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試作品 消費してばかりの馬鹿共のオタク会話 PART8

 如何もdarkvernuです……取り敢えず閃光のハサウェイに関する続報と共に今回は例の奴をやろうと思うぜ!

 ガンダムネタはdarkvernuにとってスパイスとも呼べる物。ビルドファイターシリーズには無頓着な作者でも歴代シリーズ何てのは赤子を捻る位に語れるらしい。そんな訳で作者の俄か知識を元に今後のガンダムシリーズを語って行こう……やはりガンダムと言えば神才共に譲ろう。
「ふざけるなあああ、ハサウェイは佐々木望だろうがああああ……」ハサウェイの声がジョルノ・ジョバァーナの声優に成っている事を激怒するは人間嫌いの癖に何故か人間社会に馴染むアルッパー。
「其れを言ったらケネスは立木文彦とかギギは川上とも子か林原めぐみと訴えるようなもんだろうが……」とGジェネ時代の声優に詳しいデュアン・マイッダーはアルッパーの激怒を諫める。
「フッフッフ、コロナウイルスを世界的に蔓延させたのは此のわしだ……」無理矢理コロナの主犯格に成りたい闇のフィクサーマイオス。
「……」何しに議論に参加したのかわからない亀外生物の混沌。
「そんな事よりも俺を食べろ、米は美味いぞ……」と自分をアピールするので一杯な農家の米。
「有無、此れからもガンダムシリーズは続いて行くだろう……」ガンダムの議論で欠かせないのはファーストガンダムのプラモデルの姿を模した1/1プラモデル。
 彼等六体で今回のガンダムシリーズを議論する。主題はバラバラに成るが宜しく……らしい!
「鉄血のオルフェンズ何て糞ガンダムだ、岡田マリーの野郎めええ!」
「最初はどのガンダムが一番糞なのかを議論するのか……俺は売り上げの点でガンダムAGEだろ!」
「……」
「そんな事よりも俺を食え、糞ガンダム何て議論は無意味だと知るのだ!」
「フッフッフ、ガンダムシリーズを汚染する為に万景峰号に乗船したあの反日プロデューサーを捻じ込ませたのだ。御蔭でガンダムSEEDは良い反日アニメに成ったな」
「私の場合は良くも悪くも∀が最も最悪なガンダムだと思う!」
「……」
「如何してそう思うんだよ、プラモデルがああ!」
「何故なら∀はガンダムの歴史を終わらせようとしたんだ。此れはガンダムで生計を立てて来た彼等への冒涜に他成らない!」
「其れも一理在るなあ。まあ、終わらんかったけどな」
「フッフッフ、御蔭で富野由悠季の影響を或る程度削ぎ落してあんな仕事も碌に出来ん反日監督脚本家負債をガンダム製作に携わらせる事に成功したのだ」
「結局作者がしたいガンダムSEED批判じゃねえか、そんな事よりも俺を食え!」
「如何考えてもダインスレイブ無双した鉄血のオルフェンズだろうがああ、あんなのガンダムじゃねえ!」
「何故そう思うんだ、俺を食ってから説明しやがれ!」
「決まっているだろうが、二期から黒幕ムーブしていたマクギリスが無能化してがりがり野郎が急に優遇され始めてから糞みたいに鉄華団の悪い方に悪い方に転がったんだぞ。ビスケットの死を愚弄しやがって……ラスタルをぶっ殺してやるうう!」
「フッフッフ、成程成程。だが、アルッパーよ……そんな物は一部の声が高いアンチの主張に乗っかった物だ。そんな物で鉄血をひどく悪く批判される物じゃないしけものフレンズ2と同じ糞アニメ呼ばわりされる覚えもないな」
「だが、アルッパーの言う事も正しい。流石にダインスレイブの優遇はガンダム当初に於けるミノフスキー粒子下でMS戦を強いられる世界観を否定するような物だからな。エイハブウェーブもミノフスキー粒子の賜物だからな……なのに其れを否定したのは批判されて当然だな」
「作者は鉄血批判をしても良いがアンチの糞主張に乗る必要はないと言ってるんだぞ。そんな事よりも俺を食えやああ!」
「俺の中ではやはりガンダムAGEだろう」
「……」
