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試作品でも書いとこう

 どうもdarkvernuです。
 早速試作品でも書いとこう。

 ここは平和なバーロー町……とあるバーロー小学校で男子生徒の体操服が盗まれた。容疑者と成ったのは五人。
 俺は犯人じゃない--体育会系の船田和樹君。
 僕はたまたま教室に入っただけだよ--大のポケモンファンの吉積竜彦君。
 あたしは匂いフェチよ--男子生徒の来ている服の匂いが大好きな仙道里香ちゃん。
 私は高坂君の体操服を借りていただけだから--高坂君と将来結婚する事が楽しみな高坂君の幼馴染の天童文音ちゃん。
 仮に変態だとしても変態と言う名の漢だよ--大きいおっぱいに埋まって死ぬ夢を抱く田中大典君。
 以上が男子生徒高坂義彦君の体操服を盗んだと思われる容疑者五人。
 真実は何時も一つ--バーロー小学校の迷探偵宮塚市子ちゃんは今日も迷推理を披露。
 犯行当時、チャイムが鳴る一分前に教室に居たのは絶対船田君だったって--と割と普通に捜査する相棒の山田菊太郎君。
「言われてみれば船田君、この教室に入ってから何かを隠すように出て行ったね」
「俺は犯人じゃない! あれは置き忘れた俺の教科書だ」
「嘘よ。私の大好きな高坂君の体操服に縫われた『高坂』って文字が見えたよ」
「嗅いでみたけど……高坂君よ」
「スゲエ、匂いだけでわかるとか」
「おいらも盗みたかったぜ」
「フンフン、大体わかったわね」
「うん、犯人は船田君で間違いないよ」
「いいや違うわ」宮塚は迷推理を披露。「犯人は船田君以外のこの四人」
「何を根拠に?」
「多数決で犯人を決めて良いのですか!」
「え、犯人は民主主義で決まるの?」
「そうじゃなくて数の暴力で犯人を決めるなんて可哀想じゃないの」
「戦争じゃないんだよ、市子ちゃん。それに犯人は誰の証言でも船田君で間違いないよ」
「そこ」
「あ、そう言えばそうだったね」
 ここで山田君は目撃者を捜した。すると--
「船田君が教室で高坂君の体操着を見て『あいつに嫌がらせしてやる』とか言って盗んでいったよ」「何時も高坂君が女の子にもてるから船田君は爪噛んでた」「船田君、高坂君と腕相撲のライバルでいつもそれだけはボロ負けしてたよ」犯人は決まった。
 船田君は自供し始めた。
「仕方なかったんだよ。高坂の奴はクラスのアイドル文音ちゃんと仲良しでイチャイチャしてて羨ましかった。だから嫌がらせをしたんだよ」
 こうして船田君は高坂君に体操着を返して謝りましたとさ。
「今日も私の推理は冴えてるね」
「今日も全然推理出来てないよ」
 これはまだ私立探偵宮塚市子と相棒山田菊太郎の前日談の一つに過ぎなかった……


 という訳で試作品『迷探偵だよ、市子ちゃん(仮)』を紹介しました。これは別に殺人事件を解決する物ではなく、一般的な泥棒事件や覗き魔といった軽犯罪を解決してゆく物語。主人公である宮塚市子は事ある毎に的外れな推理をして相棒の山田菊太郎が普通の捜査をする羽目に成るというコメディ物。兎に角、宮塚市子の推理は普段の毛利小五郎や剣持警部、その他の役立たず捜査官の先を行くくらい「そんなの有り得ないだろう」というような有り得ない事をするもんだから相棒の方がまともな推理をするという始末……物語に成るかな?
 以上でショートストーリーの解説を終えます。

 ジュンク堂に未来はない。どんな形であれ、盾共の味方をするようでは本屋としての体裁が成ってない証拠。トカゲの尻尾切りでは最早収拾はつかないだろう。取り敢えずジュンク堂が潰れて困るのは北新地の直ぐ近くに本屋が無くなって代わりに紀伊国屋を急いで行く羽目に成る以外何もない。まあともあれ、ジュンク堂さん……お疲れさん。
 では今日はここまで。そう言えばうさみちゃんは推理らしい推理を披露したのって……あったっけ?

祝 八百長三兄弟兄敗北記念!

 どうも……darkvernuです。
 昨日は体調管理もろくにしなかったからサボってしまいました。その間に河野選手があのチンピラ三兄弟の長男を下したニュースを知ってそれを記念してやりましょうか、あの話の続きを。

 僕は古崎清一……ネゴシエーションの骨がわかりつつある今日この頃。それと同時に自信が付くように成った……はずでした。
 とある雑貨店で合体化して全長15メートルの巨大怪獣と成って街を荒らす鶴田三兄弟の交渉に当たらされるとそれが幻想だという事が判明した。
「何とかして下さいよ、交渉家さん!」「政府は貴方の交渉が失敗するまで自衛隊を出さないと言ってるんですよ」「と言うか私達の町をこれ以上壊さないで!」こんなのどうしろと言うんですか、皆さん!
『俺達を追放したボクシング協会目掛けて侵攻してやっからなああ!』
「あ、あのう」僕はスピーカー片手に三兄弟の交渉を続ける。「お願いですからこれ以上町を壊さないで下さい!」
『五月蠅いんだよ! てめえ如きもやしに用はねえんだ!』
「このままではあなた達は政府のミサイル攻撃で殺されます! いくら巨大化してもミサイルの威力は貴方達を合体したまま焼き尽くす程の物ですよ」
『そんな物どんなもんじゃい! 今の俺達はさすらい流の力でミサイルさえ鶴田パンチで粉砕出来るわ!』
「それでも自衛隊の力は甘く見ないで下さい。アジア最強で核兵器さえ除けば支那やロシアだって凌駕する戦力ですよ!」
『そんなこけおどしが通用するかっての!』
 進撃を再開した。もう駄目だ、僕では彼らを交渉で打ち負かす事は出来ない。いっそ正義のプラモデルを念じるばかりだよ。
「流石に荷が重いか」この声で僕は我に戻り、三兄弟の足は突然止まった。「仕方ないから俺がやろうか」
『で、出たなあ! 積年の恨みをここで晴らす!』
「脱獄したのは打ち負かされてたったの十一か月だろう?」
『ンな事じゃなく表現だよ、表現』
「ああ、豹変?」ネイキッズは相変わらずペースを崩さない。「そんな事よりも俺がその気に成れば貴様らを月の大地に踏ませる事だって出来る」
『空気が恐いとか言いたいのか? バアカ、俺達流離いの鶴田兄弟は宇宙空間でも息継ぎが出来るくらい進化したんだ! もう外藤やパンソクリック、それに甲野何かに負けられへんで!』
 『裏』はどれだけ彼らに身体改造を施したのか? 少なくとも普通の改造じゃないのは誰の目にも明らか。ネイキッズ相手に一歩も引かない所からしてえげつない物である事は明白。そんな相手にネイキッズはどうする気だろう?
「ふう、じゃあブラックホールの中でも無事で居られるんだな?」
『当り前じゃ! 俺達は宇宙一強いボクサーに成った!』
「じゃあ発生させよう」って吸い込まれるううううう! 「重力は無限大……こいつはコンパクトなブラックホールだが、呑み込まれたら最後だぞ」
『ちょっと待て! 俺達よりも先ず周囲を呑み込んでるんだぞ! 一般市民を巻き込むつもりか?』
「貴様らが言える口か? 散々、一般市民を巻き込むように踏み荒らしていたくせに」そんな事よりもさっきよりも二倍ほど人口ブラックホールが大きく成ってるんですけど。「それよりも解説の続きだ。呑み込まれた物は外から見れば永遠に存在し続けるが、中は一瞬。まあファウスト博士の最後に比べれば真逆に等しいがな」
『お前は何を言ってるんだ? 俺達をわざと巻き込まずに周囲だけブラックホールに呑み込んでる気がするんだが?』
「俺がその気に成れば貴様ら以外だけブラックホールの塵にする事は可能だ……器用だろう?」
 器用とかそんな事よりも掴んでる手が、建物が、何もかもが今にもネイキッズが起こした人口ブラックホールに呑まれるううう!
『どうして俺達を呑み込まない! 一瞬で片が付く、とと、いうのに!』
「教えてやろう。交渉の最中だろうが」
『たったそれだけ?』
「それだけだ。それ以外がどう成ろうが俺の知った事ではない」だからって僕達を巻き込まないで下さいよおおお! 「まあ器用に貴様らだけブラックホールの塵にする事は可能だがな」
『そんなのやって--』
 突然、吸い込まれる物を吐き出して鶴田三兄弟のみ吸い込むブラックホール--僅か一秒で白旗を挙げる事に成った鶴田三兄弟。
『ヒイイ、もうしません! 降参します、そうします! だ、だからああ!』
 わかった--とネイキッズが応えるとブラックホールは消失して、鶴田三兄弟は分離及び元のサイズに戻りながらジャンピング土下座を決める。
「俺が悪かった!」
「これからは真面目に仕事します」
「本当の意味で流離いの鶴田兄弟に成りますんでどうか、どうかああ!」
 彼らは駆け付けた警察官らに取り押さえられて何処へと去って行った!
「フウ、危ない事しないで下さい! もう少しで一般市民すべてをあの世に送ってましたよ」
「心配ない。その場合は並行世界に送るだけで死にはしない」
「パラレルワールドに通じてますの、ブラックホールの先は!」
「但し、鶴田三兄弟は数分前の過去に戻ってさっきの状況を繰り返させようとしたが……失敗したな、フ」
「笑う所じゃありません、ネイキッズ」
 斯くして僕はまたネイキッズに勝ちを譲られましたとさ……こんなので良いのかなあ?


