FC2ブログ

移民は止めとけ

 どうもネタが思い付かず、あれやこれやとするdarkvernuです。
 時事ネタ始める前に『格付けの旅』が土曜に更新されました。読まれたい方はカテゴリ覧の<格付けの旅>或は<黒魔法の章>をどうぞ。
 とまあぼちぼち行きますか。

 僕は友人と移民について議論していた。あの国のネタだったり、C&AのAがジャブで逮捕された事の話題といい……ただ、感化出来ないのは移民の話だ。あれになると友人との口喧嘩に発展してしまう。
「お前さあ、どうして移民は駄目なんだ? 移民を入れないとこれから日本は少子化で滅ぶぞ!」
「それがおかしいだろ! どうして少子化イコール移民を受け入れるという考えになるか! 東京を見ろ! あそこは群馬とか千葉とか青森とか他の県の連中が入ったせいで純粋な東京人が居ないじゃないか!」
「地方と一緒にするな! 話のすり替えだ!」
「すり替えじゃない! それと同じように移民を入れると純粋な日本人の比率が低くなる! そんな事にでも成れば簡単に外国の侵略を許すぞ!」
「少子化の方がよっぽど日本を滅ぼす! 二十年後とか三十年後には一億を切るというのに!」
「それは団塊の世代が一斉にあの世に行くからそう成る……けどなあ、団塊が居なくなる方がよっぽど日本の為にも成る!」
「話を一端移民の話に戻すぞ。それでも移民を入れないと日本は滅ぶ。アメリカは移民で成り立った国だから日本だって移民を入れても大丈夫だ!」
「アメリカと一緒にするな! そしてアメリカは移民で成り立ったのではなく、本国で弾き出された者達が集まって出来た国だ! 故に純粋なアメリカ人というアイデンティティが今だって曖昧なんだ! そこを履き違えてはいけない!」
「ああ言えばこう言う! でも移民は絶対に必要だろ?」
「オランダやドイツなどのヨーロッパの現状を見ても言えるのか? 移民のせいでネオナチが台頭してるという現実を知らないのか!」
「それがどうだって言うんだよ!」
「わからないか! ナチス政権が出来たのはドイツが不況のどん底でなおかつほとんどの領土を根こそぎ国際社会から奪われた事が原因。それでいて純粋なドイツ国民が国内に居るユダヤ人によって更に追い詰められた。そうゆう背景があるからこそあのような過激な政党が実権を握る事になった……もしも日本で移民を完全に受け入れれば間違いなく三・一五事件、二・二六事件のようなクーデターが相次ぐぞ! それに移民が日本の為になる奴等だと思ったら間違いだ! あの問題児三国の奴等はもとより、他の国々から来た連中も大概礼儀は知らない。とてもではないが、日本になじめる保障もなければ、純粋な日本語が保障されない」
「全くああ言えばこう言う! 要するにお前は余所者が嫌いなんだろ?」
「別に嫌いじゃない。ただ、移民を受け入れると今度は外国人参政権まで突きつけてくる可能性が高い。そうなれば人権法にだって踏み込み、最終的には日本は自然消滅する。その恐るべきプロセスがあるからこそ移民は絶対に阻止しないといけない」
「意見が一致するのは外国人参政権と人権法か。確かにあの二つはおぞましい。他国籍の人間に参政権を有するのはどう考えても自殺だ。それから人権法についてだが、部落の連中の無礼さを考えるととても人権を守れるとは思えない」
 何故東京には純粋な東京人が居ないのか? それは東京一極集中のせいで彼等の居場所を余所の県から来た田舎者達によって奪われてきたからである。東京人の悲劇を考えればあのようなおぞましい移民を完全に受け入れたらどう成る? 東京人どころの話では済まなくなる。それを努々忘れないように……


 とまあ説教臭い締めをした。全く移民受け入れ賛成派は東京の現状を垣間見てんのかよ! あそこには江戸っ子がどれだけいるのかわかるか! 今、二十三区にいる連中の出身地がどれも東京なのか? それとも両親共に東京出身なのか? ここからもわかるように移民を受け入れるというのは成りすましをしてる連中を益々増長させるぞ。
 おっと、少し熱くなりすぎた。ここで話を変えます。保守を自称する連中の中には移民受け入れをする馬鹿も数名ほど居ます。そう言った連中の大体七割方はTPP賛成派或はあの国の信奉者。ちなみにあの国とはK国の事を指す。がK国を信奉した連中は何れ奈落に突き落とされます。これは俗に言うあの国とあの半島の法則。C&Aが落ちぶれたのはあの国でライブしたせいです。それからAがジャブったのもあの国に関わったせいだと言っていい。とにかくあの国は記憶の底から封じて相手にしない事。仮に相手したい場合は堂々と批判すればいいんです。あの国の連中の九割は嘘吐きだと! え? 理由? 沈没事件の被害者家族の代表が堂々と詐称してるという事実。選挙に出ようとしてる事実。全く救いようがない。最早あの国は北と共にベルリンの壁以上の壁で覆って二度と出られないように約一万年と二千年間隔離した方が良いと思う。というかそうしないとあの救いようがない性を矯正出来ないと自分は見てるが。
 話を移民に戻すが、移民は東京の例でいうなら他の県から出稼ぎに来た田舎者達。そんな連中の中で自分の県に戻る奴等が果たして何人居るのか? 日帰りをするだけで何も貢献しないのでは所詮故郷を捨てたのと変わらない。正直言って自分は東京一極集中の弊害は自らの故郷の喪失に他なりません。故郷の喪失は即ち親に対する思いの喪失にも繋がる。本当に親の事を思うなら故郷を離れるべきではない。けれどもそれが出来ない。これも事実。まあそうゆう例を取っても移民を受け入れる事は即ち余所の人達の故郷喪失にも繋がります。けれども彼等は日本に来ないとどうにも出来ないという現実がある。まあそれでも自分は国防を考えるなら残酷だが彼等を受け入れる気は毛頭無い。何故なら純粋な日本人のための国の国民としてね。本当に日本に行きたいなら日本に一生骨を埋めないと駄目だ。故郷を日本に切り替えてでもしなきゃ……やめよう。長すぎた。
 という訳で時事ネタの解説はこれにて終える。

