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雑文特別編 一兆年の夜外伝 第序話 再開の序章(完結篇)

 どうも最近は寒さに負けてるdarkvernuです。つーか移民に優しく、永住権のスピード取得出来る国なんて亡国して下さいと言ってるような物じゃないか。
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 少しずつエンジンを掛けて始めますか。

 四月四十三日午後十時二分十八秒。
 場所は真正神武大陸藤原鎌足地方パイドン川流域。
 九星とモリーネは船で知り合ったマートリアスの案内の下、開拓されていない行路を突き進む。その途中で夜を過ごす為に三名は日が過ぎる寸前まで会話を始める。
「それがマートリアスさんの言う『結婚する約束をした際に起こる悲劇』ですね」
「ここで重要なのはその生命が戦う寸前に仲間に打ち明ける事だ。これがどうゆう意味かわかる生命は手を挙げて」
 はい--モリーネは包帯で巻かれた右手を上げる。
「無理して傷付いた手を挙げなくて良いぞ、お嬢ちゃん」
「お嬢ちゃんではありません。私は武内人族で生まれた時から真正神武で九を守る為だけに生きていました」
「それは誤った解釈で申し訳ない」と頭を下げたマートリアスは話を戻す。「んで早速だけど、その意味はわかるよね?」
「はい。婚約を他の生命に告げることで心の不安を吐き出すと同時に戦いに必要な緊張感を損ねることに繋がりますよね。そうすると大事な場面で力んでしまって最後はあんなことに」
「まああんなことはどんなことかは聞かないが、その通りだ」
「じゃあ僕達も命に関わるのかな? 船で恥ずかしい所を見せてしまって」
「まああれだなあ」マートリアスはこう慰める。「こうして俺に伝えてるなら生と死の狭間に漂う」
「どうゆう意味?」
「フあああ、そろそろ寝る時間が迫って来るなあ」と睡魔に抗いながらもマートリアスは補足する。「もしもここで俺に告げずにそのままにしていたんだったらどっちがが死んでいただろう。それだけに今回俺の話を聞いただけでも君達は狭間に運ぶ事に成功したんだ」
「良くわかりそうで、わかり……」そろそろ睡魔に襲われて九星の瞳は閉じ行く。
「九ったら……」無論、モリーネも同様だった。
「いかんなあ、睡魔は俺達に死を提供しに来るのか……」自分達の運命が危うい事を察し出来ても、日ごろの睡眠不足からくる睡魔に勝てないマートリアス。
 三名は深い眠りに落ちる。その眠りを確認し、気配を露にする三体の剥き出す存在。彼らは一斉に襲い掛かる……生命を食らうという行動原理の下に!
 天上から見下ろす存在達がもしも見守る立場であるならば僅か五分で彼らは喰らわれるだろう。それくらいに行動の速さは疾風怒濤。誰の目から見ても彼らはこの運命を覆す事は出来ない。但し、覆す事が可能な存在は直ぐ傍まで来ていた! 齢四十を過ぎても尚その肉体に衰えを見せない生命は九星と同じく仙者と呼ばれし存在。神武包丁を抜き放ち、三名の傍に立つ事で三体の銀河連合を威嚇!
「来るなら来い、銀河連合。私は大層美味しいぞ」
 それは正に相手の思考を狭める発言。天同美世は敢えてそう言って銀河連合を自らに向けさせる。だが、元々生命体は回りくどいやり方は好まない。故にそれに長ける銀河連合の方が何倍以上にも回りくどく、汚らわしい。美世の背中越しに居る一体は彼女を無視してマートリアスに狙いを絞り始める。
「折角私が来たのに一名も助ける事が出来ずに……そんなのはやらせんぞ!」
 美世が採った行動は……モリーネの顔面を右足で踏み付ける事だった! これには彼女も深い眠りから一瞬で脱出せざる負えなかった。何故なら夢の中で九星に踏み付けられたと勘の異なる事を思って起き上がったのである。
「はあはあ、あれ?」飛び上がるように起きたモリーネは事の状況を把握するまで五秒掛かる。「ここは?」
 その五秒はマートリアスを狙う猫型銀河連合の狙いを起きたばかりのモリーネに向けるまでそう長くない。そして狙いを定めるのに一秒、行動を起こすまでにそれから二秒……遂に飛び込む!
 モリーネを庇うように美世は猫型の顔面に左蹴りを叩き込む! が、猫型はあくまで陽動。真の狙いは美世の視線を一瞬でも二体から遠ざける事。遂に二体はモリーネが把握する一秒前に動き出す。流石にそこまで反応出来ない美世は死を覚悟した!
 そんな彼女を助けたのは状況を把握したモリーネの採った大声で張り上げると同時に九星の大事な部分に右拳を叩き込むのだった。
(うわあああああああ!)
 思考する事すらまま成らない状態で起き上がった九星。彼の場合は思考が状況把握するまでに一分近く掛かる事に。その場合は銀河連合の奇襲が再度あるのではないかと思われるが、その心配は無用。モリーネの執った大声張り上げは予想以上に銀河連合を怯ませ、成れない者には最大限効果があった。
「良くやったぞ、モリーネ!」
 その隙を突いて先ず猫型の首を刎ねる美世。それから包丁を投擲して犬型の頭部に深く突き刺す!
「これで後一体だけ」
 事態を把握した鼠型は一目散に逃亡。こうして死の運命から免れる事に成功。
「ど、どど、どうしたんだ?」
「済まないな、二名共。起こした上に大変な目に遭わせて」
「美世様自らこんな所に?」
「まさか僕達を連れ戻す為に来たんでしょ!」
「まあ最終的にはそう成る」と認めつつも美世はこう告げる。「が可愛いお前の為にも母に合わせる為に付き合ってやるから覚悟せい!」
「止めないんだね、美世は」
「その為に今まで体を鍛えたんじゃろう? 例え父に似て一生を弱さで固めた肉体であろうとも」
 違います、美世様--とモリーネは真剣な表情で美世を睨み付ける。
「ほう、意見を述べよ」
「九は弱くなんかありません。例え熱を出そうとも九は弱音を吐いたりしてなかった。だから九は弱くないよ」
「モリちゃん」
「……朝も早い事だし、寝るぞ」
 こうして美世と再会する喜びも思いを告げる事も朝に持ち越すように彼らは安全の眠りに就いた……
(有難う、モリちゃん。益々僕は母さんの所へ行けるよ)