 という訳で『ザ・ネゴシエーター』をお送りしました。いやはや、嫌がらせも兼ねてショートストーリーをお送りした。兎に角、長男は二度目の敗北を喫した時点で引退を表明。ポンサクに負けた時点で引退してくれると思ってたけど、その後もボクシング続けてるのはどうもなあ。日本ボクシング協会から追放された後は本場アメリカで日本人ボクサーと試合をして……良くやったよ、そのボクサー。これで息の根は止まった。
 さて、段落を変えて解説を続ける。あの三兄弟が居なく成る事で少しは板垣も刃牙をグラップラー刃牙時代に戻してくれるかな? 正直、あの頃の刃牙の方が人間臭くて今みたいなチンピラ風情で強さに何一つ説得力がなくてもグラビアモデル同然に可笑しなポーズを取らなくて良く成るんだけどな。後はまあいい加減剣豪詐欺師を強そうに見せるのは止めて欲しい。それならいっそ柳生十兵衛を二人出して物語を進展させる方が面白い筈だぞ……あ、それ山田風太郎作品に成るな。と言うか烈さんは何時復活するんですか? コミックでは微妙に台詞が変わってる気がするんですけど(気のせいだと思うが)? 謳い文句は別れを惜しんでるのに肝心の内容はどうにも引っ掛かりを覚える。
 という訳でショートストーリーの解説を終える。

 まあ刃牙自体は板垣が他にやる事ないのとチャンピオン編集部としては切って貰っては困る思いで続編が始まったに過ぎんけどね。だからこそ主人公なのに良い所なしの刃牙が存在するんだよね。後はまあ、これで勇次郎を噛ませにしたら流石に鬼龍サンショック以上の衝撃に成るからそれだけは止めてくれよ、板垣。猿先生は鬼龍を噛ませにしたからこそタフを本当の意味で終わらせたんだから。
 という訳で今日はここまで。まあ格闘漫画はケンガンアシュラとか喧嘩商売があったら大丈夫だろう。まあ後者は若干芸能ネタで引っ張る癖があるけど。

作品とはタブーを越えて問題視される物だ

 どうも日曜はやる気のないdarkvernuです。
 始める前に『格付けの旅』黒魔法の章02が終わり、赤魔法の章02が始まりましたので読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>又は<黒魔法の章>と<赤魔法の章>をクリック。
 それじゃあカーリー・ナウマンがやらかした鼻血みたいに問題視されそうな内容でも送ろう。

 とある青年はある時、目覚めた。
「何という事だ。おのれ、サイボーグめ!」
 彼は安保法案反対派のグループ九条戦士に所属するデモ戦士。
「日に日にサイボーグはあらゆる事象を操ってみせるというのか!」
 彼は憲法九条を守る為に日夜サイボーグ政権打倒の最新型ロボットを開発していた。その名も九条ロボット。これによりサイボーグが今まで仕掛けて来た怪奇現象を打ち破り、見事真の姿を現したサイボーグに憲法九条の素晴らしさを説く事で平和な日本を実現させようと必死だった。だが、サイボーグはことある毎に北の新羅に軍事パレードを仕向けたり、ワタミの経営悪化を招いたり、ノーベル賞受賞者の中に村上春樹を意図的に省かせるようにしたり、求道の拳及びペニスマンの更新を滞らせるようにしたり、村田版ワンパンマンの更新延期を促せるようにしたり、ガンダム種の映画製作を阻止し続けたり、各地で天変地異を起こさせたり、大学教授が教え子にテスト内容教えさせたり……憎むべきか、サイボーグ。
 その呪怨を原動力に青年は九条ロボットを完成させるとそれとヒュージョンして九条ファイターに成った青年は国会議事堂に。
「貴様らは一体!」
 そこに待ち受けるのはサイボーグに操られてホームレスにされた落選議員達だった。彼らは九条ファイターに襲い掛かる。
「待ってろよ、今から日本国憲法九条の素晴らしさを説いてやるからな!」
 かくして日本国憲法第九条を守る為に九条戦士の戦いは始まった……


 という訳で『ケンポウキュウジョウを守ろう(仮)』をお送りしました。これは憲法九条の素晴らしさを説き、サイボーグ政権の数々の陰謀を打ち破るべく九条に感動した青年が立ち上がった……という内容。ぶっちゃけるとこれをシリーズ化するつもりもなければどこかで小説にして続きを書く気もない。単純に嫌がらせのつもりで書き殴ったつもりだ。
 まあ解説かどうかはともかく、一つ一つに簡単な反論を付け加えるならこうだ。北の軍事パレードはあくまで国威発揚と自分達を大きく見せるという奴らの狙い。ワタミは自業自得。村上春樹が居ないのは単純に妥当な判断。ヤバ子とスイが更新しないのはそれぞれケンガンアシュラと東京喰種に集中してるから。村パンマンの更新延期は単純に紙媒体の読み切りの為だとかヤンジャン及び村田自身が直接その旨を知らせない或は力を入れ過ぎてそう成っただけ。ガンダム種はYOMEの筆が遅すぎる上に他の脚本家に任せようとしない為。天変地異は日本の宿命。大学教授は単純に恋煩いが仕事にも及んだ事の間抜けさ……理解したか、九条教徒共?
 んでこの作品の主なテーマは何か? それはサヨク病患者共によって肥大化するサイボーグの陰謀を大真面目に表して後は九条の無情さをこれでもかと伝える事が最終目標。でもまあ、続きは書かんな。だってネタだし(笑)。
 以上で時事ネタの解説を終える。