 保守という言葉の意味を理解してる保守を名乗る連中は一人としていません。保守の癖して新自由主義信奉者だったり移民賛成派だったりする馬鹿も居ますし、保守の癖してあの国最大カルト宗教の一味だったりするし。正直本当の保守なら全員船坂弘のように命を平気で捨てる覚悟が必要だろう。だがそれも出来ない。何故なら自分が可愛いから……あ、自分も同じだったな、自分自身が可愛い部分に関しては。後は駄目大人党を批判する保守とか矮小政党もそう。仮に彼等と彼等が支持する政党が政権を握れたとしても建武の新政や明治新政府西郷派や板垣退助や大隈重信のように理念だけが先走って国民を傷つける事に繋がる。だから本当に日本人の誇りを取り戻すならその辺の歴史を理解してなおかつ先にやるべき政策は何であるかをしなくてはブーメラン党のように振り回すだけに終る。まあ、これ以上はやめとこう。自分のような人間の望みは今までもこれからも変わらない日常が続けばいいだけだし……ただし、カルト宗教とか売国政治屋、それに成りすましやらアニメ・漫画だけを卑しい物だと思い込む馬鹿野郎やら特定三国や舌が何枚もある白人国家群やらの居ない世界だけどね。まあ理想過ぎる望みだが。
 じゃあ今週はここまで。時間があれば黒魔法の章01の三ページを少しだけ書くぞ!

謝れ、darkvernu! 病気で苦しんでる奴に謝れ!

 どうもいきなりこんなタイトル名にしたdarkvernuです。
 時事ネタ始める前に『格付けの旅』の黒魔法の章01の二ページ目が終わり、三ページ目に入りました。纏めて読まれたい方はカテゴリ欄の<格付けの旅>及び<黒魔法の章>をクリックしてマウススクロールしてください。
 じゃあどうしてこんなタイトル名にしたのかは時事ネタを読めばわかります。

 私はヤブ医者ブヤ。ブラックジャックのように医師免許を持たない男。その代り珍妙な病気を扱うのを専門とする。お金はタダ……何故なら私はブラック企業にアルバイトとして働く。まあそこでどうにか切り抜けながら珍妙な病気の研究をしている。
 では本題に移ろう。目の前の患者は必死に怒りやすい理由を私に語る。
「日本人のせいで俺達は怒りやすく成った! あいつらが俺達を差別したからこんなにも--」
「私も日本人だけど」
「そうだ! でもあんたは何も俺達に文句を言わない……ところでこんな病状は何て言うんだ?」
「それを病気といっていいのかわかりかねる。が君たち一族の性でもある病気……火病。だが、それは日本人関係ない。とにかく君達は何が何でも従属したがるせいなんだ。そのせいで余計にストレスがたまり、火を吹くように怒る」
「てめえ、それ以上言うとぶっ刺すぞ」
 肝心の包丁を用意しないかの患者は逃げるように退出。次に来たのは福島に行って鼻血を出した女性の方。
「あのお、これって放射能が原因でしょうか? 原発のせいで福島は汚染されてるから。後は集団的自衛権の行使が容認されるようになったせいでもあるし」
「すみませんが、一言余計な発言があります。がそれはカーリー・ナウマン原作の漫画による影響じゃありませんか?」
「え? 私漫画嫌いですよ」
「失礼。えっと福島へ行って鼻血を出す。正直私は医者ですが、医師免許を持ってませんよ。ですから聞くのなら医師免許を持った公式の医者に聞くべきでしょう。勿論、財布の中身が軽くなるでしょうが」
「医者はあてに成らないわ! 駄目大人党による陰謀のせいで日本は他国との戦争がしやすい国に成ろうとしてる。それだけは避けないといつまでも鼻血が止まらないわ!」
「えっと、福島は? 放射能は?」
「せっかく熊本のお殿様と轟盲牌がメガソーラーを千葉県に建てようとする計画を台無しに--」
「済みませんが、それはもう完全なサヨク病です」
「何ですか、そんな奇妙奇天烈な病気は」
「私はヤブ医者です。なのであてにしない方が身の為です。ですが、これだけははっきりします。あなたの鼻血が止まらないのはサヨク病。反日思想に凝り固まると出る症状。日本が防衛意識を取り戻すたびに頭痛を訴え、妄言が激しく成り、事あるごとに悪魔の証明を持ち出す。火病と性質が近い分、あまりに日本が良い方向に向かうと血管が破裂。その結果が鼻血」
「何だって! そうやって原発を擁護する気ですか!」
「私は原発不要論者です。だが医者である以上は政治的発言は出来るだけ控えます。
 そんな事よりもサヨク病の治療法は愛国精神を取り戻す以外にないでしょう。南京大虐殺や従軍慰安婦なんかを信じず、正しい日本史を学びなさい。それか古事記を読んで天皇家を良い風に解釈すればいかに日本が素晴らしいかを感じられます」
「うぐぐ、貴様もネットウヨだな!」
「いえ、私は核不要論者及び反戦平和論者。ですが、政治の将来は他人に任せる日和見主義者です。なのでネットウヨと一緒にしないでもらいましょう」
 全く火病患者もサヨク病患者も共通するのは火を噴くように怒り、それでいて自己正当化に熱心な所。こいつらと話をする時は注意しないと……


 わかるでしょう、だからこんなタイトルにしました。基本、病気は遊びで付ける物じゃありません。話は遊び半分ですが、病気は遊びで付けてはいけません。患者の生死に関わりますので。
 偉そうな事はこのくらいにして、これを書いた主な原因はカーリー・ナウマンがアキラに鼻血の描写などを書かせ、福島のイメージダウンを図った事に対する嫌がらせです。まあスピリッツや小学館にも原因があるのは認めます。それでもカーリーはアキラを脅しつけてでもそんな描写を書かせたのは本当に罪深い。そのせいで風評被害が発生したじゃありませんか、この爺には良心という物がないのか? 正直、アキラはカーリーと決別するべきでしょう。この爺のわがままに付き合ってたらあなた様も奈落の果てに落ちます。これを機に……出しゃばり過ぎました、自分は。
 まあ原発を憎む気持ちってのはわかりかねるが、それで苦しむ人間が居る事実は認める。自分は基本、原発推進派じゃありませんが、原発現状維持派でしかないので。機が熟せば原発はすべて廃止しても問題ないと自分は思ってますので。だが、さすがに鼻血の描写を脅し書かせてでも原発を貶めるのは良心が少しでもあったらやってはいけない行為でしょう。それともそこまで追い込まれてるのか? いずれにしてもこれを機にカーリーは表舞台から永遠に身を引く準備をした方がいいと自分は思う。正直、カーリー原作の料理漫画はなんだかんだ言って好きなマンガの一つです。確かに政治的な話にも一方的な解釈の入った料理にも首を傾げますが、捕鯨問題への真摯な部分や一部の料理問題に関しては自分は納得してます。後はシリアスなギャグ描写も個人的にはつぼに嵌ってます。だが、さすがに鼻血はやり過ぎましたな。正直、この描写を書かせた罪はあなたやアキラの将来のみならず、スピリッツと小学館を地獄の底に流す大きな波を作るでしょう。もう身を引いて老後を安穏と暮らせ、カーリー・ナウマン。
 とまあその他大勢でしかない風情の自分が珍しくカーリーへ偉そうに提言した。今後こんな事がないのを祈りながら時事ネタの解説を終えます。

