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雑文特別編 一兆年の夜外伝 第異話 第異話から第五十三話へ(後篇)

 どうも休み気分できっと何もやってないと思われた貴方……うん、その通りだよ。何もやらない時は何もやらないdarkvernuで御座います。
 さて、完結篇と行きましょうか……まあ外伝は本編が続く限りまだまだ続きますが。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百六十八年一月四日午前十二時零分零秒。

 場所は新天神武首都ボルティーニ中央地区旧神武聖堂。
(遠い先祖星央(ほしお)、そしてその星央の弟にして古式神武の初代象徴を務めた恵弥(めぐみ)の父で在らせられる八弥(やつみ)とそして八弥の弟にして三国分領宣言を唱えた新天神武初代最高官にして十二代目仙者で在らせられる七(なな)様……あたいはここで最後の戦いに臨む為に戻って参りました)
 齢十一に成ったばかりの神武人族の少女は年頃の人族の雌とは思えない程の成人体型一とコンマ零と一にも成る長身にて立ち入りが認められない旧神武聖堂の天同七の間に潜入していた。彼女は母譲りの恐い物知らずの気性と年齢に見合わない喋りが特徴。その気性で重要な地位にも拘らず、新天神武まで足を運んで先祖が祀られてると思われる場所に踏み込む。それは時として多くの者達に迷惑を掛ける事を知ってか知らずか……兎に角、恐い物なしだった。
「何だ、誰か居るかと思ったら……大きいお姉ちゃんが一名で何してるの?」
 そこに現れたのは齢四にして十一の月と五日目に成る神武人族の子供もまた怖いもの知らずの如く、枠から体を入れて俯せの状態で落下。幸い、その子供は身体能力の高い父親に依って訓練を受けている為に上手く両手で受け流して鼻を強打する事なく顔を上げる事が出来た。
「危ない子ね。しかも訛りは人族特有だから……君は人族の子供ね」
「お姉ちゃんも人族じゃないの?」
「そうだけど、あたいは人族でも特別な人族だよ」
 特別--子供は首を右に曲げて尋ねる。
「疑問に思うなら答えてあげるよ。あたいは真正神武最後の仙者にして最も美しい雌なのよ」
「意味がわかんない」
「うーん、君の年齢は?」
「四つ」
「七つしか歳が変わらないわね……なのに大きい」
 えっとこれの--戦い以外の知識がからっきしである子供は下の服をずり降ろそうとする。
「よ、良くないから止めなさい!」慌てて駆け付けてそれを止める少女。「はあああ、幾ら四つでもあたいだって乙女なんだからね」
「ねえ、乙女って何?」
「それは--」
「ここニ居たぞ!」
「見つけたス!」
 そこへカンガルー族の青年と蟷螂族の老年が双方を取り押さえて連れて帰ろうと試みるのである。
「いけないわ、要らん時に!」
「あああ、マンモルトが……まだ時間が欲しいのに!」
「あなた様は重要な御方なのでス!」
「もう直ぐ御父上ガ怒鳴り込みニ来ますよ、斬弥(きるみ)様!」
 そうして二名は連れて帰られてゆく。それが今年……だが、再会までそれほど年月は掛からない。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百六十九年一月五日午後零時十五分二秒。

 同じ場所にて又しても彼女は居た。齢十五にして一日目で。
(結局あの子の名前が『きるみ』しか判明しなかったわ。あの子には色々教育したかったけど、それはカンガルー族のマンモルトって生命に任せるしかないわね。まあ真正神武が無事であったら良いけど)
 少女は今も銀河連合の猛攻が激しい真正神武を憂い、今年で最後に訪れると決めた--いや、少し遅い成者式をここで済まそうと決めてわざわざ一週間も掛けて足を運んだのであった。
 あ、やっぱり居た--そこに齢八にして十一の月と六日目に成る神武人族の子供が四の年より前と同じように入った。
「相変わらずそれしか出来ないのね、君」
「良くなかったな、これしか取り柄なくて」
「それよりもこんにちわ」
 ああ、こんにちわ--子供は挨拶した。
「ところで君の名前はきるみだったね」
「あれ、どうして知ってんの?」
「四の年より前に名前を聞いたから」
「ああ、俺は斬弥(きるみ)だよ。字は銀河連合を『斬る』と先祖のえっと八何たらの下の字の『弥』だよ。それを合わせて『斬弥』だよ」
 ふーん……ああ、そうゆう事ね--意外にも博識な少女は字を理解した。
「斬弥……斬弥ね。わかったわ、斬弥君」
「いやああ」左横顔を見せて頬を赤らめる斬弥。「お姉ちゃんに言われると俺は恥ずかしく成るなあ」
「じゃあ次はそのお姉ちゃんの--」
 またここに来られていましたかス--蟷螂族の中年は場の空気を読まずに割り込んで来た。
「またジンデント! 今、自己紹介して--」
「る場合じゃないス! あなた様が居ない間に銀河連合は猛攻撃を始めてるんですよス!」
「えっとお姉ちゃんの名前は何て--」
「拙いゾ、斬弥!」そこに四の年より前に付き者だったカンガルー族の第二子である少年が斬弥を連れ戻しにやって来た。「親父さんノ者ガやって来た……時間切れッテ奴さ」
 もうこんな時に--斬弥はカンガルー族の少年に担がれる事で聞きそびれた。
(もう会えないわ。今は一大事だし、今度こそもうないわ!)
 二名はこれが最後だと思ったが……それからまた四の年が流れる。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百六十九年一月六日午後五時三十分三十秒。

 やはり同じ場所にて齢十九にして二日目に成る少女は先祖にお祈りを捧げていた。
(今年も大丈夫だよね? あたい達はここで待ち合わせるんだから。四の年に一度はここでお祈りを捧げて先祖に感謝をしておかないと良くないよね?)
 彼女は年齢が変わろうともその気性と変わらない喋りは健在であった。他者に迷惑を掛ける所まで変わらずに。
 やっぱり居たね、お姉ちゃん--とそこに齢十二にして十一の月と七日目に成る少年が綺麗な着地をして入って来た。
「あら、僅かな年月で上手く成ったわね」
「ここはこんにちわだろう」
「ええ、こんにちわ……斬弥君」
「お姉ちゃん……随分綺麗になったね」
「そりゃあそうでしょう。だってあたいは天同--」
 とそこにこれまでよりも早く蟷螂族の中年は駆け込んで来た--名乗る暇さえ与えない程に早く!
「やはりここでしたかス、七弓(なゆみ)様!」
「え、てんどう? 今、お姉ちゃんはてんどうって名乗ったの?」
「ええ、そうだけど!」
「俺も--」
 だが、斬弥は名乗る暇さえ与えない程に駆け付けたカンガルー族の少年に依って四の年より前と同じように担がれた!
「斬弥様! 時間ガ切れました。直ぐニお戻り成りましょう!」
「待ってくれ、マルータ! せめてお姉ちゃんの名前だけでも--」
「それはお互い無理でしょうねス。そこの者が重要な位置に居る事は既に知ってましたよス」
「ソウダナ、蟷螂族ノ者よ。まあ会えタラ飲みニ行こうか」
 出来ればス、だなス--蟷螂族の中年は己の寿命がもう直ぐ尽きかけてる事に気付いてそう口にした。
「せ、せめて名前を!」
「あたいは七弓(なゆみ)! 『七』と『弓』を足して七弓! 覚えていてね、斬弥くううん!」
「ああ、覚えておくよおおおお--」
 二名はそれで再会を誓った!
(四の年より後にまた会いましょう、斬弥君!)

 IC(イマジナリーセンチュリー)百七十年一月二十一日午後十一時二分十秒。

 同じ場所にて齢十六にして十一の月と二十二日目に成る神武人族の少年は齢十五にして二日目に成るルギアスカンガルー族の少年を連れて七弓と出会った場所である天同七の間にて待っていた。
「怒られますヨ、太山様ニ」
「たったの一回だけだ。ここで先祖に感謝をすると共に七弓と再会するんだよ。するんだよ」
「でも日ガ過ギタラ帰りますよ」
「それでも待てないか?」
 待ちマセンネ--カンガルー族の少年はそう言った。
「まさか……真正神武で何か起こったのか?」
「カモ知れませんね、もう帰ラレマショウ。太山様ノ雷ガマシナ内に」
 そうだな--二名は早朝の六時から空腹を我慢して待ったが……とうとう七弓は来なかった。そして二名は静かに立ち去った。
 真正神武で何があったのか? 何故七弓は来れなかったのか? その理由は真正神武が銀河連合に依って食われたからではない。七弓の母である弓葉(ゆみは)が想念の海に旅立ち、国葬及び最高官としての務めを果たす為に立ち寄れなかったのが原因だった。それから更に四の年……それは正に--

 ICイマジナリーセンチュリー百七十一年一月二十二日午前零時零分零秒にて始まる!

 第異話 完

 第風話 に続く……


 という訳で最後はブログの方のrudyをそのままにしてるのをいい加減直さなくちゃいけない自分ではあるが、最後の最後で本編が始まる事を示唆するような状態にして終わらせました。まあ始まると言っても最初はダレた状態で再開するので要注意。しかし不思議な気分だよな、今年最後で終わらす事が出来るってのもなあ。

 来年からは一旦、カウンターをリセットして新しく集計する。えっとカウンターは六百近くか。今年にしては随分と入ったと思う。これを来年からは目標千を突破しておかないとな。それでも一日当たり十に届くか届かないかってくらい過疎ってるからな。ブログだろうとFC2小説だろうとなあ。
 という訳で今日はここまで。明日から雑文をやっていくぞ。やっぱ時事ネタやらんと枯れてしまうからな……といってもサヨク共を小馬鹿にした事はほとんど掘り尽くした後だしなあ。駄目大人党の批判とかは必要だと思った時しか出来ないし、こちらもネタ不足で困ってる所だな。

雑文特別編 一兆年の夜外伝 第異話 第異話から第五十三話へ(中篇)

 どうも日曜は何時も休みと思ってて大体は遅く起きるのが普通に成って来たdarkvernuです。
 始める前に『格付けの旅』が土曜日に更新されましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<赤魔法の章>をクリック。
 という訳で今回も後日談と行きましょうか。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百六十八年一月三日午前八時零分一秒。