 では黒魔法の章02の解説と行きましょう。最後の方に成ると一種の盛り上がりを見せて次回が楽しみに成りそうな終わり方に成ったね(夢野カケラ的思考でそう書き殴ったまでだ)。兎に角、デュアンはどんな事があっても卑怯染みた方法で勝ってしまうから如何せん好かれんキャラだな。もう少し押さえておきたいけど……一応03に入ったら外貨建ての支払いで暫く弱体化するはずさ。取り敢えずアハ体験式進行法は便利な上に使い過ぎると説明不足として批判されるからお勧めしない。後、アハパーマやオバケがあんな扱いなのは単純に嫌がらせさ。アハパーマは……脳研究でもしてろ! 九条だとか何だとか色々首突っ込み過ぎなんじゃ、我! 研究以外で活動するなら天然パーマ小説でも書いてネットで配信しろ……十万ヒット以上飛ばせるぞ、あんたの天然パーマならな(薦)! それからオバケは……さっさと因果地平の彼方に行け(怒)! 二度と地球に戻って来るな!
 段落を変えて解説を続ける。アルッパーと戦ったイタオノヨメは笑ってはいけないシリーズでお馴染みの外国人タレント(だったっけ?)。彼女の奇妙な踊りは笑いを誘い、その度に尻を叩かれる事に成るから恐ろしい。いや、マジで笑ってしまうからな……あのおばちゃんは。それからカルト四天王でご想像された皆様……最初は目次にも呟いたとおり、ガクブル寄生虫集団ですよ。ンでもう一つはポアで有名なあの団体。もう一つはスカラー波。最後が……サヨク病で何が出て来るかはご想像にお任せします。
 また段落を変えて国債についてですが、実際自国通貨建ての利点は金が足りなく成ったら日本銀行に無理矢理紙幣を刷らせて借金返済或は借金し続けられるのがポイント。後、国民一人当たりうんたらこうたらの表現は誤り。つーか政府の借金の取り立て主は最終的に自分達だからな……そこを忘れないように。序に外貨建ては大きい国から金を借りれば出来ない公共事業も円滑に行える分、後で外国に金を返さないといけないから事実上デフォルトするので気を付けるように。後、ハイパーインフレーションについて説明する。あれは内需が十分でない場合に発生するんだよな。実際ワイマール下のドイツがハイパーインフレに成ったのは賠償金だけじゃない。国土を大きく奪われた事に依って自力で賄う地域をほぼ全て失った。その結果、内需が足りなく成って結果はハイパーインフレーションを引き起こした……ジンバブエの場合は自国内の白人経営の企業を根こそぎ追い出し過ぎた結果、自力で賄えなく成って結果はハイパーインフレーションさ。要するにハイパーインフレの主な要因は内需不足と自力で賄えない状況に追い込まれたら……つー事で一から勉強し直して来い、中川昭一殺人犯辛抱め(怒)!
 という事で黒魔法の章02の解説を終えます。

 解説らしい解説がしたい……と呟きながら月に一回の予定表をどうぞ。



 予定日不明   第五十三話 再誕の火 真正神武最後の最高官 作成日間
            第五十四話 再誕の火 男女は運命に導かれて 作成日間
            第五十五話 再誕の火 火は日を呼び寄せる   作成日間
            第五十六話 再誕の火 再誕の灯火        作成日間

 内容は忘れた……告白すると。だが、そんなもんだ。作者は次書こうと思ってるないようを如何にして各課に焦点があてられる。思い出すだけなら結末だけを思い出せば良いし、流れさえ誤っていなければ当初描きたい物と違っても問題なければ全て良し……という感じで。
 そんじゃあ今日はここまで。HP予定表と同じくブログも何時かリニューアルさせようかな、但し背景はそのままで。

