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雑文特別編 ハヤトは死なず 第二話 剃刀現る

 どうもdarkvernuです。では早速罰当たりなショートストーリーをどうぞ。

 闇のフィクサー、マイオス。その男は不死身にして政治欲の象徴足り得る悪魔。その男はある探偵とある画家との因縁に絡み、そして因果応報に不死を失い、最後はもう一つの悪魔の謀略によって命を落とす事に。そんな悪魔を悲しむ人間は居た。それは--
「ああ、マイオス様。死ぬとは何事だ」「マイオス卿は我等革命戦士の象徴だったのに」「まさか輪廻の果てに倒れ為さるとは」彼等世界の破壊者--コミンテルン--だ。
「では世界の事は自分自身の国で何とかする」
「各国もマイオス卿亡き後の闇のフィクサーを決める戦いに巻き込まれた」
「日本……のえっと何だっけ?」
「裏永田町の事ですね」
「そうそう、裏永田町だよ。そこでマイオス卿の後任を決める政争を起こしてくれないか?」
「ですが、今の裏永田町はサイボーグ手術を受けて無敵の化身と成った安倍晋三と狙撃能力がゴルゴ13並に強化された麻生太郎、更には甘利神拳伝承者甘利明といった自民党の化物達のせいで他の政治屋共は闇のフィクサーを名乗るにも名乗れない状況です」
「死者を呼べばいい。死者共は今政界を牛耳る連中よりも優秀だろ?」
「成る程、その手がありましたか。では早速実践してみましょう」
 コミンテルンの目的は全世界を共産主義国にさせる事。その為ならいかなる手段も選ばない。こうしてコミンテルンは裏永田町に死者を召喚した……

 ここ未定。わかるのはそこには骨が散逸する事だけ。
 歴代最悪の総理大臣近衛文麿、降臨!
「オオ、近衛先生が舞い降りたぞ!」
「ヒャッハー、これで平和を行えるぞお!」
「さっさとアベとかいうボンボンをシバキに行こうよ」
「待て、真紀子! 他にも居るぞ」
「ま、まさかあのアーマーマグナムは……片山哲先生なのか!」
 社会党初の総理大臣にしてウドのコーヒー愛飲者片山哲も降臨!
「また政争の日々か……俺にはどうやら政治と無縁な人生を送れない訳だな」
「まあ気にするでない、哲よ。お前もコミンテルンの一員なら次に取る行動はわかるだろ?」
「もうどうでもいい。俺に構うな、近衛」
「あの、近衛先生に片山先生。我々革命戦士にどうか指示を」
「そうだね、早速生意気な茂を始末したまえ」
「俺はどこかを彷徨う」
 こうしてアカ共の反撃は始まった……

 そしてここ裏永田町に三人の男が立つ。
「久しいなあ、池田よ。ここには良かれ悪かれ良い思い出が残る物よ」
「そうだな、角栄。ここで栄作と殴り合いを行ったんだ。結果は岸さんの後任は俺に成った訳よ」
「全く岸はどこに居る? わしが杖を付いてこんな野蛮な所まで着たというのに」
「ヘヘヘ、まさか幽霊共がはるばるこんな所までおいでなすったとはなあ?」
「文化大革命の再スタートを切ろうというのに自民党の亡霊はまだこんな所に!」
 三人の背後に立つのは何れも実績のある三人--仙谷由人、赤松広隆、平岡秀夫--だ。
「誰だね、君達は?」
「わしは仙谷を知ってるぞ。他二人は眼中にない」
「どうでもいい。雑魚はとっとと済ませるぞ」
「雑魚だと? 俺を雑魚と言ったかあ! この優秀で英邁な平岡秀夫オオオ!」
「まあ待つんだ、平岡。いくら三人とはいえ奴等は伝説の総理大臣共。我々が圧倒的に不利だ……特に議員でもないお前ら二人ではなあ」
「野田のせいで落選した。あいつは総括(処刑)せねばならない」
「そうじゃない。内ゲバしてる場合か。数を合わせるぞ」
 赤松を中心に仙谷と平岡は彼の愛用する両方の鞭を掴み、死者を呼び寄せる。
「この轟音は……?」
「勇人にはわからんじゃろうて。これはわしらを呼び出す時に響いた。という事はまさか--」
 地響きと落雷の混じり合う音は十分以上続き、やがて天から伝説の外交官が降り立つ。
「フハハハハ、俺達もやれば出来るなあ。ここに陸奥先生をお呼び出来るんだし」
「む、陸奥宗光だと! 俺は知ってる」
「まさかああの陸奥宗光がわしらの敵に成るかあ!」
「ここはどこだ?」陸奥は赤松の方に目を向ける。「そこの男よ」
「はは、陸奥先生。ここは裏永田町で御座います。早速ですがあの生意気な三人を始末して下さい」
「だが断る」
「はい? 召喚したのはわしらだぞ。陸奥先生も立場を--」
「その程度で俺を口説き落とせると思ってるようだが、俺に命令出来るのは山内容堂と坂本龍馬、それに伊藤博文ら乱世を生き抜いた者達だけだ!」
「命令を聞け、陸奥ウ!」
 赤松は激高し、特殊合金製の鞭で襲いかかる!
「甘い!」
 陸奥は右手で闇のバリアを展開して弾き返す--返された所にちょうど仙谷と平岡に命中し、両者共に昏倒!
「さすがは明治時代の怪物」
 赤松は戦況不利と判断し、隙を見せる間に仙谷と平岡を連れて逃亡を図ろうと模索。
「逃すと思うか、俺が」
「だろうね。わかるよ、あんたの考えは」
 絶体絶命の危機……だったが--
「今の内です、赤松先生!」
 そこへ槍を持った新人議員が陸奥に不意討ちを仕掛ける!
「甘いわ!」
 だが、陸奥の決め技である剃刀のように鋭く左から右に帰るように弧を描く飛び蹴りを受ける--男は二回転しながら最後は地面に顔を埋めた!
「チイ、どこの誰かのせいで三人を逃した」
 陸奥が辺りを見回すと赤松らの姿はなかった。
「さすがは陸奥先生」
「三人とも見ない顔だな」
「そりゃそうです。特に俺とこいつは陸奥先生が死んだ後に生まれましたから」
「へへ、陸奥先生とわしじゃあ生まれに差がある。でもお互いに成り上がる為に努力したという点では一致するなあ」
「あの時代の波を知らない小童共が」
「確かにそうじゃ。だが、気に成る事は共通してるじゃろう?」
「俺がどうして枕元じゃなくここなのか、という事か?」
「わしは竹下をシバケばそれで良い。わしからフィクサーの座を奪った罪は万死に値するからなあ」
「フィクサー……そうか! 吉田先生!」
「わしも同じ考えに至った! わしらが現世したのはマイオスの後任を決める戦いに巻き込まれたからじゃ!」
「面白いのう。そう思わんかあ、陸奥先生?」
「成る程。ではどこの誰が俺達を復活させた?」
「コミンテルン共だろう。マイオスが生前に賄賂と力でねじ伏せた者達じゃ。奴等は愛国心よりも革命を優先する困った連中じゃ。となれば何としても近衛文麿を止めねば!」
「近衛? 誰だ?」
「奴も陸奥さんには御存知ない男だったな。近衛文麿は大東亜戦争に引きずり込んだ元凶。日本をこんなにもした張本人。俺だって奴の狂気はフィッシュジェラルドから何度も聞いた! 正直言って俺でも倒せるか怪しい」
「マイオスに喧嘩を売って死んだはずの池田が何を弱気をお!」
「そうだな、角栄。俺達三人はマイオスに喧嘩を売って日本を守ってきた者達だ。近衛文麿に怖じ気づく場合ではない!」
「マイオスか。確か俺の弟分である寿太郎が奴に喧嘩を売ろうと必死だったのを覚えてる。全ては不平等条約を改正する為にな」
「意見は一致しましたか、陸奥先生」
「ああ、行こうか若造共!」
「さあ今度こそ出て来い、竹下ああ!」
「栄作よ、居るなら出て来い! 俺は対話しに来たんだ!」
 こうして三人は陸奥と共に殺戮と陰謀蠢く裏永田町の奥へと突き進む……


