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回転力はサヨク病駆逐のキーワード?

 どうもほぼ毎日かのハム太郎の速報の記事を流し読みするdarkvernuです。
 始める前に『格付けの旅』が土曜日に十行ちょっと更新しましたので読まれたい方はカテゴリ覧の<格付けの旅>または<赤魔法の章>をクリックして下さい。
 じゃあ早速いきますよ。

 私はヤブ医者ブヤ。医師免許を持たず、精神病に分類されない精神病研究も兼ねる。今度の患者は九条教徒。憲法九条の憲法九条による憲法九条の為にしか生きない精神病患者。彼の主張はこうである。
「オスプレイを始めとした回転する物は憲法九条の精神に反する。今すぐ無くせ!」
「つまりバレエダンスも野球もサッカーもバレーもバスケットボールも全て無くせって事になるんですが」
「そんな事言ってない! 手首が三百六十度回らないのはその為だろう?」
「さっぱりわかりかねます。そもそもどうしてオスプレイを撤去しようとするのですか? 滑走路が要らないじゃないですか」
「何を言うか! あんな物があったら沖縄の米軍被害は更に拡大するばかり--」
「事故件数はほんのちょっとですが」
「五月蠅い、このヤブ医者!」
「自己紹介の時に言ったじゃないですか。何を今更」
「そうして集団的自衛権の行使を容認し、頭がパーン党の偽平野博文を脅しつけて法案をごり押ししてえ!」
「残念だが、C国工作員の党は邪魔をしただけだが。まあ政治的な話はこのくらいにして、あなたの病状はサヨク病ですね」
「何を言うか……ウ、鼻血が!」
「サヨク病の対処法にジャイロ・ツェペリの弟子に成る事を勧めます。それから他の処方としては八卦掌独特の回転する動きを取り入れたり、沢田慶三郎やゼフィール、それから努力マンの動きを研究したり、格闘ゲームではブランカやアステカの回転しながら突撃する技ばっかり使ったり、超級覇王電影弾を実際に使ったりするのを勧めます」
「オノレ、ネットウヨオオ!」
 サヨク病の恐ろしさ……それは特アを好み、軍事力強化する動きがあったら直ぐ偽装デモを呼びかける。更には少しでも保守的な発言するだけで人をネットウヨとレッテルを貼る。回転は良い。回転もまたサヨク病治療の一環に成るやもしれん……


 ンな訳あるか! なショートストーリーをお送りしました。かのハム速である記事を見つけて馬鹿なツイートした奴に関するスレ見たのでそれをネタにしてやった。つーか回転が良くないんならそれこそ宇宙全体を否定する発言だぞ! つーか地球や月がどうして楕円軌道に回ってるかわかってるのか? あれで人に悪影響を及ぼすと本気で思ってるのか? そうだとしたら最早末期だぞ! まあこのくらいで今日は終えます。つーか夏バテであんまり書けない。
 以上で時事ネタの解説を尻切れ蜻蛉の如く終らせます。

 とうとうオボ子さんは男塾に参戦しました。果たして信長相手に善戦するのでしょうか? つーか読んだ後に気付いて思わず笑ったぜ、あの回は。
 という訳で夏バテなので今日はここまで。夏バテなのでFC2小説で書いてる奴が八分の二終えた事を今更ここで報告する事に成るとは……まだ後書きまで出来てないけど。

格付けの旅 神々の敗北から始まるカタストロフィ 神殺しの九十九

 神……それは唯一無二成る絶対存在。何故なら精神という言葉に神が宿る以上は唯一無二でなければ成立しない。
「オイ、いきなり何を説明し出すかあ!」
「宇宙空間の中でも五月蠅い奴だ。宇宙も音の吸い込みが鈍ってるぞ、もっと働け!」
「お前が言うな、二本足! お前のせいで俺は神々に殺されかけたんだぞ」
「だが俺が居なかったらお前がこうして各宇宙を彷徨う事もない。感謝しろ!」
 誰がするか、フンだ--アルッパーは星々を揺らす程の加速でデュアンに拗ねる。
「何故いきなり神の話をしたか? 実は神々がどうして俺達を危険視するのか? そして、俺達とはどんな存在なのかをお前に説明しなくてはならない」
 はあ--アルッパーは意味不明な事を説明し出され、尻尾を振る程呆れる。
「失礼な鯨だ。まあいい、とにかく神々は一度コテンパンにやられた……によって」
 --アルッパーはその単語に並々ならぬ恐怖を覚える。
「まさかとは思うが、鯨の一族ではその言葉を聞いて禁忌を知ってると見た」
「知らないぞ、俺は! 只、その言葉を俺はどうゆう訳か恐怖を感じる! 何というか只の言葉じゃない……お前はそれを説明して俺の恐怖を解かせろ!」
「残念だが、言葉通り俺には解く事の出来ない難物だ。只、お前の感じる物は俺も共有出来ると思ってる」
「二本足と一緒にするな!」
「話の続きだ。そんな神々も生き残りは僅かにいた……まあ僅かと言っても普通の生命が示す尺度ではない。単純に言えば数万か数億はな」
「お前の事だ。どうせ時間まで計算式に入れた数を言ってるんだろ?」
「正解。まあそんな感じだ。とにかく神々はを消滅させる為にある計画を立てる」
「『神計画』とか頭の悪そうな名前だろ?」
 正解--当てられても笑顔で答えるデュアン。
「その笑顔に殺意が湧く……食べてグチャグチャにしたい」
「神々の反攻作戦である『神計画』は言わば神を一から作る計画さ。時には人の身体を穿って神にしたり、時には時間を回し続ける事で無限の修行を積ませて神にしたり、時にはまあ……天才を多く集めて全て神に昇華させたり、だね」
「何て幼稚だ。中学二年生の考えそうな計画だ」
「どちらかと言えば高校二年生の思い付く計画だろ?」
「どっちでもいい。つまり神の奴等は手駒が欲しいんだろ?」
「まあな。だが、神々でも『最初から神である奴等』を見逃したのはいけなかったな」
 最初から神って、まさか--アルッパーは直ぐに自分の事だと感知!
「まあ最初の神殺し……『神才』は気付かぬ内に歴戦の神を倒してしまったんだよな」
「オイオイ、洒落じゃないぞ! それって神の面目丸つぶれじゃねえか!」
「今更言うか、アルッパー。まだその頃は神々も油断した神だから死んだという事で片付いたけど」
「負けた言い訳するなんて情けない神々だ」
「俺達も他者の事言えた義理か? 話の続きだ。まだその頃は良い。だが次に出て来た神才……こいつは洒落じゃない」
「そいつはどんだけ迷惑をかけた?」
「出て来ただけで歴史を丸ごと変えやがった」
「そりゃあどうしようもない悪党だ」
「ほう、俺の話だけで直ぐに悪党と呼んだ勘の良さ。まあそいつはとにかく厄介だ。いくら歴史を修正すべく保守の一族が何度も叩きのめしても更に凶悪化して現れ出る。ようやく決着が付いた頃には……その話については誰か知ってる奴に聞くんだな」
 オイオイ--アルッパーは適当な丸投げに呆れる。
「まあそいつでもまだ神々はバグだの何だので片付けた……だが、もう一つ居るんだな」
「またヤバイのがいんのかよ!」
「ああ、そいつは見た目がこの宇宙を探せばどこにでも居る腹の出た中年。しかし、能力が大変厄介だ。通り名は……どうやらそいつが撒き散らした種の一つと遭遇しちまうとはなあ」
 デュアンとアルッパーは宇宙で咲く食星植物を目にする。それは枝を伸して星のエネルギーを音速で搾り取ろうとしていた!
「ありゃあ何だ? どうして宇宙に植物が咲いてるんだ?」
「それがさっき説明しようとした植物学者の植物だ」
「食ってやろうか?」
「待て……その前に」
 デュアンは軽くディバインドライブを食星植物目掛けて放った--すると吸い取られる星ごと植物は火と水と風の混ざり合ったエネルギーに包まれて塵と化す。
「おい、てめえ--」
 アルッパーは僅か一秒で気付く--塵に成ったはずの植物は種が百分の一くらいでも強引に根を伸し、吸い取る星ごと再生を始めるのに!
「な、理解しただろう?」
 っ出来るかあ--そう木霊しながら口から放射能熱線を放つアルッパー!
 星のみならず植物さえ焼き切るものの、そんな中でもまだ再生をし続ける。
(まさか……まさかな)
 デュアンの頭にある不安が過ぎる--もう一つの門番が近くに居るのではないかという。
「どうした、二本足!」
「近くに生命の影はないか? ほら、お前の言う二本足で中年太りしたのが」
 居る訳……いたな--アルッパーは見るよりも感じ取った!
「どこに居るか、サダアアアアス!」
 デュアンはデュアンロールで解析した位置に視線を向ける……と銀河五個半の距離に両手で頭を抱え、しゃがみながら震わす小太りで貴族風の中年がそこに!
「オイオイ、あんな距離からあの植物を操作しやがるんか!」
「俺達は気付いてるぞ、サダス。聞こえてるんだろ? 距離関係なくこの声は」
 中年は口を開き、自分にしか聞こえない声量で何かを言う。だが、神を超越してるのは何も強さだけではない--耳も鼻もあらゆる箇所が常軌を逸する為、二つには丸聞こえであった!
(『お前らじゃあわしに勝てないから見逃してくれ』だと! 舐められると俺もアルッパーも大人しくしていられないなあ)
 デュアンとアルッパーはサダスの居る方角に向けて『宇宙速度』で一気に向かった……
 あの小太りめええ、食ってやる--アルッパーは最初からホワイトホエールを使い、数十以上もの太陽系を壊しながら宇宙速度三で突進!
(ちなみにサダスの最大速度は宇宙速度二……だが、奴の操る植物の成長速度は最小で音速、最大で何と奴と同じ宇宙速度二。正直やりあって勝てるかどうか)
 デュアンは一抹の不安を抱きながらアルッパーと同じ宇宙速度三でサダスの居る銀河へと突き進んでゆく!
 宇宙速度……それは速度の王様である光よりも速い単位の事。但し相対性理論と矛盾しないように説明するならこいつは宇宙の膨張速度を表したもの。宇宙の膨張は常に光よりも速く、ブラックホールの吸引速度よりも速く進行する。ついでに説明するなら宇宙速度にも限度があって、宇宙速度の最小は零でこれはブラックホールの吸引速度を表す。なら最大速度はどうなるか。意外な事に七。これ以上は実現せず、それよりも速く示したい場合は時間や空間転移といった要因で速く感じさせる以外にない。なお七に到達した者は神殺しなら一つ、宇宙なら今住む超宇宙と存在が怪しい夢宇宙、それから十認衆のナンバー2、そして……これは語れない。ちなみに俺達神殺しは皆宇宙速度一以上で進む事が可能。一番遅いのでも宇宙速度一だという事を忘れないように。
「下らない事を説明してんじゃねえ! あの小太りを意地でも食ってやる!」
「何? 動き出したぞ、生意気な!」
 デュアンは到達する前に目標に向かって極限魔法を放つ--なお宇宙速度が同じでも放った物は七以外は発射台よりも速く動く。
 だが、当の目標は植物を数百出す事で防御!
「お願いだあああ、デュアン! 君達では勝てないから見逃してくれえ!」
 サダスはようやく相手にも聞こえるように声を出す--種を撒き散らしながら!
「小癪なああ、俺のホワイトホエールで消し炭に成れ!」
 アルッパーは音速以上で成長する植物の種を焼き尽くしながら真っ直ぐサダスへと突進!
「来るな来るな来るな来るなアア!」
 サダスの種はブラックホールの速度で成長し、アルッパー全体に絡みつく--その結果、サダスとの距離僅か星一個分で寸止め!
「ウゴゴゲダダヴィイ!」
「だから言ったじゃないか、勝てないって!」
 サダスは目を逸らすような体勢で植物の成長を促進--アルッパーのエネルギーを吸い取り始める!
(さすがはサダス……強すぎる。奴の強さはの右腕にしてフォーコスモ最強の男と互角とマザーシステムは算出するが、嘘じゃない。現にアルッパーは苦戦しているのがその証拠! このまま助けてもいいが、どうしよう?)
 デュアンはA4ノートを取り出すとサダスに関する項目にメモをし出す。その様子を見たサダスは何故か--
「デュアンはわしを舐めているのか、ヒイイ!」と逆上し、種を撒き散らす!
「俺にまで攻撃しやがって--」そう言いつつデュアンは五の五乗もの種に対して纏めて吹っ飛ばす極限魔法を放つ。それから--
「零詠唱解除!」
 デュアンは金色に輝く。そして、サダスを覆う経典が彼の周りを蠢き出す!
「ヒイイイ、囲まないで!」
 サダスは全身から木の枝を急激に成長させて経典からの脱出を図るも--
「わしが絡まってるウウ!」
 既に小宇宙は形成された状態!
「さて、そろそろ詠唱完了……転がれ、ボーリング・オブ・コスモス!」
 サダスを呑み込んだ小宇宙はブラックホールに向かって転がり始める……ところが--
「舐めないでくれエエエ!」
 小宇宙を破る植物が真っ直ぐデュアンに向かって成長--危うく貫く所だった!
 空間を破る植物だと--底知れぬサダスの強さに表情は焦りで満たされる!
「こんな空間攻撃でわしを閉じ込めるなんて酷いよ、デュアン!」
(弱々しい態度で居ながら強気な事を言えるだけある……どうすりゃこいつを黙らせるんだ?)
 デュアンが悩む暇もなく、突然アルッパーを包み込む植物が白く灼ける--そこから更に宇宙速度三を上げたアルッパーが白き矢の如くサダスへと突進!
「ヒイイイ、来ないでくれエエ!」
 死ねや、二本足イイ--アルッパーのホワイトホエールはようやくサダスに触れようとしていた……!



















 イデデ--アルッパーはデュアンを乗せたまま傷口から植物の茎や根を取り出すので精一杯だった。
(結局奴を追い詰めるに至れない。ホワイトホエールは確かに通じた。だが、奴の身体は植物の成長速度並に回復が早い。一秒足らずで全快し、気付けばアルッパーは体内に植物の種を十の五乗個も放り込まれていたなんてな!)
「に、二度とあんな中年太りと戦うもんか!」
「その方がいい。こうして敗走同然なのもサダスの強さが俺達の想像を遙かに超えている事に起因する」
「イデデ、ようやく後五十八個……ところでお前の持ってる『神殺しの九十九』を俺に見せろ!」
 ああ、いいぜ--デュアンはB5ノートをアルッパーの見える位置まで流し、魔法でページを捲る。
『[神殺しの九十九 verデュアン監修]最新版


  ~生誕の順-統合日時より
 【緑肌の剣士】
 【混沌の帝皇】
 【植物学者】
 【格付士】
 【時空王】
 【政治家】
 【防犯の家】
 【不死身の銃士】
 【人肉喰らいの科学者】
 【爆発する老人】
 【初めからない欠番】
 【妖艶の痴女】
 【1/1のスケール】
 【紳士的な骸骨】
 【卑怯なる黒豚】
 【俗物の悪獅子】
 【収集の古代種】
 【右に属する化学記号】
 【左に属する化学記号】
 【交渉家】
 【強者を屠る格闘家】
 【踏ませる地雷】
 【神死なせの哲学者】
 【快楽の半人半獣】
 【アンキモの覇者】
 【宇宙鯨】
 【人道家】
 【多忙の声色】
 【木から落ちるが登る】
 【離脱者】
 【サイボーグ】
 【傍観の数学者】
 【心優しき繋ぎ屋】
 【逃走の槍使い】~』
「随分適当な二つ名が付いてんぞ!」
「今の所は俺達を含めて三十四体しか出てない」
「九十九も本当に居るのか?」
「正確に言えば九十九体までだ、神殺しは」
「そんだけかよ! それで神々と渡りあえんのかよ!」
「十分驚異だ、一体でもな! 特に 【混沌の帝皇】 、【植物学者】、 【初めからない欠番】 【快楽の半人半獣】は俺達の中で飛び抜けた強さを持ってる!」
「アア、それは俺もさっき受けてきた……イデデ、ようやく全部取り出したぞ!」
「そいつ等の蔑称は順番に言うなら極悪非道な外道に吐き気催す臆病者にメアリー・スーの究極形、サイコパスの果て……と表せばいい」
「わかり辛い! いっそあれとサダスとあれとあれって名前に--」
「アア、五月蠅い奴だ! わかったわかった、えっと最初は--」
 その時、デュアンは感じ取った!
「どうした、二本足?」
「チイ、困った事が発生したぞ!」
「舌打ちするな、五月蠅い!」
 お前の方が五月蠅い--無気に成ったデュアンは強制的に『神殺しの九十九』を閉じて、自分の懐に仕舞う。
「ああ、まだ見てるってのに!」
「単刀直入だが、 【時空王】とマザーシステムが倒された!  【政治家】からの通信で!」
「はあ? どうゆう意味だよ!」
 そうゆう意味なのよ、新参者さん--彼等の耳にこんな言葉が届く。
「女の声か?」
「よくわかったな、アルッパー。だがそいつの胸はAカップだ」
「残念……じゃなくて知ってるのか、二本足!」
「出て来い、ノイズン・リオートメイン」
 フフフ--彼等の前に姿を現すのは盲目で心眼のみを開く紫のマントで包まれし者。
「出たな、魔女。いや、生きていたのか?」
「フフフ、焦ってるわね。自分達の立場も余計な事をする者のせいで危うく成ってる事で」
「それ以前に何しに来た、ノイズン?」
「フフフ、あなたに過去を思い出させに来たの」



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雑文特別編 ハヤトは死なず 第六話 アカのさだめ

 どうも気分がノリノリのdarkvernuです。
 ショートストーリーを始める前に『格付けの旅』の黒魔法の章01が終りました。読まれたい方はカテゴリ覧の<格付けの旅>または<黒魔法の章>をクリックして下さい。
 では根回しと賄賂が渦巻く物語をどうぞ。

「俺達はマイオスの後継者を決める争いだけに現世に蘇ったか!」
「折角地獄で閻魔と会談してたってのに……どこのどいつだあ、俺を復活させたのはあ!」
「落ち着け、栄作。我々を復活させたのは見当が付く」
「ほう、私に視線を向けますか? 確かにパイプはあったと思いますが」
「ねえねえどこの誰なのよ、お爺ちゃんを復活させたのは--」
 灘神影流塊シュ拳--場の読めない由紀夫に怒った宮沢は五年殺しの技をかける。
「本来は生きてる人間を相手にはしない。だが、この男はさすがのわしでも殺したくなる」
「お前が言える義理かよ! お前のせいで日本は--」
「止めんか、栄作。今は自民党同士で争う場合ではない」
「よくわかってるじゃありませんか、岸さん」
「そうではない。ここに幕末という激動を生き抜いた男が居るだろう」
「全くお前達もあの頃の俺達と変わらんなあ。どうして内側で直ぐ争うんだ?」
「俺に聞くな。俺は時を遡る内にここまで来た。一体全体何が起こってるかもわからん」
「ハッハッハ、俺達自民党は昔から政争に明け暮れて気が付くと大平を死なせてしまったがな」
「あのう、角さん」
「何だ、小渕い? 何か……お前は河野洋平!」
 河野は野中や加藤と共に宙を浮く。
「ハッハッハ、こりゃあ歴代総理の勢揃いだな!」
「河野君……それに野中君まで」
「加藤紘一! 何しに来た?」
「何しにって」加藤は政治力を発動して橋本の背後に立つ。「こうしに来た!」それから零距離マッハパンチを放つ!
「オグウアアアア、やるな加藤!」
 橋本は加藤の右腕を両手で掴むと類い稀なる握力で肉を弾け飛ばす!
「ゴウアアア、何て握力だ!」
 ふん--そして握力と体重とスピードを掛け合わせたパンチを繰り出し、加藤を地球の東京タワー天辺まで帰す!
「未だにポマードの喧嘩殺法は変わらん。なら--」
「野中さん、私が相手します」
 小渕は野中の手を掴むと体勢の崩れを察知して一気にクレーターの中心にぶつける。
「何……あの合気は! お前はあの病気から何かを学んだのか!」
「ええ。死を超えると神の頂を感じました」
「凡人の癖して!」
 野中は腕を鞭のようにしならせる攻撃を小渕に仕掛けるも--
「はい……オヒョイ!」
 掴むと同時に肘に手刀を叩き、脱臼させる。
「ここまで強く成ったか、小渕」
「あなた達のお陰です。僕はずっと我慢してきたんです。借金王だとか冷えたピザとか。でもこうして我慢してきたから」小渕は野中の力を利用して縦に大回転を始め、一時間回した後……野中を太陽まで飛ばす! 「こんなにも力を付けました」
「ハハハ、こいつは最高だぜ! これじゃあ平和にならねえぜ!」
「オイ、小僧。お前の相手はこの福田赳夫がしてやろうか?」
 そいつはどうかな、ファングウ--河野は自身に内蔵された棘を出して福田に仕掛ける!
「舐めるなよ、オオオファイネストオオ!」
 福田は二丁の銃を出すと合計十二発の弾丸を一瞬で放ち、今出されたファングを全て落とす!
「右に六発、左に六発! 合計十二発の弾丸が貴様を撃ち貫く!」
 そう宣言した後、二丁とも装填を完了させる。
「ヘッヘッへ、面白そうだが……相手をするのは俺じゃねえ!」
「まさか……お前が出てくるとは!」
 自民党の誰もがその男を畏怖する--片山哲が現れようとは!
「オオ、哲さん! まさか三木さんや善幸を連れてきやがるとは……楽しいなあ、平和って奴は!」
「ウィッシュ」
「何だい、そのポーズは?」
「孫が良くしてるんだ。善幸さんにも見せたかったんだ」
「ふざけるなよ、愚民共」
「どうでもいい。全く俺の行く先々でこんな事を」
「こりゃあ大物だな、勇人オ!」
「気を付けろよ、栄作。片山哲は異能生存体だ。どんな状況下でも必ず勝って生き残る。そして奴の持ってるアーマーマグナムは奴がどんなに有り得ない方向には成ってもこちらに必ず当たる。遺書は書いたか?」
「とっくに書いたぜ。とっととおっぱじめようぜ!」
「哲さんの前に立つんじゃない。俺と三木が相手してやる!」
「後悔するなよ、貴様ら。俺はありとあらゆる分野でずば抜けてを受けて今や超政治級の完璧と呼ぶに相応しい。逃げるなら今の内だ」
「ではわしが片山と戦おう」
「久しぶりか、吉田」
「はあ、私は置いてけぼりを食らうか」
 いや、見るんだ岸--一郎が指差す方向に廣田弘毅と……廣田弘毅だけが現れた。
「久しいな、鳩山に岸」
「まさか廣田さん一人がこんな所まで」
「私を忘れているとは……何、気にする事はない」
「そうか、芦田も居たんだな。気付かなかった」
「まあいい、今宵の悪夢……存分に味わえ!」
 岸は上着を脱ぐと半裸に成り、右手に籠められし政治力のオーラを見せつける!
「ハッハッハ、こりゃあ最高のバトルロワイヤルだああ!」
 こうして次代の闇のフィクサーを決める政治屋共の宴が開幕……


 第一部……完!


 第六話に登場した政治屋は池田勇人、佐藤栄作、吉田茂、岸信介、田中角栄、鳩山一郎、鳩山由紀夫、福田赳夫、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三、陸奥宗光、宮沢喜一、河野洋平、野中広務、加藤紘一、片山哲、鈴木善幸、三木武夫、廣田弘毅、芦田均。
 打ち切りエンドはこうゆう物には相応しい。取り敢えず第二部が始まるのは結構後に成りますので期待しないで待って下さい。
 皆までは説明しないけどモデルと成ったキャラを少しだけ紹介しますと、池田勇人は神隼人、佐藤栄作は流龍馬(ova版のワイルドな方)、岸信介はギース・ハワード、田中角栄は武蔵と弁慶、福田赳夫はガウン・ブラウディア、竹下登はベガ、橋本龍太郎は花山薫、小渕恵三は渋川剛毅、陸奥宗光はルガール・バーンシュタイン、宮沢喜一は宮沢き一と宮沢三兄弟、河野洋平はアリー・アル・サーシェス、野中広務は馬槍月と谷本夏、加藤紘一は加藤機関とおろち克己、片山哲はキリコ・キュービィ、三木武夫は十神白夜(かませ)と他にある、芦田均はウッドロウ・ケルヴィンとイクティノス。他は紹介する気に成れないので打ち切ります。
 以上で解説終り!

 では黒魔法の章01の解説に入ります。本来は四ページ目を書く予定無かったけど、あまりに説明が多すぎた為に結局そう成りました。まあ尻切れ蜻蛉なのは何時もの事ですが(笑)。取り敢えずは強引に完結させてようやく赤魔法の章に取り掛かります。え? 解説してない? 忘れてた(苦)。
 取り敢えずはマイマイが使った技ですが、あれは虎王と呼ばれ、夢枕獏先生が文章で表し、それを板垣恵介が絵にしたという至高の技です。どうしてマイマイが使えるの? そこはまあ絵にした板垣恵介が元自衛隊だからマイマイだって出来ない道理はないだろうという理屈からそうしました。まあ善戦空しくアルッパーに完敗しましたが、あれはαグネのせいです。あいつが無気にならなければマイマイは腕を脱臼する事はなかったのに。
 説明したよな? という訳で黒魔法の章01の四ページ目の解説を終えます。えっと02が始まるのは一年後になると覚悟して下さい(笑)。もしかしたら永遠に来ないかもわかりませんよ。だって……あ、自分の守護霊を誰かが呼び出してる! 全く困ったイタコだ(笑)。

 さあ、来週から雑文が再開される。どんな時事ネタか楽しみだねえ。ひょっとすると試作品を書くかも知れないよお?
 じゃあ高齢の一ヶ月に一度の奴を載せるぜ。

 予定日不明    第五十三話 再誕の火 真正神武最後の最高官 作成日間
            第五十四話 再誕の火 男女は運命に導かれて 作成日間
            第五十五話 再誕の火 火は日を呼び寄せる   作成日間
            第五十六話 再誕の火 再誕の灯火        作成日間

 正直忘れない方法も考えるけどまだその時期じゃないんだよなあ……って訳で今日はここまで! さあ八分の二が終りそうだし、明日から気合を入れて完結させるぞお!

雑文特別編 ハヤトは死なず 第五話 殴り合い裏永田町

 どうも最近議員辞職したエシディシさんの異名は発作マンだとかマザコンだとかでこいつは議員以前の問題だと改めて認識しましたdarkvernuです。まあ自分の場合は小説家以前の問題ではありますが。
 そんな以前野郎は罰当たりで何時圧力かかるかわかんない物をお届けします、どうぞ!

 ここ秋葉原で大勢のコスプレをした若者は注目した……それはアニメイベントだとかコミケだとかではない!
「オノレ、軍国主義者! そうやって日本を戦争をする国にしようとするでしょ!」
「憲法九条は我が国の財産ですぅ。それを侵害するのはいけないのですぅ」
「A級戦犯は永遠の悪党です! さっさと成仏してしまえばいいんだわ!」
「フハハハ、こんな時代に成っても所詮女は女か。戦争をする国? 何の話かな?」
 若者は写メである人物を撮影していた。その男の名は東条英機……左巻きから太平洋戦争事大東亜戦争に引きずり込んだ最悪の首相と言われし男。その男は今、田中真紀子、福島瑞穂、辻本清美の三人から先制攻撃を受ける。
「ってかもう孫の由布子はいないよな?」「そうゆう問題か。とにかくあの東条のオッサンをこの目で見れるってスゲえな!」「ってか本人なのか? 日本で一体何起こってる?」「まあ岸信介を最近見かけたんだから大変な事態になってるだろうな」若者は生の東条英機を見て興奮していた。
「私を誰だと思ってるか、この戦争屋!」
「さあ、知らん」
 惚けないで--真紀子は親父譲りの大雪山降ろしをかけるべく東条へと突っ込む!
「何、消えた?」
「ふん、オラアア!」
 東条はスライディングで真紀子の足を転ばせた!
「憲法九条は我が財産ですぅ!」
 福島は半月を描く蹴りを東条に仕掛けるも--
「フン!」
 アブベエエ--正面に零度、四十五度、九十度の怪我を負わす残像を跳ばして福島に悲鳴を上げる程のダメージを負わす!
「辻ニングバアドキック!」
 辻本は頭を下にし、両足を平衡にした状態でプロペラのように回転しながら東条へと向かう! だが、東条は姿を消して辻本の背後に回り、スライディングをかける。
「防御するだけよ。防御、防御--」
 辻本は気付く。何故スライディングで三回物衝撃が走るのかに。そして堪えきれなくなり、発剄を仕掛けようとしたら--
「えっとオッサンとあのババアとの距離はどれくらいあった?」「一メートル以上間合いあったぞ」「凄い吸い込みだ!」若者達の目の前で辻本を片手で掴み、コンクリートに埋め込んだ!
「皆さん、良く見て下さい! 軍国主義者はああして女性に暴力を振るうのです! 女を道具としか見てない証拠です!」
 フン--東条は穴で笑いながら真紀子の背後に転移し、正拳突き、ハイキック、三方向の残像をした後、また背後に回り、真紀子の顎を掴んで地面の肥やしにした!
「私は完璧な総理大臣だ……と言ってみたものの。
 それにしても女の身で戦いとはいけない。最近の女性はやんちゃで困る」
 視線の先に移るのは岡田啓介。
「あれ誰?」「歴史の教科書に載ってたような?」「あ、思い出した! 青年将校に殺されかけた総理大臣だよ!」「また偽物と入れかわってんじゃないだろうな?」若者は東条のみならず、岡田にまで写メを取る若者達。
「貴様……岡田じゃないな」
「気付かれたとは、如何にも私は岡田啓介の影武者松尾伝蔵。啓介にいを探しにここまで来たが……居ないとは」
「成る程。だが、私は岡田を探す気はない。私はあの男が嫌いだ」
「当然でしょうね。啓介にいの話をいんたー何とかで調べてみましたが、足を引っ張るような事をしてますね。申し訳ありません」
「誤る必要はない……がどこに居る、岸は?」
 東条は岸信介を探しに秋葉原にやってきた……

 一方の裏永田町では……
「やるなあアアア、栄作ウウウ!」
「貴様の経済政策は汚染を招くばかりダアアア!」
 彼等が地面を踏みしめる度に半径二メートル以上のクレーターが形成され続ける! そう、大地を揺るがす殴り合いを行う!
「くらえ、プラズマドリルハリケエエエン!」
 池田勇人は右手をドリルのように回してプラズマのような竜巻を発生させ、佐藤栄作にぶつける!
「グオオオオオオオ、なんのおおお! 栄作ビイイイムウウウ!」
 スーツをマントにして、螺旋状に纏いながら栄作は突撃するように政治力を込めたランダムシュートを隼人にぶつけてゆく!
「うおおおおお、やはり政治力に導かれる貴様はそこまで力を増幅させるか!」
「そうゆうお前だって俺に死んだと思い込ませて今も行き続けるじゃないかあ!」
 ほざけええ、ドリルハリケエエエエンン--右手をドリルのように回しながら栄作の胴体を貫かんとばかりに突進!
「ウオオオオオ、栄作ビイイイイイムウウウ!」
 栄作は臍から政治力を込めた極大エネルギーをぶつけて勇人を月まで運ぶ!
「うおおおおお、ノーベル賞を受賞して鈍ったと思ってたがまだ月へと運ぶか!」
「よお、池田ア! お前は月へ運ばれるのは何回目だ?」
「今日は初めて。生きている内じゃあこれと合わせて三回だ」
 まだまだですよ、角さん--更に政治力の暗黒パワーを増幅させる竹下が月に降り立つ。
 この程度で終らんよなあ、勇人オオ--栄作は政治力によって身体中に緑の紋様を浮き出しながら月の大地を踏みしめる!
「月は重力がないから大雪山降ろしは無理と決め込むのか、竹下?」
「いえ、角さんだったら無理矢理でも月に重力を発生させますね。かの日本列島を改造したように」
「誰が上手い事を言えってほざいたあ?」
「そんな事はどうでも良い! そろそろ決着をつけようぜえ!」
「安心しろ、栄作。楽に死んでやるから」
 四人がそれぞれ止めの一撃を懸けるべく足に力を入れようとした瞬間--
「やめんかアアア、若造共オオオ!」
「何と馬鹿な……兄貴がここまでやって--」
「お、お、お前は赳夫かあ! 何時から岸さんに付いたああ!」
「フッフッフ、これで私の勝ちですなあ」
「まさか福田赳夫のみならず灘神影流の当主宮沢喜一まで」
「ホッホッホ、今は争う場合じゃないって。我々自由民主党は一丸となって安倍の坊主を支えねばならん時だよお」
「下らん! 表は表でやってろ! 俺達裏の人間はこうして裏永田町で果てない戦いを繰り広げるもんだろうよお!」
 そうもいかんな--どうやって来たかわからないが吉田茂、陸奥宗光、橋本龍太郎、小渕恵三も月の大地に足を踏む。
「全くお前ら若造共は自民党自民党と言ってるが、そいつは何だ? 板垣の作った自由党や大隈の作った改進党とどう違う?」
 その話はわしと洟垂れ孫が説明しましょう--彼等の前に円形の乗り物が現れ、そこから鳩山一郎と鳩山由紀夫が降りる。
「オオ、一郎かい。どうやら威一郎は連れてこれなかったか」
「オオ、これがお爺ちゃんの部下--」
 突然由紀夫の顔面に栄作の右ストレートがクリーンヒット--由紀夫の顔は陥没した状態が一時間続く。
「誰だ、こんな裏切り者のルーピーを連れてきたのは!」
「わしだが、どうやら逆効果みたいだのう」
「勘弁してくれ、一郎や。この者は何をしてきたかわかるだろう。何時裏切るかも知れなくてヒヤヒヤするぞう」
「皆様、そんな事は後にしましょう。私福田赳夫はどうして岸さんと共に来たのかを説明しましょう。それは--」
 福田赳夫から告げられた事実……それは彼等がどうして現代に蘇ったのかを知るのに十分だった……


 第五話の登場した政治屋は東条英機、田中真紀子、福島瑞穂、辻本清美、松尾伝蔵、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄、竹下登、岸信介、福田赳夫、宮沢喜一、陸奥宗光、吉田茂、橋本龍太郎(台詞無し)、小渕恵三(台詞無し)、鳩山一郎、鳩山由紀夫。
 第六話『アカのさだめ』に続く……

 第六話で一端第一部は終ります。それ以降は普通の雑文に戻ります。それから第六話のタイトルとどうして片山哲はキリコに成ったかについて説明しますとまあ下の名前が哲だからそれをアルファベットにしたら何時の間にか異能生存体に成ったという話です。え? その理屈はおかしいって? 自分に一般常識を当て嵌めないように(笑)。以上で解説終り。

 常々本を読んではその人物の影響を受けやすい自分ですが、最近はその本を書く人間がどうゆう目的とどんな人物なのかが段々と読めてきてるような。正直操られる側に立ちたいのにどうにも勘ぐったりするんだよな。まあ百%同意出来る人間も五十%同意出来る人間は絶対有っちゃいけないけど僅かな誤差でも疑い深くなるのは行けないなあと思う今日この頃。
 そんな訳わからん事言って今日はここまで。時事ネタやりたい。

雑文特別編 ハヤトは死なず 第四話 利権政治のプライドを懸けて! 角栄VS竹下

 どうも土曜日に更新なんてした自分darkvernuです。
 始める前に『格付けの旅』が数行程更新されたので読まれたい方はカテゴリ覧の<格付けの旅>または<黒魔法の章>をクリックして下さい。
 じゃあ罰当たりに行きますか。

 裏永田町……地図には載らない修羅の地。政治屋の最終目標が内閣総理大臣なら内閣総理大臣の最終目標がこの裏永田町を支配する事である。裏永田町に入る条件は何も身体能力だけではない。主にフィクサーに成るか、或は総理大臣の座に着く事にこそあり。なお経団連や農協と言った圧力団体は入る事が許されない。入れば最後……存在抹消以上におぞましい末路を迎える事になる。
 この場所に降り立つはかつての亡霊達。吉田茂、池田勇人、田中角栄、そして陸奥宗光。
「久しぶりに来たのう。どうだい、陸奥先生や」
「マイオスが死んでもここは肥溜めの地か。裏国会議事堂まで後どれくらいかかる?」
「十㎞だろ、わしから言わせれば」
「十三㎞じゃなかったのか、角栄?」
「若いの二人は高くしすぎじゃ。五㎞で着くじゃろうに」
 裏永田町の面積は常に変化を富む。故に伊能忠敬は日本地図を作っても裏永田町までは作らないように生前弟子達に伝えたとか。
「ウィッシュ!」
 四人の前に神妙なポーズをする老人とポマードヘアーの男と『平成』の色紙を見せる普通そうな男が立ちはだかる。
「突然現れて何孫の物真似してるか、竹下アアア!」
「いやあ、やってみたかったんだよ。角さんには受けると思ってなあ」
「フン、先生の孫馬鹿は俺達も本当に悩む」
「それで相手は四人。分が悪いと思いますが」
「分が悪い? 当たり前の事を何言ってる、小渕。その色紙は何だ?」
「わしも知らんぞ。平成ってのは生き返った時に通行人に尋ねた際に聞いたがかつての陛下が崩御して今の明仁親王殿下がおなりに成った事以外知らない事じゃ」
「何? 今の陛下の名前は知らないぞ! 睦人様に明仁親王と呼ばれる殿下をお作りに成ったなんて聞かないし!」
「わしが説明してやろう! 陸奥先生は明治にお亡くなりに成ったから知らんであろう。実は明治四十五年に陸奥先生がお仕えした天皇陛下がお亡くなりになり……えっと大正天皇で良かったか?」
「角さんは低学歴過ぎますから僕が説明しますよ。睦人様がお亡くなりに成って跡を継いだのが嘉仁様です。後に大正天皇と呼ばれた御方が即位為され、その後にその方がお亡くなりに成ると吉田先生、池田先生が良く知る裕仁様が即位為された。そして昭和六十四年に裕仁様が亡くなり、今の明仁様が即位為されました。実はその時に元号が変わり、平成。僕が持ってる色紙は僕が席に座り発表したからですよ」
「そうそう、わかりましたかなあ三方」
「そこまで時代が遡るとは! それにしてもここまで日本人は平和ボケするとは情けない!」
「仕方ありませんよ、陸奥先生。当時はアカの勢力が予想以上に強く、俺だけじゃなく、吉田先生だって苦労為された」
「まあそんな話は置いときましょう、お三方。今はわしはやらねばいけない事がありまして……さあシバキに行くぞ、竹下ア!」
 互いの指を鳴らして殺意を示す角栄。
「それはそれは申し訳のない事をしてしまいました。でも当時の角さんは裏で操る程の気力がもう残ってない状態でしょ? だから私が角さんの後を引き継いだまでです」
「良く言うわ! そのせいでわしの真紀子は--」
「角さん、あの馬鹿娘は元からああゆう人間ですよ」
「橋本オオオ、テンメエエエ!」
 橋本に向かって角栄は突進するが、止めたのは竹下だった!
「私に用があるんでしょ? だったら私が相手しましょう」
「かかったな、竹下! お前は何時だってジェントルマン過ぎるんだあ。少しは--」勢いよく竹下をブン回す角栄。「強引に行ってみやがれええい!」山に向かって思い切り投げた!
「出たか、角さんの奥義大雪山おろし!」
「かかりましたね、角さん! 私が生前どんな政治力を身に付けていたかお分かりでしょうか?」
「まさか貴様--」政治力で角栄の背後に転移する竹下! 「角さん、受けて下さい!」
 闇の覇道を纏った頭から回転する突撃に全身を灼かれてゆく角栄!
「また強く成ったか、竹下ア!」
「ヤクザに頭を下げて往く内に闇が孕んでしまいましたね」
「だが、この田中角栄……この程度の闇に屈するかああ!」
 突如として全ての火山が噴火し、それは竹下に向かって落下してゆく!
「ウオオ、やりますか角さん!」
 溶岩により燃やされゆく竹下の襟と袖に角栄の手が掴まる。
「これが大雪山おろし二段返しじゃアアア!」
 同様にブン回して今度は着きに向かって竹下は投げられた--クレーターが出来て、土煙を放つ月!
「全く何時から我々は月まで人を投げられるように成ったんですか?」
「突っ込むな、小渕」
 月から十秒より速く生還し、角栄の正面まで転移する竹下。
「もう火の粉は消えたか」
「私は月のお陰ですが、あなたは大雪山おろしですね」
「真紀子を誑かした罪は死でもって贖え」
「死んでますよ、お互い」
「細かい事は気にするな、竹下あ」
 全く変わらんなあ、角栄--七人の前に佐藤栄作が現れた。
「ようやく会えたか、栄作!」
「待たせたなあ、勇人オ!」
 政治力の赤いオーラを纏い、佐藤栄作はここに再誕!


 第四話の登場した政治屋は池田勇人、吉田茂、田中角栄、陸奥宗光、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三、佐藤栄作。 
 第五話『殴り合い裏永田町』に続く……

 前にも書きましたが、飽くまで政治屋のイメージ払拭と政治に関心を持たない人の為に面白可笑しくしてます。ですから実際の角栄がアクエリオンみたいに月へ人を飛ばせないし、竹下登がサイコパワーを身に付けてる訳じゃありません。出来たらDAIGOは大喜びだろ、これ(苦)。
 とまあそんな感じで今日はここまで。多分、竹下の爺ちゃんはウィッシュしてくれると信じてる。

雑文特別編 ハヤトは死なず 第三話 アンリミテッド・サケ・ワークス

 どうもHPの作業をサボった自分darkvernuです。
 ではあの英霊どころか売国奴問わず愚弄するショートストーリーをどうぞ。

 日本国の支配者は天皇……。
 だが、日本の政治における表の支配者は内閣総理大臣安倍晋三。彼は参議院選挙の惨敗後、単身でマイオスに挑み四肢を失う程の重傷を負い首相退陣。この後の総理は吉田茂の孫麻生太郎が成るはずだった。ところが、マイオスは安倍晋三の意識が失っている間に陰謀論を垂れ流す。実行犯は片山さつき、計画を担当するのは中川秀直、野中広務。彼等は福田赳夫の息子、福田康夫を総理にすべく暗躍。結果は安倍、麻生の盟友中川昭一や麻生太郎のファンにして橋下徹のライバルだった北村晴男らの応援演説空しく惨敗。これが自民党下野のきっかけを作る事に成る。
 福田康夫退陣後、総裁選で麻生は念願の内閣総理大臣に成るもマイオスの陰謀は既に解散コールと揚げ足取りに留まらなくなる。その結果、自民党は衆議院選で結党以来初の下野を経験。麻生もまた衆議院選でマイオスに挑む予定だったが、時の民主党政権はそれさえ白紙に戻す。
 ところが、民主党の事業仕分けに怒ったのは国民や官僚、知識人だけじゃなかった。マイオスもまた事業仕分けに激怒した者であった。その話は機会があれば……
 安倍晋三は谷垣総裁の下で首相に返り咲く為、秘密裏にサイボーグ手術を断行。その結果、谷垣偵一の後任を決める総裁選で石橋茂を破って総裁に返り咲くと彼はサイボーグ手術の見返りにマイオスの強大なバッグを借りる。それを利用して野田政権に解散圧力をかける。結果は衆議院選で自公合せて300議席以上を獲得して政権奪還。彼は再び総理大臣と成り、愛国政策と売国政策の二つを並行して進めてゆく……

 時は2014年……安倍は麻生と共に中川昭一の墓参りをする。
「昭ちゃんが死んで早五年が経つなあ、総理」
「晋ちゃんと呼んでくれ、今は。あの時、サイボーグ手術を受けてさえいれば昭一を死なせずに済んだ! 奴はアメリカとの裏密約を呑む事で破断して見せた生粋の政治家……いや本当の意味で政治家に成ってしまった!」
「本当は昭ちゃんの仇を取りたいんだろう、晋ちゃんや」
「マイオスが死んだ今となってはそれが叶わないのは残念な--」
 その時、SPが全員倒されているのに気付く!
 二人が後ろを振り返るとそこには平和中毒者河野洋平が立つ!
「また貴様か、河野洋平!」
「ハッハア、どうしたどうしたあ? まだ平和を楽しめんのかあ、晋太郎の餓鬼とオッサンよお」
「貴様にオッサン呼ばわりされる筋合いはない! 貴様のせいでどれだけの国益が--」
「傭兵ってのは外国の要請を受けて何でも仕事を取り持つ物だよ、それに今回はお二人さんにグッド情報を持ってきたんだ、喜べ!」
「河野洋平殿、それはどういった情報でしょうか?」
「晋太郎の餓鬼は知っておくべきだぜ、これ。岸信介ってのが復活を果たしたそうだ」
「何! 奴等に毒されてボケが進行したか、河野! 死んだ人間は生き返らない--」
「嘘じゃないぜ、紹介するよ。俺の新しいスポンサー様だ」河野が左に退くとそこには赤と緑の球体を纏う男が立つ。
「オイオイ、いくら何でもこれは無しだろ?」
「ど、どうして近衛文麿とそっくりな--」
「私は近衛文麿本人だよ、少年」
 二人は目の前に戦前の怪物が立っている事に目を疑う。
「写真では何度も見たが、本人をこの目で見るのは初めてだ」
「俺も同じだ。祖父さんは直接会った事あっても俺はその機会さえない少年時代だ。まさか岸の爺さんが復活したのも--」
「有無、私のみ成らず東条も松岡も廣田も生き返った。マイオスの後任を決める為にな」
「そりゃあ最高だぜ! 俺はいっそのことクソ親父をもう一度ぶち殺してやりたいがな!」
「さて、君達はここで死んでもらうぞ。我が覇道の邪魔はさせん」
 近衛は政治力で二人を地に伏せた!
「ググ、まだ健在か! そこまで日本を共産主義化させたいか!」
「そう、それが私とコミンテルンが交わした盟約」
「ウググ、そのコミンテルンはもう滅んだはずだが」
「ハッハ-、実はそのコミンテルンが今回の裏永田町における騒動の発端なのさ! あの連中はマイオスを求めてるのさ!」
 膝を付けながらも必死で堪える二人。無情にも近衛は更に政治力をかける!
「心臓が潰れそうだ、平気か晋ちゃん?」
「サイボーグ手術で強化しても近衛先生の政治力は常軌を逸するとは!」
「さあ、受けるがいい……近衛レーザー!」
 赤と緑の球体をフル回転させる事で発生するエネルギー波は真っ直ぐ二人を灼こうと迫り--
『身体は酒で出来ている』
 とその時だった--中川昭一の墓石が光り、二人の前に人型を形成してゆく!
『--ただ一つの勝利もなく』
 レーザーを上空へと跳ね返すその人を見て二人は絶叫する!
「昭ちゃん!」「昭一イイイイ!」中川昭一は親友の危機に駆けつけた!
「馬鹿な、どうやってここまで!」
「昭一郎は戻ってこないか、昭一」
「今回はたまたま親父が出なかっただけさ。それに俺がここへ来たのは生前果たせなかったマイオスの支配からの脱却の実現だ!」
 政治家と成った昭一の政治力は近衛さえ恐れる程神々しい--歯軋りをし、足が後ろに下がる。
「今日の所は退こう。中川昭一よ、裏永田町で会おう」
 近衛と河野は政治力を駆使してどこかへと転移した。
「昭一! また会えるなんて!」
「そういやまた総理に成ったな、晋三! こんな身体に成ってまで無茶をしおって!」
「腸の病気だったんだ。そうまでしないと返り咲く事も叶わんのさ」
「そうだな。俺も石川に負けた後、単身マイオスに挑んだ。その結果、都子に運命を背負わせて済まない。裏永田町に向かう前には国会に立ち寄ろう」
「都子議員は喜ぶぞ、昭ちゃん」
「ビックリして逆に死なせる心配があるけど」
 三人は五年ぶりと成る談話をして、それぞれの目的を果たすべく茨の道を往く……


 第三話に登場した政治屋は安倍晋三、麻生太郎、河野洋平、近衛文麿、中川昭一です。
 第四話『利権政治のプライドを懸けて! 角栄VS竹下』に続く……

 取り敢えずフィクションですのでほとんどは真に受けては駄目です。一部に本当の事が書かれていてもね。
 以上で今日はここまで。このブログもまた茨の道を往く……
プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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