 では黒魔法の章01の二ページの解説に入ります。本編で出てきた遠回しな名称のパチンコ台は調べれば分かります。つーかどんだけ原作者は作品への愛が薄いんだ! いくら生活事情があっても子供を賭博場に売り飛ばす親はどうかしてる! 全くブロン、ホクトテツオといい、ガトーといい、オオバリといい、ルミコといい、ダブル佐藤といい、マガジンの尾田といい、塩崎といい、カプコンといい、神坂といい、ベースサンといい、ゆでといい、水木の爺ちゃんといい、Aフジといい、セガといい、コーテクといい、小林よしのりといい……あ、パチノリは自業自得か。とにかくこいつらを含めた連中は鳥山明やうすた京介を見習え(ちなみにガモウや荒木はどうなってるかわからないので彼等を見習わせるべきかは置く)! まあ、中には勝手にパチンコに売り飛ばされ、嘆いてる人が居るのは認める。とにかく物書きはいくら憎い子供(作品)が居てもパチンコに売り飛ばすような事は止めろ。それはすなわち悪に加担する行為だ。悪とはあの国だ。悪とはパチンコに嵌り、置き去りにされて苦しむ子供達を増やす行為。悪とは子供を賭博場に売りつける行為。悪とはパチンコに嵌り、生活苦になる者達を助長させる行為。本当に子供を思う気持ちがあるなら今すぐパチンコに売り出すのは止めろ、それが親という物。
 とまあ説教はこのくらいにして、アルッパーが当てたあのパチンコ台は調べれば分かります。そのせいで各パチンコ屋は打ち止めを避けるべくそのパチンコ台の撤去までしたほど。全くこうゆうときにはセガにも王子にも藤島にも感謝しないとな……それ以外は侮蔑するけど。
 三ページ目のタイトル名がどうしてそんな名称なのか? それはかの団体の朝目新聞の人命名の呼ばれ名を思い出せばわかります。それを自分なりにアレンジを加えて少し格好良くしました。訳せばどうなるかは知らんが。
 という訳で大半がパチンコに魂を売った漫画家、アニメーター、ライトノベル小説家共へ偉そうに語った解説をここで終わります。

 そろそろ一か月に一度の一兆年の夜の予定を載せますよ。

 
 予定日不明      第五十三話 再誕の火 真正神武最後の最高官 作成日間
              第五十四話 再誕の火 男女は運命に導かれて 作成日間
              第五十五話 再誕の火 火は日を呼び寄せる   作成日間
              第五十六話 再誕の火 再誕の灯火        作成日間

 これに変更は有りませんが、すぐにエンジンがかからない事だけはわかってください。
 それじゃあ今日はここまで。さあ、残り時間でどこまでやれるか挑戦だ!

格付けの旅 Gネスαの攻防 ユナイテッド・フェイカー・フリーダム

 デュアンとアルッパーは作戦会議を始める。彼等は互いの罵り合いから始め、次にデュアンの説教、アルッパーの好みと全く意見の合わない議論が三日ほど続いた後、ようやく本題に入る。
「マイマイは強い。GOのように金の力に頼っちゃ居ない。その証拠にあの恫喝、いびり立て。さすがは自衛隊出身者……本宮何とかのようなエセも多く輩出はするが、奴の覚悟は本物だ」
「じゃあどうしてあの野郎は詐欺師の片棒を担ぐ?」
「仕方ないだろ、奴は根っからの『信者』だ。『信者』は思想が仮に反対でも『スネ夫』のように『ジャイアン』に言われた事は言うがままにされるんだから」
 信者……それは良く言えば殉教者、悪く言えば思考停止した人でなし。ここでは後者を説明する。信者は何かを好きに成ったらそれの為に人生を懸けるほど。例えばAさんが48を好きに成った。Aさんはアルバイトをしていた。だが、ライブがある度にアルバイトを無断で休むように成る。チケットを購入する為に途中退社。挙句には最前列を確保する為にライブの二日前、ひょっとすれば発表からすぐに並ぶほど。そんな傍若無人な行動をしたが為にアルバイト先をクビにされる。それでもAさんは48の為に行動。果てには48を悪く言う人を罵倒さえするほどに。他には先生が好きに成ったBさん。Bさんは先生の為にあらゆる布教活動に励む。借金をしようと、家族がバラバラに成ろうと先生の為に身を削る。果てには暴力行為、酷い時は殺人にだって手を染める。そして先生が死を宣告したら本当に死ぬ。二人を例にとっても彼等信者は人ではない。人にあるべき己自身の意志を捨てた人は最早人ではない。一度信者に成った人でなしを人に戻すには夢から覚める必要がある。方法は原始的な拷問による矯正、話し合いという理想の矯正、残酷な隔離という矯正、投薬による矯正のどれかを徹底しなくてはいけない。がこれらを使っても奴らが人に戻る可能性は低い……残念ながら。
「他二つも俺の口から説明しようか?」
「いやいい。お前の話は長い。それで十分だろ!」
「全くお前という奴は。とにかくマイマイの思想は保守だが反戦寄り。Gネスαに共感したのはその反戦寄りの思想があるせいだろう。全く右と言われながら左の部分まで僅かに入るんだから困る」
「おい、その右とか左とかを改めて俺に教えろ!」
「知らん。そんな物を一々教えるほど俺は人が出来ちゃいない!」
「人でなしを超越したお前が言うな! 散々俺を嘲りやがって!」
 この後の議論は罵り合いへと戻る……それも一週間。