「キャラデザインも真面じゃない。キャラを持ち上げて落とすように殺すモブキャラの使い方にアセム編以外は如何も練りが欠けている等々……おまけにレベルファイブの社長日野のビッグマウスも相まってレベルファイブの中ではグギャー以来の糞作品として名を残したな」
「有無、其れだけじゃないな……デュアン。AGEの失敗点はやはりガンダム色に合わせて暗い話にしたのが間違いだ。あの絵柄なら寧ろ開き直って子供をメインターゲットにした明るい話にするべきだった。無理してガンダムファンに迎合したのが間違いだったのさ!」
「……」
「だからってAGEを糞ガンダム呼ばわりするのは俺としては猛反対だ。あれもガンダムの一つとして誇って良いんだぞ……そんな粗を突いたって所詮はオナニーでしかねえんだぞ!」
「……」
「何、最悪のガンダムはGガンだと……如何してだ、混沌!」
「話せるんだ、亀外生物も!」
「……」
「フムフム、彼曰くガンダムはリアル作品で本来は銃を持って打ち合ったり剣で鍔迫り合いしたりする物だったのに其れがGガンでは格闘漫画風に成って然も生身でMSを破壊出来るキャラクターを出してガンダム観をぶち壊したのが不満だそうだ」
「プラモデルも翻訳出来るのかよ……だから如何したんだよ、Zだってオカルトパワー出しまくっているんだよ!」
「フッフッフ、成程成程。だからってGガンの真面目なストーリーを批判される覚えはないな」
「じゃあ俺を食ってから俺の主張を聞けええ……やっぱガンダムWだろうが、イケメンパラダイスガンダム何て猛反対だああ!」
「……」
「そう思う根拠は何かね、米」
「そんなの決まっているだろうが。あれのせいで空気の読めない婦女子がガンダムファンに成ったんだよ。顔だけで中身を見ない熱狂だけで生きる女共のせいで後のシャア板分割事件に迄発展したんだぞ!」
「言っておくがわしの仕業じゃないぞ、わしはそんな事はしないからな」
「米の癖にアンチ主張して如何するんだよ」
「そろそろわしの話にも耳を傾けよう。わしの中では最も気に入ってるのがガンダムSEEDだな、最もガンダムに反日を鮮明化する上でねえ」
「お前が言うと大好きではなくガンダムを壊した作品って意味に成らねえか?」
「其の理由を語ると長くなるがやはり頭の悪い奴が頭の良い奴を作ったり連戦連勝したり時には説明も無しにSEED化して超パワーの如く敵を倒したり、後はMS設定を無視したハイマットフルバースト等々……努力を馬鹿にした愚か者が作るという意味では中々にガンダムを終わらせる一歩寸前迄追いつめたな。そして此の作品以降はTVガンダムシリーズは全四十話以上で一挙放送する事を止めたがね」
「だからってアンチ種の主張に乗っかるのもアンチ種を公言する作者曰くやるべきじゃねえ……俺を食え!」
「いや、敢えて補足するならあの頃の製作現場に実力は満たしていない素人をシリーズ構成にしたのは間違いだ。どれだけ商業作品でも其処はコネを入れずに実力採用でやるべきだった。芸能人が声優やるのと同じ位に愚かだな」
「だが、やはり作者は我慢してでも種批判に持ち込むのを此れ以上はやりたくないそうだ。此処迄だな、糞ガンダム議論は!」
「……」
「俺の中ではやはり一番面白いのはファーストだああ!」
「うざいんだよ、ファースト信者というガンダム界の末期癌なんぞ全員死ねば良いんだよ、其れよりも俺を食ってファースト神格化をぶっ潰してやるぞおお!」
「黙れ、米の分際がああ。ファーストは全ての意味で歴代ガンダムを凌駕するのだあああ。リアルに共感する、MS戦に持ち込まれやすい世界設定に性能差の御蔭だという現実に戦争で起こったすれ違いに学徒兵を動員せざる負えない逼迫した状況……後は講和条約の締結が如何に難しいか等々、後続するガンダム作品にそんなリアリティ溢れる描写が出来るのかあああ!」
「アルッパーの言う通りファーストガンダムは全ての点でどのガンダム作品も勝てない。間の取り方も完璧だし、何よりも劇場版で更にニュータイプの神秘性を高めた演出は……リアル且つ幻想郷も同居させてガンダムをガンダムタラ占めるに十分だ。だが、やはり富野氏の言う通り続編は作られるべきではなかった!」