 四月四十五日午前五時七分十一秒。
 場所は真正神武大陸藤原鎌足地方新仲麻呂町第一東地区。
 そこは死に包まれていた。四名は唖然とする。一方のマートリアスは運命の分岐点を感じ取ってこう呟く。
「狭間だったのは即ち、どっちかが死ぬ為に訪れる命の運びだったのか?」
「嫌だ、そんなの!」
「まさか一昨日見逃した鼠型を逃がしたせいで!」
「罪深く成らないで下さい、美世様! 私だってあの時に--」
「関係ないよ! どっちみちこの町の生命を一名残らず食った銀河連合に怒りを露にするべきだ! もしも母さんに何かあったら絶対に僕の手で死なせてやるううう!」
 九星は神武包丁を右手で強く握って美世から聞いた第二東地区目指して走り出す!
「待って、九ウウウ!」
 後を追うモリーネ。二名を追おうとした美世とマートリアスだったが、十五体もの銀河連合鼠型に囲まれた!
「これは絶体絶命だよな?」
「見ればわかるじゃろうが。にしても頭でっかちと老婆に依ってたかってこれだけの数を!」
「却って九星様とモリーネが危ないんじゃないか?」
「誰が考えてもわかる事を口にするな、バルケミンの若造」
「じゃあ誰でもわからない事を口にするなら……親子の再会が果たせる確率は、ここを生きて帰るより難しいと運命学の俺が言います」
「じゃあ果たせる方に懸ける」
 そう言って美世は残り一回しか使えない神武包丁を抜く。

 午前六時五十五分十一秒。
 場所は第二西地区。その中で最も大きい一階建て木造建築の表門の前。
 二名は立つ。彼らはそれが崩壊してるのを既に気付く。
(それでもだ。僕は……希望を捨てない!)
 それでも九星は僅かな希望を胸に瓦礫の除去に取り掛かる。それを手伝うはモリーネ。二名は僅かな希望を胸に瓦礫を除去してゆく。中には二名掛かりでも困難な代物も存在。それでも二名の力を合わせても可能な物だけを除去して五の時。本来ならば一日、二日掛けても難しい作業。ところが彼らは遂に果たす。何と隠し扉が見えた。
「信じられない。これだけの時間で」
「では開ける--」
「危ない!」モリーネは蘇我鋭棒を構えて瓦礫の中に隠れていた鼠型の襲撃から九星を守るべく彼を突き飛ばす! 「命に代えても九は守る!」
 それは本来ならば死の予兆……だが、マートリアスとの出会いと講義を経て運命は覆る--何とモリーネは投擲する事で鼠型を串刺して死なせた!
「モリちゃん?」
「何でだろう? 投げた方が良いと思ってしまったのは?」
「良かったよ、君が無事なら」
 そう言って九星は扉を静かに開ける。それは引き戸に成り、中から齢三十六にして六の月と八日目に成る大陸藤原人族の老婆が暗闇から姿を現す。見るからに来ている衣服は良い生まれの令嬢で尚且つ皺一つない。それは彼女が日常の一つ一つに気を使う生命だった為に精神的な圧迫さえ身体に及ぼさなかった為である。そんな彼女を見て九星は尋ねる。
「怪我はないですか?」
「おや、誰かな?」
「えっと真正神武にある首都六影から来ました……えっと、名前は」
「言わなくて良い。よくも、よくもまあ」老婆は涙を流す。「まさか死ぬまで会えないだろう雄の子とこうして会えるなんて」
 九星は余りにも綺麗な彼女を母だと認識出来ずに居た。何故なら彼にとってこの歳に成ると皺で埋め尽くされ、声はしゃがれ、尚且つ動きも弱々しいと思っていた。ところがその生命だけは異なっていた。日常の一つ一つに気を配って日々を過ごす事で十の年経とうとも皺一つ生やす事をしない。誰であろうとその生命を見て母と思えない。それでも九星はそんな彼女を抱き締める。
「僕は、僕は!」それから九星は涙を流す。「まるでおとぎ話に出て来る生命だよ!」
「大きく成って。大変大きく成って」
 二名の感動の抱擁にモリーネは付け入る隙も見せずに黙って見守る。当然、後から駆け付けた傷だらけの二名も感動の裁可を見て一切呟かずに見守る。
(神様が与えてくれた事だよ。マートリアスの言う通り、こんなの奇跡的だよ! 有り得ない確率だよ。でもそんな確率でも良いんだ! こうして夢のような母さんと抱き合う事が出来るならこんなに嬉しい事はないんだ!)
 それから一の時も掛けて四名は清花を初めとした生き残り数名と共に他に生き残りが居ないかの捜索と復興を支援する。そうして軌道に乗り出す時に別れを告げる。これ以降、九星と清花は二度と再会する事はない。何故なら再会から一の年の後に清花は老衰であの世を去るのだから。
 それでも九星の心に悲しみはない。嬉しさの方が勝った。それは彼とモリーネが婚約し、第一子である一刀を儲けたのだから。こうして真正神武は軌道に乗り出す……

 IC(イマジナリーセンチュリー)百十一年四月四十五日午後零時零分零秒。

 第序話 完

 第破話 に続く……


 こうして第序話は幕を閉じた。次からは古式神武の話に移ります。いやあ、長かった。幾ら何でも長過ぎたぜ。

 やっぱ希望編あったんだな。三十分で終わる内容なのか、それって? 兎に角、絶望で終わったけどエピローグが2本編での七海との出会いなのは少し涙を誘うなあ。その七海自体がアルターエゴってのが何ともなあ。
 という訳で今日はここまで。だからこそ未来編では日向達は描かれないんだな。

