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来週から外伝を再開しやす

 どうも身体障碍者の気持ちがわからないdarkvernuです。
 そんな訳でとある有名な方をディスるべきかわからないが、一つのショートストーリーをお送りします。

 さあ始まりました障碍者論争……私は全国一億人以上いると思われる認知症患者を敵に回したチ・ホウであります。国籍は日本で父は首のない障碍者で母は乳房がない障碍者。何れも日本人であります。そんな一見有り得ない父と母を持つ私が司会を務めさせて貰います。
 さあ入場されるのはこの六人。最初は障碍者皆殺し論を展開するユウキ・コスモ論争で障碍者は皆、イデに導かれて死ねば良いなんて爆弾発言をかましたザンボット大学情報学部のブラック冨野教授。
「障碍者は不要。イデの導きこそ重要……ブラック冨野で御座います」
 続きましてはハイドリッヒ・ラング論争でラングの主張の正当性を最後まで一貫した創竜伝大学中国学部准教授のレッド田中氏。
「ラングのように振る舞えば自然と障碍者は私生活にとって邪魔だ……レッド田中で御座います」
 続きましては十八禁論争でもお馴染みに成った今話題のあらゆるプレイを推奨してしまう人間の心理に詳しいアヘピース大学の東鳩二科学部の講師を務める伊藤冬弥氏。
「性欲という物は時として障碍者の肉体にさえ欲情する……伊藤冬弥です」
 続きましては容認派の皆さんを紹介します。最初は迷いに迷った挙句ようやくたどり着いたらすぐに自らが評論家である事を忘れて困り果てる自分が居た……認知症専門家のニン・チショウ氏。
「はて、飯はまだか……えっとわしの名前は……ああ、ニン・チショウ……って誰?」
 続きましては会話のキャッチボールすら出来ないからここまで連れてくるまでに多くのスタッフの胃に甚大なダメージを与えたキャッチボール不要論の権威であります専門家のキャッチ・ア・セルフ氏。
「障碍者を馬鹿にするな! 貴様それでも人間か! どいつもこいつもわしを何だと思ってんだ! こう見えて若い頃はアスリートとして……わしの名前じゃなくてわしの質問に……ああ、わしは障碍者なんだぞ! 少しは大事にしろ! それからトイレは何処だ! わしを糞塗れにしたいか……ああ、そんなにわしの名前を忘れたか! わしはキャッチ・ア・セルフだぞ!」
 最後はラピュタの住民並に自分に酔い痴れるガリバー学の権威であります評論家のキョ・ジン・タイホウ氏。
「俺って素敵だろ? 何故素敵かはこれから話すさ。それはね、俺が髭を毎日剃ってはそれを収拾して髭の状態を確認してるんだよ。それから爪だって切るさ。しかも切った爪は捨てずに保存しておくんだ。爪の状態を確かめる事に依って健康状態も確認できるわけだし。それから髪だって自分で切るのさ。床屋で切るともったいないからね。何故って切った髪の毛を保存する事で脳の状態も確認出来……イデ! ああ、俺はキョ・ジン・タイホウです」
 ではこれより障碍者論争を開始……


 物書きは時として批判さえ甘んじて受けねばならない。多分、色々問題に成るから本格的にやらないであろう『障碍者論争』の冒頭をお送りしました。まあ長い事も理由だが、他には障碍者を笑いものにするような物じゃないですか。なのでやる為にはいろいろ腹を括らないと駄目だなあと思って多分やらない奴であります。
 ンでこれを出した訳はあの有名な五何たら不何たらでお馴染みのあの方の事を捩って出しました。確かに障碍者は聖人じゃない事を日々彼によって証明されてるという意味では尊敬に値する人物だと自分は思ってます。でも政治屋に成るのは流石にやり過ぎでしょ。特に女垂らしともあればそれは度が過ぎる。なので見送る事を検討する駄目大人党はしっかり見送るどころか断る事をお願いして貰いますよ、あんなのは!
 それから幾ら人間の屑が成る確率が高い政治屋でも時と場合もある。それに政治は芸能人の玩具じゃない。速度の今何たらとか他の連中もそうだけど、参議院は元々大日本帝国に於ける貴族院を受け継いだ物で本来は華族専用の院。華族がGHQによってすべて解体されてからは参議院に成ったけど、その役割は今でも変わらない。そんな院ですので芸能人のような貴族にも満たない奴らが我が物顔でそこの議員に成る事は流石に止めるべきでしょう。と言うか参議院に解散がないのは話題性作りの為じゃないんだぞ……ふざけんなよ(怒)! 解散しやすい衆議院と違って政治空白をある程度埋める為に存在するからそこに入れる奴らは出来れば政治に詳しく、しかも国にとって大事な法案を提出するような奴らで埋めて貰わないと駄目だと自分は思う。と言うか芸能人は入れるな!
 と話を大きく脱線させた所でショートストーリーの解説を終える。

 さあ来週から『一兆年の夜外伝』を再開する。どんな風に描かれるかはわからないが、書いてゆく内に方向性を思い出す予定……その当時とは全く違う方向性に成る場合もあるが(笑)。
 それじゃあ今日はここまで。鉄血は今日で最後か。もう見るアニメは来週以降視聴する忍殺の三十分バージョンだけだろうな。モブは七月までお預けだし。うーん二期があればモブの後に視聴しなくてはいけなく成りそうだな。

詐欺師業界は今日も絶好調

 どうもあそこまで詐称する自信がないペンネームdarkvernuです。
 始める前に『格付けの旅』の青魔法の章02の二ページ目が終わり、三ページ目に入りましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<青魔法の章>をクリック。
 さあ、やるか!

 中国は嘘吐きばかり、嘘じゃないのは詐欺師だけ……この諺は中国全体を表す言葉。詐欺師達しか真実がない中国を端的に表す可哀想な言葉でもある。
 さて、詐欺師と言えば今宵新たなる詐欺師が誕生した。歴代の詐欺師達は一堂に会して彼を祝福した……詐欺喫茶で!
「酷い味だねえ。ミルク味と謳ってるミルクティーが実は生姜味を飲まされて損した気分ですなあ」
「まあまあ、サギ石さん。ローマ元老院は皇帝には絶対に成らないという俺の言葉を鵜呑みにして一杯食わされるような気分だと思ったら案外良い物ですぞ……」ローマ帝国初代皇帝アウグストゥス。
「それなら俺が佐々木小次郎を神格化させてそれを圧倒せしめた事を喧伝した事も後にバキシリーズに亀裂を走らせる一端に成ったなあ……」剣豪会一の詐欺師宮本武蔵。
「それなら俺の歴史書を鵜呑みにして多くの歴史学者はそれを基準に歴史を語らせたのも俺ならではの功績じゃないか……」歴史学会一の誤解屋司馬遼太郎。
「吾輩には数多くの名言があってな。それにちなんで今のあの国では神格化され続ける訳だよ。騙されてるとも知らずに……」虐殺者にして嘘吐きの塊毛沢東。
「これから僕はブーメラン君じゃなくて、えっと今仇名募集中……」詐欺フェストでお馴染みの最近党名を変えた詐欺政党。
「ケラケラケラ、ここに新たな詐欺師が誕生した。彼は高卒なのに大卒でしかもオープンキャンパスに参加しただけで尚且つハーフではなく、純粋日本人(本当はあそこの人種じゃないか?)で外人顔のように整形してコンサルタントだって全くの出鱈目で嘘じゃないのは彼の仇名がホラッチョだけか。中々大胆に騙してるじゃありませんか、ケラケラケラ」
 その男は詐欺喫茶に流された……


 という訳で話題の詐欺師を茶化す時事ネタをお届けしました。まさか耳が聞こえない振りの音楽詐欺師の後継者が現れるなんて。というかこいつを今まで登用してたテレビ局の節穴ぶりには呆れて物が言えない。つーかホラッチョさんは話題に成るまでどんな奴か全く知らなかった所に自分がテレビを全然見てない証拠かも知れん。ってかどんだけテレビ局は馬鹿しか居ないんだよ。あのネットチャンネル局の奴らもそうだけど、登用する奴の経歴くらい少しは査定したらどうかと思う。何の為に就職試験云々に面接があると思ってるんだよ! 面接ってのは履歴書も含めて人物を見る為に行う物だぞ。それは優秀な奴ばかり雇うのではなく、怪しい人物を雇って会社が傾かない或はおかしな方向に行かないようにやる為でもあるんだぞ。本当に呆れて物が言えない。だから詐欺師達の絶好のカモに成るんだよ(怒)! まあ仕方ないか。面接官として使う技術を他の分野で活かす能無しばかりだと思えばすっきりするかも知れない……技ってのは応用してこそ意味があるんだぞ。どっかのワカメ師匠の言葉を良く頭に入れておかないとこれからもホラッチョさんみたいな奴らに騙されていくんだぞ。
 以上で時事ネタの解説を終える。

 じゃあ青魔法の章の二ページ目の解説でも始めましょうか。一応、説明し忘れた事だけど魔導学園は星全体を支配するという設定。なので大惨事魔導戦争以前の国々出身の魔術師及び魔道士達が参加する大会と成っております。だからこそ予選は三つに分かれており、本選に勝ち上がる者達は単独プレイ至上主義者ばかりでなく、仲間思いである者達だって機会があれば伸し上がれるようになります。それでも最終的に本選に勝ち上がるのは強い魔術師だけなのが世の摂理と言えましょう。因みにこの大会では生死を掛けた戦いは行われない……が、デュアンの場合だけ魔導学園が危険視するだけあって始末する為に二重三重に罠を張り巡らすように成ってます。スペシャルセレクトもその一環。それだけでなく、デュアンが組まされた二人だって命を狙われます。一見すると魔導学園寄りのマリックが狙われる訳や毒にも害にも成ら無さそうなラキが狙われる訳もこれから判明してゆく予定であります……が、明かされるまでに一年くらいかかりそうな気配がする。何せ03まで伏線持っていくかもしれないので(辛)。
 という訳で青魔法の章02の二ページ目の解説を終えます。

 とはいえ、他の分野で活かす有能な人物も何人か居るには居る。が、現状では形振り構わずに有望なき人材を採用して痛い目に遭う会社や雇用主が何人も居るのは事実。そこでは見る目がないのではなく、人が居ないから補充してゆくしか道がない。補充しないと上からの圧力で後がなくなり、余計に形振り構っていられなくなるという現実がある。そう言った人間に求められるのは一つ……アカギのように成るしかない(つまり何時だって首を括るつもりでいろって事だ)! まあそんな奴がいたら会社側も下手に雇いたくはないから少々ヘタレを雇わせて従わせるしかないのも現状ではあるが(笑)。
 それじゃあ今日はここまで。何時に成ったら赤木と鷲頭様の戦いは終わるんだよ、スピンオフの癖してどんだけ引っ張るんだよ!

格付けの旅 青年デュアンの試練 全生命体の敵との邂逅

 総当たり……それは全ての対戦相手とぶつかる事を意味する。
 といきなり何を語り出すかだろ? 俺は生まれて初めて悪意とぶつかっちまった!
「強過ぎる……予選でお前が出て来るなんて聞いてないぞ!」
「これでわかっただろ、デュアン・マイッダー。お前が目指す道は俺達『全生命体の敵』に滅ぼされる為にあるのだと!」
「そんなわけあるかよ!」































 さて、ここまでのあらすじへと至るまでにどうして俺がそう成ったかについて語らないといけない。それは別に長く成る話ではない。けれども数行で収めるには力技が少々必要に成る。先ずは俺が次の予選会場へ向かう所から始めよう。そこには奥歯をかみしめるマリックが俺を睨みつけ、ラキが笑顔で俺を迎える所であった。
「何だ、マリックも居たのか?」
「あのなあ、最後までチームメイトとして一緒に居なきゃいけないんだよ!」
「そうゆう訳で次のブロック選びには三人一組でそれぞれの会場に向かわないといけない訳よ」
「でも予選三回戦で俺達とぶつかるんじゃないのか?」
「その可能性はないなあ。何故ならそう成ってしまったら予選を勝ち上がる意味がない」
「とマリックが言ってるけど、実際はわからないわ」
「一々俺の言いたい事を遮るように言って……デュアンと同じく嫌な女だ」
「誰が貴方みたいなのに好かれる者ですか」
「喧嘩は本戦に出場してから存分にしとけよ」
「論点が違う。本線で不幸にもぶつかったときに叩きのめすとかだろう、が!」
 面倒臭い野郎だ。この時、俺の中でマリックは嫌な野郎から面倒臭い野郎へとシフト。これも成長する毎に俺の意識が変わってゆく経過の一つだと後に成って実感。
 それじゃあ予選二回戦のブロックは何処かを……『マジカルダーツ』で決めるのかよ!
 マジカルダーツ……それはノーマルダーツに属性毎のポイント制を投入した全く新しいダーツ。基本は中央に投擲する事で高得点を得る方式だが、こちらの場合は属性ごとに核属性の投擲を当てる事で二倍の得点を獲得するという戦略性まで加わる。例えば火属性は赤。水属性は青。風属性は緑等等。謝って緑に火属性の投擲をするとそのマスの得点しか貰えない。逆に対属性、要するに赤に氷属性なんかやれば五割減点されるというシビアなルールが加わる。それだけにこのダーツではど真ん中を狙うよりも他のマスを狙って如何に得点を稼ぐかが重要と成る。補足すると光と闇は対で重の場合は重のマスに当てても得点は五割増しに成るだけなので注意が必要。
 という訳で俺達がやるのは陽属性の盤か。陰属性で投擲するのは避けるべきだな。という訳で俺は……駄目だな--五回方式でやって五つとも盤から外した……投擲の才能はない模様。
「ハハハ、所詮デイズ人は身体能力という物はからっきし駄目だな」
「五月蠅いぞ、マリック。てめえはほぼ全て中央に当てやがって」
「はあ、魔術の才能は恐ろしいのに肝心の身体能力は素人の動きが強過ぎるのね」
「話はそこまでだ。それよりもお前らは何処のブロックに入る?」
「私はDブロックよ」
「俺はφブロックか」
 そんで俺は壬ブロックか。何かが起こるのは間違いない。
 壬ブロックのメンバーは俺を含めて全部で十六人。全員の特徴は面倒なので紹介しないぞ。名前だけを紹介するとアルファベット順でアルケイン・レネイド、ビーバップ・デ・ヴェルージェ、俺、エデーテ・フェテレーラ、ガルス・ボードレール、クライス・フルウルビッチ、マシュー・ディンゴード、ネス・ハターレラ、オルバン・サバラン、ピクシー・ピクサー・タラータ、センテンサー・ソラルディアンヌ、ヤールズ・フランクドール、ヤット・デタン、ユーティリティ・ユウリン、ユックリ・シテ・イッテネ、ワ・オド・ロッタ。正直、この中で知ってるのはクライスだけか。最初にぶつかって真っ向から潰すとしよう。
「ああ、俺に真っ向から勝負する気か?」
「その方がマリックに圧力を掛けられるし」
「マリックさんの為にもお前だけには勝たないとな」
「その前にこのブロック独自のルールを聞かないと不平等だろ?」
「ルールルールと五月蠅いなあ」
「ルールがあるのが公式という物だ。ルール無用なら俺の方が分がある」
「殴り合いなら負ける気がしないのによお」
 生憎そんな土俵に立つ気はない。そんでルールブックは何時提示されるんだ? 総当たりと言っても『ランダムセレクト』だってあるる筈だし。
 ランダムセレクト……それは確率論に従って決められる物。誰と誰が対戦するかは札を取る人間でさえわからない。正にランダムであり、運悪く相性が宜しくないのと当たる事は覚悟する事。運良く勝ち上がる可能性だってここにはある。だが、保証は出来ない。
「一々説明するな」
「説明しないと格付師はやってられない!」
 オオッと、ホイッスルが鳴った。ようやくルールが提示されるんだな、どんな物だ?
 そのルールは魔力制限一切なし……おいおい、それは有りなのか? 制限を設けないとどんどん弱者は落ちぶれてしまうではないか? 俺はそう思った。が、次の瞬間には笑みが零れ出す。これは千載一遇の機会だと。ところが次のルールでその笑みは閉ざされる。
 次のルールが零詠唱禁止。即ち俺の十八番である零詠唱を禁じるルールが出された。ここに来て俺は--魔力を思う存分出して構わないが、詠唱速度は通常で宜しく--とお願いされた。わかるか、この笑えないお願いを! 運営は俺を揶揄ってるのだよ。俺が悔しい余りハンカチを噛む姿を見たくてたまらないからこんな屈辱を与えたのだ。
 さて、子供みたいに喚くのはここまでにしよう。対戦相手が誰かだ。総当たりである事から俺を除く十五人の誰かとぶつかる訳だ。さて、最初はどのカードと……クライスとぶつかるか。
「--わかってるだろう、デュアン。あのルールが提示される前に零詠唱して溜めるフライングは禁止されてるぞ」
「--詠唱速度を零にして唱える事は禁じられたよな。だけど、詠唱速度を速めて唱える事は禁止されちゃいない……ナックルガード」
「--それで勝ったつもりか……ナックルガード」
 それぞれ形成魔法の応用である強化魔法で拳を固めた。クライスの方が一日の長だな。流石はパワーマジシャンだけある--既にステップを踏んでやがるな。
「『マジックボクシング』のプロライセンスを持つ俺と素人同然のお前とじゃあ天と地の差があるんだよ」
 マジックボクシング……それは強さを求める事は減量に耐える事とするイカれた思想の元で拳と拳がぶつかり合う競技の事。何よりもこの競技では体重の減量の他には属性比率を合わせる及び数値調整するという減量もある。何故ならマジックボクシングだから属性に合わせてファイアーフックやアイスボディブローといった技を繰り出す。その技に使われる属性が強過ぎたりすると同じミドル級でも属性の強い方が有利に成ってフェアな戦いが演出出来ないから。それ故に減量の項目に属性比率及び数値の調整も含まれる。尚この競技に於いて過去八百長が発生して非難を浴びる事もある。だが、そう言う行いをしたボクサーは後にボクシング協会から追放を受けた事はつい最近の事。
「話が長いし……何で俺が負けたんだ」
 おっと済まない。説明してる間に俺はクライスに勝利。どのような勝ち方をしたって? それはナックルガードという強化魔法で殴り合う場合、殴り合いではクライスに勝てない。ならばその土俵に付き合わず、敢えて握手してからクライスに勝てば良いと判断したからだ--そう、奴よりも強化度合いの高い俺だからこそ可能にした紳士のスポーツの逆手を突いた非紳士的な戦法。
「てめえ、俺の右手を潰してその隙に顔面に叩き込んでノックアウト……ガク!」
 これでクライスに勝った。残りは……おや、俺を含めて八人か。どうやら総当たりではなく、トーナメントが行われてるみたいだ。総当たりでは負けた方は次の戦いに臨めるほど体力はないな。次は……その前に残ってる連中でも紹介しよう。
 五十音順にアルケイン・レネイド、俺、ガルス・ボードレール、マシュー・ディンゴード、ネス・ハターレラ、ピクシー・ピクサー・タラータ、センテンサー・ソラルディアンヌ、ヤールズ・フランクドールだけか。適当な名前の奴は速攻で退場したか。
 それで次は誰と……「君が噂のデュアン・マイッダーという訳か」
「誰だ、お前は?」
「アルケイン・レネイドを知らないとはね」
「ああ、知ってる。何でもナイトマジシャンで知られる騎士道に忠実な魔法使いだったね」
「そうですね。でもってそのナイトマジシャンの極意は何か知ってるかね?」
「格闘技か?」
「それでは野蛮だ。今から戦おうじゃないか」
 極意ねえ。正直言ってこいつにも苦戦する可能性が薄い。さあ、てどうしよう?
 アルケインは形成魔法を唱えてフレイムサーベルを出す。まあ形成魔法は中級魔法程度の魔力で以って可能だからな。問題は使用者の身体能力が形成魔法を振る舞うのに敵うかどうか。そこに魔法使いは体力がないと強者に成れない理由が隠されてある。
「何を考えてるかな、格付師!」
 奴は小手調べの突きを放つ--鈍い速度だと思って右に回避……したはずが右頬に横一文字の掠り傷を受ける。
「如何ですか、ナイトマジシャンの使うフェンシングを?」
「--サーベル状に形成してるのにフェンシングとは」
「何度も避けられませんよ!」
 何度だって躱す。だが、掠り傷が増えるばかり。一体どうゆう原理で……そうか--ナイトマジシャンとはそうゆう意味か!
 俺はそれを知って懐に仕舞ってあったメモ帳を取り出して項目追加と形成魔法の欄にナイトマジシャンを書き記す。本格的に記すのは後で良いがな。
「余裕ですなあ、格付けしてる暇があるなんて」
「--死角を突いたな、アルケイン」
「気付いたな、その通り。人間の瞳には必ず死角が存在する。それを実感出来ないのは目が二つあって死角を隠すように補うからだ」
「--それで最初、俺の左眼に集中させて衝くと同時に上手い具合に死角へ方向を転換させたんだな……納得」
「槍使いはこの方法で相手を薙ぎ倒すのだよ、理解したか」
「--ああ」予め放っておいた十二個もの時限式下級魔法を発動させてアルケインを焼き餃子にする俺。「お前も死角に注意する事だ」
「あが、ぞうべぴだ……」アルケインは両膝を突いて勢いが乗った所で俯せに倒れた。
 フウ、ちょろいもんだ。だが、学んだぞ--魔法使いは武を習っても良いという事を!
「ほほう、流石だな……」背後を取られた--俺とした事が!
 俺が振り返ると、突然強力な魔法を全身に受けて壁に叩き付けられた--まだ体は動けるが、予想外の攻撃に俺は心が折れそうに成った!
「てめえ、何者だ?」
「『全生命体の敵』……大会に紛れ込んだ五つの内の一つだよ」
 この魔法は聞いた事がない。俺が文献の読み漁りをしてないせいか? 或は噂の禁呪魔法の一種なのか? いずれにせよ、右手が紫黒く光った事だけはわかった--闇系でも重系でもないぞ、この重さは!
「デュアン・マイッダーとやら。貴様はやり過ぎた……既に魔導学園に紛れ込んだ俺達の同士はお前を抹殺する方向で意見を一つにしたのだからな」
「その『全生命体の敵』がどうして俺の始末に掛かる? 昨日の事が発端か?」
「『ワイズマン』は関係ない。奴はお前に忠告しに来ただけだ」
 ちい、背中越しとはいえフード野郎は只のメッセンジャーだったか。何が原因だ? 記憶を辿ってもクラリッサの件しか思い当たらない。俺はあいつの中身を殺した事で目の前に居る『センテンサー・ソラルディアンヌ』の皮を被った悪魔にやられるのか? そもそも疑問が残る。
「俺達が何故『全生命体の敵』と呼ばれるのか? 至って単純な結論だよ、デュアン・マイッダー」
 また紫黒い光が俺の体内に入って、内臓を傷付けた--口だけでなく、耳、鼻、それと目にも血が溢れ出す……視界が赤く染まる!
「俺の使うのは魔法ではない」
「じゃ、じゃあ何だ……ゴホゲホ!」聴覚も若干自信が無くなって来るなあ。「もっと大きな声で言ってくれないか、ゆっくりと」
「俺が使うのは呪術……即ちマギから派生された術だよ」
 また紫黒い色をした光が……アグアああ--心臓を鷲掴んだだあ!
「ほうれ、強く握ったら全身の血がどばあっと!」遊ぶように右手を強く握るセンテンサー。「はあッはッは、ゲロみたいに血を吐いちゃったなあ」
 血液が少ない。三分の一流れると俺は死ぬ。普通の人間だったらな。でも俺は普通ではない。だからこんな所で終われない。
「強過ぎる……予選でお前が出て来るなんて聞いてないぞ!」
「これでわかっただろ、デュアン・マイッダー。お前が目指す道は俺達『全生命体の敵』に滅ぼされる為にあるのだと!」
「そんなわけあるかよ!」
「じゃあどうやって形勢逆転するかな?」
「--これからその方法を実行するんだよ」
 先ずは『回復魔法』を唱える。これで少しは内臓の機能も回復するだろう。
 回復魔法……それは通常魔法が黒魔法と呼ばれるのに対して回復魔法は白魔法と呼ばれる物。黒が破壊するのに対して白は再生を促す。即ち、白魔法は自然と肉体疲労や大怪我を負った時に活躍する魔法である。故に習って損はないが、極めるまでは大変。何せ破壊は楽でも再生は困難が世の常であるなら白魔法を習得するのは黒魔法以上に困難を極めるのだから。
 駄目だ、思考が回らない。如何すりゃ良いんだ?
「そろそろ止めを刺しに行くか」
 何もない所鷲掴むセンテンサー。なのに俺は胸を抑えながら息も出来ないほど苦しい。膝に力が入らない。おまけに口から血を吐きそうだ。いっそ一思いに殺してくれと願うしかないのか--それしか頭にない。
「まだ抵抗するか、デュアン・マイッダー」
「ガググ、て、抵抗?」涎がだらしなく垂れる俺は構わず言葉を吐く。「いっ、そ殺、せ!」
「だから楽にしろ。心臓が抵抗するからお前は余計に苦しむ。薬物中毒者が薬物を少しでも切らすと呼吸が荒く成るようにお前は無意識に抵抗を試みる。何故だかわかるかな?」
 そんな事まで知るかよ! 良いからさっさと殺せ! そしたら俺は苦しまずに……そうだ--脳を媒体にしてアドレナリンの分泌量を調整する事で魔法を唱えよう。
「グガアア!」アドレナリンの多量分泌で鼓動に掛かる力が強く成ったのか、弾かれたセンテンサー。「まさか脳内の操作を可能にしたのか!」
「さあな……少し気分が悪いのでそろそろ滅べ」
 奴は再度心臓を鷲掴むのを試みたが、俺は鼓動を調整して奴を弾き飛ばした--アドレナリンで唱えるのが完了すると下級拡散魔法で三度に分けて攻撃。
「うがあああ、どうしてだあ!」
「終わりだ……アクアドラフト」
 水系中級高威力魔法がセンテンサーの心臓に炸裂--奴の心音は聞こえなくなった。
「安心しろ……峰打ちだ。暫くの間は仮死状態で居られる。その時に心肺蘇生を掛ければ直ぐ蘇る」
 ったく恐ろしい敵だったな。
 尚、俺はちゃんと詠唱したので違法行為はしてない。その証拠に運営は俺を処罰する動きがない。なので合法だ。
 それにしても『全生命体の敵』か。この程度で俺を苦しめたと成れば昨日出会ったあの野郎は一体どのくらいの強さなのか? それ以前に奴らはどうしてそう呼ばれるのか? 俺にはそれが気に成ってしょうがない。まあそんな考えも残りの消化試合に集中する事で霧散。
 これ以降の戦いは総当たりらしい雰囲気で進められ、見事俺は一位通過を果たした--説明し忘れたけど、総当たりには成績優秀者が二位の場合は二位通過の可能性も有り得るとの事。
 各ブロックが終わって直ぐにラキやマリック達と顔合わせする……が、どうして俺がマリックと仲良く成ってるのか?
「それは俺の台詞だ、生意気な奴め」
「予選で落ちてくれたらどれだけ良いか」
「まあまあ、喧嘩したいなら戦う時にしなさい」
「流石だな、そうしよう」
 正直、マリックはどうでも良い。だが、あいつらが気に成る。俺を気にしてかラキは尋ねる。
「ああ、何かあったって? 俺のブロックの奴らは結構強いのが集まってたと思っただけ」
「そう、なら良いけど」
 因みに二位通過したのはラキを含めて僅か数名しか居ない事をここに明記する。俺達はまだ知らなかった……運営も又、『全生命体の敵』に依って変質してる事に!


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体調を崩してなきゃ早く投稿出来たのに

 約束は最低限守るdarkvernuです、そう最低限ね。
 始める前に『格付けの旅』が土曜日に更新されましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<青魔法の章>をクリック。
 さあ、今週も少ない量でお届けするぞ。

 この世には予言という物がある。だが、予言が必ずしも未来を語る物であるという保証はない。
 冒頭から何を語るかを問われたらこう答える……この物語の主人公は後に預言者と成る『西谷亜音』……デスブログとゲスノートの持ち主を半分ほど足した名前だが、恐らく無関係だろう。
 彼は何時ものようにブログ及びツイッターで何気ない事を発信する。そう、何気ない事を。

 ここから先は<>はブログ、{}はツイッターだと思って下さい。

<2016/03/14 速く死んでくれないかな、あの馬鹿犬。そしたら毎晩騒音に悩まされる事ないんだよ。騒音だぞ、騒音。騒がしい音と書いて騒音だぞ。セミの鳴き声でうんざりするのに犬の鳴き声は更にうんざりする。犬なんてこの世から消えちまえば良いんだよ!
 あ、今ブログに書いた事は見てない事で宜しく。後で削除しちゃうから>

 ここから一年後の二月中旬……ドッグバイオハザードが発生し、本当に犬がこの世から消えた!

{2016/03/14 22:26:57 ブラック企業とか何とかほざくけど、正直働けもしない怠け者の言い訳っしょ? 俺ならヤマトだろうがユニクロだろうが社長に成って見せるわ}

 それから二年後……大和は民事再生法の手続きで倒産、ユニクロはインドのとある企業に買収される形と成った!

<2016/04/25 映画ワンピースは最高だね。夏に上映予定だけど、何処までルフィは最強の敵に立ち塞がるんだろう? その時だけかな、麦わら一味史上最強の敵って? 取り敢えずは話のテンポが遅いワンピースさんの清涼剤に成れば良いかな?>

 それから三年後の初頭……ワンピースは多くの伏線を残したまま新シリーズに突入。キャラも一新して再スタートを遂げる事に成ろうとは誰が思ったのか?

 と事例を三つだけにしたが、他にも西谷亜音は様々な事を漏らしてはそれを真実にさせる。彼がデスブログ所持者と同じく各国から研究対象に成る日は訪れるだろう……


 えっと三つともそんな風に成りませんので鵜呑みにしない事。『預言者たちの黄昏(仮)』は古今東西からある日記や遺言書が本人の意思とは無関係に預言書と化して後の世に多大な貢献を遺すというお話。大してつまらないから掌編シリーズだろうがおまけ掌編だろうが出さないでしょう。
 尚これを書いたのは単純に自分が体調不良でどうしようもない事を伝えたかっただけだから。なので今後はつまらん物を書かないように自ら注意してゆく所存であります。
 という訳でショートストーリーの解説を終えます。

 ガンダム史上初の人間を搭載したmsが出ようとは。何となく阿頼耶識で機械化するのは予想できたけど、あそこまで直球だとどう反応すればいいか悩んでしまう。それにしても三日月の悪役っぷりは初見だと誰が主人公かわからないぞ。
 という訳で今日はここまで。最後の予告はクーデリアお嬢さんが締めるのかな?

アメリカの話は正直どうでも良いが、クリントン嫁だけは止めてくれ!

 どうもどうやらアメリカはかつてのブーメラン党政権のように無能でどうしようもないのが大統領に成る日が近い事でハラハラドキドキしているdarkverunuです……あ、リアルノッチとかテキサス州知事とかビル・クリントンの三者よりも下回りそうなのは今の処ヒラリー以外無さそうだけど。
 始める前に『格付けの旅』が土曜日に更新されましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<青魔法の章>をクリック。
 さあ今回は日本で話題に成ってそうで成ってないあの烏合の衆のお話を論争風にしてみた。

 さあ始まりました野党論争。司会は牛歩戦術を極めし私『ギュウ・ホン』が務めます。ではそうそうたるメンバー六人を御紹介致しましょう。
「一党独裁でも構わないと最近思う……」とマルクスみたいな事を言い出すのは『初心者でもわかりそうな資本論者』という本を出して二十万部のベストセラーを出したマルクス神拳継承者『マルク・スン』。
「反対するだけで何も生み出さない野党なんて粛清しちゃえば良いんだよ……」とスターリンみたいな事を言い出すのは『初めてのホロコースト』という本屋に出せそうにないタイトル本を出して八十部のアンチベストセラーを出したシベリア送り大学の特殊工作員学部所属の助教授『コマン・ド・サンボ』。
「どいつもこいつも特定国を賛美していて気持ち悪い。私なら鉄のカーテンを敷いちゃうぞ……」とチャーチルはそんな事言ってないのに言ったように呟くのは『民主主義は最悪だけど最高なんだ……初めてのチャーチル学』という本を出して√四千万部という良く割り出したら全然ベストセラーじゃないベストセラーを出したニヒリズム大学俺を見よ学部所属の名誉教授『ウィンスト・チャーチ』。
「野党は必要だ。でないと独裁国家が成立する……」と訴えるのは『クロコダイン論争』でクロコダインは決して弱者でない事を証明して見せた稲田浩司大学ミストバーン学部所属の助教授『ヒュン・ケルン』。
「だが、政党助成金制度はもう少し考えるべきだ。でないと小沢せい……そっちは指揮者か。じゃなくて小沢スピード……お笑いじゃなくて小沢遼子……いや、小室のジジイに蹴られたクソババアじゃなくてその……」と肝心のオザーリンという名前が出ない『小沢帝国』というノンフィクション本を出して四進法で百万部の全然ベストセラーに成ってないベストセラーを出したジャーナリスト『小沢沢小』。
「それでも野党は存在するんだよ。見ろよ、コニシキ議員のディエゴティックボディプレスを……」と乱入してきた一般人で『一般市民街の恐怖』で六十進法にして三千部という計算してみたら立派なベストセラー本の登場人物の一人に模した『タカトウ・トシシゲ』。
 以上の六名が今宵三回行われる野党を巡る議論を繰り広げる。


 『野党論争』のプロローグを御紹介しました。本当に前篇中篇後篇方式だよ、出すとしたらな。寧ろ突っ込むべきなのは毎回毎回論争シリーズでは絶対いないだろうというような学者評論家が集まる。何だよ、マルクス神拳って! 何だよ、俺を見よ学部って! と読者に突っ込まれるような肩書きの連中が真面目な議論をしてゆくのだから洒落じゃないな。勿論、内容は読んでいてだるい物ですぜ。何せ朝生とかチャンネルチェリーの論争を見てればわかる通り興味ない人にとってはお経を聞かされるほど退屈なもんですから。無論、自分もこうゆうシリーズは余り出したくないしな。何でって……長いから。
 因みに計算の答えを言うよ。√四千万は直すと大体六千。四進法で百万は直すと四の六乗なので4096。六十進法で三千は60*60*60*3は短くすると216000*3で648000となる。一応、グーグル計算を使って算出したのだから間違いない。だからこうゆう数学用語を使った煽り分が来たらちゃんと数学用語である√や二進法以上やあらゆるツールを覚えておくと便利だぞ。
 以上でショートストーリーの解説を終える。

 共和党はあの国の法則が発動しそうなババ抜きで民主党はあのクソババアか。正直マシな方はババ抜きしか居ないな……クソ味のカレーとカレー味のクソという低次元レベルで選ぶならな。最早アメリカはそこまで追い詰められてるとみて間違いないだろう。それでもウッドロー・ウィルソンやフランクリン・ルーズベルト級の気が狂ってるのではないかというような奴を選ぶよりかはマシだろうな……あれは中々出ないしなあ、カーター級ならいくらでも出て来るけど。
 という訳で今日はここまで。ババ抜きは立ち回りが良ければあのレーガンみたいにやってくれるかもしれない……まあレーガンも大概無能だけど。
プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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