男はどうやら宗光と同じように日本人。早速宗光とその日本人は自己紹介を始める。
「俺は折笠宗光……現在君みたいな無教徒を虐殺して回るカルト集団『ソロモンの悪魔』を倒す為にここに『アドヴァンスドヒューマン』として活動を続ける者だ」
「私は『西園寺私望(さいおんじ わたもち)』と言う。まあ西園寺公望の子孫、らしいんだな」
「らしい……つまり背乗りの可能性は否定出来ないのですね」
「それを言ったら溜まった物じゃない……だが、宗光と同じように私も七人居る『アドヴァンスドヒューマン』の一人なのは紛れもない真実さ」
「良くわかった。あの言葉のわからない連中が『ソロモンの悪魔』である事はわかった。でもわからない事がある。ここは地球なのか!」
 この疑問に答えるのは私望。彼は次のように説明。
 先ず、地球なのは事実。但し、カズマの知っている歴史を辿らない理論でしか証明されない並行世界。しかも私望達の口振りからしてここはカズマが『ドリーマーズ・アゲン』で眠ってから凡そ二千年後の並行世界。世界秩序は日本で言うブーメラン党が政権を握り、最初の政権で外国人参政権法案と人権擁護法案の可決に依って名実共に日本が終わってから急速に台頭した世界的カルト宗教『ソロモンの悪魔』。彼らは国を持たず、信者達に七十二柱と同じような悪行を強いるように教義。その結果は世界は混沌と化し、人間文明は終わりを迎える。だが、全てが終わった訳ではない。彼らに対抗する為に宗光、そして私望ら日本が誇る『アドヴァンスドヒューマン』七人が世界各地で悪魔対峙に明け暮れてゆく。だが、そんな人外の戦闘力を誇る『アドヴァンスドヒューマン』にも限界は訪れる。それが時空王グランドマスター……つまり田淵仙一との戦いで七人居た彼らも今では宗光と私望だけと成った。何故田淵が彼らを襲撃したのかは不明。だが、カズマは直感する--あのような自分勝手な思想からして気に入らないという理由だけで滅ぼしたんだろう--という結論に至る。巨悪に一々理由を求めるのは愚の骨頂であろう。
 さて、大体の話は終わった。これについてカズマはある二人について尋ねる。すると彼らは意外な事を口にする。
「夢叶昨夜、それにオットー・ハイドリットこと灰原乙史……か。さて、名前は聞くがどんな人間だったのか思い当たらない」
「まさか……これが宴の齎す破壊なのか!」
「宴……まさか『破壊の宴』の事を指すのか!」
 胸座を掴む宗光。その表情はまるで何かに必死な様子。そこでカズマは今までの事を二人に話す。すると二人二様の反応を見せる。
「そうか、グランドマスターはその昨夜という者と契約を交わしていた訳か。全くとんでもない悪魔だ。
 それに……だとすればこの記憶も納得がいくな。夢叶昨夜と灰原乙史、それとロシア人のイワノフ・セギノルフとはウォッカを飲み交わす仲だったが……なのにイワノフの姿が映らないのはやはり宴の破壊は記憶の仲間で侵食するようだな!」
「関係ない。俺は奴を倒す為に『アドヴァンスドヒューマン』に改造された。『ガリアス・ゲドル』と言うカルバニストの力を借りてまでも力を求めた。まさか睦海の愛した君が……だとするなら俺達はようやく『あれ』を起動させられるぞ!」
「ちょっと待って……『あれ』って!」
 カズマの質問に対して私望はこう答える……「ゲドル博士と睦海君が作り上げた全ての未来を過去のモノへと誘う禁断の兵器……その名も『パラレルワール』。はっきり言って『ソロモンの悪魔』よりも悪魔染みた兵器さ」


 という訳で『ドリーマーズアゲインよ、永遠に』をお届けしました。残り1/4なので一気に今までの伏線を回収しに行ってるぜ。それでも回収出来ない伏線は絶対回収しないけどね。例えばガインとかガインとかガインとか……それは『アズナーの戦士』でも読め。一応は其れと関連付けるように進化蟻や進化人出してるからな。そうゆう意味じゃあイワノフはネクスタントヒューマンだな。最も其方の世界とは概念が大きく違うけどね。

 さあ今日はここまで。今度は点線のみをリンクで繋げて誤魔化そうかな?

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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