格付けの旅 ブラックストーンが起こす悪意 神計画の一端

 神計画……それはルビを振れば『ゴッドプロジェクト』と読む。頭の痛そうな計画と思うが、本当に頭の痛い計画。その内容は蟲毒に近く、生命同士を争わせて極少数を神にするというシンプルな内容。だが、巻き込まれた方は溜まった物じゃない。故に許されざる非人道行為としてこれを阻止する者達が後を絶たないのも事実。
「オイ、二本足!」
「何だよ、アルッパー」
「どうして神共は神計画なんか進める? 確かにに怯えるのはわからんでもないが、イマイチはっきりしない事だらけだぞ」
「そうだなあ、確かにわからない事だらけだ」
(まあそれだけじゃないんだがな。俺達『神才』を恐れるのも事実だが、『因子』の存在だって奴らは恐れる。そいつらは俺達と違ってほぼ無数存在しててなあ……まあ説明、しとこうかな?)
 因子……それは俺達とは正反対の存在。俺達は最大九十九に留まるのに対して因子の数は無数。ンでそいつらは凄い奴らなのか? 一見すると使い物に成らないのが一般的。何故って? それは何をやらせても習得が遅く、おまけに身体能力だってヘタレな奴ら。そんな奴らも一般人にはない物がある。それが一撃必殺。それについては詳しく知らない。はっきりするのは奴らの攻撃は不死身だと思ってた奴も確実に死ぬ。そう、存在を断つほど凄まじい一撃を秘める。でもブラックレイピアは死なないんだよな、あいつは一体どう成ってるやら。
「オイ、ブラックレイピア関係なくね?」
「一応ブラックレイピアも因子と遭遇してんだ。それくらい付け加えて問題ないだろ」
「わからない事だらけだぞ。如何して神は因子を恐れるんだよ!」
「そこは……目の前に居る神と対話しようぜ」
 デュアンとアルッパーは察知した--一見したらブラックホールのように見える銀河規模のブラックホールが生きてる事を。
 そのブラックホールは正しく最高神の一柱だった--正式名称はブラックホールの神『キルアインシュ』。
『貴様らは既に捕捉した』
「早速俺達に喧嘩を売る気か、えっと名前は何て言った?」
『キルアインシュだ。まあ覚えきれない事だらけだろうが、長い付き合いに成るぞ』
「悪いが、お前と付き合ってる暇はない。そもそも死んだはずのお前がどうして生きてる?」
『神には人から人……要するに知的生命体の記憶に残ればそれを手繰り寄せる事で復活を果たす者も居る。俺のような存在がそうだろう』
「それで俺達を仕留めて何がしたい? 神計画を進める為か?」
『その通り。貴様らは神計画の障害と成る存在だ。わかるだろう、<マザーシステム>はどうして貴様らに<因子>撲滅を勧めたがるのか?』
「知るかよ! 俺は二本足さえ食べればそれで良い!」
「俺も同じだ。俺は格付さえ出来ればお前らや『マザーシステム』のやりたい事は割とどうでも良い」
『教えてやろう。<マザーシステム>はの英知を超えた力を恐れるが余り、永遠の時間稼ぎをしたいのだよ。その為に封印を解く<因子>は邪魔で仕方ない』
「どうして『因子』が封印を解くんだよ! 一撃必殺しか能のない才能無しにどうして!」
『それは<因子>と会わないからそうゆう答えしか出ない。良いか、<因子>とは周りを高めさせてあらゆる階級を破壊する革命者に他成らない!』
 デュアンはここである事を思い出す。
(そういえば主役が駄目でも脇役がそれを補おうと迫真の演技をする事で作品を盛り上げるという手法もあったな。恐らく『因子』とはそうゆう存在だろうな。だからキルアンシュが言うような革命家と言う表現もあながち間違いじゃない。けれども)
『何か質問があるか、デュアンよ』
「脇役を高めさせる存在なのは良いけど、それがどうして封印を解くのだ?」
『教えてやろう。生命体とは本来、適度にリミッターを掛けられてある。見えない者は見えないようにな。ところが因子はそのリミッターを壊す程に周りを高めさせる。それは即ち複数に分離したはずの並行世界はやがて一つに集結させる事を意味する。その時に起こるのが我々最高神と共に戦った勇者達が命を賭して築き上げた一繋ぎの秩序を壊してによって世界は危機に陥ってる事を再認識させる事に他成らない!』
「神語で語るなよ! 何言ってるのかわかんねえだろうって!」
「これは盲点だな。確かに能力を高め過ぎると逆に支配者にとっても都合が悪い程に大衆は何が何でも優秀な行いをするように成ってゆくのは痛いな。だが、本来はそれが世の常だろう。逆に支配者に思うが儘に支配される大衆の方が不幸と言えるだろう」
『その点では我々神と<マザーシステム>は利害は一致する。我々は神として絶対的な支配者であり続けねば成らない。それを<因子>によって崩されるのは我慢成らない』
「だからお前らも『因子』抹殺に乗り出す訳か」
『悪いか?』
「悪くはない。だが、お前らがやるべきなのは因子よりも先に『全生命体の敵』を殲滅する事だろうが」
 全生命体の敵……それは絶対悪を定められた自らを悪だと認識出来ない或は出来てもそれがわからない生かす価値もない悪役集団。主に単独行動をする物や謎組織同様に集団で活動する者達も存在。そう言った連中の戦闘力はピンからキリまで範囲が広く、尚且つピンに近い程神だろうが最高神だろうが手に負えないレベルに達する。まあ最弱レベルなら赤ん坊、最強レベルなら欠番と同等。そう、ここで言う最強は一部を除いてだから注意する事。兎に角、奴らは発見次第殲滅する事を心掛けよう。可哀想だから生かしてあげてと思っては奴らの思う壺だぞ。
『全生命体の敵は四天王だとか八十に別れるだとか色々あるだろうが、その全てを把握できない上に何処に存在するかを一々弱体化した俺達が知る訳ないであろう』
「お前ら神の癖して情けないな!」
『神を何が何でも全知全能だと思うな! 全知全能の神が居るとするならそれこそ全生命体の敵だと思え! そんな神はこの世に存在しない』
 それでも一神教は全知全能を求める。多神教の様に万物に神が宿ると主張すれば支配体形は崩れる恐れがある。故にこれを先程の因子に関連して捕捉するなら因子の存在は生命体皆が神に成れる素質を秘めると証明するが為に今まで素質ある者を神にしようと試みた神の行いを否定するに相応しい。故にキルアインシュを含めた神々はそれを阻止しようと因子抹殺を始めるのであった。
「そろそろ戦おうか?」
『鯨の分際で最高神である俺に勝てると思ってるのか?』
「思ってるぞ、俺はアルッパーだ」
 斯くしてアルッパーとブラックホールの神キルアインシュの戦いは始まった……
 キルアインシュの発生させるブラックホールは相手を只吸い込むだけじゃない。何と潜在されたエネルギーを吸収し始めた--アルッパーは放射能熱線が使えない事に気付き、一億光年離れる事で回避!
「俺が溜め込んだエネルギーを吸収したな、ブラックホールだけに!」
『そうゆう貴様も中々やるな。俺のエナジーホールは一度受けるとおよそ九千九百万光年以上離れないと全エネルギーを吸い尽くされるのだよ、わかるか?』
「俺を窒息死どころじゃない状態まで追い詰めやがって!」
『ああ、そうだ』
 キルアインシュは突如、宇宙全体の空間を重ね合わせの状態にしたかと思ったら既にアルッパーの背後を突いた--それはブラックホールバスターと呼ばれる体当たり!
「うがあああ、全身が搾り取られそうなこの感覚はあああ!」
『回転をしようともこのキルアインシュが放つブラックホールバスターの前では無力よ、アルッパーとやらが!』
「ふざけるなよ、ブラックホールの分際でええ!」
 キルアインシュは光を放って驚きを見せる--何とアルッパーは先程キルアインシュが見せた重ね合わせの技法を模倣したではないか!
『ウガアアアア!』
「どうだああ、お前のやって見せた術とホワイトホエールの重ね打ちを!」
『たかが猿真似が出来たくらいでこのキルアインシュを』
 キルアインシュは中心部からビッグハンドを取り出してアルッパーを引っ叩いた--アルッパーは空間を突き破って十三も離れた大宇宙まで跳ばされた!
『これが俺のマザータッチディメンジョンアタックだ!』
(ブラックホール全然関係ない……何て突っ込まないように)
 突き破られた空間は宇宙の膨張が続く限り最低速度宇宙速度一で修復される。そんな中でデュアンはアルッパーが宇宙速度一よりも速くここへ戻って来ると確信--
(の前に俺の封鎖魔法で帰って来ないようにしよう)
 していたのか、アルッパーを追い出す事にしたデュアン。
『貴様、相棒じゃなかったのか?』
「あいつの餌代が馬鹿に成らないからな」
『ペットと主という間柄とも思えないが?』
「それよりもお前は俺だけに成っても始末を諦めないか?」
『当り前だ。貴様を--』
「ぶち殺すぞ、二本足イイイイ!」
 アルッパーに封鎖魔法という小賢しい真似は通用しなかった--直径およそ五十八銀河もの空間を開けて只今帰還を果たす!
「ちえ、わざわざホワイトホエール使って帰って来やがったぞ」
「そんなに俺の邪魔がしたいのかああ!」
『またお袋の張り手を受けたいか、アルッパー!』
 キルアインシュの繰り出すマザータッチディメンジョンアタックにアルッパーは最初より更に二乗の百六十九も離れた大宇宙まで飛ばされながらも距離無効と急激な停止して空かさず『空間突破』でデュアン達の居る大宇宙まで宇宙速度四で戻ると三度目のマザータッチディメンジョンアタックを受けながらそれを学習--アルッパーの新必殺技がここに来て披露される事に!
『何! 俺の繰り出すお袋の張り手を真似ただとおおおお!』
 何とアルッパーの張り手だった--それ以外の名称が思いつかない程にネーミングセンスは枯渇した模様!
 アルッパーの張り手でキルアインシュは十三の三乗まで跳ばされた--この勝負、アルッパーの勝利に終わった!
 空間突破……それはワープ航法を意味する便利機能。目的地にたどり着くにはどうしても空間問題は避けて通れない課題。実際問題、空間は恐ろしく不平等で人間共の叡智でも光最速神話の中では地球から冥王星まで到達するのに五時間以上という状態。そこでワープは欠かせない。それは空間という障害を避けて一気に跳ばす最高の道具で目的地までに五時間以上掛かる所を一時間或はそれ以下にまで縮小させる事が出来る。のだが、ワープの弱点がある。それは重力。重力問題がワープ理論に支障を来たし、今では多くの学者研究者の間でワープ理論は机上の空論に成る。まあ量子ワープは……うーん。もう少し勉強しとこう。
「キルアインシュは倒せたようだが、あいつは現在残ってる最高神の中じゃあ最弱だろう」
「お前は何が言いたいんだよ、ぶち殺すからそこで大人しく--」
「それよりも恒例のあれでも復習しようか、ちょうど更新してたし」
 デュアンが取り出したのは『神殺しの九十九 デュアン監修』だった。
『[神殺しの九十九 verデュアン監修]