「其処がファースト最大の汚点でも在るし、最大の貢献でも在る。商業作品としてガンダムが名を継がれるにはシリーズ化する以外に道がないとはな」
「だが、今更ジ・オリジン何て古臭いんだよ。俺を食べてから文句を言え。俺の中ではガンダム00が最高傑作だああ!」
「……」
「黙れ、宇宙人は非公式作品のGの影忍からだよ。ジョネトラダムスすらも知らんガンダム作品で初めて宇宙人と戦った作品を考えたら00は別に宇宙人と戦うのは初めてじゃねえんだよ。そうじゃなくてあの戦闘シーンといい、何よりも紛争根絶と異種との対話との連携に何よりも矛盾をテーマにしてあれだけ洗練された作品は00以外にない。何よりも糞ファーストを越える為にファーストガンダムに似た0ガンダムを出すという挑戦的な部分はどのガンダム作品にもない個性溢れるもんだぜ!」
「00何てガンダムじゃねえ、鉄血同様にガンダムに泥を塗ったんだ!」
「フッフッフ、わしは気に要らんがな。折角プロデューサーがガンダムをテロ兵器に仕立てたのにあのデブは支那に近い人格連を悪に見立てたり或はアロウズ何て指揮官とかはアメリカ人に近いのに実際はアヘッドは人革製で尚且つアロウズの機体は赤色でアロウズ兵士は全員緑服とは正しくあのデブが反共主義者を明確に打ち出している証拠ではないか!」
「ああ、そう受け取っても仕方ないのか。でも00はやはり左派系のガンダムで間違いはないがな。まあ其れでも00よりも優れた戦闘シーンを描いたガンダム作品は中々探しても見付からないのも事実だ。実際、映画版は生で見ると何を映しているのかわからん程にMSが動き回っていた程だしな。確かに其れ等を含めても高い評価を受けて然るべきだろうな」
「……」
「何だって……混沌の場合は最高傑作と思っているのが0080だと!」
「クソウ、何でバーニィが死ぬんだああああ!」
「……」
「気に要らんな、わしが解説するとあの作品は昨今のガンダムシリーズが欠けている戦争のリアリティを思い出させるそうだ。戦争にヒーロー物はなく、常に人は理不尽に死んでゆく。上官に嘘を吐いて死なせるバーニィといい、核ミサイルは阻止されたという情報が届いた時既に二人の殺し合いは止められない。十歳付近の少年に思い知らせた戦争の悲劇をまざまざと見せつける数々の演出はどのガンダム作品にも見習って欲しい一作に尽きるとは言えるがな」
「有無、ガンダムはヒーローではない……バーニィ君の死体を無惨にさせるだけでも十分に殺戮兵器なのだ。其れを知っているアルと何も知らずにバーニィの事を殺してしまったクリスのすれ違いは思わず何も言えん。後、最後にビデオメッセージは重過ぎる!」
「悲し過ぎる、駄作にしたいけど……米を食べて悲しみを逸らすしかネエエ!」
「さて、わしの中で最高に駄作だと思うのが機動新世紀ガンダムXだな」
「駄作とか言うな、お前の差し金で打ち切りの目に遭ったガンダムなんだぞおおお、マイオスウウ!」
「だからこそ駄作なのだ、なのにクロスレイズでは書き下ろし続編で登場したガンダムX三号機とガンダムヌーヴェルが出るという好待遇を受けるのが気に要らん。話を戻すとやはり駄作だ、何故なら主人公のわかりやすい動機に尚且つ真面な大人達の助言を経て真っ直ぐ突き進み、ニュータイプと戦争等々色々な柵を受けつつも主人公はニュータイプに成らなくとも戦争を止められる。ニュータイプじゃなくとも人はわかり合えることを示し続けた。各副題が其の話の台詞なのも全く新しい快挙という……だから打ち切らせたのだ、こんなの最高の駄作じゃないか!」
「……」
「十分傑作じゃんか、お前が言うにはヒーローごっこ且つ特殊な力で世界を救えるという数多のガンダム作品こそ自分自身固有の力を否定しているような物だって言いたいんだな!」
「そう思うと作者は種批判に誘導したく成るもんだな。さて、残りは俺とプラモデルと米だけだな」
「俺の場合は米を食べるという意味でもスターゲイザーこそ最高傑作だと思っているんだああ!」
「フッフッフ、わしからすれば其れもガンダムSEEDシリーズだぞ!」