 場所は古式神武首都タイガーフェスティ県中央地区古式神武聖堂。
 そこで頭を抱えて悩む青年が一名廊下を歩く。齢二十九にして十一の月に成ったばかりのキュプロ栗鼠族の若き最高官。彼は今後導入されるであろう仙者を政治に参加させない制度の立役者として抜擢された哀れな青年。彼自身は能力がないと主張するも傍から見れば何でもこなす為に誰もが多数決によって彼を選んでしまった。実際には若き象徴不在中或は幼少で何もわからぬ身である彼の為にあらゆる事をこなし、徐々に古式神武の生命から多大な支持を受ける。受けるのは良いが、彼自身はそれが重荷と成る。
「ああ、どうしようん!」
 独り言科--そこに齢三十五にして十の月と九日目に成る神武鬼族の老年は声を掛ける。
「シデノスケさんか。この通り、俺は最高官を押し付けられて困ってるん」
「押し付け斗端いかん那。お前しかこの難局於潜れる者牙居なかったんだよ。それ於理解しろよ」
「確かに家を飛び出したヤマビコノ家の生命には似つかわしくないのは認めるん」
「余計那お世話だ。それより暇牙出来たんだろう?」
「斬弥(きるみ)様の捜索はなしだ」
「そっちじゃねえよ。抓み食い出模する科?」
「食糧事情は大変なんだよ。万が一にも銀河連合が襲ってきたらどうしようんもないじゃないか。実際には真正神武は仙者の血統が七弓様の時点で連続性が無くなった上にそれを見越してか奴らは一気阿世に襲い来るんと来たぞ」
「一気呵成端文章乃事似使う四字熟語じゃないんだな」
「一気に成し遂げるという意味で使うんならこれも正しい文章だと俺は思うんだ」と言った後、咳き込んだ栗鼠族の青年は言葉を続ける。「銀河連合は兎に角、真正神武を食らおうと必死だ」
「なあ、助け似行かない乃科?」
「無理だ。流れ星中の真正神武を助けようんと何度も兵を送ったが、まるで小出しするんように奴らは出て来るん為にあの地へ入った時には既に少数にまで減らされるん。俺は何度も軍にそう要望を伝えてるんだが、彼らには届かん。戦いでは支援するん際は全力を挙げるん物なのに!」
「古式神武乃守り於固めたいんだろうな。全く好きじゃないよな、ドリスデン」
 ああ--ドリスデン・メデリエーコフは現実が厳しい事に奥歯を噛み締める思いを表情に浮かべる。
 そんな二名の元に齢十八にして四日目に成る神武猿族の少年が四足歩行で走り込んで前宙返りするように滑り込んだ。
「廊下を走るんなといっただろうんが!」
「た、た、大変だああ! 見っつかりましたああ!」
「誰於見つけたんだ、ミチナカノゴンテルゾ!」
 き、き、斬弥様がああ--それを聞かれた二名は更に尋ねる事に!
 そして舞台は新天神武のある地域に移るのであった……


 という訳で次の土曜日で最終回と成ります。こちらも短くお届け致します。

 そうか、今日はガンダムだったな。例えあのチートモビルアーマーを倒しても代償として三日月さんは……だろうな。00の刹那とは別の意味で人間を辞めていく様を我々視聴者は見るというのか。まああっちは天使の吐く息を受け取って変革者と成ったのに対して三日月の場合は悪魔に魂を売り渡した代償として「俺がガンダムだ」に成るんだろうな。肉の器を持たなくなる日も近い。
 という訳で今日はここまで。カイエル家がセブンスターズに居ないのはきっとアグニカ・カイエルもガンダムに成ったんだろうな。他には子供を作る気がなかったという可能性もあるし。

雑文特別編 一兆年の夜外伝 第異話 第異話から第五十三話へ(前篇)

 どうも余計な物は出来るだけ早く済ませるdarkvernuです。
 始める前に『格付けの旅』の黒魔性の章03が日曜日中に終わり、赤魔法の章03が始まりましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<黒魔法の章>或は<赤魔法の章>をクリック。
 さて、来年に向けて徐々に速度を上げて行きますか。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百六十八年一月二日午前六時二分十六秒。

 場所は真正神武首都六影県中央地区真正神武聖堂。
 そこにある天同弓葉の間にて齢五十にして十一の月と七日目に成る神武人族の老婆は皺を深くして心配事を告げる。それを聞いた齢三十にして十一の月に成ったばかりのテネス鬼族の中年はある答えをする。
「確か似心配ですね。あの方は弓葉(ゆみは)様が四十過ぎに産み落とした子供だと聞きます」
「だからこそあの子には甘やかしてばっかりだよ。せめてこの国の最後を迎える前に何としてもあのような性格を直さないといけない時にまた脱け出して更に遠くまで行く気がして心配だよ」
「其例似して模お変わりありませんね、弓葉様」
「何か言ったか、ギデロシウス」
「はい。貴女様端何時似成られても言葉遣い似老い牙感じられません科羅」
 喧しいよ、ギデロシウス--皺が多くとも横顔を見せて太々しい表情に成るのは十より年より前から変わらない天同弓葉。
「だから来租あの方端貴女様乃性格於受け継い出おられます」
「お転婆娘という表現はしたくないけどね。まあ私の子供染みた性格を何時までも引き継いでしまいそうだな」
 其例端喜ばしい事出端ありません袮、弓葉様--ギデロシウス・ダッジャールは最高官に相応しい尊大な性格を求めている模様。
「けれども嫁に出せば何れは七貴の父の代から遡って星央のように礼儀正しくなるかもね。如何せん、真正神武の系列は何時の間にか伝承によると八弥のような性格に変わってしまった。迷惑行為も余り気にしないような、な」
「其例出模真っ直ぐ那所端星央様乃性格似依ります。其処似誇り於持って下さい」
「先ずは近年ここに降りかかる流れ星の問題をどうにかしておかないと--」
 た、た、た、大変だああ--齢二十一にして十二日目に成る雄略チーター族の青年は戸を強引に開けて駆けこんで来た!
「どうした、チータスタン・斎藤!」
 今度は五つもの流れ星が降って来ました--チータスタンと呼ばれる青年は報告する。
「五つ妥斗! 昨日より模二つ多い!」
「また出陣しないといけないな。はあ、老骨にどれだけ鞭を与えねば成らないか」
 弓葉は既に五十を過ぎて何時戦えなく成るかわからない状態であった。それでも彼女は戦わざる負えない。何故なら彼女は死んだ七貴と彼と交わる事で産んだ最愛の娘の為にも最後まで戦う使命にあった。


 という訳で後日談の前半部分が終了しました。明日から中盤部分に入りますね。

 さて、格付けの旅の黒魔法の章03の解説でもしましょう。この話ではかの有名なカルト宗教の連中と死闘を繰り広げるお話だったが、結局黒軽部やメガネの存在意義は何だったのかって聞きたいほどに存在してる意味がなかった。それと兄歯秀頼も突然、良く似たオリジナル(あの方をモデルにしてるけど)キャラに入れ替わって出した意味が見出せなくなったしな。まあ解説する部分は少ないけど、これにてかの有名な頭がパーンする連中との戦いは終わりました。多分、残党は登場するかも知れないのでお楽しみ。序にゴールデンマンゴンをあんな形で退場させたのは偏に恐かったから。自分もまた生身ですので倒された理由をそうする事で読者に納得させられたら……しないよな、あれじゃあ。最もあの呪いを緩和させて根幹を破壊しようとしてる勢力は既に宮内庁の……おや誰かがノックして来たなあ。誰だろう?
 という訳で謎の圧力に脅えて黒魔法の章03の解説を唐突に終わらせていただきます。

 タベルは今日も休みか。どうやら新年を繰り越さないとやらんかもな。後はジョジョ第四部が終わったか。これで視聴するアニメが一つ減った訳だ。え、喜ばしいように聞こえるって? だって自分は余計な物を抱えるのは好きじゃないから。まあ楽しめればそれで良いけど。それからゲームの方は……取り敢えずgジェネをヴィータでやりつつ、V3はPS4でやる。そして二月に入ったら自分自身が暇(性格にはニート生活逆戻りだが)に成ったら溜まってる物を少しでも減らして……いや、スパロボ最新作のせいでまた溜まるなあ。まだコンセプ2すらクリアしてない状況下では三月の新たな生活費稼ぎのアルバイトまでに間に合わんな。いや、間に合った試しはない。まあ小遣い稼ぎも良いけど、やっぱ働くというのは汗水たらして得た金の方が例え少なくとも価値あるからな……まあ一獲千金を味わえば地道な道に戻ろうと考えたくなくなるのもわかる気がする。それでもやっぱ自分としては楽して金稼ぐのは余りなあ。
 と偽善者の台詞を長々と述べたら今日はここまで。v3生き残り予想は新年最初の雑文のここらへんにて出すから待て……忘れてそうだが。

格付けの旅 一般市民街にて休息 クロスオーバーの光

 クロスオーバー……それは本来交わる事のない人と人、運命と運命が交差する時に発生する新鮮な出来事。それは何時何時で我々を魅了してやまない事柄である。
「冒頭から何を説明してるのだ、デュアンよ!」何と章が切り替わってるのに右村河内攻がデュアン達の前に居るではないか! 「俺は耳が聞こえるんだぞ! だからお前が何を言おうとしてるのか全部丸見えなんだよ!」
「オイ、二本足! ここは赤い方だよな? 本編だよな?」
「おかしいぞ。確か禁呪魔法の章じゃないと四つとも交わらないと作者は言ってた筈だ。つまりお前は何者だ? どうして黒い方に出て来た奴が堂々と赤い方に出て来れるんだ?」
「わからんか? 俺は元々赤い方の登場人物だったんだぞ! それが作者の気分次第で勝手に黒い方に出演したイレギュラーなんだぞ!」最早こいつらの会話は傍から聞いたら何を言ってるのかわからない。「だからこそ俺は……お前らの手ぶり一つであれこれとどれそれ出来るんだぞ!」
「オイ、何故お前は手振りとかほざいた?」知っててデュアンは右村河内攻を揺さ振る。「それ以前にお前が章を跨いで俺達の前に立ち塞がるのは何だ?」
 それは……アイゼンフラッシュ--右村河内の幻覚技が炸裂!
 その不意打ちを受けた事でデュアンとアルッパーは幻覚と踊り、そして--
「俺はノイズンからの要請でお前達を『一般市民街』へと連れてゆくようにしたぞ」

































 一般市民街……それは一般市民の一般市民による一般市民の為の独立国家。故に一般市民以外がこの町に立ち入る事は即ち攻撃しても良いという合図だった。
「って解説してる場合じゃなかったな!」
「何故お前達は俺に攻撃するんだああ!」
 デュアンとアルッパーは一般鯨二頭の襲撃を受ける。そう、突然転移した先は一般市民街だった!
「俺だ! 鯨だ! 俺達の言葉で伝えてるのに何故攻撃するのだああ!」
「無駄だ、アルッパー! ここは一般市民街だ! 俺達は異邦者として奴らに攻撃される運命にあるぞ」
「そんな運命があるか! こう成ったら俺の唄を聞けええ!」
 だが、アルッパーは音痴だった--その酷過ぎる歌声は一般鯨二頭だけでなく、デュアンすらも気絶して良いと思わせる物だった!
(アルッパーの唄は逆にチャンスではあるが、あるが、ね、眠りたく成って来た! 余りの苦痛に俺の意識が遠のいて、く、る、ぞ……)
 そしてデュアンは両耳どころか、鼻からも両眼からも大量の出血をして海に浮かぶのだった!