  ~生誕の順-統合日時より
 【緑肌の剣士】
 【混沌の帝皇】
 【植物学者】
 【格付士】
 【時空王】
 【政治家】
 【防犯の家】
 【不死身の銃士】
 【人肉喰らいの科学者】
 【爆発する老人】
 【初めからない欠番】
 【妖艶の痴女】
 【1/1のスケール】
 【紳士的な骸骨】
 【卑怯なる黒豚】
 【俗物の悪獅子】
 【収集の古代種】
 【右に属する化学記号】
 【左に属する化学記号】
 【交渉家】
 【強者を屠る格闘家】
 【踏ませる地雷】
 【神死なせの哲学者】
 【快楽の半人半獣】
 【アンキモの覇者】
 【宇宙鯨】
 【人道家】
 【多忙の声色】
 【木から落ちるが登る】
 【離脱者】
 【サイボーグ】
 【傍観の数学者】
 【心優しき繋ぎ屋】
 【逃走の槍使い】
 【駆け抜ける偶像】
 【画家】
 【亀】
 【戦争の鳩】
 【殲滅の司令官】
 【探偵】
 【酔っ払い】
 【長名のガン=カタ】
 【吾輩は猫である】
 【専業主婦】
 【烏合の長】
 【検事】
 【最後尾】
 【怠け者】
 【中毒に成る煙草】
 【農家の米】
 【善良なる複製者】
 【形を成さない従属者】
 【複数を見つめる外道】
 【闇のエルフ】
 【勇敢なる白金】
 【教える酸素】
 【女殺しの居合い】
 【好敵手成るパイルバンカー】
 【鉄と血の守護者】
 【大天使】
 【競走馬】
 【名前に負ける犬】
 【傭兵鰐】
 【魂集める死の鎌】
 【丑の刻】
 【教師に成ったヤクザ】
 【経済学者】
 【草原の男】
 【天からの雷槌】
 【GTK】
 【全局面の型】
 【草むしり】
 【税務官】
 【公害】』
「オイ、白い方は白い方でやれ!」
「何が?」
「何だよ、その『GTK』って!」
「ああ、グレートティーチャー……えっと何だ?」
「もういい。それに出て来る度に適当なのが多く成ってるぞ!」
「『マザーシステム』も大分集めて来たという証拠だろう。にしても九官鳥やクラゲ、それに山羊やヘドロまで神を超えるんだな」
「おいおい、それが新たな神殺し共だと言いたいのか! ヘドロなんて神を超えたらどうやって倒せば良いんだよ!」
「その前に『ブラックストーン』……こいつが良く取れる星まで急ぐぞ、アルッパー」

 デュアンとアルッパーが向かうのはパジャマ銀河にあるヒモ太陽系第六惑星<パジャア>……そこは神々の咆哮で戦死したパジャマの神ぱじゃあの残留思念が太陽と成り、その周りに星を形成して最終的には銀河が完成。その<パジャア>にデュアンとアルッパーは乗り込んだ。
(現地住民共は俺らを警戒しないな。まあみんなネグリジェを着込むか或はパジャマ姿で活動してるもんだから朝に成ろうと蛭に成ろうと夜の気分で暮らしてやがる)
 尚、<パジャア>は年中気温に変化はない。寧ろ、パジャマ文化によって水泳大会でも水泳用パジャマが開発される程にパジャマが日用品と化す。中には戦隊ものでさえパジャマの平和を守るとか言う訳のわからない大義名分で悪のパジャマ軍団を殲滅する物まで出る始末だった。そんな星にデュアンとアルッパーを迎え入れたパジャアの住民はパジャマさえ着込めば彼らを温かく迎え入れる。逆にパジャマを拒否するとそれは自分達が築いたパジャマ文化に支障を来たすと判断して防衛本能が働く事に。
「何で俺まで鯨用パジャマを着こなすんだよ」
「パジャマ文化だぞ、ここは。ぱじゃあの残留思念に従うのも俺達神才の務めでもある」
「年がら年中神を侮辱する俺達がそんな務めなんか知るかよ!」
「そんな事よりもブラックストーンが良く採取される所まで向かおうぜ」
「何が狙いだ?」
「これだ」デュアンはノートの為にここまで来た。「材料がブラックストーンの方がより筆が通りやすい」
「てめえのノートの為に俺が連行される意味が解らねえぞ!」
「いざという時、お前をノートの材料にすれば良いだけだ」
「てめえ、やはり食ってやるぞ!」
「元から敵同士の俺達だ。いざ尋常に……おっと」
 お前も気付いたか--神殺し故に気配を察知。
 彼らの背後に近付く影はパジャアの住民ではなく、フードを被った男だった。
「久しぶりだな、デュアン・マイッダー……ン?」
「オイ、てめえパジャマ着込んでねえなあ!」
「俺にとっては関係のない事だ。貴様のような鯨も俺より遥かに強いのか!」
「出て来たな。『ワイズマン』!」
「知ってるのか、二本足!」
「ああ、奴は全生命体の敵だ」
「酷い事を言うなあ、デュアン。それは貴様らの勝手な決め付けだ。俺達は世界を正しくする為に--」
「それが全ての根源を断って永遠の無にする事だろ? それの何処が善だ? 悪その物じゃないか!」
「悪とレッテルを張るなら貴様らはどうだ? 格付けの為に多くを犠牲にする事、或は食事の為に多くを犠牲にする事が開くでないと誰が--」
「五月蠅いぞ、そうやって子供みたいな屁理屈で俺が二本足を食べる事を否定する意味に成ってねえぞ!」
「これはこれは。それで戦いますか?」
「お前が単独でここまで来る訳がない。何を引っ提げて来た?」
「ほう、気付いたか」
 突然、デュアンとアルッパーの足下に蠢く影が揺さぶり始める。その影はデュアンとアルッパーの影を呑み込んで益々、凶暴化してゆく。
「影を食べた……つまり俺達は」デュアンは影を纏った。「それを維持すべく影を纏う事に成るか」
「何だ、こりゃああ!」
「ブラックストーンが齎す悪意にはお前達だけじゃなく、『銀河連合』の残滓さえ存在する」