雑文特別編 一兆年の夜外伝 第序話 再開の序章(後篇)

 どうも北朝鮮の資金源の一つであるパチンコに関してどんな番組でも切り込まない事に正直いい加減にしろと言いたく成るdarkvernuです。
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 じゃあやろっか。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百十一年四月三十日午前六時二分五十八秒。

 場所は真正神武首都六影真正神武聖堂。
 ここに住む生命は皆、慌てふためくように二名を探す。箪笥の下から敷物或は床下まで潜り込むように。その中でも一際異彩を放つ生命は自らの名が付いた間で座禅を組みながらこの中を探しても労力を消費するだけだと諦める。その生命とは齢四十三にして五の月と十日目に成る老婆。彼女は仙者と呼ばれ、尚且つ真正神武の二代目最高官を務める。
 そんな彼女の下に齢二十にして五の月と六日目に成る神武猫族の青年ニャルタラノニャニトラは話し掛ける。
「九星様は見つかりませにゅ。モリーネも同様にぃ」
「だと思ったわい。全く心配掛けさせる生命じゃわい」
「これは一大事でありまにゅ! 全国に九星様及びモリーネの似顔絵を記した絵を張って--」
「馬か鹿か、また過労死を招く気かえ?」
「でにゅが美世様!」
「ニャニトラよ、暫く私は放浪の旅に出る」
 はいいいいい--ニャニトラでなくとも仙者美世の告げた事に驚かない生命は存在しない。
「護衛は一名も要らん。私はアニサマと異なって身体は丈夫に鍛えておるわい。まだまだ現役を続けられるくらい丈夫になあ」
「そうゆう問題にゃありません! 万が一にも美世様が居なくにゃったら真正神武は--」
 わかっておる、命脈が絶たれるという事くらいは--と美世はしわの多い顔に似合わない綺麗な目でニャニトラを真っ直ぐ見つめる。
「にゃんと美しい。何と迷いにゃき輝る眼。にゃにも言えません!」
「では留守中の政務については次のように進めるのじゃ」
 それでも真正神武が混乱をきたさないように美世は様々な事柄を二の時掛けて更には紙に書かせてまで伝えた。
「わ、忘れそうでありまにゅ!」
「だからこそ紙に書かせてニャニトラに伝えたのだろう! 忘れそうに成ったら武内鷽族のウソリカデラやテレストビケラ族の戸塚トビ男に相談すれば良いじゃないか」
「トビ男は兎もにゃく、ウソリカデラは話辛いニャ」
「まあその時はその時じゃ」と新天神武を起ち上げた叔父と同じように無茶な頼みをする所は受け継がれる美世。「責任放棄と同じじゃろうが、頑張れ」
 押し通した美世は膝を上げて荷支度を済ませると誰にも見つからないように密かに神武聖堂を後にする。
「九星とモリーネが目指すのは多分……清花の所じゃろう。今でもあやつが生きていたら、の話じゃが」
 仙者と異なり、一般的な生命は長くて五十の年、短くて三十から四十の年に想念の海に旅立つ。それだけに九星の母親である清花が生き続ける可能性は低い。
「それでもあやつらなら母を目指すじゃろう」

 四月四十二日午後六時十八分十五秒。
 場所は東藤原海洋。
 民間主導で作られた船の甲板にて人族が二名。齢十三にして二十日目に成る神武人族の少年と齢十五にして二十五日目に成る武内人族の少女。二名は手を繋いで甲板を見つめる。彼らの全身至る所に銀河連合との戦い或は野宿によって生じた傷が見られる。特に外の生活をするには肉体の形成が十分ではない少年はここへ来るまでに一回だけ熱を出して三日も足止めさせる事に。
(この旅をするまでに体を鍛えて良かった。出来れば鰐族のあの生命を呼んで筋肉鍛錬の方法も教わりたかったけど)
 それでも一回だけの熱を出しただけで済んだのは旅をする為に肉体を鍛えた少年の努力あっての事。
「ねえ、九」
「何だい、モリちゃん?」
「私、不安だよ」
「何だい、僕と異なって体が丈夫な君が不安がるなんて!」
「だってここまでで十日或は十一日間……銀河連合に何時食われるかわからなかったの! 日増しに襲撃の手口を変えて来るあいつらにどうすれば良いのか私、わからないの!」
「別に己の死を怖がるのは僕だって--」
「私の事じゃない。急が死ぬんじゃないかっていう不安で満たされるの!」
 モリちゃん--九星と呼ばれる少年はモリーネと呼ばれる二つ年上の少女の手を強く握る程、彼女の気持ちを知る。
「……大丈夫さ、モリちゃん」
「九、でも身体--」
「僕が産まれた頃から父さん譲りの肉体でもモリちゃんより先まで生きる自信はあるんだよ! 信じろよ、モリちゃん!」
「で、でも私がこの後死ぬ事だって--」
「銀河連合に君を食わせない! いや、そんな事は永遠にないんだよ!」
 その真っ直ぐな瞳にモリーネは思わず涙を流し、それから繋いだ手を離す。いや、離したのは抱き締めて口付けを交わす為の布石。二名は成人を迎える前に周囲を気にせずに青春を謳歌した。但し、これだけは付け加えよう。二名は抱擁と口付けは知ってもそれ以上の濃厚なやり方を知らない為に周囲が思っている以上の恥ずかしい行為にまで至らない。
「やれやれ、遠い親戚もそうだけど……拙者の代でもこんな光景を見せられたらなあ」
 と呟くのは齢十六にして十一の月と六日目に成る仁徳人族の少年マートリアス・バルケミン。彼は美世に運命学を教えたマルメロの遠い親戚にして同じく運命学を追い求めるバルケミン。
 三名の人族が邂逅した時、一つの物語は終焉に向かって突き進む……