 デュアンが意識を取り戻すのはそれから僅か一時間後……アルッパーの体内? いやいや、一般市民街のある一室にて目を覚ます。
(何処だ? アルッパーの体内にしては温い。あいつの体内だったらマグマよりも恐ろしい物だと考察してるんだが)
 LEDの一般電灯がデュアンの目に飛び込み、顔を覗くナースが一人--一般看護婦……今ではその呼び名が正しいかは別だが。
「あら、起きた?」
「ここは何処だ、女?」
「ここは一般病院よ」
「そうだったな。ンでその一メートル以上の注射器は何だ?」
「やだなあ、もちろん刺すんですよ。こうして」
 突然、一般看護婦はデュアンに襲い掛かる--看護しておいてそれはないだろう!
 咄嗟に右手を翳して風系下級魔法を放ってナースを切り刻む事で避けるもデュアンの心臓は高鳴る。
(危ないな。そうか、休む事は出来ても少し歩くだけでエンカウントするんだな)
 歩き判定は兎も角、デュアンは一般市民街の心地悪さを実感。
(さあて、アルッパーの馬鹿は今頃仲間達に依って袋叩きに遭ってるとしても)
 尚、アルッパーに優しくないデュアン。
(問題はどれだけ歩くかで一般市民共は出現するかを図らないとな)
 そう、『エンカウント』システムを理解する事こそ今のデュアンの課題である。
 エンカウント……それはとある天の川銀河に所属する太陽系第三惑星地球の英語であるエンカウンターをとある島国である日本が日本製英語に改造した物。一般的にはエンカウントとはランダムエンカウントを指し、これはダンジョンをある程度歩く事で敵と遭遇して戦闘に入るというシステム。平均してニ十歩から百歩までにプレイヤーはエネミーと遭遇するのが普通。それを平均して三百歩から千歩までエンカウントしないようにする為には虫よけスプレーかスカウトオーブが必要とされる。まあそこはそこである。だが、シンボルエンカウントの場合はエンカウント率低下アイテムは敵を寄せ付けないようにする為の付け焼刃に過ぎない。というかシンボルの場合はダンジョン内にうろつく訳の分からんノンプレイヤーキャラに触れた或は触れてきた場合に限って戦闘に入るというシステム。依って通り道を塞ぐような輩が居ればそんなエンカウント無効アイテムは意味がない事を念頭に入れるように。おっとこれ白い方のネタだったな。悪い悪い。
 さて、エンカウントの説明についてはある程度わかっただろう。では早速デュアンは動き出す--点滴針を刺したまま。
 そこで鉢合わせたのは教授の回診--その意味する所は即ち、一般大学病院教授が偉大さを示す為に左右の一般医者を並べさせて通路を歩く姿。
 だが、それは即ち多数の一般市民を相手にする事--彼らはデュアンを見るなり、突然襲い掛かった!
「メスで俺を攻撃するかよ!」
 一般教授に至ってはブレイクダンサーが裸足で逃げ出す程の動きでデュアンに迫り、デュアンのロックオンを潜り抜けるではないか。即ち、必ず命中する魔法に必要な照準合わせを寸での所で逸らす事が出来るのを意味する。
「お前のようなブレイクダンサーが居るかよ!」
「私は教授だ。偉いんだぞ」カポエイラよりも体が固そうなのに繰り出す逆さ右蹴りはデュアンの臍の上にヒットしただけで壁に減り込むほどの破壊力を発揮! 「お前とは違うのだよ!」
「ガハ!」デュアンは減り込んだ肉体を壁から離すので精一杯。「メスではなく、下手糞なパンチで追撃するのかよ!」
 指が直角に握れてない拳打なのにその一発はボブ・サップが逃げ出したく成る一撃。それを何発も浴びてデュアンは口、鼻、そして毛穴より血を出す。両腕でガードしても衝撃は直接内臓へと伝える--そこだけプロフェッショナルなのはどうかと思うが。
(たかが素人拳法なのにガードした時だけ発剄の応用をするなんて聞いた事ないぞ)
 機会だと思った一般教授は不覚にも右手を大きく伸ばして振り抜く--そこを見逃すデュアンではなかった!
「待ってたぞ、この瞬間!」技前のストレートをクロスしての下級魔法ファイアーボールによるカウンターが炸裂! 「全ては千技に通じるように俺の魔法だってカウンターは出来るさ」
 カウンターの下級魔法ファイアーボールを直に受けて一般教授は灰に還った!
(全く大学教授ってのは普通は小太りで運動不足でそれでいながらメスを握るのが久し振りってのが多い程に運動不足の塊なのになあ。たまにゴルフ行ったりとかその程度なのに。なのにこいつらは全然それが感じられないんだよな)
 一般市民の強さに辟易するデュアン。彼らの言う一般的とは一体何なのかを理解出来ないデュアン。わかってても理解出来ない自分が居た。
(何なんだよ、一般的って? そうゆう意味じゃねえだろうが。クソウ、一般市民街に跳ばした右村河内には見つけ次第俺を嵌めた事を後悔しながら殺さないとな)
 ふらつくデュアンはそう思いながらあろうことか一般患者室に立ち入ってしまった--そこには足の骨を折った一般入院患者や余命幾何しかない一般入院患者といった病人が居た--と同時に彼らは病人とは思えない動きでデュアンに襲い掛かった!
「ギブスで襲うな!」
「膵臓癌で死にそうなんだよ!」
「じゃあ逆立ちしてトリプルアクセルしながら回し蹴りする方が余計に癌を進行させるだろうが!」
 突っ込んでも彼らの耳に届かない--余所者は襲わないと気が済まない一般市民らしく裏拳正拳ビルマの鉄槌で彼らはデュアンを攻撃--デュアンはカウンターの下級魔法で一般入院患者達を次々と仕留めた。
(病人を攻撃するのは気が引けんが、そうしないと俺が死ぬ。この街では全ての一般市民は敵と認識しないと命が助からん)
 そう思ってデュアンは立ち去ろうとした時、一冊のメモ帳ががん患者の一般入院患者の死体から転げ落ちた。格付け氏の本能に従ってデュアンはそれを拾い、中身を確認。すると先ず目に飛び込んだのが--
『神殺しの九十九 最新版


  ~生誕の順-統合日時より
 【緑肌の剣士】 こと●●●・○○○○星
 【混沌の帝皇】 ことブラックレイ●●
 【植物学者】 こと●●●・S
 【格付士】 ことデュアン・M
 【時空王】 こと○○●●
 【政治家】 ことL・○○○○
 【防犯の家】こと家
 【不死身の銃士】 こと●●●●●●・竜
 【人肉喰らいの科学者】 ことG・○○○
 【爆発する老人】こと帰化名○○●●
 【初めからない欠番】 こと<削除されました>
 【妖艶の痴女】 ことF・○○○○
 【1/1のスケール】ことRX-78-02F(Fはそのそっくりさん)
 【卑怯なる黒豚】 ことボナパルト
 【俗物の悪獅子】ことG
 【収集の古代種】 こと扉
 【右に属する化学記号】ことL
 【左に属する化学記号】ことA
 【交渉家】 こと●●●・○
 【強者を屠る格闘家】 こと●●●●●・G
 【踏ませる地雷】こと地雷
 【神死なせの哲学者】 こと●●●・○○○○
 【快楽の半人半獣】 ことV・18
 【アンキモの覇者】 こと息も詰まる
 【宇宙鯨】 ことア何たら
 【人道家】 ことシザーハンズ
 【多忙の声色】 ことH
 【木から落ちるが登る】こと○○●
 【離脱者】 ことE・○○○○
 【サイボーグ】 こと●●●●●・G
 【傍観の数学者】こと●●●・(AからZに見える数学文字)
 【心優しき繋ぎ屋】ことC
 【逃走の槍使い】こと○○●●
 【駆け抜ける偶像】こと○○●●●
 【画家】こと●●●・○○○○○
 【亀】ことカオス
 【戦争の鳩】こと戦争
 【殲滅の司令官】こと●●●・R
 【探偵】こと○○●●
 【酔っ払い】こと●●●・○○○○○
 【長名のガン=カタ】こと●●●●●●●・(省略)・○○○○○
 【吾輩は猫である】こと●●●鷹
 【烏合の長】こと烏
 【検事】こと○○●●
 【最後尾】こと●・○
 【怠け者】ことA
 【中毒に成る煙草】こと煙草に入ってる物
 【農家の米】こと米
 【善良なる複製者】ことG
 【形を成さない従属者】ことS
 【複数を見つめる外道】ことB
 【闇のエルフ】ことM
 【勇敢なる白金】ことP
 【教える酸素】ことO
 【女殺しの居合い】こと帰化名○○●●
 【好敵手成るパイルバンカー】こと起爆剤
 【鉄と血の守護者】ことFe
 【大天使】ことA・A
 【競走馬】こと2000
 【名前に負ける犬】こと勝利・勝利
 【傭兵鰐】こと地獄
 【魂集める死の鎌】ことV
 【丑の刻】ことN・○○○
 【教師に成ったヤクザ】こと●●●・H
 【経済学者】こと○○●●●
 【草原の男】ことD・王
 【狂言者】ことG●●
 【天からの雷槌】ことトオル君
 【GTK】こと話す
 【全局面の型】ことM
 【草むしり】こと草むしり
 【税務官】こと声優無敵超人
 【公害】こと●●●●
 【醜いアヒルの子】こと●●●●●
 【途中まで攻める象】こと●●
 【尻尾切り】こと切れない方じゃない
 【バキの師匠】こと先生D』
 デュアンはそれを読んで驚愕する! 理由はこれを持つ存在にかつて謀られた事があった。それが今回の一件と繋がってるとしたら一般市民街で恐るべき事態が起こると!
(右村河内だけじゃないな。ギルディーバはここに居たという可能性も浮上してくる訳だ。奴の事だ。既にここを立ち去って俺に何かメッセージを残してる可能性も否定出来ない。けれども許せんな。俺の与り知らない所で好き勝手やってる様を眺められたら……格付け師として許す訳にはゆかん)
 とデュアンは身勝手極まりない思考で部屋を後にした。その時--注射器がデュアン目掛けて飛んで来た!
「危ないなあ、誰だ?」
「やあ、あたしのマイダーリン」
 官能的な肉体と分厚く、口紅でやったとは思えない赤みを帯びた唇が特徴的な看護婦が其処に立っていた。
(……リンクするんだよなあ、関係ないと思われている所に本編である赤魔法の章へ輸入される奴が居てなあ)
 デュアンはその女性(?)に見覚えがあった。だが、それだけにその女性がどうして以前と変わらない姿で再び現れたのかについて考えを深める--何故ならデュアンの過去というのは既に彼の実年齢に合わせてもアルッパーと出会う前までに大体千年以上も前にも成る……ならば彼女がこの時代に生きてる筈もない。
「えっとてめえはどうしてこの時代に生きてるんだ?」
「あらあら、再会して早々にてめえと呼ばれるあたしの気持ちも察して」
「誰が察するか、『ミサキ・アイズバック』……相変わらず唇分厚いな」
「止めてよ、それ気にしてるんだし」一瞬でデュアンの背中に回って官能的な手つきでデュアンの体を触るミサキという女性(?)。「昔は男だった私はこうして女に成れる時期が来たんだわ」
「触るな!」当然、デュアンは下ネタが嫌いだった為に振り払う。「つーかお前の場合は呪われた肉体をコントロールする術を持っただろうが……時期なんて関係ないだろうが」
「あら、お詳しいんだな」突然男の口調に切り替わったと思ったら徐々に肉体が男のそれに変化してゆく。「お前は相変わらず俺の好敵手に相応しい男だ」
(勝手に好敵手にするな。拙いなあ、こりゃあ。ミサキが生きてるなんて……戦う気でここへ立ち寄ったのならば気を付けなければいけないな)
 ミサキ・アイズバック……それはある大宇宙にて看護婦を務めた性別を切り替える特性を持つ人間だった奴。女性である時は溢れるフェロモンを抑える為に夜な夜な男を食い散らかし、男性である時は昂り過ぎる闘争本能を抑える為にランチタイムまでに血沸き肉躍る。そんな体質を彼(一応それで統一する)は呪い、俺と出会うまで迷い続けた。だが、俺との出会いを経て奴はその体質を克服。そう、それは俺がアルッパーと出会う千年以上前の話。じゃあこいつは一体何者なのか?
「何者かって? 俺はミサキ・アイズバックだ。女である俺が」またしても肉体を変化させるミサキ。「貴方への果てしない想いの為に心臓にレアブラックストーンを埋め込んで半永久的な不老を獲得した存在よ」
「心臓にレアブラックストーンって……医者のスキルもそこまで極めたのかよ」
 デュアンはその執念にこれ以上物が言えなかった。
「ああ、早々あたしの目的はマイダーリンと会う為じゃねえ」忙しい体質だな、ミサキ。「俺の故郷を滅茶苦茶にした『続く泪』を微塵にまで消滅させる為だよ!」
(『続く泪』か。まさかここに居る全生命体の敵は『続く泪』……目的すらない奴だぞ。流れる涙に差別は一切ない程に見境なくそこを泪の雨で分解する存在がここに!)
 続く泪……それは善悪関係なく、そこに出現したら気が済むまで泣き続けて一つの宇宙を滅ぼす全生命体の敵の中で上位に位置する存在。まあ俺達が本気を出せばそいつは何とか成るが、他はそうもいかない。まあ格についてはここまでにして続く泪の見た目でも紹介するとちょうど俺達の真ん前に居るおかっぱ頭で幼女の姿をした奴が……あ!
「もうここに来たか、気の早い糞餓鬼め!」
 一応、俺達よりも十億年以上も年を摂ってる存在だぞ--とデュアンは総合ではなく、通常の年数で解説する。
 だが、デュアンもミサキもここに続く泪が出現したという事は即ちこの一帯が奴の涙で満たされる事を意味する--依って彼らは正面から対峙するよりもその場を死ぬ気で逃げる事を最優先!
「逃げましょう、マイダアアアリイイインン!」
「やられたあああ、デュアンロールが無かったら正面から対峙した時既に終わっていた!」
「あたしもこの特注ナース服を着てなければ涙で原子分解されていたわ!」
 彼らが逃げ去った後のこの一帯は……一瞬で無へと帰した!
