「馬鹿野郎、ガンダムSEEDの中でも最高傑作はスターゲイザーなのだ。種族同士の対立の悲劇を二話三十分で描き、尚且つエースパイロットも呆気なく死ぬのも二話三十分で描く。尚且つ、ポンコツ機体でもMSに勝てる事を十五分で描き、尚且つエースパイロット相手には工夫して勝つのも三話でちゃんと描きつつもアンチコーディネイター思想の青年とわかり合う描写を描くのもちゃんとしたのだぞ。残念なのは米を食べるのと同じく僅か四十五分しか描かれないのが悲壮感しかないぞ……許せん、あのSEEDは全百話も在るのにスターゲイザーはSEEDの僅か一と半分の話しかないなんて!」
「俺もそう思ったぞ……クソウ、こっちの方がナチュラルとコーディネイターの対立とか戦争の悲惨さを描いているじゃねえかああ!」
「まるで種版0080だな……残念なのは尺が少な過ぎるのと悪名高き種だった事だろうな」
「……」
「複数とはいえ、ガンダムの名を冠するブルデュエルが呆気なくケルベロスバクゥハウンドの餌食に成るとはな……此れだから戦争は何が起こるかわからん。ではそろそろ私が最高だと思うのは何か告げようか!」
「いや、其の前に俺からだ。俺の場合は商業的な成功を鑑みて最高傑作は機動戦士Zガンダムだと断言しよう!」
「てめえ、二本足の癖に……あんなの精神破綻者の描くガンダムじゃねえかああ!」
「確かに当時の製作現場も当時の悪評も当時の練りの良く無さも当時の登場人物達の幼稚さも此のZガンダムよりも下回る物を探すのは大変だ。だからこそ其れに見合う程に此のZガンダムは後のガンダムシリーズを延命させるに十分過ぎるインパクトを与えたのも事実。前作ライバルのシャアは一貫してクレジットの一番上、更には前作主人公のアムロは一貫して脇に回るという英断は中々出来る物ではない。確かにAGEも各編では主人公たちが主人公していたとは言えども……おっと話だな。兎に角、ダグラムに匹敵する程の政治的駆け引きもウリだし、前作を越えた緊迫感溢れる戦闘シーンも中々に洗練され、尚且つシャアの演説は現実の政治屋が熟す演説にまことしやかに近い程のレトリックに富んでいて……何もかもが前作を越えるべく挑戦している意欲作だ。だが、残念なのは其処からガンダムシリーズというのは呪われたコンテンツに成ったと言えるだろう」
「私からすればデュアン……Zガンダムこそ悪意のあるファースト信者を生み出しているのではないか?」
「そうだぞ、ファースト信者を生み出したZガンダムなんぞ滅べば良いんだ!」
「待て、お前等ファーストを馬鹿にしてんじゃねえぞおお!」
「……」
「フッフッフ、愈々プラモデルの番だな」
「私の場合は……逆襲のシャアしかないと思っている!」
「……」
「アムロとシャアの決着という今迄にないわかりやすさと尚且つ絶対に離さない戦争の悲惨さを描く為にハサウェイの悲恋と更にはクエスの好意を利用する身勝手な大人達の構図。そしてZからずっと洗練されて来た戦闘シーンと演説シーン、そして政治劇は逆シャアで最高点迄登り詰める。一切の無駄を削ぎ落したνガンダムの動きはどのガンダム作品も見習って欲しいと思う今日此の頃。理屈よりも先ずは勢いを重視したアムロとシャアの口論、此れはツッコミ処は満載だがやはり見ている側を熱くさせる。そう、ガンダムも熱が無ければ視聴者を楽しめない。そしてラストのニュータイプ的な演出はファーストの頃に在った其れよりも優れていて尚且つZやZZみたいにくどくなくそして一般人でもアクシズを止めに参加する一般参加型の先駆者的な演出は見ている側を勘当の渦へと包み込む。そう、視聴者参加型のアクシズショックなのだ、此れは!」
「やはりガンダムもアクションシーンなしには語れんな。他のガンダム作品を批判したいが……やはり其処は謂わずに逆シャア的な勢いこそ今のガンダム作品になくては成らんな」
「全くだ、映像作品だろうと何だろうと結局は動きなくして作品なしなんだよお!」
「そして米を食べろ、一緒にアクシズ落としを阻止するぞおお!」
「……」
「さて、貴様等にとってどのガンダムが最悪の駄作で最高の傑作だったかな……フッフッフ」
 主張の押し付けは求めないが、何よりも此れだけは確かだろう……ガンダムよ、永遠に!