 その頃、マイマイはα・グネと映話する。
「あの鯨野郎とやり合ったが、金がもう少し積まれてたなら俺が食われる所だった……さすがは『反捕鯨』の結果生み出された怪物!」
 反捕鯨……それは白人の選民思想を示すバロメーター。彼らの二枚口を調べるには持って来いの自分勝手な自然主義。彼らが捕鯨に反対するのは鯨を大切に思うからではない。言わば日本人を虐めたいから捕鯨に反対する。そうとしか言いようがないのは何故C国やK国を公に批判しないのかを見れば明らかであろう。そう、白人は日本を恐れている。話を戻すが、捕鯨の反対理由が幼稚。例えば鯨は絶滅危機にある。実は日本はそこまで鯨を殺していない。むしろ殺しまくるのは白人。なおかつ鯨を武器の原料としか見ない。よって理由には不適格。もう一つが鯨は頭が良い。これほど幼稚な理由はない。何故なら豚や牛、鶏を殺すのはそいつらが頭が悪いからと言ってるようなモノ……謝れ、そいつらに! とにかくこんな幼稚な理由は許されない。何故なら動物を殺して食うという行為に頭の良し悪しは関係ない。彼らによって我々人間が生かされてるという事を知らなくてはいけない。というか犬や猫を食うあの連中はどうなんだよ。彼等は頭が悪いと思って犬や猫を食い殺すのか? 違うだろ、生きる為に犬や猫を食い殺してるだろう。よって理由には不適格。じゃあ何故反捕鯨か? それは反捕鯨をする事で自分達が乱獲しやすい環境を作り上げる為。そう、二枚舌だよ。なので白人には気をつけるように。
『誰がこんな解説をした? 私とマイマイとの会話に水を差しやがって!』
「お鎮まり下さい、α・グネ様! とにかくあの鯨もそうですが、デュアンという魔法使いも要注意。何故ならいくらルールに不備があったとはいえ、血の死体を作り上げるなんて異常としか言えない。もしも金が一定量あればGOは肉弾戦で打ち負けた。あの男は異常だ! 何としてもα・グネ様の手で我々に有利なフィールドを作って塵一つ残さず消滅せねばなりません」
『そこまで言わしめる二つ……わかったわ、マイマイ。ならば私の銀河で奴等を徹底的に追い詰めて、土下座するくらい悔しがらせてやるわ、フフフフ……ホーホッホッホッホ!』

 Gネス銀河……広大すぎて入った者達の目には星々や隕石、それに太陽しか見えない。けれども入る前に眺めると映し出されるマオフェイスは彼女が最も愛するのは何かを如実に示す。それはいいとして、この銀河に入った者は知らなければならない。いかにα・グネに逆らうのが愚かな行為なのかを。そう、彼女だけの銀河では彼女の価値観が最優先される。そこに入って逆らう者が生き残る確率は零に近い。
(マイマイとの戦いを抜けても次に来るのはあの女か。奴の歌声は聞いた者を洗脳させる。そして銀河表面に見られるあの悪魔の顔。戦いはまだ続きそうだな。国の枠を超えても、太陽系を超えても未だに『共産主義』は人々を縛り付けると言えるか)
 共産主義……それはマルクスとエンゲルスがお互いに資本主義を絶望した結果、誕生した産業を共に持ち合うという平等のユートピア主義。格差はなく、皆が平等になる思想……のはずなんだけど、これを試して、あらゆる物を平等にしようとした結果、資本主義以上に格差を拡大した国が約二つ以上発生。つーか共産主義社会なのにトップが居る時点で矛盾するし、格差を絶対悪にした経済システムを採用した結果、人間の働く意欲が日々失われる。それから政党は共産党だけ。これでは国は機能しないから共産党は必死に他の国以上に成長している事をアピール。例えマイナスになっても成長をアピール。マイナスになってない事を示す為に統計の改竄を繰り返す始末。そう、共産主義とは始めから間違っていたんだよ。だが、この思想を作った二人の髭はもう居ない。けれどもこの思想による犠牲者は現在の地球人口に匹敵するだろう。
(とにかく今はマイマイをどうやって倒すかによる。金は向こうの方が多い。だから力勝負はしない。けれども勝つ為の勝負は必ず仕掛ける。何故ならマイマイは自衛隊員の精神だけは父親から徹底的に叩き込まれてるからな)
 何メモ帳なんか見て--デュアンは背後に声をかける者に気付く。
「お前もこんな辺境の地に来るのか?」
「来て悪い? 私はあの男に復讐したいの。奴のせいで父は死んだ。だから復讐したいの、あなたを利用してでも!」
「煙草は嫌いだぞ! 俺の前でプカスカしやがって!」
 秀美は煙草アレルギーのアルッパーを無視して、デュアンに視線を集中する。
「無視されてるみたいだねえ、アルッパー」
「ウヌヌ、胸が大きかったらこの場に出てパクパクしたのに!」
「変態性なアルッパーだ」
 それでもなお無視する秀美--吸い終えた煙草を携帯灰皿の中で火を消して、仕舞う。
「父は幼い私と母を守る為にマイマイとサバイバルルールによる決闘をしたの。結果は父の敗死よ。マイマイはその時の傷で流石に母を寝取る事は出来なかったわ」
「寝取りかよ。随分アグレッシブな野郎だな、マイマイは」
(ルールか。奴お得意のサバイバルルールでは勝てない。何故なら俺は魔法使い。向こうはたった一年とはいえ元自衛官。かといって主導権は向こうにある。パチンコ勝負はやらない。奴はそうゆうのが大嫌いな男だ。他の勝負は何が思いつく? 鬼ごっこも隠れんぼもサバイバル勝負の一つ。他の勝負なんて早々思いつきも……いやあったな。
 奴は確か日本人だったか? 西洋ではチェス。ならば東洋では囲碁……あるよあるよ。碁盤遊びにサバイバルルールを加えた物なら乗ってくれるかもしれん……クックック)
 デュアンの不気味な笑いはアルッパーのみならず二方の女性まで引き摺る。
「ねえねえ、秀美。あいつって人間なの?」
「そう思ったら間違いよ。あの男は『サイコパス』。だから人間パチンコで死体から血を抜き取れたのよ」
 サイコパス……それは人としての常識すら捨てた異常者。良く言えば天才なのだが、悪く言えば人間の屑。彼等が人間社会に入ると必ず犯罪を行う。それで居ながら罪の意識さえ普通の人に比べて破綻してる為、謝罪さえ謝罪に成らない。例を挙げるなら先ずは犯罪者から。かのI小学校連続殺傷事件の犯人タクマは子供達を殺したり傷つけたりしておきながら遺族に対する謝罪の言葉すらなく、ただ平然と殺した子供達とその親を侮辱。動機についても常人には理解しづらい。何故なら動機はただ死にたかったから。これをサイコパスじゃなくて何だと言えるのか? 他には幸せそうな面が気に入らないとか何とか。次に経営者から。かのブラックキングの称号を得たWの元会長にして議員を務める男。奴は二十四時間三百六十五日死ぬまで働けを本当に会社の方針にしたり、かのリュウ・ムラカミの番組で『無理は嘘吐きの言葉』なんて言ってのけ、リュウを呆れさせた。後は介護事業で死人が出た際に『一億要るか』を言ったとか言わなかったとか。他には自身が運営する学校に堂々と自画像を飾ったり、選挙で公職選挙法違反を冒しても平然としてるなど彼をサイコパスと呼ばずして何と言えるのか? 最後に二十世紀の独裁者ベスト3もサイコパスだったという事実だけを紹介しよう。勿論、ユダヤ人虐殺とナチスで有名なヒトラーは当てはまる。自国民をおよそ二千万人も殺し、なおかつ人間不信者スターリンもソ連建国の父にしてロマノフ王朝の人間全てを皆殺しにしたレーニンもそうである。かの大陸の独裁者マオさんとその妻ら四人組は当たり前。かの大陸ではサイコパスが毎回トップに成るのは日常茶飯事であるのは歴史が証明している。何れにしてもサイコパスは近付いては成りません。是非ともかのアニメで採用されたネビュラシステムでサイコパスが……無理だろうな。そもそもネビュラシステムを管理した奴でさえサイコパスだもんな。
「オイオイ、自分で認めるなよ。俺は絶対認めないぞ!」
「あのなあ、アルッパー。サイコパスってのは誰もがかかりやすいおぞましい精神病だぞ。俺だって好きでサイコパスに成れた訳じゃない。成るようにして成ったからもう矯正さえ出来ないぞ」
「駄目だ、こいつ。最早重傷だ」
「アルッパーもその魔法使いと変わらないけどね」
 随分と和んでるなあ、オイ--そこへマイマイがガトリングガンを抱えて現れた。
「現れたわね、父殺し!」
「オイオイ言い過ぎだぜ。俺とあいつとは正統なルールの下で戦い、奴が死んだ。無駄じゃないぞ、奴の死は」
「だからって許せると思ってるの? 残念だけど、復讐する心まで消えないわ」
 いい女だ、益々気に入ったぞお--秀美の顔に近付けながら舌なめずりしながら高揚するマイマイ。
「いつ見ても下品ね」
「反抗しとけよ、今の内に。そうすりゃ益々精力が活発に成れるぜえ」
「止めとけ、マイマイ。俺はそうゆうアダルトな話題は範疇外だ。それにお前は俺に負ける。そうゆう運命だ」
「さすがだな、その自信。だが俺が勝負内容の主導権を握るぞ。簡単に勝てるルールで挑むと思ってるなら痛い目みっぞ」
「わかってるさ。だからこそこんな提案をする。どうだ、いっそサバイバル方式の将棋でやるってのは?」
「軍人将棋を俺にやらせる気か?」
「そっちだとお前が勝つだろう。それじゃあ面白くない。ここは不定形による将棋を俺は提案する」
「成る程」マイマイは舌なめずりする。それから……「いいだろ。乗った!」了承した。
「どうせルールや駒はあなたが主導権握る気でしょ?」
「当たり前だろ! 俺が勝てるルールでなおかつ面白ければ満足する。何せここは--」
 既に惑星<Gネス>に辿り着く。
「『α・グネ』様の母星さ。雌雄はここで決す。さあて、と。
 ゴオオオオオオオオオ!」
 慌てて、スッ転びながら華麗に決めて現れるGO!
「お呼びでしょう--」
 さっさと案内しろや、ゴルアアア--恫喝しながら命令するマイマイにGOは三回転バク宙する。
「わかりましたあああ! す、すぐに案内させますす!」
 船は<Gネス>へと吸い込まれてゆく……