 さて、デュアンは良いとしてもアルッパーはどう成ったか? 奴は未だに一般鯨に対して説得を続ける。だが、一般市民街出身の鯨にはアルッパーの声は一般市民を惑わす世迷言にしか聞こえない。
 ウガアああ、何でだあああ--アルッパーは宇宙の果てまで叫び続けるのだった!
(あいつは何をやってるんだ。それに五月蠅い、近所迷惑だ!)
 続く泪に依る破壊行為から逃れたデュアンとミサキは一般鯨に集団リンチを受けるアルッパーを観察する。
「ねえ、デュアン?」
「言っておくが、あいつは俺の乗り物--」
 そこに居たかあああ、二本足イイイイ--だが、流石のアルッパーもデュアンの悪口には一鰭早く反応!
 ファイアーインパクト--デュアンの炎系溜め魔法に依る左アッパーカットがアルッパーの巨大過ぎる胴体に炸裂!
「グヘエ……じゃなくててめえの素人同然の物理攻撃なんか効かねえよ!」
「貴方が噂のアルッパーね」
「てめえは……クソウ、どっちの性別かわからん二本足なんか不味くて食いたくねえんだよ!」何とアルッパーは超音波測定でミサキの体質を見抜く。「というか俺をそんな別称で呼ぶな!」
 読者は忘れてるかも知れないが、アルッパーという名称はデュアンが勝手に付けた物。それをアルッパーが認めてると思ったら大間違いである事を改めて伝えておこう。
「冷たいわね、鯨だけに」
「だがこいつは強過ぎる。お前じゃあ策を弄しても勝てるかどうかさえ怪しいと断言しよう」
 そんなに--ミサキはデュアンがそう言ってしまう事に驚く。
「わかってるじゃないか、二本足にしては俺の力をちゃんと評価してるなあ」
「だが、俺は負けん」
「ふざけるな! 俺は負けてねえ! 何ならここで決着を--」
「居たぞ」「てめえらが一般病棟を消し炭にしたなあ!」「本当は違うだろうけど、関係ねえ!」突然、一般犬と一般猫が百匹以上徒党を組んでデュアンら二体一人を取り囲んだ!
「オイ、デュアン……囲まれたぞ!」
 全く次から次へと--とデュアンは溜息を吐いた。
「俺は勝手にやるからな」
「どうぞご勝手に」
「まあお手並み拝見して貰うわ」
「そうゆう訳だからサクッと間食でもしとけよ!」
 てめえらは俺を何だと思ってるんだああ--ああ、アルッパー……哀れ!



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取り敢えず慣れない炎上ネタでもやるか

 どうも最近は情報収集を怠ってるdarkvernuです。
 今回は雑文でも行ってみましょう。

 とある世界では文字のみが人間の存在を示すツールと化する。ではその中で炎上と呼ばれる現象を起こす事例を紹介しよう。
「今日は男五人で泥酔中の女をたらい回しにしたぜ。どうよ、俺のライフル銃を! これなら女もイチコロっしょ!」
「うわあ、最低!」
「ここアダルトサイトじゃないんだぞ! それに集団レイプとか頭に蛆湧いてるんじゃないか?」
「ってかよくこいつは己のあれを出せるよな。寧ろ泥酔してるのこいつじゃね?」
「あ、ああそうだ。つい泥酔状態で投稿しちまったんだよ。反省し散る」
「し散る……受ける!」
「いや、流行んないっしょ」
「燃料投下してっぞ、こいつ!」
「し散るとか流行ると思って入力したんでしょ」
「普通に誤字じゃない?」
「いやあ実はあの誤字です。誤字であります。お騒がせして済みません」
「誤字なら誤字で謝罪文まで随分時間掛かったな」
「きっと考えてたんでしょ?」
「もう終わったな。集団レイプな上に自慢写真公開とか最早救い難い」
「この屑に相応しい末路って事っしょ」
「そうしないとやっていけないなんて可哀想」
「ついし散るんだね」
「それ受けるの?」
「集団レイプ写真公開し散る」
「あれ、おかしいな? 何だか俺もし散りそうだ」
「私女だけど私もし散りそう」
「女とか嘘だろう」
「どっちみち良かったな。炎上が思わぬ方向にイケて。この屑には……あ、居ない」
「既に逮捕されてムショ行き決定した様子ですね」
「残念でし散る」
「いや、上手い文章書けよ」
 このように炎上とは文章でしか存在を表せない世界であっても度々起こる現象。炎上すれば消火活動する時は細心の注意を払うか或は燃料を投下しない為にわざと火が消えるまで黙認を続けるか? それは主次第。


 という訳で未だに続きが描かれない『ツイッター大戦略』の一部エピソードをお届けしました。別にツイッターだけじゃなく『撮影現場は殺伐とする』を始めとした一回限りで一年経っても続きが訪れない掌編は山ほどあるのでそこは御了承を。
 さて今回はおでん突き馬鹿を馬鹿にする為に書き殴っただけだよ。ああゆう動画をネットに公開したくらいで人気者の気分に成ってる半端者は刑務所に放り込んでじっくり反省させる方が良いんだよ。つーか悪い事して人気者に成ろうという気分がわからん。悪い事は所詮悪い事だ。結局己や己以外を不幸にするだけで全然心地良い物じゃないからな。つーか素手で食べ物を突くな。それ食べに来た人間に嫌な気分をさせるだろうが。
 という訳でショートストーリーの解説を終える。

 さあ、今日は鉄血か。馬鹿様はこの後も余計な事して大変な被害を出すのか? それとも無残に散るのか? 散ったら散ったで何の為に出て来たかわからんキャラに成ってしまうしな。それじゃあクダル・カデルやCGSのおっさん二人の方がまだ有効活用してるかも知れんからな。うーん、まあギョウジャンさんやラディ何たらはしっかりけじめられた訳だから馬鹿様も何かしら制裁受けるんかねえ? でも殺す展開ってのは役割が役割だけに……まあ仕方ないか。今はまあフラウロス流星号の勇姿を楽しみにすれば良いだけか。
 という訳で今日はここまで。今年中の完成は無理っぽそうだな。今年中の修正作業は何とか出来るけど。

雑文特別編 一兆年の夜外伝 第異話 そして次の世代へ

 どうもdarkvernuです。
 今回は何時も通り短く纏めるぞ。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百六十六年十月六十九日午後十一時七分二十七秒。