 第二話に登場した政治屋共を名前だけ紹介します。まず近衛文麿、河野洋平、野中広務、田中真紀子、加藤紘一、片山哲、池田勇人、吉田茂、田中角栄、赤松広隆、仙谷由人、平岡秀夫、陸奥宗光、山本太郎。
 第三話『アンリミテッド・サケ・ワークス』に続く……

 とまあ二話早々から意味不明なあらすじでお送りしました。第三話のタイトル名ですが、まああの方ですよ。今では奥様が彼の遺志を継いで修羅の世界で必死に活動してますよ。まあ解説はこれ以上しませんがね。
 では今日はここまで。さあてと、歩く速さで書き進みますぜ。

雑文特別編 ハヤトは死なず

 どうもいきなりおかしなタイトル名何か付けて悦に浸る自分ことdarkvernuです。
 特別企画を始める前に『格付けの旅』の黒魔法の章01の三ページ目を終え、計画無しに四ページ目を開始しました。読まれたい方はカテゴリ覧の<格付けの旅>もしくは<黒魔法の章>をクリックして下さい。
 じゃあ恥知らずなショートストーリーをどうぞ。

「政治家? ああ、どいつもこいつもジジイとかババアの集まりだろ?」「国民の期待とかそんなの方便」「結局は利権に染まった奴等しかいねエエよ」等々そんな風に日本の若い者達は嘆き、絶望し、何時しか投票するという意思表示さえ失せた現代。一体全体、日本はどうしてここまで変わり果てたのだ? 老人は過去の反省さえ知らずに同じ過ちを繰り返し、中年は顔色を窺い、若者達は搾取されて行く! こんな世の中にしようと政治売りは思ったのか?
「テンメ! 謝れよ、ジジイ!」
 その時、亡霊は--
「ウガアアア、目がアアア!」
「耳だ、鼻だ、若造!」
 伝説の政治家が地獄の底より復活を果たす!
「このジジイ、強い!」「誰だ、加藤の目を潰し、指一つで耳を千切り、鼻を裂いたのは!」「ってか俺、アニメに詳しいけどお前はひょっとしてゲッターチームの二番手じゃ」ズボンをずらす若者五人はこの政治家を知らない。当たり前である。彼は本来この時代に生きていない。だが、彼は名乗る--
「俺か? 俺は第六十代内閣総理大臣……池田勇人だあ!」
 若者五人には池田勇人を知る者は居ない……だが、ギャラリーの中に老人が一人叫び声を上げる--「馬鹿な、死んだはずじゃあ!」と。
「そこのジジイ……名前は知らないが、俺が生きていた時はもっと若造だったはずだが?」
「え? 幽霊?」「足有るけど」「そんなんじゃねえ。イケダハヤトなんて知ってるか?」「あの学会のボスの名字と似てるけど」「そっちは止めとけ、傘で刺されるぞ!」若者五人は負傷した若者をそっちのけで確かめ合う。
「そんな事はどうでも良い。君ら若者はまだ俺に挑む気か?」
「お、そうだった!」「ってか神隼人みたいに人を痛めつけられるジジイなんてヤバくね?」「というか動けねえ。マジで殺す気満々だけど」五人の若者の足は後方へと自然に下がる。
「ほほう、最近の若造は退く事も覚えようか。さあ、命が惜しいなら下がれ!」
 若者五人は負傷した若者を連れて一目散に逃走。
「ば、ば、馬鹿な事があるか! どうして池田勇人が生きてる!」
「何を言うか。俺は裏永田町でマイオスとの死闘を繰り広げるうちに時を超えてしまった。本当は栄作に自慢したかったのに野郎はあの世に逝ってやがる。おまけにカープの選手は変わりすぎて誰が誰だかわからねえ。それは関係ねえか。
 へえ、安倍晋三が総理……どこかで見た事ある若造だと思えば岸さんのお孫さん。そういや晋太郎君と話をしていたかな? 忘れちまったぜ」
「よお、勇人。お前まで生きてやがるか」
「何? ど、ど、どうして先生が!」
 老人はまたもや叫ぶ--「どうして吉田茂が生きてるか!」と。
「どうやら裏永田町で異変が起こってるようじゃ。さっき湛山とも会ったぞ」
「病死した奴がどうしてここに居るかあ!」
「ゲゲ! 今度は角さんまで……いやあああああ!」老人は杖を捨てて這いずるように逃げる。
「マイオスがこんな事を知ったら大変だぞ」
「先程じゃがのう、坊主。マイオスが死んでしもうたわい」
「何だって! 馬鹿な事があるか! 奴はそう簡単に倒れる政治家じゃない! 誰がやった!」
「それはどうでも良いだろうう。今はどうしてわしらがここに立つかだろおう。まあわしは取り敢えず孫馬鹿の竹下をシバキにいくがなあ」
「ふ、どうする坊主」
「俺は早速だが裏永田町に出向こう。そこでもしも栄作が居るなら直接沖縄やら非核三原則やらの下らん事を作った訳を聞き出す……拳でな!」
「意見が一致するなあ、勇人オ! わしは真紀子を誑かし、あんな馬鹿娘にさせた竹下や橋本、それに羽田や小沢をシバキにいくぞお!」
「ついでにわしも行こうか。異能生存体である片山や空気と同化できる芦田、それにライバルの鳩山は問題ない。問題なのはあの男がマイオス亡き裏永田町を虎視眈々と赤く染めようとしている! それを阻止せねばなるまい」
 三人は裏永田町を往く……


 本当に罰当たりでなおかつ各団体から訴えられかねない内容です。今週以降の毎週日曜日は時事ネタを一時休止し、歴代総理、政治屋が裏永田町を中心に聖杯戦争を繰り広げる政治格闘物『シゲル死なず』をお送りして行きます。主人公は戦後総理の中で三本指に入るくらい優秀な方、池田勇人。どうして彼にしたのかと言いますとまあそれは格付けの旅の解説と絡むので省きます。とにかくこの物語の目的は政治屋のイメージ払拭と政治に関心を持たない人でも楽しめるように実在の人物を面白可笑しく歪めて名前を覚えさせる事です。別にその人物を詳しく知りたい場合はウィキでも何でも調べればすぐわかります。けれどもここでは敢えてその人物の特徴を残しつつアニメや漫画、それにラノベやらゲームに出てくるキャラをミックスさせながら実在の人物を人外に仕立て上げて、酷い時には原型その物まで留めないくらい歪ませます。例えば池田勇人が神隼人だったり、片山哲がキリコ・キュービィだったり、河野洋平がアリー・アル・サーシェスだったりと。但し、自分もその人物の特徴を出来る限り残す努力はします。けれども楽しませる為に生真面目に歪ませますのでそれが嫌な方はどうぞブラウザバックして下さい。
 そんな訳で今週以降は終るまでこの物語をお送りします。以上でショートストーリーの簡単な解説を終えます。

 では『格付けの旅』黒魔性の章01の三ページ目の解説に入る。済まない。改めて謝罪する。本当は三ページで収るはずが、戦後歴代総理を将棋の駒に使用なんて馬鹿な事を思い付いたせいで予想以上に分量が多くなって四ページ目に突入する羽目に成った。今後こう成らないように再発防止に努めたいと存じます。
 情けない事はこのくらいにして、三ページ目のタイトルはかのピンハネ団体の蔑称を格好良く英語にしただけです。それを頭文字をとってユーモラスに並べると何を表してるかがわかります。内容の方はα・グネとの決着をつけるべく、惑星『Gネス』へと踏み入れます。そこでデュアンとアルッパーはマイマイから提示されたルールで勝負を挑まれて……あ、一応デュアンも提案したな。それはともかくとして、内容の大半が説明なのは『格付けの旅』の内容に沿うが、さすがに駒の説明に分量を割きすぎた。その結果が完結編を新しく作る羽目に成るなんて!
 ちなみに歴代総理の動きや成ってからの動きは何を参考にしてるか? それは彼等の政策や特徴を自分なりに調べて適当に決めたまで。売国総理は売国奴らしい動きをして、フィクサーの役目を務める総理はフィクサーらしい恐るべき動きも用意。ひいきした総理は成った駒のほぼ全てに勝てる能力を有する。とまあそんな感じ。まあ対局自体は真面目に描くつもりはありません。頭がこんがらがるし、却って筆を遅くしますので。
 ついでに歴代総理を駒にするという発想は後の雑文特別編を描く切っ掛けに成りました。目的はショートストーリーの解説通りですが、実際に彼等が肉弾戦やらを使ってみたら絶対面白い事になると自分は思ってね。そんな感じでこんな罰当たりな物語を作る事に成りました。
 とまあこんな感じで三ページ目の解説を終えます。

 一応はっきり宣言します。物語は人が書く以上は蔑ろにされたり、依怙贔屓されたりするキャラは必ず居ます。だから仮に『ハヤトは死なず』の扱いでもしもそんな人物が現れても文句は言ってもいいですが、言われたからって直しません。まあ根負けして直す場合はありますけど(笑)。
 そうゆう訳で今日はここまで。さあ、て寝るか。

格付けの旅 Gネスαの攻防 ユナイテッド・フェイカー・フリーダム 完結編

「フフフフ、相棒が心配なのかしら?」
「将棋を眺めてる時に不意討ちとは随分焦ったババアだ!」
 振り向くとそこにはかの国の手先にしてカルト集団の広報を務めるピンハネアイドルによく似た顔した女が秀美の右米神に銃を突きつける。
「油断したわ。大人しくしてると本気で思ったわ」
「どのみち将棋の勝負はマイマイの勝利よ。でもね、あなたは勝負の結果がどこへ転ぼうとも私達二人を纏めて倒す算段をするわ。GOのように!」
「将棋に勝つのはアルッパーだ。何故なら奴は鯨外生物である以上は奴の頭の良さを甘く見るなよ!」
「ふうん、信じるのは良い事よ」
 別に--素っ気ない回答をした。
「かの薬物疑惑のある女優の態度ね」
「あれと意味は違うわ、α・グネ。デュアンはほんの短い付き合いだけど何となくわかったわ。双方は共にチームワークが極端に欠如してるわ!」
「そんな事はどうでも良い。それで徳川家の末裔を人質にとって何をする気だ?」
「決まってるわ。あなたを--」
 油断したな--問答無用で風系下級魔法でα・グネを攻撃!
「しまった! 何て男!」
「全くよ! α・グネはともかくとしても私が近くに居ながら容赦なく攻撃するなんていかれてるわ!」
「そんな事はどうでも良い。それよりも将棋の……この盤面は!」
 アルッパーとマイマイの対局は既に九十九ターン目に入っていた。その盤面は実に奇妙でまるで一マスのみ開けた状態で互いがどのように動くかを探り合うが如く!
「よもや縦より俺からもお前からも八マス進んだ所で全駒を横にも後ろにも展開しようか!」
「お前こそ同じだろ! どうするんだよ、こんなプロ棋士が失神するような駒配置しやがって!」
 先に動けば負ける。そんな状態は即ち先手した方が時間切れ敗北を意味する。だが、この将棋では先手は決まってない。よって膠着状態は続く。互いに考えに耽る。
(将棋は駒の奪い合いさ。アルッパーは奪いたくてもそれが出来ない。何故なら駒を動かせば駒を奪われるからだ。これは先手必敗のボードゲームにある一種のジレンマさ。駒を殺すチェスも先手必敗の点では同じ。さあ、どうする?」
「余所見するなあ、デュアン・マイッダー!」
 α・グネは呪術を放つ--お札十三枚がデュアンの各部に張られた!
「これは……まさか!」
 そう、そのまさかよ--α・グネは藁人形と釘、そして金槌を取り出す。
「させる--」
「ヒッヒャアア!」α・グネは先ず、藁人形の右手首に釘を打ち込む。「先ずは右手から」
 アグアアアアア--翳した右手首から激痛が走り、叫び声を漏らすデュアン。
「次にい」藁人形の右肘に釘が打ち込まれる。「じわじわとお」
 コノババアアア--デュアンは右手を押さえながらα・グネを睨む!
「いけない!」秀美はα・グネが落とした銃を拾うと引き金を降ろして彼女に向ける! 「α・グネ、覚悟オオ!」
 弾はα・グネの後頭部に向かって音よりも速く螺旋を描きながら突き進むが……無情にも弾はポッポコーンのように弾かれた!
「無駄よ、小娘。私を誰だと思ってるのよお!」藁人形の左足首に釘は打ち込まれる。「私はこの宇宙の神、α・グネよお!」
 神がどうだっていうかああ--右膝を付き、激痛を誤魔化す雄叫びを上げるデュアン!
「神は全ての資産を持つのよ」今度は左肩に釘を打ち込むα・グネ。「だから金のない小娘の銃弾なんて意味ないのよ」
「だからどうしたのよおお!」残り七発の銃弾をα・グネの各部に撃ち込む秀美。「お金が支配する世界なんて不平等だわ」
「でも真理よ」右太腿に釘を打ち込みながら秀美の問いに答えるα・グネ。「私がこの宇宙を金の世界にしなくても何れ全生命は金に屈するわ」
「それでも命は金では買えないわ!」
「いいえ、買えるわ。例えばこうして--」α・グネの釘は無情にも藁人形の心臓に打ち込まれた。「死を買うという意味ではね」
 ア、グ--心臓に穴が空いたデュアンはうつ伏せに倒れた。
「アハハ、情けない死に様」
「全く神に挑むから死ぬのよ--」
「誰が死んだ?」
 何--α・グネと秀美は互いにデュアンに目を向けた。
「自動蘇生魔法……俺が零秒で使えない訳ないだろ?」デュアンは先程の傷が何事もなかったかのように起き上がる。「魔法とは『契約』でもあるのさ」
 契約……それは人と人との約束事。文字通り契りの約定。人は契りを交わす以上はそれを反故にしてはならない。もし反故する物なら社会的制裁を受ける事と成る。二者間の契りなら軽く済むが、会社同士に成れば話は新聞沙汰へと発展。反故すれば会社その物や社会的にも被害は甚大。故に契約を交わす物はくれぐれも注意を払おうか。
「一瞬で全ての札を無効化するなんてエエ!」
「さて、俺は少しずつ『裏技』を使うか。先ずはこの一帯にどれだけのお金が埋蔵されているか確認--」
 させると思うか、『イカサマ』師め--α・グネは再びお札をデュアンに貼り付ける!
「またかよ、呪いってのは。だが、予め言っておくが二度目は『因果応報』だ。やればお前が苦しむだけだぞ」
「ハッタリだわ。そんな口車に乗ると私が思って?」
「俺を誰だと思う、神が恐れて殺しにかかる男だぞ!」
「ま、まああれだけ理解不能な事したら殺しにかかっても不思議じゃないわ」
 イカサマ……別名、裏技でもある。名称に関する事柄はともかく詐欺師がよく行う手口。デイトレードの世界のみならず古今東西のあらゆる人間が勝ち上がる為に行うズル。イカサマの例を取れば十面ダイスを転がす際、普通に投げるのではなく、横回転させながら投げるという手法。これにより、数字の大きい目や都合のいい目を出しやすくする。他には株式市場に於ける物だが、誤発注という機会を利用して安値に成った高額株を大量に買う。元通りに成った所で一斉に売り捌く事で儲けるという物。但し、こちらは運の要素と違法ギリギリである故に何度も出来る手法じゃない。他にはオークションに於いて入手する為にサクラを動員する事で誰にも買えない金額で購入する手法。これは完全に違法な手法。よって善い子は絶対に真似しないように。以上の事柄よりイカサマは勧められる物ではない。
 説明する余裕あるかアアアア--胸を押さえながら叫ぶα・グネ。
「信じられないわ。本当にデュアンを呪ってるのよね?」
「やり直しよ。また札を貼り付けて--」
 止めておけ、α・グネ--別の札が貼られつつも溜息を吐くデュアン。
「お金が全ての世界では私がこの宇宙で最も強いイイイ!」
 α・グネは別の藁人形に変えて再度、胸に釘を打ち込むが--
「ヒギャアアアああ、ア有り得ないいい!」
「だから警告しただろう、『因果応報』だと」
 因果応報……それは世の中の理として頭に入れないと成らない四字熟語。意味は辞典に載ってる物を引用すれば良い行いにはよい結果が、悪い行いには悪い結果が付き物。本来は善悪問わずに用いられるべきだが、ここでは通説の悪い行いは悪い結果を招くという前提で説明を進める。例えばかの会社のかの寺田貴信によく似た男は金こそ全てとプロ野球の買収にも新規球団参入、挙句にはウジテレビを乗っ取るという野望の元に日出ズル放送の買収を開始。様々なメディアを使い、買収の正当性を訴えてウジや日出ズル放送を悪者に仕立て上げて最後はウジと和解するという決着。他には轟盲牌政権の郵政民営化の野望成就の解散総選挙に乗っかり、静香ちゃんの対抗馬として出馬。結果は落選するも話題と成った。こんなにも滅茶苦茶な事をしてきた彼だが、その報いは訪れた。奴は事もあろうに虚偽記載を行い、経営悪化を誤魔化す為に粉飾決算を行った事が発覚。こんな想定の範囲外の展開にドラえもんのパチモノな男は今まで持て囃したマスメディアにも見放され、最終的には牢屋に送り込まれ、贅肉を搾り取られた。まあその後はかのタラコ唇とコンビを組むなどして復活するけどかつての栄光はもう無く、残ったのは品性の欠片もなく、フェアな人を馬鹿にするという愚行に走る哀れな人間。他の例を挙げるならK-1であろう。かの谷川何とかさんはテイルズで有名な作曲家に名字が似てる人の対戦相手として事もあろうにぬるぬる柔道家を採用。奴は桑田の親友を引き連れて登場。そこまではいい。問題はグローブに勝利マンバリの凶器、柔道着に特殊なオイルを仕込み、それを予め着て試合に臨んだ事。対戦してすぐにバテンカイトスの作曲家と名字が似てる人は気付き、審判に抗議するけど何故か取り合わず、しかも殺人一歩手前まで殴られ続けてようやく試合終了。そりゃ激怒して然るべきだろう。その後、ネットや様々なメディア、視聴者からの抗議でぬるぬる柔道家は無期限停止処分。試合はノーコンテストと成った。彼等の報いはそれだけには留まらず、ぬるぬる柔道家はその後、復帰するけどジャックに噛まれた最初の一人と名字が似た人と対戦して桑田の親友が見てる中でボロ負け。しかも内容に抗議するという男らしくない行為までやる始末。一方の谷川何とかさんはそんな事もあってなのか気が付くとK-1は解散して彼は路頭に迷う。もう一つ他を挙げるなら八百長一家であろうがこれ以上は説明するのは面倒なのでここで締める。
「強さに於いて上下で決まる場合は如何にして世界に愛されているかだ……だがお前が苦戦してるという事は既に世界から見放されてるという証拠だ」
 その時、α・グネの周囲に全宇宙から札束及び硬貨が集まる--全ての者からお金を搾り取り、デュアンを倒しにかかる。
「ヒヒヒヒ、お金は力だわ! あなたにはこれだけのお金は背負えないわ。そして--」
「ハ、俺の力が削り取られてゆく……って言わせんのか?」
「でもまずいわ。お金が全てα・グネに集まれば私達に勝ち目はなくなる」
「……どうかな?」
「これで……終りよおオオ!」
 α・グネは札束による窒息攻撃--狙った相手に億枚以上の札束を貼り付けて呼吸不全にする物--を仕掛けるが--

 一方のアルッパーとマイマイは--
「やるな、アルッパーとやら!」
「俺に目潰しを五万回も行おうかあ、マイマイとか言う二本足イイ!」
 既に将棋を放棄し、殴り合いを行う。
「何度も目を潰したはずなのに気合で治すか、アルッパー!」
「俺の潮をくらエエエ!」
 アルッパーの潮吹きでマイマイは十メートル飛ばされる。
「そのまま俺に食われろ!」
「何のお、イデデ。俺は負けない!」
 マイマイはアルッパーの顎に右膝蹴りを与える。そして、素速くアルッパーのデコまで移動すると右踵落としから派生するように膝を乗せてアルッパーを地面に叩きつける!
「さすがに鯨相手に自衛隊で培った秘技は出来ない、か」
「俺が地面に叩きつけられたあ!」
 アルッパーは再度潮吹きでマイマイを吹っ飛ばすも、マイマイは好機と捉える。それは高度十五メートルから一気にアルッパーへの肘による攻撃を仕掛け、アルッパーを再度地面に叩きつけた!
「俺をクッションにするな!」
「ウグウ、おかしい!」
 マイマイは異変に気付く--自身の膝から肩が脱臼している事に!
「この隙に!」
「待てアルッパーとやら! 空を見よ!」
 何が……ありゃあ何だあ--空から大量の札束と硬貨が何かに集まるのに気付き、叫び声を上げるアルッパー!
「ウググ、この勝負はお前の勝ちだ。だから俺をあの場所まで連れて行け」
「俺に命令すんじゃねえ、二本足イイ!」

 アルッパーが嫌々ながらマイマイを問題の場所まで運んだ……するとそこには焼け焦げた死体と札束の鎧を着たデュアンが立つ。
「何て事だ。α・グネ様が死んでしまうとは!」
「オイ、二本足イ! 一体どんなトリックを使った!」
「え? 簡単な話さ。α・グネが自滅したんだよ」
「まさか札束で窒息死したのがα・グネなんて! トリック以前の問題よ」
「まあこれでこの宇宙の支配者は俺に成る……つもりはない」
「だが、俺も敗者だ。御覧の通りこの腕じゃあ人の上には立てん」
「自業自得ね」
「だが諦めんぞ。俺は何度だってお前をアプローチしてみせる」
「まさかα・グネとマイマイが敗れるなんて--」
 てめえは引っ込んでろ、GO--但し恫喝は相変らずGOを失禁させる。
「でもそんなにお金を持っても使う道はあるの?」
「お前まだ居たのか、レオ!」
「だって支配者が倒れた今じゃあこんなの只の紙切れと金属の塊だよ」
「そうね。結局こうゆうのは私達にも余る物よ。何時も通り流通させる以外にないわね」
「だが支配者をどうするか決めないと。デュアンが無理ならアルッパーが--」
「俺も断る。支配者がそんなに美味しいか!」
 結局彼等三人と一匹は支配者不在の宇宙を共同管理する事に決めた……

 一方のデュアンとアルッパーは時空の切れ目を見つけると後二分で入ろうとする。
「あのお金は前と変わらず宇宙中で力の権威としてばら撒かれるぜ」
「俺達に金は必要ない。あんな物は非力な連中同士で共有すればいい……がせめて募金とか博打に使わないで欲しい」
「お前が言うな、二本足!」
 だよな--そう言って二つの罰当たりはこの宇宙から姿を消す……


 黒魔法01 Gネスαの攻防 END

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組織票シリーズ

 どうもネット投票の問題点とある意味不細工(ネタ)キャラが上位に到達する爽快感に少し興味のあるdarkvernuです。
 じゃあ早速ショートストーリーでも行きましょう。

 人気投票に不正はない。こう考えるあなたは少し平和ボケしていると言えるでしょう。どうもアンチジャーナリストの土岐長智宏と申します。今回は人気投票における組織票について御紹介します。
 まずは田代まさしを世界中で有名にしたTIME誌の投票。あの事件はあまりにも有名にし過ぎた。彼等の技が如何に才能の無駄遣いである事を。
 あれは元々TIME誌の企画である『パーソン・オブ・ザ・イヤー』と呼ばれる物で今年度世界で最も話題を攫ったのは誰かを読者に決めて貰う。最も得票数を得た個人及び団体や物質やら星といった様々な概念が表紙に飾られる。
 問題はネット投票で選出する時に発生する。2001年に話題を攫ったウサマ・ビンラディンやらが表紙に飾ると誰もが思った。ところが上層部はあろう事かネット投票で選出しようと試みた。結果として一位に何と田代まさしが選出されるという珍事が発生。TIME誌の読者一同は唖然とさせた。だが、TIME誌の者達は冷静に判断を下し、田代まさしをはじめとした悪ふざけな候補者達と不正投票を無効にした。結果として同年の表紙に飾られたのは当時のニューヨーク市長ルドルフ・ジュリアーニと成った。それ以降はTIME誌もネット投票を行わなくなった……何故なら以前にも不正投票で一位に選出された者が居た。それは民主党支持者にしてプロレスラーミック・フォーリー。熱狂的なミック・フォーリーファンによる悪ふざけで彼は表紙を飾るはずだったが、冷静な判断でこれを無効とした。
 何故二つの事案が発生したのか? それは機械が判断するネット投票の欠点だといえる。ネットではある特定の何かを連打すれば連打した分だけ票が入る。その為、それらを活用したプログラムでミック・フォーリーや田代まさしが上位に食い込む事と成る。その為、チェックする人間に余計な仕事--不正票の削除--を増やす。普通にチェックするだけで済むという話ではない。どれが正しくてどれが間違いかを数千までなら探し当てる事は容易。だが、数万という規模に成れば別。それらを血なまこに成って探し出し、見事に無効としたTIME誌は凄いと言うべきだろうか?
 まあTIME誌以外でも不正投票の案件はある。はがきによる不正投票やサクラを使った不正投票など。まあこれらについては後程ゆっくり説明するとしよう。今回はここまで。参照はwikipediaの『タイム(雑誌)』と『パーソン・オブ・ザ・イヤー』さ。


 多分、永遠にそれらについての説明はありません。自分は面倒くさがりなので(笑)。どうしてこんな物を出したか? それはハイキュー!!の人気投票で何故か教頭が一位に選ばれた事を受けて興味本位に土岐長智宏シリーズに出しただけです。全くあいつらは成長しないな(嬉)。コイルの件といい、五条さんや飛行機の件といいどんだけ暇なんだよ。それからどうしてそんなネタキャラに票を入れようとするのか? 実は腐女子への対抗心だとかジャンプの人気投票に不満があってそう成ったとか色々だが、それらはまだ方便。真の理由は只面白いだけ。自分はそう思ってるがな(怯)。
 以上でショートストーリーの解説を終える。

 さあ、て。来週の雑文はかなり悪ふざけなもんを書くぞ。ただし、それまでに自分の興味をそそる話題がなければ。
 じゃあ一ヶ月に一度のあれを載せるぞ。

  予定日不明      第五十三話 再誕の火 真正神武最後の最高官 作成日間
               第五十四話 再誕の火 男女は運命に導かれて 作成日間
               第五十五話 再誕の火 火は日を呼び寄せる   作成日間
               第五十六話 再誕の火 再誕の灯火        作成日間

 正直思うんだが、何時まで続けられるかな? 一応自分には『一兆年の夜』の外伝を書きたいとかそんな思いはある。けれども『二つを彷徨う魂』を書き終えてから行きなりスイッチを切り替えるのは至極難しい。なおかつ再開の始めがいきなり中編物だから大変だよなあ(苦)。
 そんな訳で今日はここまで。余裕があればいきますぜえ。

将来の経済大国ランキングのインチキさ

 どうももう少しインチキを使って読者を楽しませたいと思ってるdarkvrnuです。
 早速ですが、ショートストーリーをどうぞ。

 わしは未来から来たある男にGDPのランキングについて問うてみた。すると驚くべき回答を得られた。
「将来支那がGDP第一位という世界の常識……あれは嘘だ」
「コラ、世界が嘘を吐いてるような事を言うんじゃない。確かにバブルが崩壊しそうな予兆だけどそれでも十三億の市場は信頼出来るぞ」
「そう、そこ……そもそもあそこの経済は十三億の市場じゃなくて共産党員の数だけの市場なんだ」
「はい? どうゆう事? でも十三億は強みじゃ--」
「そうそれ! 人工の数だけじゃ経済を決定しない。決定するんだったらドイツやロシアはとっくの昔に下位を独走する」
「何を馬鹿な事を! お前は未来から来たんだろ! だったら将来の経済大国がどこなのか--」
「実はそれだけは言えない。が凋落した国々なら知ってる。アメリカは勿論だが、意外にもロシアと支那、それにEUに加盟するほぼ全ての国が発展途上国並に落ちぶれた。BRICsについてだが、あれで大国に成れた国は一つもない。
 そして、あの四国よりも経済に勢いがある発展途上国が現在のGDPベスト10に入った。一体あの予測は何だったのか?」
「クソが! 別の未来から来た奴から聞く!」

 後日、別の未来から来た者……彼女も前に会った男とほぼ同じ回答をした。
「本当に世界は嘘を吐いたと?」
「ええ、そうよ。そもそも地方でインチキばかりする支那のGDPは私の時代では次々と捏造が発覚。かつてGDP捏造をしたギリシャのそれとは比に成らないわ。実はあなたの時代で第二位であの数値についてだけど本当はその半分しかGDPはないわ」
「アホみたいな事を! 寄生虫国家と一緒に詐欺を働いたと言いたいのか! じゃあどうして各機関は将来のGDP第一位に--」
「格付け機関を思い出してよ。彼等の国債格付けがどれほど信頼ならないかを。そもそも彼等の格付けは全く信頼成らない時点で他の主要機関だって出鱈目な指標で私達を騙してきたのよ」
「ええい、別の奴からまた聞く!」

 また後日、今度は更に別の未来から来た男だけじゃなく平行世界の未来から来た男、挙句には遠い場所に住む別銀河の地球から来た女とも会話したが……
「そんなに支那を信頼できないのか!」
「そもそも本当なのは詐欺師だけの国を信頼しては駄目だろ。俺の世界だと二回くらいトップがスゲ変わったけど、全く良くなる気配がない。その間にどんどん落ちぶれていったんだ」
「わいの世界ではそこに日本はないけどそれでも支那がGDP第一位に成ったなんて聞いた事ない」
「あたしもよ。国名とか違うけどそもそも支那やインドとか言ったっけ? あそこがGDPベスト5に入ったなんて聞かないし、近年の統計では第二位も実は嘘で本当は第十位にも到達してないの。それだけじゃなくあのデータ自体が実は各国の機関に賄賂を与えて勝手な指標を弾き出した結果なのよ……それを知った人達の阿鼻叫喚を今でも鮮明に焼き付けるわ」
「お前ら勝手な事ばかり言って! そんなに支那が嫌いか!」
「大嫌い」「ブラックホールに放り込んでやりたい」「ついでに支那寄りの売国政治屋ともどもゴジラの火炎熱線に燃やされて欲しいくらいよ」皆同じ意見だった!

 それを信じずにわしは十年、またに十年と年を取る……すると彼等の言う事が正しいという事がわかった。支那共産党政権が崩壊し、新しい政権が樹立した。けれども僅か二十年足らずでまた崩壊し、終らない内戦が続く事に!


 本当はランキングの嘘を描くはずだったけど気付いたらかの国の未来を想定する話に切り替わってしまった。申し訳ない。但しこれだけは真実だ。将来のGDPランキングは信用成らない、というのを。というよりも温暖化の時もそうだし、国債格付けもBRICsもそう。あんな物は白人が自分達の都合良く運ぶ為に不幸やら何やらを撒き散らしてるんだよ。国債格付けで誰が儲かるのか。温暖化で騒げば誰が儲かるのか。そもそもロシアよりもインドネシアの方が優秀である(自分の思い込みも含む)のにどうしてインドネシアの名前が挙がらないのか? 儲ける為。じゃあ未来のGDPは何の為に? それも奴等が儲ける為に垂れ流した情報。なので信用しないように。
 こんな感じでショートストーリーの解説を終えます。

 今回は何だか短い気がする。多分自分の感覚が原因かもな。
 今日はここまで。さあ、て不定期更新の物を書きますかな?

本当は時事ネタをやりたかったが

 どうも時事ネタをやりたいdarkvernuです。
 始める前に『格付けの旅』が数行ほど更新されました。読まれたい方はカテゴリ覧の<格付けの旅>または<黒魔法の章>をクリックして下さい。
 さ、てと。何故かこれを書いたかは後でじっくり説明しますぞ。

 彼女は偶然にも手に入れてしまった……悪魔の石で作られし銃剣を!
 彼女は感じた--これさえあれば私はどこまでも守れる!
 同時に十数人のマーズ帝国兵に囲まれている事に!
「ここまでだ。その武器は我がマーズ帝国の所有物。渡さないと命の保障はない」
「あなたは……帝国軍『ショットマシントルーパー』の隊長『ゼーガン・マーディガン』! 出来もしない保障だわ!」
「俺の名前を知ってる……という事は一般人じゃない。何者だ?」
「極秘任務よ。私はその為にわざわざ帝国領に入ったの!」
「残念だが、それを聞いたからには死んでもらう。
 皆の者よ……その女性を処理するのだ!」
 帝国兵十数人はコンバットナイフを構え、彼女は手に入れたばかりの銃剣を構える。彼女は帝国兵達の息遣いを読む。次にどうゆう行動を取り、どのように絡め取るのかを。そして彼女もまた自分自身を読む。最初にどう動き、どのようにして殲滅するかを。
 そして、動く影! 最初に動くのは彼女の方だった--前方で瞬きをしていた帝国兵の首を貫く!
「速い!」「怯むな、お前ら!」「リーチの差がどうだ……アガアアア!」彼女は倒した帝国兵を投げ飛ばしてでも隙を作り、それを突くという奇襲で三人も倒す。
「掴んだぞお!」一分後、背後への警戒を少し怠っただけで帝国兵に羽交い締めされた!
「金玉あるでしょ?」彼女は左踵による後ろ蹴りで睾丸の一つを破壊。だが……「間に合わないぜ!」ナイフが彼女の咽に迫る--避けられない事は知っていた!
 その時、刺さるはずのナイフがくの字に折れながら帝国兵の手から離れた--右眼の方向へ螺旋を描きながら!
「間に合ったね、エレナ!」ハンドガンでエレナと呼ぶ彼女を助ける支那系の女性。
「ク、索敵を怠ったせいで伏兵に気付かなかった!」
「伏兵はあたしの事かしら?」ゼーガンは支那系の女性に気を取られて、左手の方向に居るオランダ系の女性に気付かず、左回し蹴りを右手で防御する羽目に成る!
「リン、チエン!」
「お姉様……ってお呼びしていいかしら?」ウェールズ系の女性はローリングソバットで帝国兵を不意討ちして倒す!
「ローミンまで……どうしてこんな所まで?」
「あなたがあたし達の部隊に必要かどうかを見極める為よ。今すぐここから退くわよ!」
「逃がすと思ったか、『花乙女』!」ゼーガンの右掌底が入るよりも先に右膝蹴りを鳩尾に当てたオランダ系の女性リンは三人に秘密の合図を送り、離れてゆく!
「クウ、皆の者! そいつ等を逃すな!」ゼーガンは左手で鳩尾を押さえながら命令する!
「いくら僕達でもゼーガンと帝国の精鋭相手は骨が折れる!」
「ああ、さっさと撤退しないと!」
「御免、みんな!」
 それから三十分……硝煙弾を放った『花乙女』の三人。無事にエレナを連れて脱出に成功。

 硝煙弾により、視覚と嗅覚を遮られた帝国兵。晴れた頃に碌でもない者とで会う。
「何しに来た?」
「俺はここに『リマイドライブ』があると思って破壊しに来たんだが」
「とっくの昔に強奪された後だ。というかどうしてそれを!」
「依頼だ。わてはある豪商から骨董品を取りにここまで来た! というよりもそれを破壊してレアブラックストーンをそいつに渡すべくここまで……」「今すぐその男を始末しろ!」ゼーガンは残り十人未満の帝国兵に命令を下す。
「待て、ナイフで襲いかかったら僕は……」男は剣を抜き、そして……「反撃するしかなくなるだろうがああ」思い切り地面に刃先をぶつける--前方の地面は幅約三メートル、長さ約百メートルも割れ、ゼーガン以外の帝国兵を突き落とした!
「危うく地面の肥やしに成る所だったが……この力。お前が……誰だ?」
「え? わしを知らないの? わしは何でも屋のガイン・マーチンスター。日本に帰化した際は井原我引。コードネームガイン・トカマクだ」
「……まあいい。自己紹介しよう。私はマーズ帝国の特殊部隊『ショットマシントルーパー』の隊長を務めるゼーガン・マーディガンだ。
 貴君には今後一切手出ししないと約束する。但し、そちらが何かを仕掛けるならこちらはどんなに力の差があれど報復措置を執る」
「わかった。それでどんな事を頼む?」
「実は『リマイドライブ』を『花乙女』に強奪された。しかも『花乙女』に初めて所属する女にな」
「つまり、そいつから『リマイドライブ』を奪還して欲しいと言いたい訳か?」
「違うな。そこから先はそちらの自由。何故なら我々アーヒはオーマとは違う。個人の自由は最大限尊重する……特に同じアーヒならな」
 そう、ガインがリマイドライブの所在を知った時から二人が交差する物語は動き出す。
 エレナがあの事件の真相と計画の真意に迫り、ガインは無関係に激動するという物語が……


 とまあ前に紹介した物のプロローグを紹介しました。今回どうして紹介したかは前々から長編として書きたい三つの内の一つを六月中にこのブログで発表する為です。その名も

 アズナーの戦士 神計画(ゴッドプロジェクト)

 まあ隔月に最低十ページでしかも一ページ当たり七百から八百字以内という物です。しかもFC2小説で連載します。まあ客寄せもありますが、自分のしたい物なので仮に二桁だろうが三桁だろうが構いません。これは本当に書きたかった物ですので絶対商業化は……しないというのは嘘ですが、考えていないのは確かです。まあ客寄せしたい物も一兆年の夜も格付けの旅もそもそも商業化するほど人気が出ないとそんな企画が出ませんのでね。まあそれらも含めて全く期待してないけど……とまあ自虐的な事はここまでにしましょう。
 ちなみに掌編に出してる『アズナーの戦士ガイン』とは世界観は同じです。これは前に説明したので改めて説明する必要はないかと。ついでに主人公はエレナとガインの二人。エレナが物語の本質に立ってるのに対してガインはただメアリーのように荒らすだけ。だって『アズナーの戦士ガイン』の主人公が本質に立っちゃ駄目でしょう。まあそれはいいとして、ゴッドプロジェクトでは地球連邦とマーズ帝国の戦争を描いたお話です。まあ種族同士の対立はどのフィクションでもあるからね。けれどもそれをテーマにしません。テーマにするのは神計画。まあこれを中心に全五十二話を描く予定……何年後に完結するのかな?
 ついでに隔月ですが、たまにそれを破ったり大幅に遅れて更新する場合もありますので御注意を。この場合は不定期の隔月の方が正確ですね。ついでに一本で済ましますので仮に千ページ超えようともやります。まあやりたいから書くので分割する気がないというだけですが(笑)。
 以上でショートストーリーの解説を終えます。

 三つの内の残り二つは『ブラックレイピア』と『ブラムヘイム』です。が前者は飛呂彦が許しても集英社と信者は許さないだろうし、後者はあまりに暗すぎて出していいのかどうかさえ迷う代物。まあそれでも出すのが自分ですが(苦)。
 では今日はここまで。スパロボを進めないとクリアしてないゲームがたまるぜ。
プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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