 惑星<Gネス>のあるジャングル地帯。そこにはある星のある国の戦後総理の駒が並ぶ。デュアンとアルッパーはどうしてマイマイがこんな将棋を思い付いたのか試行錯誤したが、わずか一分で諦めが付く。
「そもそもこんな情けない奴等ばかりの駒はどんな動きをするかわからないぞ」
「情けない連中ばかり? 違うな。この駒それぞれにはある動きが用意されてある。説明するぞ」
「何々? 稔彦、シデハラ、シゲル、TETSU、『何、気にする事はない』、イチロー、タンザン、妖怪仙人、『目だ、耳だ、鼻だ』、新聞嫌い、カクエー、ミキティー、フクタケ、アーウー、ゼンコー、ヤスバーロ、ウィッシュ、UNO、カイフ、灘心影流当主、熊本のお殿様、アレ、マユゲ、ポマード、ブッチホン、森元、轟盲牌、サイボーグ、フクヤス、スナイパー御曹司、宇宙人ハト、お遍路、上島竜兵(仮)と成ってる。中には時間を置いてまた首相になった奴も何人か居るぞ!」
「まずは俺やお前らは言わば王将又は玉将。取られればそこで負け確定。
 ここではターン制ではない。敵味方含めて全員が行動を終えるまでターンは終わらない。よって速さが勝負を決めるルールだ」
「となれば俺達はいつでも素速く行動出来るから逃げ放題じゃないのか?」
「まあな。だが、所詮は王。後手に回らないと駒をとれないという点が健在だ。
 そんな事は今は良い。駒の動きを説明しないと将棋は始まらない。まずは前に斜め前に一マス動く駒であるが、これはシデハラ、『目だ、耳だ、鼻だ』、アーウー、ブッチホンのみ。次に後ろに斜め後ろに一マス動く駒はTETSU、タンザン、ミキティー、フクタケ、ゼンコー、カイフ、アレ、フクヤス、上島竜平(仮)のみ。前にひたすら進むのはイチロー、新聞嫌いのみ。飛んでニマス先の斜めと逆に飛んでニマス後ろの斜めに行くのは『何、気にする事はない』、カクエー、ウィッシュ、ポマードのみ。横にひたすら進むのは熊本のお殿様、お遍路のみ。斜め前のみひたすら進むのはマユゲ、宇宙人ハトのみ。横と後ろ以外一マス進むのは稔彦、UNOのみ。斜め前と後ろだけ一マス進むのはヤスバーロ、灘心影流当主、轟盲牌のみ。横以外一マス進むのはシゲル、妖怪仙人、森元のみ。斜め後ろ以外一マス進むのはサイボーグ、スナイパー御曹司のみ」
「オイオイ、まるで歴代総理の評価みたいだぞ。というか後ろにしか進めない総理なんて情けないぜ!」
「それでそいつ等が成ったらどう変化する?」
「成ると今までの動きに加えて新たな動きをする。稔彦は成ると玉将のように全方位一マス。シデハラは成ると後ろに最大ニマス下がれる。シゲルは横と縦をひたすら進めるように成る。TETSUは横にひたすら進むように成る。『何、気にする事はない』は横に飛んでニマス斜めに進めるように成る。イチローは斜め前にひたすら進む。タンザンは全く動かなくなる。妖怪仙人は前に駒の邪魔が入ってもすっ飛ばして取れるように成る。『目だ、耳だ、鼻だ』は動かなくなるが、敵の駒が一マス先にいれば全方位ひたすら進む。新聞嫌いは前に進まない代わりに斜めにひたすら進むように成る。カクエーは成ると敵側に寝返る。ミキティーは成れば敵の王将以外の全てに勝てなくなる。フクタケは成れば敵側に寝返る代わりに敵味方関係なくカクエーだけ勝手に倒してくれる。アーウーは成れば動かなくなるが、敵側は全ての駒を使っても取れなくなる。ゼンコーは成れば敵側が取るまで駒の使用が出来なくなる。ただし、敵が取るとゼンコーの駒を使用するまで他の駒の使用が出来なくなる。ヤスバーロは成ると斜め前に進めなくなる代わりに後ろにひたすら進む。ウィッシュは成ると敵に取られる。UNOは成るとカイフが成るまで動かなくなる。カイフは成ると敵側に寝返る。灘心影流当主は成ると後ろだけしか下がらなくなる代わりにカイフを味方に戻す。熊本のお殿様は成ると味方しか倒せない。アレは成ると熊本のお殿様の暴走を止められる。マユゲは動かなくなるが、味方のコマが五体以上敵側に回ればようやく動けるように成る。ポマードは成ると前に飛んで進む動きを失う。ブッチホンは成ると全く動かなくなる代わりに全ての味方側だった駒を味方へ戻す。森元は成ると後ろに居る駒をすっ飛ばして敵側の駒を取れる。轟盲牌は成ると敵味方全ての駒を取りに行く。サイボーグは取られそうな状況で全ての駒に必ず勝てるように成る。フクヤスは成ると敵側に寝返るが、フクタケを味方に戻せる。逆にフクタケが成ったらフクヤスは味方側に戻る。スナイパー御曹司は成らない。宇宙人ハトは行動順より前の駒によって寝返ったり味方に戻ったりするように成る。お遍路は味方しか倒せなくなる上に上島竜平(仮)以外勝てない。五個以上倒してようやく元の状態に戻る。上島竜平(仮)は成ればお遍路を倒せなくなる。以上だ」
「複雑な上に嫌すぎるルールだ。二本足の無能政治屋が仕事しないせいでこんな能力に成っただろうが!」
「慎重に選ばないと駒に噛みつかれる……で駒は最初から配置されてるのか?」
「最初から手元にある。配置されているなら敵陣地に入れない駒が山程あるだろうが」