 取り敢えず自分にとってワーストガンダム(TVとか映画OVA限定且つSDガンダムやビルドファイターシリーズなどを除く)は次の通り。

 ワースト5
 1:ガンダムSEEDDESTINY
 2:ガンダムSEED
 3:0083
 4:08小隊
 5:AGE

 んで自分にとってベストガンダムは次の通り。

 ベスト5
 1:逆襲のシャア
 2:ガンダムX
 3:0080
 4:ファースト
 5:00

 さて……ワースト5を此れ等にした理由を語るぞ。種二作品は文句なしだし、今更語るべきじゃない。其れよりもかなり離れた上で三位に選んだのはスターダストメモリーだな。何故かと言えば……幾ら何でもジオン優遇し過ぎるのは見ているこっちとしては腹立たしいだろう。確かにティターンズとかの薄汚いやり方は許せんだろうけど、だからって連邦を一方的に悪玉にするのは少し首を傾げるからな。08小隊の場合は戦争の悲惨さを描くのは構わん……でも幾ら何でも戦争している中で空気を読んで欲しいもんだ。少しラブストーリーが臭くて尚且つやっぱりジオン賛美が鼻につくのが自分の中では許せんな。えっとAGEの場合は……やっぱガンダム作品にするならもう少しキャラデザインを真面にしようよ。後は無理してガンダム色に合わせる物じゃないだろうが、其処はレベルファイブ色で前面に出すべきだったな。え、意味って? デュアン達の議論の通りシリアスストーリーにするから駄目なんだよ……前に雑文で書き殴った通りだよ!
 さて、ベスト5を此の五作品にした理由を語ると00は最初こそテロリストガンダムとして猛批判されただけじゃなくあからさまなパクリ台詞の連発でも粘着質な種アンチからの批判を浴びた不遇の作品……でも見返すとパクリ台詞の通りにMSの性能差が決定的な勝敗条件とは限らない事を証明している。確かに動きこそ其れ程光る物がない。だが、其れ以上にリアリティ溢れる動きを演出し、尚且つ矛盾を突き詰める事をテーマにしているだけ在って通しで見るとやはり完成度はかなり高い。政治劇も非常に真面目で戦闘シーンも中々歯応えあって更には勢いの高さも作品とは理屈よりも勢いで押し切るという事をしっかり理解している意味でも00は上位に入れても文句なしと判断した。とはいえ、自分の中ではUCやスタゲと比べた上で五位に入れるべきか否かを迷ったのは事実だけどな。
 四位のファーストは文句なし……故にファースト信者を多発してしまった事実を除いてもやはりファーストをベストスリーに入れても過言じゃないだろうという批判を受けて然るべきだろう。だが……戦争物というテーマではやはりニュータイプは高橋良輔氏と同様に要らんのではないかって思えて来るからな。でもニュータイプを排除したらしたで、うーん。其れでも名作に異論はない!
 三位はやはりガンダムは戦争物だって思い出させてくれる名作ポケットの中の戦争。昨今のガンダム作品はガンダムをヒーローか何かと勘違いしていないか? そうゆう諸兄は0080を見るべきだろう、ガンダムはヒーローごっこじゃないんだぞ! 隣人が時には殺し合ったりするのが戦争なんだ。其れを思い出させてくれるのが0080ポケットの中の戦争なのだ……惜しむらくは何故TVで流さないんだろうか(流す所は在るだろうが……うーん!)。解説は今更語るべきじゃないだろう、つーかあそこ迄リアルにロボットや人間ドラマや戦争を描けるのは他にないぞ!