 銀河連合……それは遠すぎる過去の時代に於ける全生命体の敵。善など存在せず、只快楽や食事など邪念を優先して行動するが為に全世界を喰らってきたとされる吐き気催す邪悪にして殺しても良心の呵責を起こさない程の存在。そいつらは最終的に滅んで全ての悪意を全世界に飛ばし、物質の方はブラックストーンを飛散する事で完全に潰えた。だが、銀河連合が滅ぼうとも全生命体の敵は世界が変わろうが実在する事に。
「お前も銀河連合の残滓だろうが!」
「俺は違う。そもそも銀河連合の悪意はお前らにだって存在する。でないと先程の説明は出来ない」
「言ってくれるな。確かにその通りだが……ところでこいつは何者だ?」
「格付師たるお前が知らない存在とはな」
「影を喰らう全生命体の敵なのは何となくわかっても一体どんな奴なのかわかんねえ!」
「ふうむ」デュアンは冷静にB5ノートを取り出す。「ええ、と……あった」
「わかったか?」
「こいつは影を欲しい侭に食らい尽くす『シャドーデビル』だな」
 シャドーデビル……それは表宇宙を全て影宇宙にして最終的には宇宙を滅ぼす全生命体の敵。しかも実態が掴めず、更にはどうやって攻撃すればいいかわからないくらいにあらゆる影に潜む存在。故に術で攻撃するのが手っ取り早い倒し方だろう。
「だろうって……何呑気に構えてるんだ。ワイズマンが去っていくぞ」
「それよりも先にシャドーデビルを倒さないとな」
 ワイズマンが居なく成った事でシャドーデビルは口を開く。
 --倒す? この俺様がお前らに倒されるだと、グハハハ--
「不快な声だな。何故なんだ?」
「音にも影が潜むのか? まあそんな事よりも」
 --随分呑気だな、デュアン・マイッダー。生かされてる事も知らずに減らず口が良くもまあ叩けるなあ--
「お前も同じだ。取り敢えず、俺が相手をするからギャラリーを全てお前の得意な影に叩き込めよ」
 やっぱりぶっ殺してやるウウ--アルッパーはデュアンに悪態吐きながら影宇宙に呑まれた!
 それだけでなく、シャドーデビルによって惑星<パジャア>は影しか実在しない星と化して徐々に死を迎えつつあった……デュアンさえ居なければ!
 --デュアンロールで自らの実態を保ったな。中々の手ではないか。だが--
 --どうだ? 声だって影っぽく成っただろ?--
 デュアンは実態こそ表宇宙のままだが、存在その物を影と同化させる魔法を掛ける事でシャドーデビルへのダメージを通す準備が完了した。
 --掛かって来るが良い、俺の体積は東京タワー二個分だ!--
 --さては元々は地球人だったな、シャドーデビル!--
 シャドーデビルはスライム型の全生命体の敵。故に心臓部と脳の特定は難しい上に彼の体積は東京タワー二個分という平均すれば極小ではあるが、デュアンにとってはまるで基地一つを相手にするような物であった。それも空間移動さえ可能にした基地一つを。
 --(思考まで影と同化したのは良いが、魔法がほとんど逆だ。火属性は氷属性、水属性は雷属性、風属性は地属性。じゃあ重属性は……無属性と成るのか?)--
 デュアンは表側でいう重系拡散魔法を放った物の……まるで無重力のように自分も含めてランダムに飛んでゆくではないか--そうか、重属性の反対は意味のない重属性だった!
 --馬鹿の一つ覚えよ、ブラックストーンに惹かれた己の不運を嘆いて--
 シャドーデビルは決め技であるデビルスパークと呼ばれる相手を見つめるだけで直接マグニチュード無限大を放つ矛盾攻撃を仕掛けた--デュアンはそれを浴びて全身を二の九十九乗分分割された!
 --フハハハ、案外呆気なかったな……デュアン・マイッダー--
 読者の皆さんはこれでデュアンが終わると思うなら甘い考えだと思って頂こう。そう、彼がどんなに理不尽な状況でも難なく突破出来る事を考えれば--でなければ突然、重属性魔法を放つ訳がない。
 そう、二の九十九乗分分割されたデュアンは何と--分割された分だけでしかも一つ分辺り体積で表すなら二階建て木造建築二戸建て分だけ表宇宙にしてそこから分割された意思が集約して重系拡散魔法でシャドーデビルに攻撃する事が可能と成った!
 --わざと俺様の攻撃を受けたのか、デュアン!--
 --囲まれたぞ、シャドーデビル。俺に勝てると錯覚したお前には二の九十九乗分の俺が放つ俺の通常体積分で放つ重系拡散魔法を浴びて液体から固体に変わりやがれえええ!--
 それを直接浴びたシャドーデビルは見る見る内に全身を液体に維持する事が叶わず……何と東京タワー二個分から人間サイズでしかも身長徳川綱吉サイズまで縮んでるではないか--それがシャドーデビルの実態なのか!
「貴様あ……クソ、影が!」
「丁髷しちゃって……本当は」デュアンが表宇宙状態で勝つ分割された全てを集合させた頃には既に<パジャア>は元の状態に戻った。「徳川綱吉ではないのか?」
「違うな、俺は確かに徳川家の人間で苗字は確かに徳川だが……本家ではなく、尾張出身の徳川だ。まあ今の名前はシャドーデビルが一番良く似合う」
「ぶっ殺してやるぞ、二本足イイ」勿論、アルッパーも元の状態に戻っていた。「って避けんじゃねえ!」
「まあそんな事よりもその実態がさらけたんだ。まだ戦うか?」
「戦う?」シャドーデビルは全身を影で覆った。「この状態が最も強いが、俺様の主義には影無しという三文字はない!」
 影に呑まれるようにして綱吉と同じくらい低身長のシャドーデビルは姿を消した。残ったのは激戦の爪痕だけ。
「何なんだ、あいつ? 元は二本足だったのか?」
「それよりもさっさとブラックストーンを採掘しようぜ」
 どうしててめえは呑気なんだよおお--アルッパーの声は惑星<パジャア>を木霊する!
 彼ら二体は気付かなかった--死んだはずのパジャマの神ぱじゃあが全生命体の敵として再誕しようとしてる事に!



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雑文特別編 ハヤトは死なず 第二十話 今度こそ第二部完! 決着……そして新たなる戦い!

 どうも寝不足気味なdarkvernuです。
 早速始めましょう。

 裏国会議事堂は今、宇宙空間と化して何と……巨大伊藤博文が見下ろしてるではないか!
「負けた方は初代内閣総理大臣伊藤博文に踏み潰される者よ」
「伊藤さんは必ず国を愛する者達を守る!」
「それいったらわしが踏み潰されてしまうじゃないか!」
「まあ良いじゃないか、角栄。支那を招き入れたお前はそうゆうもんだからなあ」
「無駄口を叩いてる場合じゃねえ! 伊藤が踏み潰すだあ? 潰せるもんなら潰してみろ、だろ?」
「栄作よ、お前は単純で良いじゃねえか!」
 遂に始まる最終決戦! 先手を打ったのは陸奥宗光--バニシングラッシュで通り過ぎ様に数百発もの連撃を浴びせた!
「ウグ!」だが、そこで陸奥は膝を付けて動けなく成った! 「あの速度を見切っただと!」
「どうだ、ミリオンアサルトを」
「隙が出来たぞ」角栄は近衛の左エリと右袖を掴むと勢い良く両手を数百メートルまで伸ばしながら大回転を始めた! 「行くぞおお、大雪山おろし日本列島改造返しを!」
 幾つもの木製型惑星及び地球型惑星といった自身の重量の九倍はある質量の星々を破壊し、再構成させながら最後に伊藤博文の右手甲に叩き付けた……が--何と攻撃を仕掛けたはずの近衛は掴まれると同時に近衛コレダーで角栄に潜在的な大ダメージを与えていた!
「グハアア……後は任せた!」
 陸奥、角栄……墜ちる--残るは池田と佐藤!
 佐藤と池田は物理法則を無視した超高速移動をしながら近衛レーザーを連射する近衛を翻弄! 直角且つ曲線を入れての移動など宇宙空間どころか大気のある所でも不可能な事を惜しげもなく披露しながら!
「ならばテトラスペルで応戦だ」
 その術に依る複数攻撃……曲がる瞬間を狙い撃ちするように彼らを迎え撃つではないか--だが、そこが彼らの反撃の幕開けだった!
「行くぞおお、忘れていたミラージュドリルだああ!」
 池田勇人に依る七色に輝くドリルミサイルは光速を超えてテレポートするかのように近衛の心臓部に直撃--それでも近衛はまだ健在!
「詰めが甘いぞ、勇人オオ!」ノーベル平和賞を数百回返上してもおかしくない巨大なトマホークを取り出した佐藤は一気に振り下ろす! 「食らえ、ファイナル栄作トマホオオオク!」
 近衛は真っ二つにこそならないが、その一撃を受けて徐々に底が見えてみた! 焦りに焦った近衛はハイパー近衛レーザーによる一気呵成を掛けた--それは巨大な伊藤博文ごとこの裏国会議事堂と呼ばれる大宇宙を呑み込むかのように焦土と化させる恐るべき滅びの光であった!
 しかし……「カウンタああだああ、ドリルテンペストおおお!」池田が一瞬だけ政治家に成って宇宙さえ滅ぼす光よりも巨大な竜巻を発生させる事で無効化どころか最後の抵抗を試みた近衛をバラバラにしたではないか--これにて決着!
「ハアハア、勝ったのか」戦ってもいない吉田茂は息が荒い。「もう抵抗出来ないように見えるが?」
「負けたのか、私は?」近衛は笑みを零す。「これで良い……マイオスきょおおおおう!」
 近衛は伊藤博文の左手に呑み込まれるとそのまま握り潰されて……フィクサー争いから退場した!
「勝ったのか……これで終わったんだな、馬鹿げた政治闘争劇も」
「これでわしらもあの世に逝けるんだなあ」
「いいや、まだじゃ」吉田は通常空間と化した裏国会議事堂であっても未だに自分達が魂に変質しない事を察知。「ついに復活したか!」
「アガガガ、お前は」佐藤は膝を付けながら体を震えさせた! 「嫌だ、も、もう出て来るんじゃないぞ!」
「とうとう出て来たな、日本を亡国へと導く悪魔!」
「無礼だぞ、池田勇人!」廣田弘毅だけじゃなく、松岡洋右、斎藤実、岡田啓介、米内光政、小磯国昭、鈴木貫太郎、高橋是清、林銑十郎、阿部信行、平沼騏一郎、重光葵等そうそうたる戦前の政治屋達も居た。「この方を誰だと思ってる!」
「密約を交わすお蔭で何とかしがみつく事が出来た」その男は身長二メートル以上の巨人。「まあこれくらいの無礼を許そう」
「お前は知ってるぞ、だが」陸奥もまた政治家と成って忘れていた殺意の波動を発動させた! 「食らえ、神と成った俺の切り札を!」
 その巨人に触れた政治家陸奥はラストジャッジメントで無数にも及ぶ零距離攻撃を仕掛ける……が、驚愕--天という巨大な文字と共に背を向けるのは仕掛けられたはずの巨人だった!
「ム、陸奥さんまで倒れたら……ああ、俺は勝てない」
「クソウ、政治家に成りたいのにあの時全て使い切ってもう肉体の維持もまま成らねえ!」
「わ、わしはど、ど、どうすればばば良いんだあ?」
「降伏せよ、そしたらそのまま生存を保証するぞ」
 巨人が下した答えに池田は……「それならこのままお前をあの世に逝かせてやる……闇のフィクサアアア!」
 池田勇人は更に限界まで政治力を発揮させてスーパー池田勇人3と化して吉田たちを逃がす為に命を掛ける!
「死ぬ気か、勇人オオ!」
「元々は死んだ身……ひょんな事から俺はあの世に逝かなかっただけだ! 逃げるんだ、栄作、それに吉田さんに角栄!」
「待つんじゃ、死ぬのは死んだはずのわしらの役目じゃ--」
「再起するんです! 俺達亡霊が日本に原在するよを終わらせる為にも七奉行を引き連れて脱出して下さい!」
「で、でも……」「わかった、勇人」佐藤は覚悟を決めた!
「だが、しかし」
「ああ、マイオスめええ! 廣田らを盾にして戦わないつもりじゃなあ!」
「邪魔だあああ、大政翼賛会の張本人共があああ!」
「またやられに来たか、池田勇人!」
「兄の不甲斐無い曾孫に代わってわしが裁いてくれるわ!」
「認めなくない物だな、マイオスに逆らおうとした若き過ちを」
「さて……思う存分楽しむが良い。フフフフ、ハハハハハハハ!」
 池田勇人は……暁に死す?

 第二部 完!


 第二十話に登場した政治屋は池田勇人、佐藤栄作、吉田茂、陸奥宗光、近衛文麿、伊藤博文、廣田弘毅、松岡洋右、平沼騏一郎、斎藤実、岡田啓介、米内光政、小磯国昭、鈴木貫太郎、高橋是清、林銑十郎、阿部信行、重光葵。オリキャラはマイオスのみ。
 基本打ち切りエンドで最後の最後に闇のフィクサーを登場させたのは単純に気紛れでもあるんだよな。それから伊藤博文も大久保利通同様、政治家なので人の原形を留めません。政治家とは神に等しいのだから。それから第二部完もあって第二十話で一旦それぞれのモデルをご紹介しよう。池田勇人は勿論、陣隼人とゲッター2……スーパーサイヤ人に成ったりしますが基本は陣隼人。佐藤栄作は流竜馬とゲッター1関連。田中角栄真紀子親子は巴武蔵、車弁慶とゲッター3関連……口調は大きく違うけど。吉田茂はないが、渡部恒三は水戸黄門の水戸光圀。橋本龍太郎は花山薫。小渕恵三は渋川剛毅、竹下登はベガ、羽田孜はユニコーンガンダム、小沢一郎はガオガイガー、金丸信はシン・アスカとデスティニーガンダム、梶原静六は愚地独歩、奥田敬和は王大人、板垣退助はキラ・ヤマトとフリーダムガンダム関連、大隈重信はアスラン・ザラとジャスティスガンダム関連、原敬はビッグオー、東久邇宮稔彦はトキ、石橋湛山はストライダー飛竜、宇野宗佑はドモン・カッシュとゴッドガンダム、小泉純一郎はムダヅモバージョン、中曽根康弘は一部範間勇一郎、菅直人と鳩山由紀夫、村山富市はモデルなし、河野洋平はアリー・アル・サーシェスとアルケ―ガンダム、原口一博はガンダムX、千葉景子はなし、片山哲はキリコ・キュービィ、中川昭一はエミヤ・シロウ、福田赳夫はガウン・ブラウディアと一部ナイトクォーターズのジークフリード、三木武雄は十神白夜とバランスの良い山本選手、芦田均はウッドロウ・ケルヴィンとイクティノス、福田康夫はなし、大平正芳もほぼなし、大久保利通はラ=グース、東条英機はカイザーナックルのジェネラル、安倍晋三はサイボーグ関連の人達一同、麻生太郎は一部ゴルゴ13、木原稔はゼオライマーと木原マサキ、稲田朋美はトロンベ関連、佐藤正久はマリオ、山本一太はウイングガンダムゼロと一部ヒイロ・ユイ、松岡洋右はクローンゼロ、小西ひろゆきは一部ディエゴ・カーロ、津田弥太郎はなし、陸奥宗光はルガール、近衛文麿はダオス、伊藤博文は……わからん、平岡騏一郎はバズ・ガレムソン、廣田弘毅は赤い彗星(迷いっ放しの人)……以上で。
 取り敢えずもう解説は終わらせる。それから再開の日は一年以上後に成るかも知れないからそこは宜しく。

 世界の政治屋参戦だって……死ぬわ! 特にリンカーンとかヒトラーとかスターリンとかロベスピエールとかエドマンド・バーグとかウィンストン・チャーチルとかどうやって倒せば良いんだよ! リンカーンはアメコミの奴をモデルにするか、或は吸血鬼と戦うのをモデルにするか……もうね、こうゆうのは日本だけにしろ!
 今日はここまで。来週から雑文に戻りまあす!

 追記
 訂正も兼ねて岸信介はギース・ハワード、それから梶山静六は独歩ではなく、松尾象山だった……申し訳ない。

雑文特別編 ハヤトは死なず 第十九話 第二部完! 一時的なる最終決戦……池田勇人VS片山哲、そして魔王近衛文麿!

 どうも早速ですが、タイトル詐欺をした事を謝罪するdarkvernuです。
 最終回は明日に成りますのでどうか宜しく。

 目覚めた池田勇人の眼前に映るのは変わり果てた裏国会議事堂内。彼は一瞬で事の重大さに気付く……片山哲が一度侵入した事で裏国会議事堂は戦乱の地と化して暴徒に成った政治力の弱い国会議員達によって次々と政治力を身に付けない警備員、官僚を皆殺しにしてゆく姿が映った!
 池田は政治力を解放して彼らの目や耳や鼻を削ぐ事で暗黒の政治力から解放してゆく中--
「余計な事をするな、池田勇人」
「来たか、片山哲」
「決着を付けようか、貴様ら軍国主義者に天罰を」
 片山哲は本気を出した。それは自身の足にローラーを装着する事でまるでアーマードトルーパーのように縦横無尽に駆け抜けるではないか! だが--
「後ろを取ったぞ!」池田勇人の方が何十倍も速度は有った! 「くらえ、ドリルアーム!」
 だが……突然飛んできた小西ひろゆきによって妨害される形と成り、その隙を突かれてアーマーマグナムで右足を撃ち抜かれた!
「片山議員はやらせんぞ!」
「くらえ、大沼のビッチを張り倒した俺のゴッドプレスを!」
 更には津田弥太郎に引きずられながら壁に叩き付けられる事で心身共に大きなダメージを負った!
「貴様らは何だ……裏国会に何の用があって来た?」
「余計な事をしやがって」
 何という事なのだ。片山哲による因果律書き換えは本来出て来るはずのない民主党議員を召還するに至ったというのか--あらゆる分野で上回ってもそれだけでは片山を崩す事は叶わないというのか!
「万事休す--」
「いや、待て!」そこへマントをはためかせながら奴が戻って来た! 「因果律書き換えには因果律書き換えだああ!」
「貴様は……くらえ、小西ティックボディプレス!」
 小西に依る鴻池祥肇殺人未遂にまで発展させた恐るべきボディプレスが政治力に愛された男に向かって来るではないか! だが--
「鴨だ……栄作ビイイイイイム!」
 小西は判断を誤った--臍から高出力の政治力を纏った赤い光線を受けて冥王星、エリスより先まで飛ばされ……フィクサー争いから退場した!
「一撃だと--」
「そうだ」そこへ佐藤栄作の実兄が攻撃した覚えのない津田弥太郎の上段攻撃を当て身投げして減り込ませると……「レイジングストオオオオオム!」
 追い打ちのレイジングストームで津田をバラバラにしてフィクサー争いから退場させた!
「岸さんも来てくれたか!」
「クウ、三対一に追い込まれた」
「後は角栄と吉田先生のみか」
 片山は何時だって戦場に慣れる。故に絶望的な状況下でも顔色一つ変えない。只、焦りがあるとするなら小西や津田が生きてる内に池田を仕留めたかった。何故なら--
「残念ながらフィクサー争いから退場して貰おう、片山哲」かの背後からの手刀だけは因果律は変更不可能。「足止めしてくれるだけでも有難いがな」
「ウッグ……これでやっと」
 うつぶせに倒れ、眼を瞑りながらフィクサー争いから退場した片山哲。
 そして出て来るは魔王近衛文麿!
「噂通りの高出力の暗黒政治力か!」
「貴様とて同じであろうよ、岸信介」
「確かにな」岸信介はナイトメア岸だった! 「私は既に貴様との戦いに敗れて死んだ身……今宵の悪夢、存分に楽しめ!」
「始まるぞ、勇人!」
「ああ、今の岸さんは悪夢と化して誰にも止められない!」
 背景が何時の間にか障子扉を何枚も開けながら二人を映し出すように始まった! いや、岸は半裸に成ってかつてマイオスから受けた巨大な傷を見せつけるように近衛を戦慄させる!
「行くぞ、テトラスペル!」
「烈風拳!」
 どちらも暗黒の政治力を纏った複数の魔法と気に依る地面を疾走する衝撃波--ほぼ互角でナイトメア特有の相殺は無効化された!
 岸は飛び込んでダブル疾風拳合計三十二連発を放つ--一方の近衛はそれを迎え撃つようにテトラアサルト合計二十二連発で岸にボディーブローを撃ち込んだ!
「ウグウ、邪影拳!」で近衛を吹っ飛ばすと見せかけて寝込んでる所に疾風拳を無数撃ち込んで追い打ちを掛けた! 「フアッハハハハハ!」
「流石は岸さん! 追い込んで……いや!」
「ああ、気付いたな……近衛め、俺達の見えない速度でミリオンアサルトを掛けやがった!」
 二人の言葉通り、着地して直ぐに岸は一リットルの血を廃棄、片膝を付けながら苦しむ! 一方の近衛は立ち上がるなり、テトラスペルを掛けて岸を追い詰める!
「どうした、岸信介? この程度で私に勝てると思ったのか?」
「思ったさ」近衛がテトラアサルトを仕掛けると同時に岸は両手を天に向けながら大地に雷エネルギーを集中させた! 「サンダアアブレエエエイク!」
 近衛は十メートル吹っ飛ばされ、そこに岸に依る邪影拳から派生の真空投げして早々にレイジングストームを仕掛けた手前に落下しようとする近衛に容赦なく、天王星まで飛ばして重力の法則を無視するように自分の正面まで超高速で落下させると同時に独自の両掌底に依る羅生門を決めた!
「これぞ羅生門……」「いいや、近衛コレダアアアア!」だが、近衛は着地と同時に全暗黒政治力を解放させながら爆発させる近衛コレダーで岸を瀕死の状態にしたではないか!
「これは……兄貴の負けだ」
「あれだけの政治力を持つ岸さんが負けただと!」
 近衛文麿は強過ぎた--池田と佐藤はスーパー近衛レーザーでフィクサー争いから退場させられるナイトメア岸を見つめながら果たして二人掛かりで倒せるかどうか模索した。
「保守の時代は終わった。これからは新共産主義社会が訪れる」
 歩を進める近衛文麿。覚悟は出来ても戦慄が全身を走らせるせいで身動き取れない二人。
 その時、ミサイルストームによって戦慄による痺れを解放された二人--と同時にベアナックルで張本人をぶん殴る池田と佐藤だった!
「再会のベアナックルをありがとおおう!」
「残念ながら七奉行はここに連れて来てないなあ」
「角栄に吉田先生!」
「何人来ようとも私の前に……」「どうかな、ジェノサイドカッタアア!」陸奥宗光只今帰還!
「ウグ、剃刀陸奥まで!」
「わしは数に含まれないが、これで四対一……釣り合うだろう?」
「マイオス卿の目指した日本解体はもう直ぐだというのに!」
「そんなもん、阻止してやるぜえええ!」
「わしの大雪山おろし日本列島改造バージョンもお見舞いしてやろうか!」
「廣田弘毅との戦いで傷付いた部分をオロチと小村の力を得る事でパワーアップしたこのオメガ陸奥が相手だ!」
「さあ、何処を抉られたい?」
 最終決戦始動!


 第十九話に登場する政治屋は池田勇人、片山哲、小西ひろゆき、津田弥太郎、佐藤栄作、岸信介、近衛文麿、田中角栄、吉田茂、陸奥宗光。
 第二十話『今度こそ第二部完! 決着……そして新たなる戦い!』に続く……

 済まないが、小西も津田も出す予定なかったんだけどなあ。それから片山はああしなければ退場させる事が出来なかった……それだけ倒す方法が見つからないもんだし。序に陸奥は小村の力を得たというネタはKOF98でもしもルガールがオロチの力を使いこなせたら……というのが元ネタ。よって小村寿太郎はゲーニッツみたいに恐ろしいアルゴリズムでプレイヤーを苦しめる存在だと判明する訳さあ。さて、次でしっかり完結するかな?

 次はタイトル詐欺ではありません! なのでしっかり終わらせます……終わらせるんだよなあ、確実に(怯)。
 今日はここまで。次こそ目だ、耳だ、鼻だは主人公らしくするのか?
プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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