 確かに--デュアンは右米神を通るように汗水垂らす。
「じゃあ本格的なルールを説明するぞ」
 マイマイは右で挙手するポーズを取る。すると天井にホログラフが映る。
「将棋と言っても軍人将棋が基だ。よって駒には勝てる駒と負ける駒がある。主に負ける駒は駄目大人党内ではイチローより後に総理に成った駒。ブーメラン党を始めとしたエンゲルス党系列ではTETSUより後に総理に成った駒。それ以外なら稔彦より後に総理に成った駒。ただし、返り咲いた駒の場合は少し訳が違う。サイボーグを例に取るとサイボーグはフクヤスに勝てる。けれどもフクヤスに負ける。何故なら上島竜平(仮)の後に総理に成った駒でもある。他にはシゲルは『何、気にする事はない』に勝てるが負ける事もある。何故なら『何、気にする事はない』より後に総理に成った駒でもあるから。それじゃあ最強の駒は稔彦に成る。そう考えるだろう? だが、稔彦の駒は時に他の駒に負ける事もある。それは相手の駒が陣地に入って成った時だ。成れば序列は無効化される。他には成る事がないスナイパー御曹司だ。実はこの駒は成らない代わりにシゲル以外の成った全ての駒を倒す事が出来る。後は天敵同士の相性。カクエーはフクタケに弱いが新聞嫌いに強い。イチローはシゲルに強いが妖怪仙人に弱い。『目だ、耳だ、鼻だ』は妖怪仙人に強いが新聞嫌いに弱い。矛盾する部分があるだろう? でも成るまではそれで済むが成れば相性は意味を為さない。成った時の効果が優先される以上は」
「ややこしいルールだ。頭が痛い」
「だが、序列が絡む以上はそれを基に戦略を立てればいい……んでエンゲルス党系列の下位は上位を屠るというルールなのか?」
「いきなりそんな事言われて……ああ、そうゆう事を言いたいんだな、デュアン?
 御覧の通り、年代が新しい総理は年代の古くてなおかつ対立する党の総理を屠る事が出来る。が一応わかりやすく示せば零年代、十年代に総理は九十年代の総理に勝てる。要は宇宙人ハトは零年代に総理に成った。よって九十年代の総理カイフ、灘心影流当主、ポマード、ブッチホンに勝てる。が十年代に総理に返り咲いたサイボーグには勝ったり負けたりする。同年代なら先に手を出した方が勝てる。こんな所だ」
「そうなるか。であればいかに屑駒を起用するかが争点となる、だろアルッパー?」
「俺はまどろっこしいのは嫌いだ! そんなんだったら俺一頭で全て食ってやる!」
「そう言えば速さについては説明してないな? 実はまあ俺達は最速で決定。でないと頭の意味がない。俺達の次に速い駒は何か? 実は任期を基に決める。只、一次中の日数ではなく総合の日数で速い駒は決まる。よって最速は稔彦。最遅は新聞嫌いと成る」
「オイオイ、じゃあ稔彦とアレとタンザンは場合によってはやりにくい駒じゃねえか!」
「長期政権の新聞嫌い、シゲル、轟盲牌、ヤスバーロは要所要所で出さないと他の駒に食われる。もしも独裁者将棋でも開いたら最も遅いのはアラファトとかそれらの長期政権築いた連中になるなあ」
「そんなのを一々計算出来るなら苦労しない……んで頭を詰ませば即ゲーム終了。
 もう長々と説明するのは終いにするか。そろそろやりあおうぜ!」
 手を下げると消えゆくホログラフ--それは即ち戦いのゴングが鳴らされる。
「それじゃあ位置に付け……と言ってもそちらの頭は俺が勝手に決める。
 アルッパーは駒に成れ!」
「て事は俺は控えか?」
「不満か?」
「後悔するぞ、マイマイ。猛る奴を王将にするってのを」
 歴代総理将棋は開始した。将棋盤は八一ではなく、二二五。しかも綺麗な長方形ではなく偏った形をした乱雑盤。その為、もしも大将が端っこに追い込まれたら詰みに成る可能性は高まる。
 序盤は互いに駒を出さずに敵陣地へと歩を進める。特にアルッパーは曲がらずに真っ直ぐ進む。そして六ターン目に入る。
(奴め、ここから駒を出してきたか)
「イチローだと! メイソンの手先を使って俺を食らうつもりか!」なお、一度出した駒は次のターンに成るまで動かせない。これはこの将棋にも適応される。
(アルッパーの場合はまだ出さない。まああいつの場合は何が何でもマイマイを追い詰めるまで自力でやるつもりだろう)
 七ターン目。当然、右へ移動するアルッパー。右に動くのを確認するマイマイはイチローを動かす前に--
「不肖の孫と優秀な祖父の友愛タッグ。どうだ、最高だろ?」
 そんな駒なんて叩き潰す--とうとうマイマイのニマス前にブッチホンを出す。
「では成ろうか」
(自陣に防御を張らない以上は、成らざる終えないな。さあ、こっからどう動く?)
 八ターン目、アルッパーは動く前にマイマイのニマス後ろより左にポマードを置く。
「王手か、笑止」
(手が早過ぎる。すぐさまマイマイはポマードの尻まで動いたぞ)
 ブッチホンは前に出て、成らず。宇宙人ハトは動かず。アルッパーの右横に見える位置にイチローは斜め後退する。
(九ターン目はどう進むのか? というか将棋は何時になったら終るのか?)
 計画無しに書き続けると、気が付けば四ページ目に入るとは……