 場所は古式神武首都タイガーフェスティ県中央地区古式神武聖堂。
 天同九八の間にて齢四十五にして四の月と二十四日目に成る神武人族の老婆は高齢出産を迎えようとしていた。
(傍には最愛の太山も居る。そしてカゲヤマノ家の分家であるヤマビコノシデノスケもそしてミゼルス・レヴィルビーも……後は数え切れん。折角真正神武の弓葉(ゆみは)七弓(なゆみ)親子にも来るよう申し入れたのにあ奴等もまた活発化した銀河連合の対応に追われるようじゃのう)
「九八(くや)」心配そうに見つめるのは齢三十八にして二の月と十五日目に成る既に帰化したばかりのゼノン人族の老年。「無理なら良いんだぞ。で、でもわしはどっちにしても選べない。どうすれば良いんだ!」
 外は尚も音が激しく高鳴る。それに我慢出来ない齢三十にして十一の月と四日目に成る神武鬼族のヤマビコノシデノスケは立ち上がってから「済まねえ牙、俺端新たな生命於産む為乃儀式於遮る銀河連合於全て仕留め似行く」と言った後、珍しい事に深く頭を下げてから静かに戸を閉めて金棒右手に部屋を後にした。
「あのシデノスケガ珍しい事を」と齢二十五にして五日目に成るルギアスカンガルー族の青年ミゼルス・レヴィルビーは唖然とする。「一体何ガあった!」
「良いじゃないか。今夜は……ウググウウウウ!」
「九八!」太山は九八の右手を両手で強く握りしめる。「わしの手を潰すくらい握るのじゃ!」
「何とか成るようにしますウウウ!」助産を務めるのは齢三十六にして八の月と一日目に成るストテレス人族のジュリス・ヘラルド。「ライダルの様に出来れば苦労しないんだけど!」
「もうあの一族ハ滅んダンデすよ、ジュリスさん。今更探す方ガ無理ナ事です」
「そうだね。だからこそヘラルドの血とはいえ、あたし自身の代でライダルを復興しても良い頃合じゃああ!」
 ジュリスは一族の中では最も細工の良くない雌。常に小太りで良い夫も寄せ付けないと言われ続けた。それでもこんな事が言えるのは去年の冬に彼女は最愛の夫と出会い、既にお腹の中に新しい生命を身籠っていた。そんな彼女だからこそ何としても高齢出産仲間として、尊敬する雌として九八の出産を成功させるべく尽力する。
 時は刻一刻と過ぎる。激しい戦闘は時と共にこの部屋に居る全ての者の耳に五月蠅く響いてゆく。誰もが自分も又戦ってでも新たな生命の誕生を守らないといけない欲求に駆り立てる。だが、少し静かに成っただけで行動に移す事無く消え失せる。そして音が激しくなるとまた動き出そうとするも再び音が静まり返ると思うだけで行動に移す事はない。それの繰り返しである。彼らはその繰り返しの中に居た。
 いや、彼らが行動に移せないのは鎮まる事が全ての原因ではない。静まると同時に九八の激しい悲鳴が彼らの耳に届いて動きたくとも苦しむ彼女を置いて戦いに逃げる事が出来ないというのも正しい。その証拠に涙を流すのは夫である太山や助産師のジュリスだけじゃない。恵弥(めぐみ)の代から古式神武の天同家を支えるレヴィルビー家のミゼルスを始めとした多くの陸上及び空の種族達。彼らもまた、高齢出産に追い詰められるまで苦悩した九八を思って涙を流して彼女の傍を離れなかった。
 壮絶な出産劇はやがて七十日午前四時十分零秒を以って終了。産声が部屋の外まで響き渡る時、激しい戦闘は幕を閉じた。
「はあはあ」激しく戸を開けるのは左腕を失った傷だらけのシデノスケ。「五月蠅い那吾、熱牙冷めちまって嵯吾」
「そんなニ傷付いてマデ戦ってたノカ、シデノスケ!」
「だが、嬉しいじゃない科。こうして新たな命牙産まれる乃って」
「ああ、素晴らしいのう」
「九八……見ろよ、呼吸音と良いわしと同じくでかい成りだぞ! 間違いなくこ奴は全生命体の希望じゃ」
「名付け、よう」既に九八の寿命は尽きようとしていた。「そ奴は……斬弥(きるみ)。そ奴は、斬弥じゃ」
(最後の、最後で、わしは、わしは、幸せ、者、じゃ、ァ、ァ……)
 太山の両手で覆う右手の力は跡形もなく無くなった時……彼女の時代は幕を閉じた。いいや、終わりではない。彼女が遺した赤子こそ全生命体の希望として次の時代を作ってゆく。それは天同七が予知した未来の姿でもある……


 という訳で九八の物語はここで終わり、次からは後日談の様に本編再開に向けて着々と進めていきます。

 ロシアの法則は倉山満が見つけた物でこれを知らずにロシアを相手に上手く行くとは言えない。サイボーグはこれだから功と同等に罪まで持って来るんだからさあ。というかロシア相手に金出しただけで上手く行くはずがない。其処を気を付けないと駄目だ。やるんならハッタリをかましてプーチンを翻弄するくらいの度量を持たないとな……うーん、通用するハッタリを日本側は持ってたかな?
 という訳で今日はここまで。明日は雑文だよ。どんな雑文かは思い付かないけど。

雑文特別編 一兆年の夜外伝 第異話 時代の流れが四名を別れさせる

 どうもディランはやっぱりディランらしくノーベルに寄り付く寄生虫に最後まで抵抗したみたいだね。左翼よ、あれが本物のリベラリストだよと心で思ったdarkvernuです。
 と知ったかぶりを書いた後、『格付けの旅』が土曜日に更新されましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<黒魔法の章>をクリック。
 さて、時間を掛けてやってみるか。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百六十五年四月五十五日午後二時七分六秒。

 場所は新天神武首都ボルティーニ中央地区。
 真ん中で六番目に小さな建物にて四名は集合する。
(今の私は齢三十九にして四の月と十八日目に成る老婆じゃ。でもまだまだ私は若い気がして仕方ない。一体私の中で何が起こったんだろう?)
(皆それぞれの事情を抱えてるのが想像付くよ。古式神武の新たなる発明を紹介しようと考えたが、それは諦めるしかあるまい)
 さっきから何を黙ってるの--沈黙を打ち破ったのは齢四十にして一の月と四日目に成る神武人族の老婆天同弓葉(ゆみは)その者。
「弓ちゃん」齢四十四にして九の月と九日目に成るゼノン人族で普段はお気楽な飛遊七貴(ななき)は言葉を遮ろうとする。「言うべきじゃないさ。今はまだ俺達の事は」
「俺達? もしかして」勘が鋭いのは齢三十二にして二の月と九日目に成るクレイトス人族の中年色葉太山(たざん)。「とうとう屈したんですか、弓葉様は」
「何か勘が誤ってるからはっきり言うわね。こんなのに屈した覚えはないから!」
「そ、そうだよ。弓ちゃんの言う通りだから」
「僕の耳を甘く見るのは少々力の見積もりを誤ってますね。聞こえますよ、弓葉様から発する二つの音を」
 色葉の一族は元々容姿こそ余り宜しくなく、少々天然がかった者達が多い。それでも太山のような容姿が整い、礼儀を弁えて育った者は中々居ない。それでも一族代々から受け継がれる肉体の上質さに衰えを見せない。故に太山は弓葉のお腹に何か身籠ってる事を聴覚だけで気付いた。
(私でさえ気付かなかった事を太山は直ぐ気付いたとは。これは色葉の血だけではないな)
 九八(くや)は太山が仙者の能力も加える事で色葉の一族をより高みへと上り詰めようとしてる事に気付く。品種改良……銀河連合のやって来た悍ましい行為をまさか自分達生命が自然にやってしまってるという事に罪深さを感じて。
(品種改良とは言葉面は良くてもこれは銀河連合と同じ事ではないか。銀河連合はそうして私達生命のあらゆる行為を死なせてきたのじゃ。誠に困る話よのう)
「もう隠せないね、七貴」
「仕方なかった。あれ以上寂しさを残したまま真正神武最後の希望を捨ておくのは心苦しい! だから俺は……済まねえ、二名共。これで俺達が秘密裏に会う事は最後にしよう。もう二度とここには来ないさ」
「そんな! 喜ばしい事じゃないか! 新たな生命の誕生とは全生命にとって次世代に引き継ぐ事を意味するんじゃないんですか!」
「いや、これは悲しむべき事柄だよ。実は」弓葉はお腹の子の性別を告げる。「この子は雌の子じゃ」
 そんな--九八にはわかる……その意味する事は即ち、真正神武の断絶。
「連続性が絶たれた。じゃあ真正神武はどうなるんだよ」
「この子が死ぬまでの短い時間しか残されてない」
 何という悲しき事実じゃ--九八は真正神武の未来が短い事に憤りを感じた。
「で、でもまた産めば--」
「高齢出産は幾ら仙者でも難しいんだよ。クソウ、俺達は何もかも遅過ぎたんだ! 子供の性別は神様が決められた事だ。俺達は何もかも--」
 簡単に諦めるんじゃないです--太山は七貴の胸座を掴み、二名は寝転ぶ状態に成った!
「イデデ……太山ちゃんよお、熱く成り過ぎたら神様だって流石に怒りますぜ」
「あ、御免。つい、我を忘れてしまいました」
「……フ、若いのは良いな」この場で初めて微笑みを見せた九八。「まだまだ希望はある。太山の口にする通り、諦めるのはまだ早い」
「で、でも--」
「前向きに成らなくてどうする、弓葉! 其方達は私達と同じ仙者じゃ! 後三十の年は猶予がある。猶予ある限り諦観に行き着くんじゃないぞ!」
「……だよな。俺が弓ちゃんをここまで諦めなかったからこそこうして結ばれたん--」
 結ばれてないし、勝手に決め付けないで--と七貴の思いには一方的に認めない弓葉だった!
(そうだ。諦めない限りは……諦めない限りは)
 これを機に四名は別れる事に成った。それは四名の内二名とは今生限りの別れに成るとは誰が気付こうか。
(あれから一の年じゃったかな? 九官族の雌から届けられた手紙を読んで衝撃を受けた。七貴が遠征先で銀河連合との戦いに敗れて……本当に真正神武はお腹の子で最後と成ったか! 何たる悲しき劇場よ。劇場……そうだ。劇場の種類が広まった事をあのあやつらに伝えておけば私はここまでは!
 それから太山の事じゃったな。あ奴は突然私の前から姿を消した。老婆を捨てて何処へ向かったんじゃ。色葉の所にも確認を取ったけど、音信が通らずとはどうした物か! 頼むから一名にしないでおくれ! わしはお主が今に成って恋しくなった。あんな童だったお主が今では立派な雄に成って……帰ってきておくれ。愛おしい太山や)
 九八は太山が何処へ向かってるのかをシャーク海賊団に頼んだ。そう、彼女は太山が代々より実現しえなかった新天地を目指してるのではないかという不確かな勘を頼りに捜索させるのだった。
 七貴が想念の海に旅立ち、真正神武最後の最高官が産声を上げてから四の年が過ぎた……