 という訳で序章の後篇をお送りしました。来週で完結しますが、余り良い物を期待しないで下さい。

 さて、アニメの話をするとジョジョは吉良は川尻と成って物語は新たな局面を迎える。まあこの辺は原作読んだ人間にとっては誰でもわかる展開だけど、じゃんけん対決や「だが断る」や「質問に質問で返すな」は新展開の時に聞けるいい名言。じゃんけん対決話をやってくれないかなあ?
 話は変わってロンパ3絶望編は誰もが予想した通り七海は死んだ。しかも十四人を絶望(狛枝の場合は方向性を変えただけで全くぶれてないが)させるという最悪の結末で。だからこそスーダン2の五章のタイトルにそっくりだけど全く違う性質を帯びたタイトルに成ったんだよなあ。にしても一人の希望が死んだだけであれだけの効果を発揮する洗脳映像を来週から来るであろう予備学科の集団自殺の場合はどれ程の規模に成るか? 本当に御手洗があの変態と出会わなければこんな事に成らなかったとつくづく思う絶望編。んで未来編の黒幕予想だけど、急に変えるぞ。希望の戦士発言からして黒幕はやっぱり江ノ島だと思う。その根拠としてスーダン2で死んだ人間を乗っ取るプログラムの存在が鍵を握ると自分は予想する。それでも的中率は三割に留める。だって外れるの恐いし(笑)。
 さて、ゲームの話をするとこれもまたダンロンファンの自分だからこそしつこく語るぞ。V3の主人公が赤松楓なのはいいけど、中の人が凄く不安だよな。しかもプロモーションビデオでの台詞とか皆を引っ張るという性格付けとか何か不安を煽る気満々だけど。ワイルドアームズの三作目みたいに赤松が最後まで主人公しててジェットのポジションであるロボが裏主人公を最後まで勤めてくれたらいいけど、脚本があのモノクマだからな……それさえ嘘に成りそうだ。それから赤松以外の十五人を長々と語るとロボはまあ裏主人公として最後まで生き残るでしょう。トイレでポンさんは知らん。フレンチクルーラーは赤松主人公が真実であるならば今作のライバルポジションを務めるだろうな。んで緑の優男は多分、今回の幸運枠で何となく狛枝みたいな危ない部分が醸し出される(それでも狛枝を越えるキャラは出ない)。キャップ野郎は多分、艦これブームからして艦長かと(わからんけど)? マスクはまあ検死担当でしょう、如何にも危なっかしい風貌からして。ハットリ君は海賊かな? マッチョは多分昆虫王か何かで一人称が僕に成りそうな気がする。新月のそっくりさんは多分セレブ系の超高校級かと。女子から行くとアッチョンプリケーは美術部か何か。クールビューティーさんは難しい。ゴーグルはパイロットか何か。魔女は手品師と見せ掛けてのねるねるねえな化学者だろう、毒舌キャラも含めて。眼鏡は腐川罪木と続くネガティブ担当。忍者はニンジャだけどカグラの方じゃなくて忍殺の方に成りそうで色々喋り出すと危ない気配が。取り敢えずわかる事は今回のメンバーは全員仲が悪いだろうな。1の十神組以外仲良いのや2の連帯感抜群勢と比べて。
 という訳で今日はここまで。北朝鮮を締め上げる最終手段が兵糧攻めか。残酷な話、そうだろうなあ。

雑文特別編 一兆年の夜外伝 第序話 再開の序章(中篇)

 どうも北とか言うテロ国家に対して日本は反撃もままならない状態だと改めてわかって何が「九条マンだ、ふざけんな!」と心の中で叫んだdarkvernuです。
 さて、今回は雑文特別編の序章を紹介していきましょう。

 IC(イマジナリーセンチュリー)百十年一月十九日午前十時七分六秒。

 場所は真正神武首都六影中央地区真正神武聖堂。
 そこで齢四にして一日目に成る神武人族の子供は遊び回っていた。それも齢六にして六日目に成る武内人族の子供と一緒に。
「またぬけるきですか、九は?」
「そりゃあそうだろ、ぼくはせんじゃなんだよ! モリちゃんもいっしょにこのせいどうをぬけてたかいやまへのぼろうよ」
 アマテラス文字の平らな仮名を使って仙者と名乗る子供は天同九星……現在の真正神武で二名しか居ない仙者の若い方。そして今回の物語の主人公を務める。
 それから同じく平らな仮名しか使えない子供はモリーネ。幼い頃に銀河連合に依って両親が死なれ、たまたま通り掛かった現仙者美世に救出されて以降は彼女の兄にして真正神武初代仙者輝星の遺児である九星の遊び相手兼護衛として育てられるようになる。
 だが、所詮は二名共子供。当然ながらお目付け役は存在する。それが齢二十九にして十一の月と六日目に成る三の年より前に老衰で想念の海に旅立ったテネス鬼族ギガンティック・ダッジャールの甥であるギルガザム・ダッジャール。早速彼は成人体型一とコンマ五はある巨漢に見合わぬ軽快な動きで二名の子供の前まで回り込んで両の屈強な腕で彼らの左右脇腹を掴んだ。
「いたいいたいいたい、よギルガザム!」
「ぼくはおんなのこだよ、ギル」
「何尾仰ります科、九星様似それ科羅モリーネ! 勝手奈行動端慎んでください斗あれほど美世様牙口煩く言っておられる乃似何たること科!」
「いたいからおろして!」
「そうだよそうだよ、ギル!」
 ギルガザムは地面に降ろすものの、勝手な行動をしないように掴んだ手は痛みが走らない程度に緩めるだけ。自分達が山へ行こうとするのを何としても阻止したい事に気付く幼いながらも勘の鋭い九星。その証拠に彼はこんな事を口にする。
「ぎんがれんごうのことだろう。わかるよ、あのやまはたいぎんがれんごうようにもりおこしたつくりもののやまだってことは」
「え、そうなの?」
「あいかわらずうんどうしんけいいがいはうまかしかだなあ、モリちゃんは」
 うまかしかか、うるさい--モリーネは己の頭が良くないと遠回しに言われるのが好きじゃない。
「あれ端我々真正神武牙開発した対銀河連合防波堤斗して技術部門似優れた生命尾集めて盛り起こした山出あります。奈乃出万牙一似模事故牙起こられて九星様弥モリーネ乃身似何牙起こって模責任尾問う事端叶いません」
「でもいいじゃん。ぼくはせんじゃだよ。まんがいちだろうとぼくのちからとモリちゃんのうんどうしんけいでなんとかできるんだ!」
「です牙、九星様端先代乃血尾引く身出あり、尚且つ大陸藤原乃ある方乃血尾引く身出あります。それ故似--」
 またぼくのしらないははのはなしをしたなあ--幼き九星は母の話が心底好きじゃなかった。
「も、申し訳ありません」
「い、いやぼくがよくなかった。なんかこうがさめたよ、モリちゃん」
「え、いかないの?」
「それ端宜しいこと科斗。何せ九星様端前似模山尾登ってその疲れ斗外出蔓延した菌族牙入って三日三晩苦しむ病似罹ったくらい肉体端丈夫出端ありません乃出」
「だってさあ、九。そうゆうわけできせいさまがいるいまにいきましょう」
「うん、ぼくのしらないちちのにがおえのあるへやにいこうか」
 悲しそうに九星は亡き父を祀る天同輝星の間(のちに彼の間に成る部屋)へとモリーネと共に歩いて進む。その後姿を見てギルガザムは山へ登りたい理由を何となく推測する。そう、小さな呟きで。
「そう科、山乃先似清花様牙住んでおられる斗勘乃違うこと尾考えていらっしゃる乃ですね」
 その呟きの後にある事を考えるギルガザム。それは大分先に九星はモリーネと共に長い間失踪する事に成る。それは真正神武始まって以来の大事で叔母である美世が自ら護衛を付けずに探し回る程の事を九星とモリーネは若い内にしてしまうという事態をギルガザムは考える。
 そんなギルガザムの考えが的中しそうな事を九星は間に着くまでに考える。
(もっときんぞくをうけいれるからだになったかならずぼくのしらないははのところへむかってやる。どんないどうしゅだんをつかってでもかならずなあ!)
 それは後に九星とモリーネの愛を育む短い短い物語に成るとは誰が予想したのか……


 という訳で三兄弟の章のアフターストーリーが開始しましたな。主人公は両親共に虚弱体質の元で生まれた為に自身も仙者でありながら体が丈夫ではない。故に少し運動しただけで三日三晩苦しむという話が出る程だ。本当に親の血は的確に子に引き継がれるんだなあ。

 どうやらゲーマーはまだまだ延命しそうだが、代わりに家政婦は残姉に脳味噌弄られて大変な事に成ってる。そして本物のアニメーターは主人公みたいに悲惨な目に遭いまくってるなあ。どうして脇役なんだろうと思ってしまうくらいに己のアニメ技術をあんな風に弄られて何も救えないというガエリオさんも同情してしまうくらいの境遇を受ける。だからこそ苗木に嫉妬してるんだろうな。アニメの才能を持たず尚且つ己と同じく肉体は余り良い方じゃないのに絶望フェチを下して世界に希望を与えた事が。うーん、これは少し苗木が危機だろうな。ゼツボウスレイヤーと化して唯一の味方であるボクサーでさえヒートソードで手に掛けたあいつよりも朝日奈に扮してると思われる何かよりも危険なのが近くに居るぞ。まあそれでも苗木だったら何とか出来そうだと思ってしまうんだよな。だってさくらちゃんのライバル(弐代じゃない)と同じくらいにメンタルが強い苗木だからな。何せ超える事よりも引き摺る方を選択するくらいメンタル強い苗木だからな。
 それじゃあ今日はここまで。二重国籍のレン4・ロワイヤル(当ブログを始めとして自分は一部の実在の人物をぼかすようにこうやって呼ぶ)も外務大臣室にエラの張ったババアを入れた嫁の頭がパーンな前何とかも存在感のいまいち薄い玉山鉄二……あ、ローグ戦犯の一人じゃなくてえっと玉置成実……そっちじゃなくてえっとな人も誰が成ろうとも初めからおkしいネオ・ブーメラン党に未来はない。

雑文特別編 一兆年の夜外伝 第序話 再開の序章(前篇)

 どうも絶望編ではとうとうトリプルポイントゲッターが集合して来週から嫌な予感しか的中しないとわくわくするdarkvernuです。
 外伝を始める前に『格付けの旅』の白魔法の章03が終わり、黒魔法の章03が始まりました。読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<白魔法の章>、<黒魔法の章>をクリック。
 さあ、短めにやりますよ……序章ですので。

 僕が産まれる前に成るかな? 僕の先祖達が初めて三つに分かれてそれぞれの道を進み出した日を。それは僕の先祖の苗字が天同だった頃のえっと……そうだ、僕の遺伝子に刻み込まれた記憶を辿ると大体そうだね。えっと最初は豪で次が短命の狼で、三名目がえっと……ああ、母はこの宇宙に暮らす色葉の夏代だったから名前は確か烈と呼ばれたんだね。んで四代目が暁で五代目が魁……ってのは少々誤りで高だったね。そして六代目も短命で知られる四生だったよ。んで七代目が僕の命を繋ぎ止めた生命と同じ名前でその宇宙に一名しか居ない生子だったよね。ああ、生子に僕は何時も手を伸ばしたいと願う僕が居て……じゃなくて生子の後を継いだ僕の先祖を紹介しないとね。えっと八代目がその生子の弟の子供に当たる壱生で子だくさんと聞く。その壱世の跡を継いだのが七生。それから参花が引き継いで子を三名も儲けた。参花の跡を継いだのが四間。それから先はずっと欠代が続いて何と傍系で僕達と同じ存在が誕生して大騒ぎ唯したとか何とか。その傍系と二代後の六影が結ばれる事で三名の雄が誕生。内一名は僕と同じ存在。でもその三名の誕生に依って初めて三つに分かれてそれぞれの道を歩み始めた。今回は六影の第一子に当たるえっと名前は何だったかなあ? 余りにも壮大な量だから一々遺伝子の中の引き出しを調べるのは大変な……そうだ、叶家の満智琉を妻とするから名前を星央と呼んだな。その星央には三名の子供が居て、内二名は僕と同じ存在。だけど第二子は心身の病弱故に僕達の中では内的要因で短命だった。名前は思い出せないが彼の遺児が三つの内の一つを統治していたね。今回紹介するのはその話だよ……

 と言う訳で少々卑怯染みた方法で冒頭をお送りしました。来週から外伝の本編が始まりますので宜しく。誰がナレーションしてるかって? それは企業秘密という事で。

 では白魔法の章03の解説と行こう。いや解説するには余りにグダグダでもうどうしようもない。四ページ目に至っては本当に自分でも何がしたいのかわからん状態だよ。マジでやる気あるのかと疑いたくなる酷さで読者には本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。白魔法の章はどうしようもないな。どうしてもデュアン達を活躍させるにも周りに気遣いしてしまう為にあいつらがふざけて動いてるみたいで他のキャラを掴み切れなさ過ぎて困るぞ。今度こそ04ではそう成らないようにやらんとな……まあその時が来たらここで書いた事は忘れるだろうけど(苦)。因みに02で登場した生徒達は04で登場させるつもりだ……いや、登場させないと駄目だと自分は思うね。と言う訳で宜しく。
 以上で03の解説を終える。

 さて、時事ネタを書くとロシアもKGBのボスも北方領土を返す気なんて零。つーか期待するだけ無駄。仮に返せば流石に肉弾戦最強の大統領でも暗殺は免れない。それだけイヴァンの時代から続くロシアの恐怖体制というのは歴代の首領を恐怖のどん底に叩き落とす物だから……まあ今日でも良いから返せよ、お前らの立場は良いから。あ、まあ命が惜しいのでこれ以上は書かん(怖)。
 それじゃあアニメネタを言うと絶望編は来週から極道さんは確実に隻眼に成るな。そしてデブと戦闘民族とマネージャーは食堂にて絶望化したエロ担当の凶行を目撃してそれから裏主人公に依って七海は死ぬ。それを家政婦の能力で目撃する未来編黒幕候補。んで逃げたアニメーターは七十七期生で唯一絶望の因子を植え込まれなくて助かったが、未来編に繋がる禍根を残す事と成った。えっと地下での出来事については多分、八話で顔だけ出た神経学者さんのチート記憶操作で何とか成るでしょう。そう九話の展開を予想する自分。恐らく三割の確率で当たると信じる。
 と言う訳で今日はここまで。そうなると新世界プログラムの七海はどうやって誕生したんだろう? やっぱ七十七期生の思い出の結晶で再現したのかな?

格付けの旅 おーい、デュアン 坂本金八幕末伝

 浜崎伝助……それはとある太陽系第三惑星にある日本にてありとあらゆる場面で登場する人物の名前。かの有名な徳川家康も息子である秀忠も或は家光の孫にあたる吉宗もみんな浜崎伝助である。いや、徳川家だけじゃない。家康の前の天下人だった秀吉も浜崎伝助だった。あの家康を破った進言も伝助……何がどう成ってるのかわからんだろうが、浜崎伝助が日本の歴史を作り上げたのではないかと誰もが信じる程に彼は歴史の大事な場面に登場する。今後も浜崎伝助に注目が集まる。
「それ白いネタだろうがああ、二本足!」
「いやいや、黒い方なので解説したんだよ」
「というかそれは何とか日誌の主人公だろうが」
「主役を務めたのがあの……だろ?」
 尚、黒い方で実名を表す事は禁じられる。関係各社にご迷惑を掛ける恐れがあるので。
(前回のあらすじでもしないと何が何だかわからない事だらけだな。でも解説をしないというのも一つの手だし、このまま<ヒッスアモト大宇宙>に突入した訳を語らなくても良いよな。今は外貨建ての返済で忙しいし)
 外貨建て、<ヒッスアモト大宇宙>……この単語に覚えのない方に説明するとデュアンはR・ホウとの戦いに勝利した。その結果、『カルト四天王』の存在を知った。それを打倒するべく彼はアルッパーを無理矢理連れてこの<ヒッスアモト大宇宙>に着く。だが、代償は余りにも大きい。外貨建てでR・ホウに勝利した事でデュアンは関係各社に返済を迫られる毎日を送る。それは金で解決する問題ではない。中には能力の制限或は譲渡、酷い場合は内臓の約何割を機能停止に追い込まれる事に。更にはこんな事まで起こる。
「ところで今週の幽遊白書はどんな内容だった?」
「馬鹿か、お前は! 幽遊白書はとっくの昔に連載終了してるぞ!」
「あれ、そうだったか? じゃあ駄目大人党の轟盲牌が郵政選挙をぶちまけたが、結果はどう成った?」
「駄目大人党の解消に決まってんだろうが……つーか何を外貨建ての返済に充ててんだよ!」
「フウ、知識まで担保として抜けて行ってるな。このまま行ったらアトムはまだ連載してるとか或は曲亭馬琴の南総里見八犬伝はまだ終わらんのか、とかまで--」
 いや、そこまで忘れる読者は居ないと思うぞ--珍しくアルッパーが静かなツッコミをする程にデュアンの借金返済が笑えない状況である事を理解した。
 そんなデュアン一行の前にギターを持った時代錯誤風の老人が出現。彼は胡散臭い笑みを浮かべながらデュアン達を見つめるが--
「ところでたんご三兄弟はまだ売れてるのか?」
「残念ながら泳げたい焼き君に売り上げは及ばなかったぞ……ってそれ六度目の会話だ!」
「そうか、逸見政孝は亡くなったか」
「それは十八度目の質問だ。というかどうしたら逸見の話に繋がるんだよ、てめえ!」
 そりゃあ勿論、外貨返済の為に痴呆症患者の物真似をするのも良いかと--全宇宙八百万のX乗居る痴呆症の皆さん、本当に御免なさい!
 話は置いといてギター持った老人を素通りしてゆくデュアン一行。それにキレるのは勿論、その老人である。
「オイ、そこの若造二人!」
 俺は二本足じゃねえよ--アルッパーは人の数え方が我慢成らず、反応した!
「よくも俺を無視したなあ、え?」
「誰だあんたは?」
「そりゃあこっちの台詞だ、馬鹿やっろめ!」と元々の熊本訛りをベースに通常会話を続ける老人。「そもそもおめさん俺を舐めんなや!」
「それは確か……爺さんはSAGAか?」
「ああ、おるは……じゃなくて俺はKUMAMONだ!」
「何となく出身地がわかって来たぞ、あいつは内村良一と同じ出身地だな」
「誰だか知らんが、あいつは産まれはEZOだ!」と知ってるような呆けをしながらも会話を続ける老人。「おい、おるを……じゃなくて俺を舐めんじぇんぞ!」
「もう良い! てめえの名前を言え!」
「俺は『坂本龍馬』だ、覚えておけ!」
 坂本龍馬……それは歴史詐欺師司馬遼太郎に依って神格化された土佐藩士。彼の偉業は確かに素晴らしいが、彼の歴史詐欺師司馬は新選組とこの坂本龍馬を英雄扱いする事で有名。では坂本龍馬について語ろう。彼は薩長同盟、大政奉還と歴史を変える一大事をやってのけた偉人として現代まで語り継がれるがここで待って欲しいのはそもそもこの二つは彼考案の偉業ではない。実は福沢と並んで毒舌家として有名な勝海舟のアイデアである。それを龍馬は弟子として遂行したまでである。そう、弟子として遂行したまでである。ここ重要だよ。
 てめえ、龍馬さんを馬鹿にするんじゃい--と熊本弁を避けるように怒りを露にする自称坂本龍馬。
 龍馬を馬鹿にされたと思って突然怒り出す自称坂本龍馬にデュアンとアルッパーはどうして他人事のように振る舞うのかを考察する。。そんな中で彼を相手にするデュアン達の背後に同じような熊本訛りの男が襲来する。
「おるは……失礼、私は勝海舟成り!」
「おい、何で似たようなのが二人も居るんだよ!」
「まさかお前らは『坂本金八』だな?」
 坂本金八……それは坂本龍馬に憧れて奴が結成した海援隊と同じような名前のコミックバンドか或はフォークグループだったか? そいつを奴は二人の仲間とともに結成したらしい。基本的に人間としては屑であるが、本人もそれは自覚する。何せ売れない時期に売れたアイドルに対して愚痴や罵倒をしてたとの噂もある程に奴は人間の屑である。え、そっちじゃない? 失礼、坂本金八は大の坂本龍馬ファンで並々ならぬ情熱を注ぐ男で本来ならフォークグループの海援隊を龍馬が死んだ年齢で解散する予定を立てる程に……いやあずみで有名な、えっとそれ以上は白い方の話題に成るが小山ゆうとコンビを組んでフィクション歴史漫画おーい、竜馬という武市と岡田が龍馬の幼馴染という斬新過ぎる設定の漫画を描き、見事にテキサスヒットさせる……失礼、大ヒットさせる程に。因みに黒い話題なので本名は明かさず、かの有名な中学生教師の漫画の主人公の名前で人間の屑を紹介する。
「良く気付いたな。おい……いや、俺達が坂本金八が演じてる事に」
「俺も知らんかったぞ! まさか俳優自らが自作自演出来るなんて俺は知らなかったぞ!」
「さっきの浜崎伝助の話を忘れたのか? 奴は家康も家光も吉宗もほぼ全ての歴史上の人物を演じて見せる多彩さを見せてるんだぞ」
「それは良いとして、覚悟するんだな」
「書は力なり。君達がどんな奇怪な方法を以てしてもこの勝海舟には届きませんなあ」
 ヒッスアモト大宇宙に入って初めて戦いが始まる。それは坂本金八が演じる自称坂本龍馬と自称勝海舟が先制攻撃をするようにデュアンとアルッパーにそれぞれ違う攻撃方法で仕掛けて来た!
 デュアンは自称勝海舟を、アルッパーは自称坂本龍馬に攻撃を仕掛けられた! ではどうでも良いアルッパーの方から先に--
「コラ、糞ナレーション! 俺をどうでも良いとか言うなあああ!」
「隙有りイイイイ!」自称龍馬が繰り出す北辰一刀流……「くらえ、サイコガン!」ではなく、龍馬が拳銃使いに因んだ白い方で使われてそうなサイコガンを繰り出した! 「あの暗殺を経ておいは……じゃなくて俺は腕に銃を仕込む事を学んだのだ!」
 ウガアアア、ツッコミどころ満載だあああ--とアルッパーは一撃で銀河三つ分の距離まで吹っ飛ばされた!
「早いなあ、アルッパーはもうやられたのか!」とデュアンは心配する様子もなく、何時も通り零詠唱しようとすると……「えっと零詠唱する場合はどうすれば良かったかな?」どうやら魔導学園から培われた知識まで外貨建て返済に充てられた模様。「えっと、うーんと--」
「何たる無様ですか、デュアン・マイッダーよ」突然、自称海舟は説得に掛かる。「どうして私が君のフルネームを知ってると思う?」
(いかん、海舟は引き抜きのプロだと聞く! こんな時に外貨建て返済が仇と成るなんて! しかも何だ、この説得は)
 デュアンは自称海舟のどうでも良い話に耳を傾け始める。それは洗脳技術から培われる海舟お得意の無血開城に近い効果を発揮する。二分もしない内にデュアンの目は螺旋を描き始める。
(いかん、段々……と坂本金八に扮したこの男の話が心地良いように思えてくる。このままじゃあ……ああ、海舟先生の為にも俺は頑張らないと!)
 哀れ、デュアン・マイッダーよ--見事に自称勝海舟の駒と成ってしまった!

 一方のアルッパーは突っ込みを口にしながらも光速を超えた速さで元の場所まで戻ろうと敢行するも--
「何、最高速度が音速で留まるぞおお!」宇宙空間では致命的な音速までしか届かない! 「もっと出る筈だろ、もっとオオ!」
 何故アルッパーは光速を超える所か亜光速にも届かず、音速に留まるのか? 実はアルッパーはまんまと自称坂本龍馬の罠に掛かった。アルッパーを取り囲む坂本金八軍団は『贈る言葉』を歌う事で自らのテリトリーを形成。
 贈る言葉……それは卒業式や各行事で五月蠅い程耳にする坂本金八が所属する海何たら隊の代表曲。勿論奴主演の金髪先生でも耳にタコが出来るほど聞かされる曲。その曲に感動するかどうかはわからんが、一般的には感動するらしい。だからこそ学校の行事で良く耳にする。俺は偽善的な歌が嫌いなので一切感動しないが。
「うおおおお、警察官の坂本金八まで参加して俺を縛り付ける気かああ!」
「どうだ、おい……じゃなくて俺に逆らうとどうなるか、身をもって思い知ったろっべ!」
「人間の屑の癖に俺をそんな感動するような歌で……は!」
「そう言った時点で俺達の術中に嵌った! この<ヒッスアモト大宇宙>に足を踏み込んだ時点で俺達の神様である『ゴールデンマンゴン』様に敵うと思ったか、馬鹿もんめ!」
「そうやって信者獲得しに来たか、てめえ!」
「ゴールデンマンゴン様に逆らうと仏罰に遭うぞ! 俺達の必殺技である贈る言葉だけじゃなく、『飛び降り自殺』だって躊躇しないぞ!」
 飛び降り自殺……ここでの定義は自殺に見せかけて始末される事。そう、あの有名な東村山市議の自殺や偽メール問題で注目を集めたあの議員の自殺だってそうである。その手口は極めて心臓を止めかねない威力を誇り、今も尚もアンチ頭がパーン集団の下で話題と成る事案。兎に角、気を付けるんだよ。
 アルッパーは段々と教祖ゴールデンマンゴンの言葉が心地良い物だと錯覚し始める。それくらいに送る言葉の威力は甚大なる物で人を洗脳させる破壊力を持つ。勿論人の場合だったら--
「二本足があああ、俺を好き勝手操ってんじゃ……ねええええ!」
 アルッパーは人じゃない。勿論鯨でもない。ましてや紙ですらない……正確には神を超えた存在。依ってアルッパーに贈る言葉の魔力はいとも簡単に掻き消され、鯨族特有のテレパシー技術を応用した画期的な超音波でアルッパーは周囲の坂本金八の頭をシャットダウンしてしまった!
 何故だああ--坂本金八にとって予想外の事態だった!
「五月蠅いぞ、子供みたいに机叩くような二本足の手先に成った情けない野郎め!」
「コラ、ゴールデンマンゴン様の悪口を言うなあああ!」
 堪忍の緒が切れた坂本金八の一人である福沢諭吉は『学問ノススメ』と呼ばれる本を開いて魔法を唱えた--天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず--と!
 学問ノススメ……それは平等を謳った諭吉の代表作……ではない。諭吉が孔子と呼ばれる支那詐欺賢者の一人が築き上げた儒教と江戸時代まで続いた封建制度の脱却を促す為に自ら執筆して世に出した学問への心掛けを謳った本。内容は正にその時代に相応しい近代民主主義の国民に相応しいのは西洋から学ぶ事の有意義さと赤穂浪士や楠木正成などと言った民衆が好む歴史上の人物の批判ももれなくセットで付いてるという代物。正に海舟と並ぶ毒舌家諭吉に相応しい逸品である。
「そういえばさっきからデュアン・マイッダーは何故解説出来る」
(教えてやるよ。実は前の戦いで俺は記憶が曖昧に成ってるんだ。え、通じないって? メタだよ。だからこうして心の声で奴らに向けて発信してあるんだ)
「おのれ、この海舟が居ながら!」
(おっと勝海舟で忘れてはいけないのは奴は西洋嫌いで諭吉と違って登用に目を向けるべきだと主張して対立関係に成る。なのにどうしてお前は海舟にも成ってるんだ?)
 そう、デュアンは矛盾を突く魔法を既に唱えていた。それは事前に唱えないと事前に唱えないと叶わない。もしやデュアンはこの為にわざと海舟にやられたのか? それは考察するだけ無駄であろう。
「ウオオオオ、このおい……じゃなくておっとらべばアアアア!」
 次々と爆発四散する坂本金八。残ったのはコミックバンド時代の格好をした坂本金八只一人のみ。
「ハアハア、やっと脱出した」
「毎度毎度何でてめえは御都合主義的に良い思い出来るんだよ!」
「それは俺が主人公だからさ」
 アルッパーじゃなくても多くの読者を敵に回す発言が出来るのもデュアンが罰当たりである証拠。だが、そっちは問題ではない。問題なのは元に戻った坂本金八。彼は何をするのか?
「仕方ないか。こう成ればこの大宇宙ごとあの一級建築士によって崩壊させてあいつらを超重力の藻屑と化しておこうか!」
「なんか凄い事……ってあいつ転移したぞ!」
「追うな、アルッパー」
「お前に言われなくてもわかってるわ」
(一級建築士だと。という事は……この<ヒッスアモト大宇宙>を少しの揺れで崩壊させる気だな)
 デュアンだけでなく、アルッパーもそれに気付いた。だが、彼らは脱出出来ない。そして例の一級建築士がお笑いコンビ騎士の片割れとその弟で鶏頭の男を引き連れて彼らの前に姿を現した。
 そいつらの正体とは一体!


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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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