 NEXT PAGE ユナイテッド・フェイカー・フリーダム 完結編

倉山満の日米本を読んでて感心したので(後篇)

 どうも今日は後篇を書く為にデータを吹っ飛ばさずに遂行しようとする自分darkvernuです。
 それじゃあ行ってみましょう。

 アメリカの歴史は近代フランスよりも長く、イギリスよりも短い。それもそのはず。建国された年が独立戦争に勝利した年……1783年である。現在までに換算すれば二百三十一年しか経たない。そんな歴史の浅い国がどのようにして覇権国家へと上り詰めたのか? 俺はあるアメリカシンパの二人と話をした。
「そりゃあ勿論、どの大統領も優秀だからだよ」
「どの大統領も優秀? 悪いが、ワシントン、ジェファーソン、ジャクソンはわかるけどテカセムの呪いを起こしたウィリアム・ハリソンは就任早々に気合いの入れた演説をぶちかましすぎて体調不良でこの世を去ったんだぞ!」
「な、何を言うか! 二十年周期で大統領が不慮の死を遂げる切っ掛けはリンカーンだろう!」
「だが、ハリソンが演説に力を入れなかったらあんな事には成らなかった。つまり奴が有能であるという証拠はない」
「俺が代わる。だが、テカセムによって殺された大統領の中には優秀な奴も居るだろ? リンカーンやF・ルーズベルトやケネディが!」
「済まないが、そいつ等三人は問題ある。まずリンカーンについてだが、そもそも北部と南部についての誤解を解かない事には話は進まない」
「てめえ、リンカーンをディスる気か? 奴隷を解放しようと必死だったあの偉大なリンカーンを!」
「その奴隷についてだよ。元々南部は黒人奴隷を扱っては痛し、酷い目に遭わせたのは事実だよ。だが、黒人奴隷と結婚した飼い主も居るんだよ、実際は」
「はあ? そんなの嘘に決まってるだろ」
「いや、嘘を吐いてるのはストー夫人だよ。まあ話が長くなるので南部の件はこのくらいにする。一方の北部だが、実はケネディ政権に成るまで黒人差別が激しかったのはこの北部が原因だ。実は国分こそ黒人達の敵なんだよ。当時の北部は黒人が来ても入店拒否したり、黒人がリンチに会い、死んでも知らんぷりするくらい酷い所なんだよ」
「そんなの信じるか! じゃあ奴隷解放宣言や南北戦争の意味が変わるじゃないか!」
「ええい、わしが代わる! だからといって奴隷制度がいい訳ないだろ! それこそ近代化を悪と主張するようなものじゃないか!」
「まあ近代化の善悪は問わない。とにかく奴隷制度を無くした事でアメリカの近代化を促したのはわかる。だが、そのせいで黒人差別が厳しくなったという事実を知らなくてはいけない。そうゆう意味では倉山満が『リンカーンは只の極悪人』と認識するのはほぼ正しい。彼が暗殺されたのもその為だよ」
「うぐぐ、じゃ、じゃあF・ルーズベルトはどうなんだよ! ニューディール政策の成功でアメリカを再生させたじゃないか」
「あのルーズベルト……正確にはフランクリンって男はスターリンを助長させた歴代で二番目に最悪の大統領だ」
「はあ、あの時は仕方なかっただろ! 日本やナチスという悪の枢軸国を打ち倒さなくちゃいけない訳だし」
「あのなあ、ナチスはいいとしてもだ。戦前も戦後の日本を悪く言うのは看過出来ない」
「俺が代わる! 日本については後で謝罪する。だが、ナチスはユダヤ人を皆殺しにしようとした最悪の国だろ! 放っておいたら世界中のユダヤ人を抹殺され所だったぞ」
「そのナチスだが、どうして倒す為にソ連と協力する? フランクリンは仕方なく協力したのか? チャーチルのように仕方なく協力したのか?」
「お前!」
「わしに代われ! 外交については認めるしかない……が内政ではフランクリンは英雄だぞ」
「積極的な財政政策だろ、ニューディール政策というのは。それはタッカ・トリブリッジの著書で何度も目に入る情報だ。だがタッカの著書の中には借金問題で後一歩の所でフランクリンは渋ったせいでルーズベルト不況を引き起こしたそうじゃないか。それが結局、大東亜戦争になるまで解消されなかったそうだ……全くどこが優秀なのか?」
「俺に代われ! じゃあケネディはどうだ! 奴は黒人差別の解消に積極的だったし、キューバ危機を回避した英雄じゃないか!」
「ああ、クリントン以上に下半身の甘い大統領か。あいつのせいでキューバ危機は起こったし、あいつのせいでベトナムの泥沼戦争という事態は起こらなかったんだぞ」
「はあ? ベトナム戦争はリンドン・ジョンソンだろ! こじつけもいい所だぞ」
「だが、度々北爆を繰り返したのはケネディだ。しかも中途半端のな。あいつのツケをリンドンは支払わなくちゃいけなかったという事実を忘れるな」
「わしに代われ! 貴様は何気にクリントンをディスったな! 奴は近年稀に見る素晴らしい大統領じゃないか!」
「素晴らしい? あいつのせいでブッシュジュニアはあれこれ処理しなくちゃいけなかったんだぞ! あいつのせいで貿易センタービルは倒壊したんだぞ! あいつのせいで第三次世界大戦の危機に晒される所だったんだぞ! あいつは愛人問題を空爆で解消なんて事もしたんだぞ! あいつのせいでサブプライム問題が起こったんだぞ! あいつがトリクルダウンという素人が見てもわかる空論を信じたせいでアメリカの格差は更に拡大したんだぞ! そう、現代の問題のほぼ七割方はあの下半身の甘いクソ野郎のせいなんだぞ! それとワシントンも知らん環境詐欺師アル・ゴアも同罪だ!」
「さすがの俺でもお前の立場であってもここまでクリントンをディスれねえぜ……一端休憩を取ろうぜ」