 IC(イマジナリーセンチュリー)百六十六年七月五十六日午後十時二分十八秒。

 場所は古式神武首都タイガーフェスティ県中央地区古式神武聖堂。
 突如として隕石に乗っかる形で襲撃した銀河連合に対して齢四十四にして四の月と十八日目に成る九八は神武包丁を右手に迫り来る銀河連合の奇襲を防いでゆくが。
(数が多過ぎる。外から挟み撃ちするまでにこれだけ時間を掛けるという事は首都の外からも銀河連合が来よるのう。まだまだ若さあふれる肉体だからこそここまで戦えたが、包丁はもう錆び付いて一回では倒す事が叶わん)
 そう錆びていた。錆び付くのを知ってか、銀河連合は天同八弥の間に九八一名だけを追い込み、数を十体にしてから袋叩きを敢行しようとしていた。
(このままでは私は死んでしまう。そしたら天同家は如何なる? 私の代で途絶えるというのか!)
 連続性の希望は九八だけに成った。その意味する所は即ち、彼女の死を以って全生命体の希望は潰える。それを知ってか、銀河連合は少しずつ歩を進める。銀河連合の種類は彼女から見て右手側には百獣型が率いる犬型、猫型、鹿型、驢馬型。左手側には獅子型が率いる雀型、燕型、鼠型、蛇型。
(一見すると纏まら無さそうで纏まる連中じゃ。全て銀河連合の何かの意思に依る物よ。奴等には個性なぞ要らん。要らんからこそこうして私達を追い詰められる。このままじゃあ)
 その時、一本の鋭棒が百獣型の頭部を貫いた!
「待たせたな、九八様」口元を髭で覆うは齢三十七にして二の月と九日目に成るゼノン人族の老年が天同八弥の間に参上した。「わしはやっと迎えに来られるほどの雄に成りましたぞ!」
「別にそこまで頑張らなくても--」
「って喋ってる場合じゃない、銀河連合が……クソウ、蘇我鋭棒を投げなければ!」
 老年の言う通り、喋ってる間に鼠型、蛇型は九八を囲い込んで前後より急襲。会話に一瞬でも集中した彼女は躱す暇もない。
「やらセエエエん!」だが、鋭棒を投げるのは老年だけではなかった。「この僕ガ命ニ代えてモだあああ!」
 齢二十三にして十一の月と三十日目に成るルギアスカンガルー族の青年が不慣れな物を使ってでも九八を守護した! 鋭棒は二体のどちらにも当たる事はなかったが、二体は一瞬だけ動きを止めた--その間に九八は包囲網を突破!
「良くやった、ミゼルス! お陰で私はお前達の所まで走って来れた!」
「奴らめ、一斉ニ動き出しました!」
「三者とも持ち物はないと思え!」其れは合図だった。「依って安全を期すまで走るぞ!」
 それは生きる為の逃避行。彼らは安全な場所に入るまで逃げるのだったが--
「九八様……逃走経路は銀河連合で一杯です」
「最早これまでか?」
「安全は何処に行きましたか?」
(確かに安全な場所は何処にもない。ここで最後の花火を上げるか? いや、それは良くない。まだ命の灯火はここにある!)
 九八は老年の右肩に己の右手を乗せる。
「どうじゃ?」
「いけるさ。わしの耳は……逃走経路の向こう側より現在鬼族最強の雄が金棒を振り回して--」
 この程度科亜亜、銀河連合斗端--齢二十九にして十の月と二十九日目に成る神武鬼族の雄が金棒片手に逃走経路を作り上げた!
「あの者は新天神武に居るんじゃないのか!」
「余りに礼を失する為に勘当されたカゲヤマノ家の第二子であります」
「カゲヤマノ……改めヤマビコノシデノスケ斗申す」
「私が天同九八じゃ。命を拾われた」
「於耶、まだ銀河連合牙居る之有。俺牙纏めて仕留めるぞ!」
 シデノスケが勘当された理由を他二名は知った。その理由は銀河連合を倒すだけでは飽き足らず、建物に穴を開けてまで暴れ回るが故に。
「太山よ。あれがヤマビコノを名乗る雄の蛮勇か?」
「蛮勇? 蛮とは何でしょう?」
「田舎者の事じゃ」
「確かにたった一名でも生きて行けそうですね」
「これデ古式神武ノ平和ハ守られたノデすか?」
 まだじゃ--九八は首都を襲撃した銀河連合全てを倒すべく休む事はしなかった。
 これ以降は新しい物を使って無数の銀河連合を相手にする四名。やがて真正神武より派遣された者達の手も借りて僅か一の週に全ての銀河連合を倒す事に成功する。それは即ち、自らの血筋を保持した事を意味する。
 そして--


 という訳で追記も終わらせた! 次の土曜日まで待て!

 ああ、ニューダンV3やりてえ。本当に楓ちゃんは主人公やってるか確かめたい。これじゃあ年末までにVBを後書きまで終わらせられない! 体験版とGジェネに翻弄されてこれじゃあ……いや意地でも終わらせるのが物書きだ。やってやるさ! という訳で今回はここまで。ジョジョ四部は終わり、来年頃には鉄血とは別の意味でヤクザなアニメジョジョ第五部が始まる。まあ始まるかどうかは続報なんかで見ればわかるけどな。但し、第六部以降は要らんだろう。第六部って内容的にも興行収入得られそうにないし……ファンには悪いけど。

 追記
 イオクめ、それが部下達の思いじゃねえだろうが! 何いらん被害増やしてんだよ! 後はナノラミネートやばい! ありゃあ吉良さんじゃあ分が悪い。アスランは何とか行けるけど、芯はアロンダイト以外は微妙だな……な感じの装甲だな。え、どれくらい凄いって。視聴すればわかる。それでも農園を扱う彼らを救えるほど万能じゃないのが悲しい。まあそれだけだ。以上。

雑文特別編 一兆年の夜外伝 第異話 ある時、四名の仙者は出会う

 どうも先程雑文を書いて更には『格付けの旅』黒魔法の章03の三ページ目を終わらせ、四ページ目に入ったばかりのdarkvernuであります。
 始める前に『格付けの旅』を読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<黒魔法の章>をクリックして下さいね。
 では短く行きましょうか。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百六十二年四月四十八日午前十一時二分十八秒。

 場所は新天神武首都ボルティーニ中央地区。
 そこで新天神武の視察をし、現在は一名だけに成って己と同じ仙者が建国したここに興味を沸かせるのは齢二十七にして四の月と十一日目に成る神武人族の女性天同九八(くや)。彼女はそこで自分が途絶えた後はどうするかについて模索する。その為には一旦、付き者達とは別行動をして自らの目と足と知恵で苦悩と向き合おうとする。
(今で私は二十七の歳だ。後三の年経てば私は熟女。歳を摂れば雌という物は段々と生殖能力の低下が起こると聞く。そうなれば天同の血筋も徐々にではあるけど--)
「……のう?」
(誰かが声を掛けた気もするけど、それは気のせいでしょう。このまま私が途絶えて他の生命が新たな連続性を確立するかも知れない。それはそれで私は彼らを--)
「あのうって!」
「誰……其方って?」
 九八に声を掛けるのは齢二十八にして二十八日目に成る神武人族の女性。彼女も又、仙者である。
「その呼び方は噂に聞く古式神武の象徴……名を九八と呼ぶかしら?」
「特徴ある尖った髪型は正に真正神武の現最高官で在らせられる弓葉(ゆみは)であるなあ」
 二名は互いの右手で握手を交わす。それは遠い親戚との握手に近い感覚に等しく、有意義な関係をこれから築く為の握手でもある。
「初めまして。私が弓葉だよ。にしても大層ぶった言い方が八弥の血統とは思えないね」
「そちらの方こそやや尖った口調と髪型はとても星央の血統とは思えん。何処かで真逆の血が混ざり合ってそのような性格に成ったんじゃろうて」
 かもね、ハハハ--二名は反対の性格でありながら意気投合してゆく。
「あ、そろそろ場所を変えましょう。私達はこれでも立場が立場だけに目立つからさ」
「かもな、参ろうか」
 二名は生命が集まる場所を避けて中央地区で真ん中に六番目に小さな建物へと入ってゆく。勿論、主である齢二十五にして九の月と一日目に成るテレス蛾族の瓦当ガ牢に許可を貰って。

 午後一時二分七秒。
 ガ牢の五十八名の息子達を相手にしながら齢十五にして二の月と十五日目に成るストテレス蚕族のカイコンから出された蚕茶を喉に注いで二名は話し合った。
「あのう、蚕族は代々人族の為に尽くすべく苗字がない事は知ってますよね?」尚、蚕族の訛りは先に聞きもしない自己紹介から始まる事を明言しておく。「私がカイコンなのはその為です……味はどうですか?」
「良い物だな。流石は生まれもって人族の為に使える蚕族の者が淹れた茶だ」
「それはそれで悲しいと思うけどね」
「いえいえ、蚕族は代々人族の為に尽くすべく苗字がない事は知ってますよね? その為、カイコンと名乗るのも実はあんまり宜しくないと代々の蚕族は口にします……お気に召さずに」
「面倒臭い訛りだね。そう思うでしょ、ガ牢?」
「あああああああ、そ、そう思います。うおおおおおおお、お、我々としては人族優遇の所を直して欲しいと思う限りです」
 確かにそうじゃな--と九八は飲み干した後でそう口にした。
 そんな時に扉を三回たたく音が彼らの音声収集機能を刺激する。建物の主であるガ牢は己の身で一の分掛けて何とか開けるとそこには齢三十二にして九の月と二日目に成るゼノン人族の中年が息を荒くしながら扉にもたれて建物の中へと入ってゆく。その生命は左眼の光がない白い眼差しで誰かを探す。
 お前は--その特徴に覚えのある弓葉はそう口にして中年の傍に近寄る。
「探したぜ、弓ちゃんよお」
「だから呼び捨てるなって。全くお前は相手にしないと何度言えば諦めてくれる?」
「互口家の雌だからか? けれども俺は一途な雄だぜ」
「そうゆう所が好かんのだ! 去れ、飛遊の雄!」
「俺は六湖(りくこ)の第一子である七貴(ななき)様だ。親父同様に諦める程軟な雄じゃないぜ」
「全くこいつったら!」
 取り込み中良くないね--その様子を眺めるは齢二十歳にして二の月と二日目に成るクレイトス人族の青年。
「其方は確か--」
「あれえ、七貴のおっさんと一緒に弓葉様をお探ししていたらここで九八様と再会しましたね!」
 青年は九八の胸に飛び込むも既に大きく成った身であるせいで左頬を右平手で引っ叩かれる。
「痛いなあ、折角の肌の触れ合いだったのに」
「歳を考えるのじゃ……えっと色葉の雄よ」
「太山(たざん)を忘れないで下さい、九八様!」
「そんな名前だったな。思い出したな、まだ約束を忘れていないのか?」
「ええ、僕はおっさんと同じく執着心の深い生命ですよ」
「そうゆう事だ、弓ちゃん。そろそろ俺達は結ばれて--」
「「お断り」」
 二名の雌仙者は波長を合わせて二名の雄の告白を断った。
「蚕族は代々の人族の為に尽くすべく苗字を持ちませんが、流石にこれは可哀想ですね」
「はあ、まだ僕は九八様に相応しい雄じゃないんだね。もっと鍛えないと」
「そうかいそうかい。弓ちゃんはまだまだ素直に成る時期じゃないんだね」
「おおおおお、お、どうやら二名共懲りる気配はありませんね」
「わかってはいたよ。七貴はそうゆう雄だってね」
「全く成者に成っても子供のままだからさあ」
 だが、二名の雌は断ったにもかかわらず互いの相手に対して目を逸らす。
(はああ、童がこんなにも大きく成ったなんて。でも私みたいなのが将来性のあるこの者を婿に入れて良いのかしら?)
 その後、一の年に一回は四名は同じ場所で出会い続け、現状報告と告白の是非を巡って交わし合う。本来一度きりだった運命は暗黙の了解を経て年に一度とはいえ、何度もあっては無駄な話を繰り返す日々を送る事に。それに別れが来る年が来ようとも彼らは約束もしない事を継続してゆく。
 そんな記念すべき集合の年がこの日であった……


 という訳で第異話はどっかのバブル世代のドラマみたいな展開を迎えて行きます。あ、銀河連合の出番だって? 次こそはやるさ。多分、絶対だ。

 黒魔性の章03の三ページ目では、いやはやタイトルで保険掛けて良かった。あれは正にグダグダを予言するのに貢献したぜ。何でグダグダに成ったかはバキもやったような梃入れでドナルドさんを出したせいじゃない。しっかり一つ一つの落ちを考えてないからこそ起こった悲劇さ。まあドナルドのお蔭で大体の敵は始末したし、ケンイチ・マツヤマも出す事が出来た。まあ頭がパーン出身なのかどうかは知らん。調べたらそんな噂があっただけで彼に関してはそんなに悪く考えてない、本当だよ。但し、グルメリポーターを出したのは本当に悪ふざけが過ぎた。ネーミングセンスが壊滅的だったから急遽偽物にして本物の威厳を損なわないようにした。幾らあいつらをネタにしてもネタにした奴らの分不相応を考えてやらないとな(笑)。あ、デスブロガーについては思い付き、な。まあ四ページ目のタイトルにも成ってるからそれがどんな結末を迎えさせるかが楽しみだ。
 序に右村河内攻は赤魔法の章でも出るよ。あ、予告しといたからちゃんと覚えておいてね。自分が忘れていたら直ぐ指摘出来るからちゃんとメモるように。
 以上で黒魔法の章03の三ページ目の解説を終えるぞ。

 ジョジョの場合は主人公なのにたまに誰が主人公かわからない場合が多々ある。それが顕著と成ったのが第四部以降。四部では途中から読むと康一君が主人公だと読者に誤認される場合もあればラスボスである筈の吉良が主人公だと誤認される場合がある。第五部ではブチャラティを主人公だと誤認する読者が多数存在する。ジョルノはほとんど見せ場がない。第六部に至っては主人公は徐倫なのにラスボス倒したのはエンポリオで主人公死亡のまま進行するという大どんでん返しをやらかしたからな。第七部に至っては元々ジョジョでやる気がなかったけど、ジョジョでやるように成ってからジョニィが正式に主人公に成ったけど最初読んだ人からすればジャイロが主人公としか思えない。それくらい第七部は安定しない。とこのようにジョジョはわからない人からすれば誰が主人公なのかはわかる筈もない。ジョジョを読む時は注意する事だぞ。
 という訳で今日はここまで。鉄血のモビルアーマーさんパネえ。イオク様は本当にお下がり下さい!

格付けの旅 おーい、デュアン デスブログの恐怖

 ゴールデンマンゴン……それは二百以上もの勲章を金で取得する守銭奴。仏の教えどころか日何とかの教えさえまともに受けてるのかさえ怪しい黒幕。だが、彼の権力は悍ましいほど高い。与党の一つであるあの政党は駄目大人党と一緒にマスゴミや野党に批判されるのに単独で批判されることは滅多にないという異常な状態。かの有名なバイブ使いのババアもその党の議員に批判されただけで泣きつく程。それくらい癒着してるではないかって噂だ。そもそも彼らは与党として本当に仕事してるのかも怪しい。まだ大臣職の奴等は良い。問題は他の議員だろう。只、議席を確保する為だけに居るんじゃないかって思えるほどに……あ、ゴールデンマンゴン関係ないね。そうそう、ゴールデンマンゴンの名称について紹介しよう。俺は下ネタが好きじゃない質でな。だが、あいつは本当に金……何て言ったんだぞ! それ以上についてな女を知ればわかる。俺は下ネタが嫌いなんだ。俺に言わせるな!
 お前の事なんか知らん--とアルッパーはお馴染みの開幕雄叫びを上げる!
「乗りが悪いなあ、アルッパー」と言いつつもデュアンは目の前に居る全長一銀河ほどもあるゴールデンマンゴンを眺めながらこう声を掛ける。「とはいえ、初めまして……えっと支那共産党の犬作さん」
『犬とは失礼な。わしはこの世の支配者だ。庶民の王者だ。あの--』
 尚黒魔法とはいえ、作者は日本人なので無礼極まるレベルを越えたらこう成ります。依ってゴールデンマンゴンが何を言ったのかはお察し下さい。
『--という訳だ! ハハハ……馬鹿な、わしの権力を以てしても全発言が載せられないだと!』
「こう成れば先生自らヒッスアモト大宇宙の--」
 当然、信者である偽グルメリポーターの発言も全て載せられませんので何を発言したかはお察し下さい。
「--に成って宗教界のブッダに成るんやでえ」
「おい、あいつらは一体何を言ったんだ?」
「さあな、『放送禁止用語』でも言ったんだろう」
 放送禁止用語……それは四本指を示すと意図的に別の映像に差し替えられるような事を指す。テレビ局としては不都合な事が流されると視聴者に何かを察せられる事を恐れて各局のテレビは常日頃より行う者。そう、放送禁止用語とはテレビ局にとって都合の悪い言葉の事で例えば支那という言葉も支那側からすれば放送禁止用語であり、支那に媚びるテレビや新聞各社にとっては流す事が不可能な言葉。差別用語だからという意見に対する反論ならこうしよう。支那が駄目で東シナ海は良いのかよ! 支那が駄目でチャイナは良いのかよ! それ以前に作者の国以外の国々は訳せば支那という言葉を用いてるのに作者の国だけ駄目な理由を説明しろ! おっと代弁が過ぎたな。冒頭で出た四本指を示すのが放送禁止用語なのは何故か? それは四本指がカムイ共にとって都合が悪く、折角の差別利権を台無しにされる恐れがあるから。故に四本指はテレビ各局や新聞各社は固く禁じられる。いやいや、よく考えろよ。四本指が差別的な事を今の連中がわかると思うのか。作者ですらはっきりわからないぞ。一々そんな事を気にする奴が現代に居るか。それを大袈裟に主張するという事は即ち差別利権に群がりたいという意思表明の表れではないか……おっとまた作者の代弁をし過ぎたな。これが放送禁止用語なのだ。
「成程、それで日本にある各書物にはNGコードが設定され、うっかり口にすると毒が回るシステムだったのか!」
「NGコード?」
「白い方で学んで来い、黒軽部」
『まあどっちでもない。わしの総体革命が実現すればあの忌まわしい--』
『--なのだ、ウエッハッハッハ!』
 ゴールデンマンゴンの気が膨れ上がる。この気に触れる物は平然としていられない。事実、黒軽部は蹲って泣き言を五月蠅く呟くのである!
「おい! 黒軽部は見捨てようぜ、二本足」
「お前はそんなキャラだったか?」
 思い出したぞ、俺はお前ら二本足が憎かったんだああ--と言いながら先陣を切るのはアルッパーであった!
 襲撃するのはグルメリポーターの偽物。ホワイトホエールを何と「これが鯨のホワイトアルバムやあ」と言ってアルッパーと同じ体型まで肥大化して互いの歯を噛みあう合戦を始めた。
 一方のデュアンはクラウザーさんによる一秒間に十一カイザーウェーブを今思い出したデュアンロールに依る防御で防ぐのに精一杯であった。
『この程度で神殺しとは。これならわしが出るまでもない。お前達がそいつらを殺せば次期会長の事を考えてみるさ』
 ゴールデンマンゴンは姿を消そうとした時、立ちはだかるは悪口正宗と手を組んだメガネだった!
「お前の首はこの俺が取るぞおお!」
 メガネが搭乗するのはカオルロボ。鳥の唄を熱唱する急先鋒。しかもロボットの左手に持つのは暴露本である黒い手帖。その破壊力は推して図るべし。
『おのれ、ヤノおおおお! わしを倒す為にそこまで嫌がらせがしたいか!』
「今やお前の集団は泥船だと判断して都駄目大人党は提携を解消した。
(いや、それは--)
「他所見か、デュアン!」クラウザーさんの一秒間に十一カイザーウェーブから二秒目からのヘルアンドヘブンが炸裂! 「何で平清盛をやらされたんだ! 熱でやられそうだから受けろよ!」
 デュアンはカイザーウェーブこそ防げたが、ヘルアンドヘブンと呼ばれる攻防一体の攻撃だけはデュアンロールの防御の先を付かれて中心部を撃ち抜かれる--幸い、デュアンはデュアンロールに自らのデータを送る事で即死を免れるが。
「何、生きてるだと! ならばジェネシックヘルアンドヘブンで対応するぞ!」
「させるかよ、流石の俺も」だが、デュアンロールに入力して自らのバックアップを取るという事は即ち替えのデュアンロール形成する為に無防備を晒す事に繋がる。「こいつだけは使わせて貰う」
 クラウザーさんの一秒間に無限ヘルアンドヘブンが勝つか、それともデュアンの訳わからん魔法が勝つのか?
『ウェハハハハ!』
「このお、カオルロボの癖にパワーがないだと!」横で五月蠅い奴らの喧嘩はどうやらゴールデンマンゴンに軍配が上がり、カオルロボ共々メガネは屋上から突き落とされる事に! 「ふざけるなあああ、俺はこんな所でええ--」
「歯がああ、歯のダイヤモンドダスト--」
 喰らえ、ホエールバイティング--アルッパーの歯が勝ち、グルメリポーターのパチモンは噛み砕かれてしまった!
 残るはデュアンとクラウザーさんの一騎打ちのみ。通常ならクラウザーさんの繰り出すジェネシックヘルアンドヘブンに軍配が上がるだろう。何故なら元ネタを知っていればわかるが、ジェネシックヘルアンドヘブンは勇者の心ある限り無限に打ち出す事が可能なチート破壊技。なので物理によるぶつかり合いでは魔法使いであるデュアンが勝てるはずもない……だが、デュアンが採ったのは余りにも卑怯染みており、まるで主人公という特権を何だと思ってるんだ--と叫びたくなるようなチート術だった!
「勝ったアアアア、黒魔法の章完!」結末を知らないクラウザーさんは無限ヘルアンドヘブンが決まって大喜びする。「先生を信じれば正義は味方するんだ!」
「ハハハ、どうやら先生も憎きアルッパーを打ち破りましたか」
「成程、そんな事が……これでもう俺達は永遠の支配者と成ったのだ!」
 読者はお気付きかな? これがどれほどの状況なのか?
「オイ、二本足!」
「何、もうゴールデンマンゴンを倒したのか?」
「何か知らないが、皇室--」
「--のタブーに触れてあいつは勝手に弱体化したんだ」
「そうか。どうやらゴールデンマンゴンでも『天皇家の呪い』だけは抗えなかったな」
 天皇家の呪い……それは俺らは良いけど、作者は生身なので流石に皆まで言えない。言えるとしたらその呪いは足利義満や織田信長が受けたとされる恐るべき代物だと言っていい。それだけしか語れない。
「そんな事よりもクラウザーさんのパチモンは何故、家内もしない夢に陥ってるんだ?」
「久々に俺はリフレクトブレイカーを使ったんだ。それも勇気の力を願望に変換させるようにな」
 この二本足……何処まで卑怯なんだ--アルッパーは益々殺意を露にした。
(さて、これでゴールデンマンゴンは楽に始末した訳だ。だが、まだ俺は外貨の借金を返済出来ちゃいないんだな。この程度じゃあ残りの駆ると四天王を相手にして大丈夫な筈がない。それにデスブログの件はまだ未解決な訳だしな)
 そう、怯える黒軽部は放っておいても問題はない。問題なのはデスブログにデュアンとアルッパーの名前が記されるという呪い。あの武豊が怯える程の破壊力。果たしてデュアンとアルッパーは抗えるのか?
「お、おい! もう大丈夫」黒軽部が声を掛ける頃には既に二体は去った後だった! 「ってオイ、何処に行ったんだああ!」

 ここは<ヒッスアモト大宇宙>の傷跡。二体はそこを通ってカルト四天王の一柱である『パウロンタモッツ』が住むと言われる<トーイッチ超宇宙圏>にある<セイチュウ大宇宙>に向けて出発しようとする。その時--
「行かせませんね、お二人には絶対!」
 何と二つの魔法がクロスする--


 黒魔法03 おーい、デュアン END

 NEXT PAGE 黒魔法の章 コンスは止めろ!

悪魔の記事数を記念して早速試作品をどうぞ

 どうもどうやらガンダムヴィダールはダブルリアクターとどっかのダルトンさんの機体のリアクターまで付けたハイブリットタイプだとわかって益々あの仮面の正体がガエ……一体誰なのかわからなくなったと驚くdarkvernuです。
 始める前に『格付けの旅』が土曜日に更新されましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<黒魔法の章>をクリック。
 ではゲマトリアでネロだったりヒトラーだったりする総記事数を記念してこんな物を書いてみた。

 独裁者の歴史は人類は国家を興して一万年以上にも遡る。常に独裁者は悪という符号が果たして正しいのかどうかを独裁者について研究する六人の識者達に議論して貰います。司会は私アンチジャーナリストの茶プリン。声優の茶風林と何ら関係ありませんので宜しく。それでは六人の識者を紹介致します。
「もしもトッシュならわかってくれるはずだ」ジェネシスでさえモデルグラフィッカーは出す事を許さなかった事に腹を立てたガンダムセンチネル学でお馴染みのカトキハジメ大学フルアーマー学部所属の教授岩倉具視・マニングス。「どうしてリョウのあんぽんたんとブレイブだけなんだ!」
「お前らなんか大嫌いだ、バーカ!」総統閣下シリーズと呼ばれるヒトラー最後の十二日間のウソ字幕シリーズを何故か研究するおっぱいぷるるん大学シュタイナーは学部所属の教諭ヒトラー雄一郎。「スターリンもだ!」
「何、ストライキだって?」ナベツネ学の権威であるNHK(にほんへんこうきょうかい)専門学校教諭の渡辺ナベワタ。「どうぞ勝手にやって下さいな、俺マルクスに聞くので忙しいから」
「おいおい、わしは可愛い男子にしか興味ないから」ロリコン興国論でお馴染みの喜多川大学木村拓哉学部所属の准教授ジャニー・スミシン。「それがジャニースピリッツ!」
「どないしたんやばーにんぐ」でお馴染みの圧力大学ゴッド学部所属の准教授土門スオーウ。「俺に掛かれば爆熱バーニングフィンガーで北野誠や水野美紀だって消せるぜ!」
「人間は気持ちだけで生きていけるんです」でお馴染みのブラック亡国論を提示するミキティー拓殖(たくしょく)。「なので二十四時間三百六十五日死ぬほど働いて日本滅ぼそうぜ」
 以上で行われる独裁者の議論。果たして我々は独裁者に対して実りある回答を得られるだろうか?


 という訳で『独裁者論争』の一部を紹介しました。何て言うか錚々たるメンバーだな。あ、因みに一人目は関係ないと突っ込まれる前に解説すると独裁者ネロの事を指すよ。乗機であるネロ・トレーナーに因んで。二人目はお馴染みの総統閣下アドルフ・ヒトラー。三人目はみんな大好き読売のドンであるナベツネとかつて日本引き籠り協会を牛耳ったあの独裁者も組み合わせたもの。四人目はジャニーズの独裁者にして重度のショタコンジジイ。五人目は芸能界の黒幕にして永久凍土に葬って二度と地上の空気すら吸わせてやらないようにしないとこれからも真っ当な芸能人が真っ当にやれないと思えるくらい吐き気催すあの野郎ですわ。六人目はみんな大好きブラック企業の代名詞であるあの方ですよ。みんな独裁者の異名を持ってて正直この記事を代表するに相応しい黙示録の獣達ですわ。正直己の身が危うくなってきた。
 以上で解説を終える。

 今回は雑文と雑文特別編の二つを執筆するぞ。多分、夜まで掛かりそうだ。という訳で雑文はここまで。キラークイーンやアナザーワン・バイツァ・ダストを修得出来ないかな? そしたら毎日を平穏に暮らせそうだし……致命的な趣味さえなければな。

雑文特別編 一兆年の夜外伝 第異話 久八は大いに悩んだ

 どうもカジノ法とか言う治安を悪化させるような法案には断固反対のdarkvernuであります。
 最近雑文したいなあ。特別編はお話を提供するけど、弱点として愚痴とか関連無いからな。そこらへんがネックなんだよな。あ、ネックと弱点は一緒の意味に等しいので宜しく。
 早速行きますか、一兆年の夜外伝を短くと。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百五十九年四月四十七日午前七時二分十四秒。

 場所は古式神武首都タイガーフェスティ県中央地区神武聖堂。
 その中にある天同八氷(はっひょう)の間にて齢十五にして四の月と十日目に成る神武人族の少女は座禅を組んで大いに悩む。
(とうとう私一名と成ってしまいました。これから古式神武をどうやって存続させれば宜しいのでしょうか?)
 少女は悩んだ。象徴を務めるのに迷いはない。自分を旗印に古式神武の生命が前に進む事が出来れば銀河連合に依る襲来も対処出来ると。だが、彼女の悩みはそちらではない。
(この天同九八(くや)は仙者として、象徴として大いに父上と母上を大変馬か鹿だとお思いです。晩年に成って私をお産みに為さってしかも私を置いて想念の海へ一足早く行かれました。本当に馬か鹿であります。更に追い打ちをかけたのが一の月より前にこの間の名前の持ち主で在らせられる八氷御爺様が想念の海に行かれました。全く何処までも馬か鹿ですか! こんな物では古式神武は何れ絶える事でしょう。いえ、それ以前に女系を認めてしまったらもう)
 そう彼女が悩むのは自分の代で男系が途絶える事。それだけが大いに悩ましい限りだった。そんな彼女の前に齢三十八にして九の月と二日目に成るタゴラスカンガルー族の老年が戸を叩いて許可が出ると静かに開けて入って来た。
「やあ、ミガンタムや。また縁談か?」
「はい。いい加減ニして下さい、九八様。あなた様ガ子供ヲ産まなくテハ結局ノ所ハ天同ノ血筋ハ絶えるノです。それヲわかってますか!」
「だからって仙者以外の雄と婚約するのはなるべく避けたいのだ」
「そのような者ハ何処ニモ居ないノですよ。それでもそれヲお求めですか!」
「ああ、求める。だからこそ存続の危機に立たされるのだ」
「どうして男系ヲ維持する事ニ拘るノです?」
「天同家は雄を辿れば必ず初代仙者で在らせられる豪へと至る。ここで連続性を絶てば……天同と名乗る資格は何処にもない」
 それが天と同じくするという苗字の語源なのか? 既に時の流れはかつての解釈を大いに変化させる。それでも九八はそれが大切だと主張する。
「わかりました。でも、そのような者ハ果たして何処ニ居るノでしょうか?」
「ああ、タゴラス鶏族の禾野コケ甜(うま)に命じて調査した所……どれも男系を維持した傍系はほぼない事がわかった。それでも私はその者を--」
 その時、戸を叩く音が二名の耳に届く。九八は許可を出す。すると強引に戸を開けるのは齢八にして二の月と一日目に成るクレイトス人族の子供であった。
「あ、やっぱり九八様だね!」
「何だ、其方は! 戸を開ける時は戸を大事にするようにやるのが神様に例に失しない術だろう!」
「まあまあ、九八様。色葉の一族がどうしてもそんな者が多いのでね」
「いやあ、生の九八様が見られて嬉しいよ!」
 色葉の子供は持ち前の身体能力を以って九八の胸に飛び込み、母の乳房を弄ぶ赤ん坊のような事をする。それに対して九八は頬を赤らめて左手で子供の左頬を引っ叩いた。
「や、止めんかい! 幾ら齢が幼いとはいえ、私も一名の雌じゃ。母親ではないぞ!」
「痛いなあ」子供は痛がるものの、次の瞬間には満面の笑みを浮かべてこう口にする。「でも最高だよ! 九八様に引っ叩かれたよ!」
「全くもう……抓み出せ、ミガンタム」
「いや、そのままデ良いでしょう」
 お前という奴は--と九八は己がおかしな扱いを受けて溜息を吐く事に。
(それにしてもこの息遣い……もしや?)
 九八は耳打ちでミガンタムに子供の親について調査するよう勧めた。
「ねえねえ、九八様」
「何だ、母親代わりは務まらんぞ」
「大丈夫だよ。お母さんなら--」
「ここに居たのね、探したわ!」噂をすれば齢二十九にして五日目に成る元仁徳人族の女性は子供を見つけると右手で彼の頭を引っ叩く。「どうしてこのような御方の部屋に無断で入られたのですか!」
「痛いよお、お母さん。別に減る物じゃないからさあ」
「そうゆう問題ではありません。この方は天同九八様で在らせられる--」
「まあまあ、そこまでにしなさい。えっとその理屈っぽい喋り方は……さてはバルケミンの者か?」
「はい、かつてはそうでしたわ。でも今は色葉に嫁いで名をミリナ・色葉と名乗ります」
「ではその子の名は何という?」
「僕は色葉太山(たざん)だよ。クレイトス人族でこれから九八様に嫁ぐ生命だよ!」
「コラ、勝手な事を言わないの!」
 またしても頭を引っ叩かれる太山という子供。
「それは期待するぞ」
 九八は冗談のつもりで受け取る。だが、この出会いは後に連続性の保全への鍵と成るとは当者達は気付かない……


 という訳で異話はいきなり存続問題から始まりました。だって仕方ないじゃん。一兆年の夜は話が進む毎に年月を経る訳だからどうしても並行でやる訳にはいかないんだよな。そうすると外伝の更に外伝をやらんと駄目だからいきなりこの話に成った訳さ。

 狛枝主役のおまけアニメで音無と斑井が顔出し出演してる。どうして3本編ではそうしなかったんだよ! 全くこれだからアニメ版ダンロンは……まあアニメはアニメだからな。出来ればまたやる時はアイランドモードの方をアニメにしてくれ。まだまだダンロンはかつてのタイプムーン作品と同じくファンを納得させるような代物は出来んと自分は思ってる。まあ3は3で良かったと思うぞ。但し、未来編は万代や月光ヶ原のような使い捨てとかなければもっと良かったし、絶望編と合わせて洗脳オチは正直やり過ぎたな。まあ飼育委員とマネージャーはどうやっても絶望化させるにはあの江ノ島であろうとも難しいから仕方ない点もあるけどさあ。
 という訳で今日はここまで。V3アニメやるんだったらおまけモードのだんがん紅鮭団の方をやってくれ。漫画版だんがんアイランドみたいに良い物に仕上がると自分は思ってるから。
プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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