 二位をガンダムXに選んだ理由は単純に大好きだからさ。ガロードが単純にティファの為に突き抜けたり、或は各キャラの台詞が副題に成るとか中々ないからな。後はバンクの連続とはいえちゃんとリアリティ溢れる戦闘シーンを描いているのは流石と言える。エスタルド公国編は是非共読者諸君は視聴を勧める……如何に戦争が政治劇の上で起こってしまうのか、愛国心と駆け引きの真っ只中が如何にガロード達フリーデンクルーを悩ませるのか、チャラキャラロアビィが涙を流すしかない戦争の悲劇とは何か等々……直ぐ種批判をしたい自分は我慢してもガンダムXは最高傑作に最も近い作品だと証明するに十分過ぎるシナリオだぞ。後はニュータイプの否定は中々挑戦的だぞ、直後に宿敵フロスト兄弟との決戦は如何にニュータイプが確信とは程遠いかを示すのに十分だろう。
 そして栄えある一位は逆襲のシャア。プラモデルも語る通り何もかも文句なしで尚且つクドくない。こんなガンダム作品は中々お披露目出来ない。確かにアムロとシャアが大人気ないのはわかる……だが、其れこそ映像作品の面白さだろうが。あの勢い、そしてアクシズを一緒に押し戻そうとするライブ感は富野自身が気が付かぬ内に視聴者体験型の作品へと追いやるには十分過ぎる程の貢献をしたと言っても過言じゃない。アクシズを押し戻したのは何もサイコフレームでもなければνガンダムの力の御蔭でもなければアムロのニュータイプパワーの御蔭でもない……映画を見た視聴者全員の力を結集して押し戻した。勝手な解釈なのは済まんが此れが自分にとって逆襲のシャアを第一位にした主な要因だと思っている。何度見たって逆襲のシャアを越えるガンダム作品は存在しないんじゃないかって思える。戦争物の定石を外さず、尚且つ政治劇さえも程よい仕上がりにして更にはアクションシーンは無駄なく洗練させ、最後に間の取り方は絶妙で尚且つ勢いは凄まじい……在るか、此れ程バランスの取れたガンダム作品が他に! 映画という限られた時間とはいえ、此処迄完成度の高い作品は後にも先にも此れ以外に思い当たらんな。という訳で第一位が逆襲のシャアだ!
 まあ異論は認める。だが、実は俄かな何とか晃之みたいなガンダムSEEDを一位に入れるのとは違う。何事もそうだけど、作品は勢い……其の上で何処迄洗練されるか。後は諄くないか如何かにもかかる。最後はやはり此れは仕事人の作品なのか如何かにもかかる。仕事出来ない奴の作品にみる価値がないようにガンダムも含めて商業作品で欠かせないのがプロの作品。素人声優にルフィの声をやらせてはいけないようにガンダム含めた作品を製作する者はプロでなければ意味がない。故にワーストファイブで上位の二つはそうゆう意味でガンダム処か作品を侮辱したとして自分は絶対に許してはいけない。まあ其れ以前に内容も前の雑文で憤怒の如く語った通りだけどね。
 さて、異論を認めてもやはり此の順位は批判されても仕方ない。まあ個人的なランキングだし何か納得いかないと言われても甘んじて受けるつもりだ。其れでも自分はガンダムへの熱意が在る事を改めて知る事も出来たようだしな。という訳で試作品の解説は此処迄にしよっか。

 フウ、長く成ってしまった。其れじゃあ今回は此処迄。ハサウェイの激情版に足を運ぼっかな……其れ迄に武漢肺炎が終息してくれたら良いんだけどなあ。

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試作品 進行順調法 何処に需要があるのかわからない試作品(6/5)

 如何も……ワンパンマンの格ゲーは早速クソゲー認定されて、喜びを隠せない其れを購入したdarkvernuが居た。そう言えばダウンロードコンテンツではスイリュー、イナズマックス、番犬マン、ガロウだったな。ゾンビマン、フラッシュ、クロピカリは……可能性すらない侭流れるのか?
 さて、土曜やる予定だったが自分自身がサボった為に申し訳ない。約束は守らんとなあ。

 一ヶ月後、岩崎勲の別荘に強制捜査をする進行審査会。これには当の本人は激怒!
「お前達、誰の別荘を家宅捜索していると思っているのだ!」
「我々は進行審査会、貴方のように権力を笠に着た人間よりももっともそれに相応しいのですよ!」一聞するとそれは従来の警察、検察といった公務員を侮辱する発言だが、こうやって使用すると最早清々しいまでに爽快な皮肉と化す!
「そうゆう訳だ、爺さん。あんたの権力は別の犯罪に結びついて発動しないのさ」
「別の犯罪? 馬鹿を言うな、わしを誰だと思っている……天下のアニメーター岩崎勲なのだぞ!」名声を笠に着て尚も退かない岩崎。「そのわしをこんな目に遭わせるという事はそれこそお前達の天下を脅かす事に繋がる……その横暴を止めるのは今だけだぞ!」
「ええ、今迄ずっと岩崎さん……貴方の引き延ばしを知って居ながらも尚誰一人として止める者は居ませんでした。更には我々進行審査会に立ち塞がる組織として顕然と存在するサブカルを守る会……其処に貴方が所属しているかも知れないという疑惑はより貴方の権力を証明してくれます!」
「わしが所属しているという証拠はないし、そんな組織は何処にもない!」サブカルを守る会は陰謀論に極めて近く、例え所属していたとしても簡単に認める人間は居ない。
「まあその辺りの話は事件解決後に何とかしましょうかってなぁ。さあ、お前さんの別荘に何故俺達が強制捜査に乗り出す事が出来たのか? 答えは……そろそろ連れて来い!」
「了解しました、検察官殿!」
「連れて来いって? 馬鹿を言え、誰が来ようともわしは無敵なのだ……これでも学生運動時代は沢山暴れたのだからな。権力者共に屈するわしではないわ!」
「確かに貴方は他人への配慮が一切ないサイコパスの最も近い精神性でしょう。ですが、そんな貴方でも心を揺さぶる人間は一人位居るのですよ」
「そんなの居る訳……何、馬鹿なああ!」その人物を見て岩崎は絶句する!
「お祖父ちゃん、もう犯罪に手を染めるのは止めよう」それは亡き岩崎六郎の息子速雄(はやお)だった。
「卑怯だぞ、わしの孫をこんな所迄連行するなんて!」急に取り乱し始める勲。
「卑怯だぞ、わしの孫をこんな所迄連行するなんて!」急に取り乱し始める勲。
「卑怯ですか? 卑怯を貴方に言われたくありませんね。全部証言してくれますか、速雄さん」