 全世界六十億人のビルさんのファン……御免なさい、熱く成りすぎた!


 いやはやクリントン夫妻は大変問題ありまくりです。ビルは日本で言うならお遍路並にどうしようもない大統領だからな。この辺りは奴を調べたらすぐにわかる……つーかアメリカ史上ワーストテンに入るくらい酷い。奴は自国のみならず世界に火種を撒き散らしやがったからな! ちなみにアメリカの宇宙人鳩はウッドローさんで奴が大統領時代に要らん事しなかったらソ連とか言う極悪非道の国家も現在のあのC国も無かったと思う。いや、もはや火種なんてレベルじゃない……もはや災害だ。かの筆が遅すぎる事で有名なWEB漫画家のあまりに更新速度の遅い人気漫画で言う所の災害レベル神は多分、ウッドローじゃないかな? まあウッドローがあまりに酷いと思えるように成ったのは倉山満の日米本を読んでからと言うのを付け加える。ついでにアメリカのマユゲはジミーさん。というかジミーさんは自分としてはケネディのせいで彼のような箸にも棒にもかからないような弱腰大統領が出来たんだと思ってる限りだよ。倉山さんとしてはワーストフォーにジミーは入るけど、自分としてはワーストフォーにケネディを入れるね。つーかお前のせいで弟や息子が死ぬ事もなかったんだぞ、オイ! お前がマリリンに下半身を差し出さなければ暗殺事件やケネディ一族の呪いもなかったんだぞ、もう伝わんねえじゃんか(怒)!
 ついでにアメリカの近衛文麿はフランクリン・ルーズベルトな。だから自分の中では歴代最悪はフランクリンだと思ってる。奴が死んでくれたお陰で日本は今日も生きて来れたと思ってる。何故って? フランクリンは冗談抜きで日本を壊しにかかるくらい反日的な大統領ですから。
 以上でショートストーリーの解説を終えます。

 ふう、やっと倉山満の日米本を切っ掛けとした議論物に終止符を打つ事が出来た。いやはやこうしてみるとアメリカ民主党はあのブーメラン党並に碌な人材が居ない。アンドリュー・ジャクソンは草葉の陰で泣いてるな、きっと。
 と言う訳で今日はここまで。さあ時間がまだあるし、日曜の不定期に更新する格付けストーリーに取り掛かるぜ(なお更新した時間は5/11の午前七時五十五分)!

済まない。データがぶっ飛んだので今回は

 どうもデータがぶっ飛んで意気消沈中のdarkvernuです。
 なので今回は短めのショートストーリーをお楽しみ下さい。

 人はやる事を達成する為に全てを投げ出す気でいる……そう自分は今、虚無の中に居た。
「ああ、折角公園で作った砂の城が一瞬にして無くなってるうう!」
 叫んだ所で時間は戻らない。そう、時間とは残酷な物だ。積み上げた物を壊されて正気で居られる人間はごく僅か。まだ自分は砂の城だったから良かった物の。
「あれから時間はどのくらい経つのだろう? 自分は全てを失ってどのくらい経つのだろう? あの日は……」
 自分が全てを失ったのは砂の城が崩壊する十年前。当時は中学二年生。あんな事件が起こるなんて想像出来るのか……


 とまあ失った物をバネにして水曜日に公開予定の掌編『砂の城』の一部をお届けしました。こいつはまあ人類が滅び、自分が神に成ってしまったお話。主人公に名前はありません。これだけしか紹介しませんので水曜日にアップした際は改めて解説します。
 何故こんなショートストーリーを作ったのか? それは本来やる予定だった時事ネタをちょっとした手違いでぶっ飛ばしてしまった事に端を発する。もはややる気を失うなんてレベルじゃない。じゃあどうすればいいか。じゃあそれを題材にしたショートストーリーを書けばいい。そうしてこのお話が出来ました。わかる人ならわかると思いますが、折角やってた物が一瞬にして崩れると本気でやる気を無くしますよ。そこから立ち直るなんて普通は出来ません。何故ならそいつに使った時間ってのはどれくらいなのか? それを想像すればわかると思います。
 ついでに『砂の城』は不定期で続編を作る予定です。ついでに五ページで一ページ八百字以内で収めるというシンプルな内容。もしFC2小説で自分の作品を見たい方がいらしたらキーワードの著者検索で自分のペンネームを打って下さい。そしたらこれ以外にも自分が書いた掌編や長編が出ます。まあどれを読むかは自由ですよ。自分より面白い話を書く人は大勢居ますので、初めて訪れる方は人気の作品だけを読んだり、比較的ページの少ないのを読んだりするのを勧めます。
 そんな意気消沈中でありながらアピる自分はこの辺でショートストーリーの解説を終えます。

 あ、ついでに『格付けの旅』はどのくらい前かは知りませんが、『一兆年の夜』HP版が五十二話全てアップした後に土曜日にも更新するように成りました。まあ不定期ですけど。理由? 単純にだらだらと時間を割くのは好まないから。ちなみに『一兆年の夜』HP版が再開するといつも通り日曜の不定期に更新するように成りますので宜しく。
 では今日はここまで。来週こそ後篇を書くぞ!
プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
リアルタイムカウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR