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試作品と時事ネタの織り交ぜ

 どうも最近サンデーとチャンピオンが読めなくて困ってるdarkvernuです。
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 かの有名な教祖を馬鹿にした命知らずな試作品をどうぞ。

 2.26事件……それは大東亜戦争或は日支事変前の日本の方向性を決定付けた過激な青年達に依るクーデター事件。それに依って多くの政治屋が銃弾の前に倒れ、日本を迷走へと陥れた。
 そんな状況下で唯一生き残りが居た。その男は内閣総理大臣岡田啓介。彼は悪運が強かったせいなのか、弟の松尾伝蔵と間違えた事が結果としてその後の東条内閣打倒にも繋がった。
 ところがこの結果を真に受けて馬鹿げた計画を立てる阿呆が一人……その男は大東亜戦争へと至らせる程にまで外交問題を滅茶苦茶にした史上最悪の総理大臣と謳われる近衛文麿。彼は密かに岡田啓介の量産型に向けて戦後自殺するまである男に託した。
 その男はGHQ及び公安の目を掻い潜り、クローン岡田啓介量産に向けて精力を上げる。
 更に恐ろしいのは戦後日本を巣食うカルト宗教『真正協会』の三代目教祖草間長政は自身の寿命に深く悩み、永遠化を願う余りとうとうクローン計画に目を付けた。そして野望は実現……


 という訳でFC2小説で出す予定の掌編『量産型岡田啓介』の一部をお送りしました。いやあ、恐ろしい計画だね。岡田啓介の悪運は本人の資質に関係してると勘違いした近衛文麿が岡田啓介の細胞の一部を冷凍保存しながら僅かに残る愛国心を元に岡田啓介の量産化を図るという恐るべき計画。いやいや岡田啓介量産するなら船坂弘や岩本徹三や坂井三郎を量産する方が遥かに良いだろうと思ってるあなた……そこは突っ込まないように。
 時事ネタ的な解説をするとある頭がパーンとした宗教団体の実質トップが生存確認された事を受けて無理矢理ねじ込ませただけなんだがな。いやあ口では平和を謳いつつも実際は平和に向けて会談する人間の大半が赤だったり独裁者だったり支那共産党の手先だったりとそんな連中としか会談できないのかと直接文句言いたいけど目を傘で刺されるのを恐れて言えません(怖)。後はあれだけの勲章をもらっておきながらどのテレビ局もそれを大々的に報道しないくらいにスルーしてるのが気に成りますね。テロ朝は昔、北京オリンピックの時にあの教祖が図々しく自分達の代表であるかのように王様発言したのを字幕で誤魔化したのも目につきますね……でもそんな事を恐くて言える訳がありませんよ。だって高い所から突き落とされて自殺処理されたら洒落に成りませんから(恐)。だからこそこのネタだけは細心の注意を払う必要があるんだよね。だってあいつらは普通の政治屋と違って洒落が通じないからなあ(震)。
 という訳で時事ネタの解説を終わらせます。

 チャンピオンで思い出したけど、何時に成ったら主人公の聖矢は再起するんだ? 名前だけ取って何時までも車椅子で俯くのは流石に主人公虐めが過ぎるぜ、車田の御大よお。まあ御大としては男坂の方が多いに書きたいから聖矢はどうでも良いかもしれないけどよお。
 という訳で今日はここまで。一向に話が進まない刃牙道と空気と同化中の主人公であるグラビアアイドル範間刃牙さん。

時事ネタを含みつつも試作品の披露

 どうもスパロボの新作でようやくギャルゲ風のJと女主人公の名前だけでなく呼び方まで変わったGC(またはXO)が参戦決定した事を嬉しく思うdarkvernuであります。
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 さあやろうか、時事ネタと社会現象を起こしてほしいジャンルのスポーツを。

 政治屋は腐敗し切る!
 何と奴らは与党に反逆する為に欠席中、ゲートボールをしていた!
 最大野党ブーメラン党所属のフランケン・ジャスコはマルクス党のしい・ギコとタッグを組んでスーパーゲートボールに挑戦していた。
「これは難しいですね、しいさん」
「フランケンさん。最近誕生した次世代のゲートボールですぞ。本来なら老人が馴れ合いの為に始めたはずなのにこちらは若者を惹きつけてやみません」
「そうですね、しいさん。何でも落とし穴を採用したゲートボールで落とし穴ごとに賭けの対象と成る自分の持ち物を入れてそれに落とす事なくゲートを通してゆくのですぞ」
「うっかり落とし穴に入れたら例え勝っても敗者の戦利品として没収されますからね」
「それがどうして若者に人気なのかわかりませんね」
「実はですね。このスーパーゲートボールにはとんでもない裏ルールがあるのですよ、何でも落とし穴の件で」
「それは一体何でしょう、しいさん?」
「教えたるわ、政治屋のおっさん方」
 そこへやって来たのは制服を着た少年ゲートボーラ―。彼は銀製のスティックを担いでフランケンとしいに近付く。
 学生はスマホを取り出して誰かに連絡。それから手榴弾のように見えるボールを十個取り出す。そして防弾チョッキのようなゼッケンも同じ数用意。
「何か嫌な予感がしますね、しいさん」
「いや、これが裏ルールなんだよ」
「何!」
 一時間後には一台のトラックがやって来て、中から巨大なゲート三つが設置されてゆくが……どう考えても電流が流れそうなゲートだった。
「これは何?」
「教えてやろうか、おっさん共。これがスーパーゲートボールXだ。要するに俺達の間で人気の掛ける対象の命を懸けた勝敗関係なしの危険なスーパーゲートボールだぜ」
「それって?」
「表では禁じられる動物も賭けの対象と成る」
「恐ろしや」
「それにな、おっさん。このルールで人が死んでも警察沙汰に成らないぜ」
「今すぐ戻ってサイボーグに」
「いやいや、国連でも認められる裏スーパーゲートボールを批判するのは筋違いだぜ」
「そう、これが件のスーパーゲートボールなのですよ」
 日本で誕生したゲートボールは高齢者に広まり、やがては世界にまで普及。だが、連帯感を重視するが故に日本では廃れていったゲートボールを僅か五年で復活させた次世代ゲートボール。その裏では人の命を懸けにした勝利者の居ない戦いが日々行われてゆく……


 という訳で『殺し合いゲートボール大会(仮)』を紹介しました。ウィキによると1947年に鈴木栄治という方が少ない物資でも子供達が楽しめるようにという事で誕生した新興スポーツ。今では高齢者のスポーツというイメージが定着した上にルールの関係性からグラウンドゴルフに取られてゆく事に成った悲しきスポーツ競技。でも四年に一度は世界大会があって実は全世界で大流行を遂げた日本が誇るべきスポーツの一つなのを知って驚いたぜ。そんなゲートボールなのですが、一体何処が本格的なゲートボール漫画を出してくれるかを期待してるのに誰もテニヌやリンかけ、そしてキャプつばのようなゲートボール漫画をやらないのが悲しいかな。是非とも妖怪……あ、レベルファイブは売れる時と売れない時の差が激しいから止めとこう。
 序にある野党を批判するならまあ、駄目大人党もやってるけど中学生や高校生みたいに国会や委員会を欠席するのは止めろよ。後は居眠りもするな。お前らを見てるから学生は平気で居眠り又は授業を欠席してしまうだろうが。眠りたく成ったら水でも飲んで何とか持ち堪えろよ。それかでこに拳を強く叩き付けて抵抗してみろ。それから睡眠もちゃんととれ! 後はまあ隣の奴とお喋りするな。途中退席もするなよ! 学生じゃあるまいしさ。
 という訳で時事ネタと試作品の説明を終える。

 外伝的なスパロボの空気を醸し出すけど、あれだけが参戦とも限らないだろうな。多分、Wも参戦するんじゃないかって自分は思う。だってあのスパロボは二部構成で主人公は一切女とくっつかずに中二病をこじらせる奴だぞ。Jの男主人公とGC(又はXO)の男主人公との絡みは楽しみで仕方ないんだけど。他には予想だけど、ベルゼはヤンデレ姉さんが乗るとしてあれはカークとマリオンのギスギスコンビに依ってアルトやヴァイスみたいな改造をされてあんな戦い方に成ったと思うな。それからクストウェルはまあ敵として出そうだな、パイロットはOG オリジナルで。青ヴォルレントと青ラフトは隠しで。それからバシレウスの初登場を。さあ、アラウンザーのパイロットの声優はそのままにするかどうかだ。
 という訳で今日はここまで。流行する奴は大体インパクトを付ける。

縁起の悪い事を敢えてする

 どうもマッキーさんが仮面を被るのではないかと思い、わくわくするdarkvernuで御座います。
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 さあ、昔からあのグループは嫌いだったので大いに失礼なネタでもやりますか。

 『SNAP!?』は解散を宣言。その記者会見は次のようでした。

 --あのう、関取マンことチョー・ナンカンさんはどうして裸なんでしょう?
「裸で何が悪い! 俺は全裸に成る事で心が晴れやかに成る気がしてきたんだ。仮に変態だとしても変態という名の紳士だ」
 --それからにやけたおやじマンこと歌下手糞さんはヨシモトに行かれてまた女性をレイプするんですか?
「その前に俺への挨拶をしてないようだな。俺はジェイニーズの島田紳助だと知らないんかあ? それになあ、俺はビッグなんだぞ。女を抱いて何が悪い!」
 --ではアームマンこと道路交通法違反さんはまた下り最速に戻るんですか?
「昔のメンバーだったアイシールド21君(※あの総理を知っていたら何となくネタがわかる……本来あの漫画はアメフトなんだけど)に憧れたんだよ。なのにあの婦警は僕の走りを否定したんだ。
 でももう良いんだ。解散したんだからこれからはアイシールド21君みたいに峠を好きなだけ最速で下るよ」
 --また鼻を伸ばしているピノピー男マンことシンゴーママさんはまたオカマに戻るんですか?
「おっはー。これで下手糞とかほげーとか言われずに済むよ。全く僕の演技に一々いちゃもん付けるプロ視聴者がうざくてうざくて仕方なかったんだよ。それにマヨネーズをチュチュって何が悪いのよお!」
 --では武道マン!?ことキムタカさんは解散後、どのような活動を為さるのですか?
「そうだねえ。様々な天才キャラの主人公を演じてみたいと思います。例えば田中芳樹作品に出て来る強い主人公像に憧れて先制にお願いするとかね」
 --あれ、最後だけまともですね。まあ良いでしょう。では第十小宇宙神に化けた全とっかえマンことマチャヒコさんにはどうか滅びゆくジェイニーズの次期社長として権威を奮われては如何でしょうか?
「僕はあいつが嫌い。何が天使のような悪魔の笑顔だ!」
「マッチはマッチ売りの少女のように凍死してしまえばいいんだよ!」
「あいつが横断歩道渡ってたらあの府警よりも本気で轢いてやるよ」
「マヨネーズをたっぷりかけた後に十回以上のディープキスをしてやるから覚悟しておけ」
「あの出っ歯以上に殺したく成るぜ……殺さねえけど」
 --どうも有難う御座いました。


 という訳でラッキーマンに出て来る第十小宇宙の連中に当て嵌めて大いに失礼な事をやってのけた。取り敢えず、解散おめでとう。と身の程知らずに解散に感謝の意を述べる自分。問題は女というのは男と違い、こうゆう事やると必ずろくでもない反撃が帰って来る所だよな。宇宙人鳩の弟でアルカイダの友人の友人さんみたいに猛攻撃に屈しそうだなあ(怯)。
 と話を戻して先ずは関取マンをどうして関取マンにしたのか? それはフンドシ着用以外全裸である事からそうした。実際関取マンは公園で全裸に成ってハングルを口にしたり、有名な「裸で何が悪い」という変態紳士の先駆けともいえる名言を残してくれたぜ。
 次ににやけたおやじマンをどうしてにやけたおやじマンにしたのか? それは雰囲気だ。何よりもラッキーマンに出て来る女ヒーローと野球拳対決を思い出して頂ければにやけたおやじマンに相応しい事がわかるさ。本当に奴は女遍歴が酷くて歌の上手い下手糞以前に男の風上にも置けん野郎だからな。
 三番目のアームマンを何故アームマンにしたのか? 御免、消去法だった。一応下り最速というネタはあの道路交通法違反と婦警轢き逃げから直ぐ浮かぶよ。
 ピノピー男マンをピノピー男マンにしたのは雰囲気から。取り敢えず両津勘吉をやるな。てめえはギュネイ・ガスから許可を貰ったおっはーしながらママでもやってろ!
 んで武道マン!?を武道マン!?にしたのはあの中でビジュアル的にイケメンだから。それ以外に何がある?
 最後に全とっかえマンを全とっかえマンにしたのは奴が次期副社長に成ろうとしてるという噂話の例えさ。但し、SNAP!?メンバーが全とっかえマンに対してどのような感情を抱いてるかについては自分でもわからん。
 という訳で時事ネタを終えるさ。

 さあ赤魔法の章02の解説でも始めましょう。全体的に神計画の一端がわかる内容に成った以外で何か特徴あったのかを問われたら……ないとだけお伝えする。特にデュアンは最初のシャドーデビル戦以外では良い所がない。まあアルッパーの見せ場を奪い続けたんだからこれくらいが良いかもな。ちなみにワイズマンはまだ生きてるから再登場は大いに期待してくれ。後解説するならばリディアの予言は正しくデュアンとアルッパーの今後が過酷である事を示唆するものだよ。どんな風に過酷かは赤魔法の章04に入ってからのお楽しみ。03は大いに一般市民街でどんちゃん騒ぎするだけのお話ですから。うーん、04まで何時に成るんだ? 三年後か?
 という訳で赤魔法の章02の解説を終えます。

 男はまだ良いけど、女は厄介な訳。それは蛆テレビ前のデモとかチョン王不買運動に於けるアマゾンレビューを見ればわかる。奴らは正直敵に回すべきじゃない。自分はその覚悟もないままに思ったようにここに書き殴った。何しろ小物ではあるが、宇宙人鳩の弟が屈した訳だからそれがどれほど強烈かってのが嫌でもわかるさ。
 という訳で今日はここまで。あ、因みに解散白紙の可能性も出て来た事をここに伝える。

格付けの旅 青年デュアンの試練 魔術大会前日のラキ

 青年期……それは大人に成るまでの試練のような物。
 とこのくらいにしておこう。まだ説明するには俺は若過ぎる。わかるとすれば俺は魔術大会に備えて粗方の属性と使える魔法の確認をしてのさ。何しろ、相手は格下と言えども油断成らない。少しでも成れない分野を衝かれたら負けは必須。スポーツ大会だってそうだろう? 『魔弾競技』なんかは直球がどんなに速くてしかも制球力があっても直球に対応するようにすれば自ずとその投手は弱小と化す。要は強いのが勝つのではない。戦い方を心掛けたのが勝つ世界。だからこそ俺は使える魔法と俺が苦手とする魔法を確認。けれどもこの作業はジェネラリストであればある程に面倒臭く成り、怠りが目立ちだす。気を付けないとな。
 図書室で何をやってるのよ--五月蠅いのが来たな、と俺は幼馴染の気配を感じ取る。
「決まってるだろう、ラキ。俺は大会に出る」
「知ってるわよ、女心を弄ぶデュアン」
「余計だろう、それは」
「それにわかるの、どんな分野で出場するかを」
「『無差別級』じゃないのかよ!」
 無差別級……それは属性及び体重制限関係ない部門の事。そこでは巨大な者ほど力で小さき者を蹴散らし、小さき者ほど巨大な者に対して工夫を凝らす。当然、弱肉強食の世の中では小さき者が大きい物に勝つ為にはより工夫を凝らさないと生き残れない。関税撤廃や競争重視を思い出せばわかる。結局巨大な者しか生き残れない。故に無差別級は別の意味で表すなら強者が弱者を踏み潰す為のリンチでしかない。
「そりゃあそうでしょ。だって水属性に精一杯頑張った魔法使いが火属性で尚且つ力押ししか出来ない半端者に負けるような事は駄目なのよ」
「体重別を有難がる物だぞ。何の為の魔術大会何だよ」
「区別しないとフェザー級はヘビー級並に輝かないわ」
「だが、マウスがキャットに勝てんぞ」
「あら、あのアニメじゃあマウスは平気でキャットに勝つわよ」
「あれは窮鼠猫を噛むの例えを間違えたアニメだ。幾ら何でもやり過ぎだ」
「ああ言えばこう言うわね」
「ところでラキよ。お前は俺の事を知らないとか昨日言ってたんじゃないのか?」
「それは昨日の話でしょ。今日は違うの。これを教えて欲しいと思ってね」
 ラキはとある魔術書をデュアンに差し出した。
「『形成魔法』か?」
 形成魔法……それは無を有にする物理戦闘を可能にした魔法。その魔法を編み出すには別に大量のマナも詠唱も必要としない。寧ろ、格闘技に精通して居れば少ないマナで形にして更には敵の中枢目掛けて叩き込めば可能と成る。実践的ではあるが、弱点としては形に成る時間が短い事。半端な状態じゃあ紙も切れない事。他には赤子でさえ殺す事が不可能な事。様々な理由から使う魔術師は少なく、魔道士でさえ形成魔法を覚える暇があるなら真理を目指す方が良いと決め込む者が多い。
「その形成魔法をどうして覚えようと決めた?」
「わかるでしょ、勝つ為よ」
「勝つ為だったら普通の魔法を覚える物だろ?」
「こう見えて体を鍛えるのよ。だから私は身体能力を活かして形成魔法を少しでも編み出したいのよ」
 全く覚えても何の役にも立たない形成魔法をどうしてこいつは面倒臭く俺に教授して来るのやら……が、そんな俺も既に形成魔法は身に付ける。応用法だって幾つか編み出してるしな。
「良いだろう、ラキ。でもな」
「何よ、もったいぶって」
「形成魔法は好きな武器をイメージする事から始まる。お前が得意とする武道は何だ?」
「それは『ブレイドクロス』よ」
 ブレイドクロス……それはディーのとある国で培われた魔道侍達が行う魔武術。属性同士の戦いは勿論、作られる刀と呼ばれる物は武器を超えて芸術の領域まで磨き上げた物。勿論、武器としての切れ味は誠に感嘆の一言。
「説明が長い。それにそこから先は私がするわ」
「じゃあやってみろよ」
「ええ、良いわ!
 ブレイドクロス……アマテラスで行われる剣と剣がぶつかり合う武道。属性同士の戦いに於いても抜けば魂散る無情の刃。故に鞘から剣が抜かれた時こそ相手は死ぬ事を意味する程にブレイドクロスの世界における兼同士のぶつかり合いは無情なのよ。そして彼らの戦いだけではなく、その刃作りもまた職人の命を懸けて行われる。秘伝の技を盗まれないよう常に職人は剣を腰に掛けて例え弟子に取った相手すらも容赦なく切り捨てる。それだけの思いを込めて完成された剣は正に芸術品にも匹敵。アマテラスに於ける剣への思いが深い事を示唆する」
「結局長いじゃねえか」
「悪かったわね、デュアン。全く貴方はどうして解説が大好きなのかしら?」
「『好奇心旺盛』の内の一つのバリエーションでもあるからな」
 好奇心旺盛……ここで説明するのは本来の意味ではなく、俺がどうして解説好きかを表す。俺は何でも格付けをする。その結果、格付けした物を何でも解説したがるように成る。そう、格付けしたい物が多ければ多い程に俺は解説する意欲も湧き上がる訳だよ。良いぞ、好奇心ってのは。時たま長く続ける事が困難に成る程だからな。
「そう言えばデュアンは飽きっぽかったわね、それも好奇心の弊害かしら?」
「言うな、ラキ」
 俺が解説好きなのはそれだけじゃない。世界の真理とやらに触れようと躍起に成るのも原因ではある。世界の真理は果たしてどのような物なのか? 俺はこの魔導学園から離れて世界中を旅してみたい。と同時にこの揺り籠に保護されるのを望む。外が恐い。内側でずっと暮らしてきた弊害なのかどうか。そこは俺でもまだわからない事だらけ。
「ところで何時教えるの?」
「そうだったな、ンじゃあ付いて来い」
 俺とラキは魔導学園にある第三『マジカルテニス』場へと向かった。
 マジカルテニス……それは決まった属性で打ち合うテニス競技の事。普通のテニスとの違いはサーブする時、スマッシュする時は必ず決まった属性で打たないと減点される事。例えばサーブする際は地属性で打つ。スマッシュする際は風属性で打つ。スマッシュ以外で大抵打ち返す場合は火属性で打ち返さないと減点される。故にテニス以上に繊細さが必要でマイナス得点に成る場合は多々ある。プロでさえ--
「長いわよ! 全くデュアンは直ぐ解説し出すから」
「まあどうでも良い。それよりもここは昨今の廃れの影響を受けてマジカルラクロス場に変わる予定だ。まあその間だけ俺達はここで形成魔法の修業をするのも悪くはない」
「マジカルテニスは複雑過ぎるルールだからね。そのせいで挫折するプレイヤーが後を絶たない訳よ」
「それじゃあ始めようか、そのマジカルテニスを」
「ちょっと待ちなさい!」
「何処がおかしいか?」
「形成魔法の修業にどうしてスポーツが関係するの?」
「テニスは剣道に通ずると俺が判断したからだよ」
「そうゆう無茶苦茶な理論で納得させないでよ。ブレイドクロスとマジカルテニスを一緒にしないでよ」
「いやいや、一緒なんだよな」と既にサーブする気満々の俺。「さっさと市販用の魔剣の用意をしろ」
「ラケットじゃないのね、受け止めるのは」
 奴に付き合う事二時間……上達が遅い遅い。あれで大丈夫かと俺は心配に成って来る。けれども雑魚相手なら軽くあしらえるほどには調整を済ませた。後の話は本人次第。俺は俺のやり方であいつらを蹴散らせば良いだけの話だよ。ラキと別れてから第一校舎の屋上より空を眺める俺だった。
 そこに何者かが入るのがわかる。それも気配を消す術が上手い奴だから正直驚きを隠せないな。ンで誰かと天の声が尋ねて来るならこう答える……「学園外の人間だろ、お前?」いや、ここは侵入者と表現すれば良かったかな?
「ほう、俺が異物だとよくわかったな」
「フード被ってる学生及び教授が居るか。それも遠近両方から見ても素顔がはっきりしない奴は尚更の事だ」
「背中越しで良く俺の特徴を当てたな、デュアン・マイッダー」
「魔法のお蔭じゃない。手摺りを鏡に実際、反射した時にちょうどお前に当たるように光を調整したんだよ」
「鏡を使った魔法も得意とするようだな、デュアン」
「俺の事は良い。それよりもお前は何者だ? 何かしら得体の知れない悪意を感じる」
「『全生命体の敵』という呼称は御存知ですか?」
「『全生命体の敵』? 何だ、その頭の悪そうな呼称は?」
 背中越し依り俺はフードの男がエネルギーのを放ってるのがわかった。しかもエネルギーと言っても周りに危害を加えるような物じゃなくて、要するに『気当たり』に近い物だろうな。奴はそれに関しては人間の心臓を直接止める領域まで高めている事がわかった。
 気当たり……それは動物が外敵から身を守る為に顔や或は体で強そうな表現を示して弱い外敵を追い払う術。元来人間にもこれは備わるが、平和ボケの時代が長い事を受けて気当たりの術が失われた。今では強い奴でも小動物位の表現でしか気当たりが出来ない程にまで退化。それでも極稀に闘争本能及び野性的な人間千人に一人は必ずこうゆう気当たりに優れたのに出くわす。そう、俺の事だよ。
 今の説明でわかる通り俺も奴に気当たりを掛けてある。
「その年齢でここまで気を発達させるとは」
「エーテルの奔流さえ分かれば後はそれに媒介してお前に直接ぶつける事が可能だよ」
「だが、俺より弱い」
「その根拠は何だ、えっと名前を聞いてなかったな」
「それを知る術はない。何故なら--」
「待て待て、フードの男」俺は背中越しより制止する。「殺すなら大会が終わった後にしてくれ!」
「その猶予をお前が勝手に決める事じゃない」
「決めるんだよ、俺が!」
「どうしてだ?」
「『全生命体の敵』だか何だか知らないが、善悪だけは分かるはずだぞ」
「悪だろう、『全生命体の敵』とはな」
「そう、それ! だからこそお前には観戦して貰いたい。でないとお前は酷い目に遭う」
「……フフフ、ハハハハハ!」
 奴は大笑いした。背中越しではあるが、寝転がるようなアクションは取ってないと思われる。
「データが十分揃わない状態で戦っても意味がないと言ったな」
「ああ、言った」
「良いだろう、大会が終わるまでお前の命を預けよう」
「だが、大会が終わった後に俺がお前に負ける可能性はこれっぽちもないがな」
「腹が立つ勢いで自信満々なクソ餓鬼よ、お前は。その序に俺の名前を教えよう……『ワイズマン』だ」
「『ワイズマン』か……フード越しの素顔は大会が終わった後に拝めよう」
「ではまた会おう、その時は万全の状態でお願いして欲しいなあ」
 ……いいや、あいつはそれを望んではいない。俺はそう察知した。
 芽を摘み取る気だろうな、俺がこの大会で優勝すれば否が応でも『彼ら』の一員として認識されるからか?
 彼ら……それは俺が九歳の頃に出会ったあの男も含める神を超えた連中の事。その余りにも圧倒的過ぎる力は時には魅力であり、時には畏怖される。特に後者は神々の地位を揺るがし、自分達が最高の存在である前提が崩れかねない一大事。そこに俺が到達しようとする。
 俺はこの解説をした時、近々訪れる未来を想像した。魔術大会を経て何処かで俺はある事をし、そして魔道士の老人方によってこの学園……いや、この星から追放されるだろう。そんな想像が浮かんだ。彼らもまた神を信仰し、絶対足る威光を守るべく行動する。決して間違った事はしない。だが、正しい事でもない。
 俺はラキを見つめる。俺がここを去ってもあいつなら魔導学園に残って偉いさんに成って俺に出来ない事をし続けるだろう。俺はそう信じて屋上から去る……


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そうか、原田左之助(仮)は闇のフィクサーに依る陰謀を警戒してたんだな

 どうも四月に控えているであろう忍殺のスペエディを視聴しようかどうか考えるdarkvernuで御座います。
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 と何時も通り誘導した所で例の馬鹿についての時事ネタを始めましょう。

 議員生活に板がついて様々な奇行が飛び交う現代の原田左之助(仮)は今度の北新羅による水爆実験について足並み揃える事を拒否。その訳を尋ねに私、アンチジャーナリストの自分の母校(合併されてもうない公立高校)の遥か上の先輩永倉新八(仮)がインタビューして参ります。

 --どうも原田左之助(仮)さん、あの永倉新八(仮)ではなく、アンチジャーナリストの永倉新八(仮)です。
「どうも大河ドラマで共演して以来ですね」
--早速ですが、どういった訳で北新羅に依る核実験決議を棄権為さったんですか?
「それは勿論、相手の思惑に嵌らない為だ」
 --でも南新羅もお怒りですよ。それにアメリカさんだって他の左派勢力だって。
「それこそサイボーグに依る陰謀だ。奴はそうして北新羅の脅威をチャンスだと思って民意を誘導しに来てる。きっとマイオスと手を組んで無理矢理将軍様に水爆実験させるようにお願いさせたんだ」
 --いや、北新羅のスポンサーは支那ですよ。サイボーグ総理と関係ありませんが。
「それこそマイオスの鮮やかな手だ。奴は世界を我が物にする為に北新羅に水爆実験させて自分の存在を各国の国民に知らせない為にサイボーグやリアルノッチ、それにクネクネに北新羅に抗議するように脅したんだ」
 --凄いですね、その話が本当なら。ところでマイオスとはどんな方でしょうか?
「わからないのか? 日本を右傾化させようとしてる闇のフィクサーについてを」
 --あ、耳打ちされた情報なんですけど……マイオスは反日ですよ。右傾化は寧ろ嫌う筈ですが。
「それもマイオスの鮮やかな手だ。そうして情報撹乱させた後に日本を戦う国にして尚且つ新自由主義を広めて滅ぼそうと画策してるんだ」
 --総理の椅子に出て来る主人公みたいな事言わないで下さい。まあ民主主義への絶望はほとんど同じですが。
「さっきから俺に突っかかってばかりだな。アンチジャーナリストもネット右翼だな」
 --別にそんなの名乗った覚えはありませんが。
「ええい、帰れ帰れ! マイオスの手先とは一切取材を受け付けん!」
 --有難う御座いました。渦中の原田左之助(仮)さんのインタビューを終えます


 駄目だな、最近は落ちが今一つだ。そんな訳で原田左之助(仮)を馬鹿にしてみた。まあマイオスは知らないが、本当に陰謀論を口に出しそうな男だからな。それにあの男はの味方もそうだし、サイボーグが憎いからってあんな失礼極まるパフォーマンスしたり、後は陛下への無礼極まる手紙を手渡しで送るのは正直議員以前に人間として一から勉強し直す方が適切かと。今度のもそうだ。何が相手の思惑に呑まれるだ? 呑まれてるのはあんたの方だろうが(怒)。と感情を露にするのはこのくらいにしておきましょう。
 序に永倉新八(仮)のモデルは大河ドラマ『新選組!』で永倉新八を演じた雨上がりのMさんとコンビを組んだあの物真似芸人。勿論、今は亡き自分の母校の遠い先輩であります……面識は一切ないけど(哀)。
 とそんな事を書いて時事ネタの解説を終わらせるとするか。

 北のトップは息子から息子に引き継がれる度にイカレてゆくよな。前の将軍様の時代では色々やらかしてもまだ支那からの要請を呑んでいた。だが、今代は完全に自分が強いと勘違いして強い自分を誇示しようと躍起だな。ありゃあもう弱さを見せたらクーデターを起こされて転覆するぞ。まあ李氏朝鮮の流れを受け継ぐ北だから中々それは実現しそうにないかもしれないけど。
 じゃあ今週はここまで。国友御大の真骨頂は幸せの時間の頃より培ったエロと不倫を書かないと死んでしまう病発症中のセックスシーンでしょう。

やらせはいかんでしょ

 どうもあけましておめでとうございますと二日遅くブログ内で述べるdarkvernuで御座います。
 始める前に『格付けの旅』の赤魔法の章02の三ページ目が終わり、四ページ目に入りました。読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<赤魔法の章>をクリック。
 さあやろうか、やらせとはいかなる物かを。

 この世はやらせのやらせによるやらせの為の時代……
 9.8分キャノンが流行ってるようにするやらせも偏差値が4*8の集団が国の為にデモをする事もやらせならペー様ブームでファンを装う民団のえらがコメントする事もやらせである。勿論、ジャニー何とかと呼ばれる小児コンプレックスの老人が興して来たジャ何とかの集団もまたやらせで大きく成ったと言えよう。
 そんなやらせの悪しきイメージを打破するべくスーパー忍者を自称するやらせ泰三はやらせの素晴らしさを普及すべくワイドショーに出演して自分が人気あるように演じて見せた。そう、その方法とはコメンテイターと共に生放送中はその場に居ながらインタビュアーがやらせ泰三の人気の秘訣を町の人に聞く時にこそ発揮された。何と町の人は皆、やらせ泰三だった! スタッフもコメンテイターもインタビューするアナウンサーも驚くのは無理もない。何故なら本人はその場に座ってる。にも拘らず、やらせ泰三はコメント或はアクションしながら町の人を演じて見せた。
 これについてやらせ泰三に聞いてみた所、こんなコメントが返って来た。
「何、分身の術を極めればそれぞれの分身は俺が流行ってるように装ってサクラを演じる事だって可能なのさ……いやいや、アクメツを可能にする機械じゃないよ。そこは保障して良いから」
 恐るべしスーパー忍者……恐るべしスーパーやらせリスト!


 え、オチが悪いって? 気にするな、時事ネタとはそうゆう物だから。これは駄目大人党への嫌がらせだけじゃないよ。取り敢えずサンデーじゃぽんという番組への嫌がらせでもあるし、民団への嫌がらせだって多分に含まれる。要するにやらせをしたければ忍者に成って分身の術を極めて称賛されるやらせをしろ、と! 他人を巻き込んだやらせをするんじゃない。それに依って判断基準を誤らせてきたのを少しは反省しろ、ってな。
 時事ネタを書いた訳を説明すると、駄目大人党もいくら地方議員だからって言い訳は通用しないぞ。まあ朝生という生討論を装った意見誘導番組という意味できな臭いだろうけど、やはりそうゆうのも含めてこうゆう誘導させる事をやったら駄目だろう。だからこそ今回のネタにした。まあ自分は駄目大人党をマシな党だとして投げやりにしか思ってないからな、他が余りにも酷いもんだから。それでも許される事ではない、かつてのスナイパー政権で解散総選挙でやらかしたネガティブキャンペーンを彷彿させるぞ。これのせいで駄目大人党の票田は逃げて行ったからな(まあネガティブキャンペーンはブーメラン党が本当に実行しちゃっちゃけどね)。但し、イーストに依るバッドオーメンで寄生虫集団のほとんどが落選してくれた事には感謝してるが。
 まあ話が脱線するが、自分はやらせで判断基準を誘導させる事もネガティブキャンペーンを展開する事も反対だからな。何故なら良識ある人間はそれを見てそれを展開する所を支持する気が失せるからな。要するに悪口言ってる暇があるならちゃんと訴えるように様々な展開をしなくちゃ駄目だって事だよ。
 という訳で時事ネタの解説を終える。

 ではこちらの解説もしましょう。今回はアルッパーどころか、デュアンさえ何もしなかった。正直、未読の奴らが呼んだら主人公は人魚だと勘違いしてしまうだろう。主人公はデュアンだからその点に注意を。まるで第三小宇宙と第五小宇宙が野球の試合をしてる中でミスターナカジマンの中身が繰り出すドリル打法を努力マンは逆立ちして勝利マンに上手く流した後にタッチアウトという名の必殺技展覧会で阻止した場面にそっくりだ。流石のガモウは主人公が誤解しないようにシッタカマンにラッキーマンである事を強調させたからな。
 とラッキーマンの話はこの際どうでも良い。今回のページで明らかに成ったのは神誕生秘話の一部分。そう、生命の魂が宿る事で神々しさを呼び起こしてゆくんだよ。まあそれだけじゃあないんだけどな。更には最高神の魂も入る事で神としてパワーアップを果たしたリディアはシャドーデビルを瞬殺する訳だ……デュアンとアルッパーの立場は一体。それから全生命体の敵と化したパジャアとの決着はどう成るかって? 次のページで決めるから。
 以上で赤魔法の章02の三ページ目の解説を終える。

 ラッキーマンで思い出したが、ラッキーマンと努力マンの関係や立ち位置がちょうどハゲマントと鬼サイボーグと似てない? 出て来たら話が進むように強敵を薙ぎ倒す所や出て来る度に噛ませ犬或は引き立て役を演じさせられる所といい。という事は作者のONEは勝利マンポジションや友情マンポジションも出してくるかもな。実質スーパースターマンポジションはプリズナーとゾンビマンが引き受けてるからな。ラマンはほぼ超能力姉妹だろうから。ん、となると十六人中十六位(天才マンが言い直す事で十五位に訂正されたけど)は……無免と恐らく人格者のマスターかもな。
 という訳で今日はここまで。立ち位置は似ても進め方は両者違いが隔たる。そこは仕方ないな。

格付けの旅 ブラックストーンが起こす悪意 最高神対最高神……神計画序章

 超重力……それは時間も光の角度も歪ませる重力よりも更に恐ろしい因果律を制御する重力を超えた重力。そこでは時間の流れも各々の精神に委ねられ、どんなに理屈に合わない事も貫き通してしまうご都合重力と呼んでも過言ではない。その為、超重力こそ遺物の侵入を阻止する為の関税だと言える。
(フウ、解説は良いんだけど……まさかキルアインシュは精神体のまま今を生き続けていたのかよ。全く神計画は死んだ神にまでその主旨を聞かした後だったとは。つーか発案した神は誰だよ)
 デュアンでさえ発案者が不明な神計画。果たして誰がこのような恥ずかしく成る名称の計画を発案したのか?
「何処まで行くんだ、尻尾有り!」
「ぱじゃあ様をお救いに何処までも向うだけです!」
「死んだはずの神だろうが、何故そんな奴を救おうなんて考えるんだ?」
「それはぱじゃあ様も全生命体の敵を倒す為に必要な戦力なのです」
「ひょっとして--」
「黙ってて下さい、速度が落ちます」と言いつつもリディアは本柱最高速度宇宙速度三で駆け抜けるのだった! 「これが光さえ超えた宇宙速度なのですね!」
 ぽっと出のキャラに負けて堪るかよおおお--アルッパーもまた宇宙速度三で向かうのだった。
(確かにぽっと出に良い所持っていかれるのは我慢成らないな)
 一方でぱじゃあにまだ身動きもとれない状態にされるデュアンは通信機能を強化する魔法を既に唱えて、外の情報収集に没頭。
(ん? 神がまだ居るのか……という過去の大宇宙はまさか!)
 そう、アルッパーは仕留め損ねていた--アルッパーに惨敗したアイド・ウエドは僅かだけ生き延びて再生を果たしたのであった。『馬かな、ぱじゃあじゃないか!』
「……」ぱじゃあは何も語らず、アイド・ウエドを吸収し始めた。
『な、何をするんだ……止めるんだ、ぱじゃあああ!』
 ぱじゃあは最早、世界を滅ぼすしかないという思いで一杯だった--旧友であるですますの神デスゥが呆気なく散り、自分だけが無様にも生き延びた事で心の箍が壊れ、アイド・ウエドを吸収し始めた。
『止めるんだあああああ--』
 世界はアイド・ウエドからパジャマへと変容……そしてそれはパジャアが夢見た最高神に相応しい圧倒的な神秘にまで上り詰めた--けれどもその心は砂漠のように冷たく成った!
「ウガアアアア!」
 ぱじゃあから黒き悪意は消え去り、自我を取り戻す事に! そう、彼女は全生命体の敵から神々へと舞い戻った--犠牲は大きく、ここまででキルアインシュそしてアイド・ウエドという神々の咆哮の生き残りの命を吸う事でしか達しなかった!
「勝手に盛り上がってるようだが、その前に俺のホワイトホエールで死ねよおお!」
 ああ、何という噛ませ鯨--飛び込んで早々にアルッパーはパジャアの宇宙に絡まれて身動きが取れないではないか!
「フウ、脱出成功」一方のデュアンは最高神へと昇華した弊害を上手く利用して何とか抜け出た。「まさかそんな形で全生命体の敵という枷から抜け出せたとはな」
「あ、デュアンさんですね」
「おお、それがどうした?」
「あのう、私は貴方の味方です」
「残念だが、女絡みはどうも厄介事の始まりにしか過ぎんから止めてくれ」
 そう、デュアンは白黒赤青共に女に絡まれるせいで碌な目に遭わない体質だった--幼馴染の事を先程思い出す。
「くそおおう、パジャマの分際で俺がこんな目に遭うなんて!」
「取り敢えずそこでじっとしてろ、アルッパー」
「やっぱりお前が一番嫌いだあ、絶対食ってやるぞ!」
「駄目ですよ、デュアンさん。仲間同士仲良くしなくちゃ」
「俺達は仲間じゃない。ましてや仲良くするのは拘りが出来てしまうからやらんのだよ」
「仲間だと」ぱじゃあは初めて自我を取り戻してから話し出した。「わかってるぞ。お前達は神計画の生涯と成る不届き物だと」
「俺に適うと本気で思ってるのか?」
「さっきぱじゃあさんにやられてたじゃありませんの?」
「格付けが大事だったのでな」負けた言い訳がこれまたデュアンらしいのは無理もない。「にしてもその能力か……ほらよ」
 突然、デュアンはアルッパーに絡みつく空間のパジャマを解かせた。怒ったアルッパーは今にもデュアンに噛み付き、デュアンは空間転移魔法でそれを回避!
「絶対殺してやるぞ!」
「そんな事よりもお前の相手はアルッパーだ」
「何? その鯨如きが?」
「あんまり時間が経つとこいつは原理に気付いて手加減知らずに食べちまうぞ」
「要するにお前は何もしないという訳か?」
「そうゆう訳だ。早い話が俺は『門番の眼』を担当しててな……次から説明するぞ」
 門番の眼……それはマザーシステムが直接俺に接触して最厄の日を止める為に俺達に門番を務めるように頼み込んだ際に俺は格付師として眼しかやらんと忠告しておいた物だ。その役割は因子及び神に成りそうな素質の者達を見つけてマザーシステムに報告する物だ。それ以上でもそれ以下でもない。マザーシステムは単体じゃあ非力だからな。なので俺達神才をどうしても欲する訳だ。だが、神才は神才。何処まで行こうとも協力し合うという事は不可能な奴らよ。
「意味がわからない」
「デュアンさん、回りくどいです」
「つまりだな、お前を見つけた時点で遠回しにマザーシステムに報告してやったぜ」
「ならばその場で--」
「てめえは絶対食い殺おおす!」
 アルッパーのホワイトホエールがぱじゃあに炸裂--デュアンと覚醒したリディアでなかったら最高神以上の戦闘力を持つ者達の波動に呑まれて塵に還ったであろう!
「さっきよりも……ええい!」
「一度見たハッタリが俺に通じるか……食ってやる!」
 何とアルッパーはパジャマを食い千切った! 恐るべし、アルッパーの感性と無限に近い貪欲!
「仕方ない……最高神に成ってまだ日が浅いあたしの本気をお見せするんだからって!」
 タイトル詐欺真っただ中で二社が火花を散らす!
 ぱじゃあが繰り出すのはアイド・ウエドと融合してパジャマ全体の神に相応しいパジャマ細胞軍団--総勢何と2’356’892’774’891!
「それがどうしたあああ!」アルッパーも負けじと放射能熱線によるフルバーストで五割焼き尽くす! 「ファイナルウォーズ時代の先祖を想像して繰り出したんだぞ!」
「馬鹿にするな!」
 一方でぱじゃあは細胞軍団にパジャマリフレクトブラスターを放つように命じる--何と光よりも速いブラックホールを反射する事で威力を倍々するかのように上昇させながら移動中にあらゆる物を呑み込んで巨大化してゆく!
「そんな物はビッグバンホエールで防いでやる!」
 ビッグバンホエール……それはブラックホールに呑まれるなどした場合にアルッパーが体内エネルギーを無理矢理極限まで収縮させた後、自らの意志で一気に放出させて周囲一帯を崩壊させる極意!
「その技は自身の肉体の崩壊が避けられないはず……これも神殺しの為せる」ぱじゃあは巨大化……「軽業だと主張したいかあああ!」いいや、元々この大宇宙はアイド・ウエドその物だったが故に……「空間の締め付けで潰れるがイイイイ!」ぱじゃあの本体がさらけて自らを纏うパジャマ柄の触手でアルッパーを十五次元で絡めとる! 「その攻撃は二度も使えまい!」
「うおおおおお!」
「ああ、アルッパーさんが--」
「落ち着け。アルッパーはこのくらいでやられはしない……だろ?」
 うるせえぞ、二本足--アルッパーの決め技であるホワイトホエール炸裂!
 ぱじゃあは左パジャマを破壊された! それでも痛みが走らないのはぱじゃあは無数のパジャマ装甲で覆われてるが由縁なのか!
「仕方ない。あたしも少し切れてみるよ」
「ああ!」
「キルアインシュの魂が告げてるのか?」
「ええ、キルアインシュ様と融合した私ですのでパジャアさんが繰り出すのが何となくわかります」
 ぱじゃあが繰り出すのは煉獄にも重なったブラックホールではないか--ブラックホールの神が告げる事とはこれだったのか!
「何だこのブラックホールは……宇宙速度を上げても抜けきれなあああい!」
「それはな。あたしがパジャマの神だからさ」
「意味が分からないぞ、二本足め!」
「意味は分かるさ。何せパジャマは眠りに入る時に着用し、ブラックホールは眠りの重力へと何物をも沈ませ込んで……やがては」ぱじゃあが次の言葉を発する時、空間は閉じた! 「レム睡眠へと至らせる!」
「理解出来ないんですけど、デュアンさん。説明をお願いします」
「要するに人間で例えるとわかりやすい。足首から下を抑え込まれたらたとえ起き上がろうとも布団から出たいと思わなくなるだろう? それと原理は同じだ」
「余計にわかりにくいです、デュアンさん」
「それにしても先程のブラックホール」
 デュアンは顎を触りながら頭の中で考察する。
「何に気付いた? どのみち次は--」
「アルッパーはこの程度で沈む鯨だったら俺は苦労しねえぞ」
「何を--」
 まだ勝負はついてないぞ、パジャマメええ--デュアンの言葉通り、アルッパーは全身に無数の穴を開けられながらも空間突破を果たす!
「化物め! またパジャマブラックホールを--」
「何度も同じ手に引っ掛かるかああ、ホワイトブレスだああ!」
 アルッパーの繰り出す宇宙放射能熱線に依る空間崩壊させながら対象に向かって限定十二次元に沿って真っ直ぐ進んでゆく--傍から見ればその光芒はまるで乱れるように見える!
「避けられないなら攻めて攻めてええ!」パジャマシールドに依る攻撃技でホワイトブレスの軽減と相討ちを狙うが……ブレスはそれを予測するかのように避けるように進む! 「クソウ、次元の波はそこまで光芒を揺らめかせるかああ!」
 そこでぱじゃあは自らパジャマと成って耐え切る事を選択--それは正しく、致命傷を避ける事が出来た!
「あれは沈んだと思ったのに」リディアは数百万規模は崩壊するであろうアルッパーのホワイトブレスを受け切ったぱじゃあの強さに辟易する! 「ぱじゃあさんは私の遥か上の神ですね」
「だが、アルッパーはその上を行く」
 デュアンの言葉通り、パジャマを解いたぱじゃあを狙うかのように巨大な風穴を空けたアルッパーがそこに--ホワイトブレスとホワイトホエールの重ね打ちは流石!
「があああ、あ! このぱじゃあが……負けを認めるしかない」
「ぜえぜえ、間一髪だった」
 ぱじゃあは敗北を認め、姿を消した。
「逃がす……ウググ」追撃する体力がなかったアルッパーは意識が朦朧とし始める。「眩暈が、あ」
「凄いですね、神殺しってのは」
「当り前だ。俺達は神よりも強くて何よりもルールの枠を気にしない……その違いが差を生じさせた」
「ですが、ルールは守って下さい」
 断る--デュアンはそう言ってアルッパーをデュアンロールで包み込む。
「何、する、ンダ、あ」
「そろそろ行くぞ」
「あ、出来れば私も--」
「それは出来ない。俺達が向かう道にはお前の強さを制限する超宇宙もある。幾ら最高神でもルールの違う超宇宙では微生物にさえ負ける。お前は自分の宇宙に戻って姉達と一緒に暮らせ」
 別れの挨拶を告げずにデュアンとアルッパーは去った……残されたのは思いを胸に秘める人魚だけ。
「ああ、あの方達は私を連れて行かないばかりに孤独な戦いをこれからも強いられるのですね。その先にあるのは破滅だと知っても歩を止めないのですか? そうしたら引き留められない私はどうして神として生まれ変わったのでしょう? 教えて下さい、母上」
 そう言葉を綴ったリディアは母星へと帰還してゆくのだった。
 デュアンとアルッパーが進むべき道は未だ荒野の真っただ中。そこにあるのはリディアの預言した通り、破滅しかない……


 赤魔法02 ブラックストーンが起こす悪意 END

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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