「お祖父ちゃんがお父さんに自分の監督復帰を仕向けるように無茶苦茶な助言をした事も更にはアニメーターに無理矢理働かせて作画崩壊させるように促した事も更にはこの」速雄は亡き六郎が遺した手記を披露する。「お父さんのそれにちゃんと記しております!」
「うぐぐぅ、それは偽物だ。息子の人権侵害だ……そ、そんな出鱈目な筆記でわぁ、わしが、わしの罪を問うつもりかぁあ!」
「いや、本当なのだな。それは捜査期間中に何度も筆跡鑑定を行っている。捏造だって存在しない、何しろ第三者機関にこれを持ち運んでおりますよ……この通りですね」橋爪は第三者機関を証明する判子入りの紙を見せる。「あんたはそうやって息子の六郎を始めとして何人もの監督の作業を邪魔して自分の監督復帰の口実を作って来たのさ。まるで自分が居なければスタジオジブリールが経営難に成るというように、な」
「二十年以上前に亡くなった貴方と双璧を為す小幡俊監督も十年前迄後継者と称してもおかしくない米森博仁監督や若くして亡くなった沖田儀文もそして六郎監督もみんな貴方が潰したような物です。自分の権力を不動の物とする為に……もう終わりにしましょう!」
「黙れ、わしが居る限りスタジオジブリールは終わらん!」最早アニメ映画監督岩崎勲は其処には居ず、今はその成れの果てが強制捜査を抵抗するようにパイプ椅子等を投げ飛ばしていた。「お前等なんか死んじまえ、焼かれてしまえば良い!」
「オイ、今のって公務執行妨害に当たるよなぁ……島崎?」
「ええ、岩崎さん。スタジオジブリールに於いて今は亡き名プロデューサーの伊藤敏夫や貴方の物ではありません。貴方のような若い芽を摘む老人達のせいで彼等の才能は--」
「黙れぇ黙れ黙れ、死ねぃ死ねぇ死ねえぇえ!」既に老人の心は学生運動に依る呪いが満たされ、最早アニメ監督としての栄光は虚飾の衣に過ぎなかった!
「お祖父ちゃん、もう、もうぅ止めようよ!」泣くしかない孫の速雄。
 手記で判明した名監督岩崎の蛮行、そして判明する岩崎勲の正体。其れについては後程……


 済まない、八日も待たせた上に結局短い内容に留まった事を。因みに此の後の話は商業用のみでお送りしますね。因みに本物のあのカーネルサンダースのパチモノ髭がそんなあくどい事をしているとは思いません。つーか事実無根ですので此れを鵜呑みにしないように。
 まさかのワンパンマン格ゲーが北斗バスケゲーの後継者に成るなんて……やり込む奴はやり込むんだなあ、畏れ行ったぜ! では御詫びの奴は此処迄。取り敢えず来週から休載週間ですので一部を除いて一切更新しない事を宜しくお願いしますね。

tag : 試作品 進行順調法 小説

試作品 進行順調法 何処に需要があるのかわからない試作品(5/5)

 如何もdarkvernuです。裏サン(或はマンガワン)でやってるゾンビ漫画は見方を大分捻って考えるとゾンビホラー版ワンパンマンだな。周りは恐怖で大変なのに主人公だけ其の状況を楽しむという意味においては。つーかゾンビだらけで「ブラックから解放したぞおお」何て普通は思わないぞ、どれだけ思考回路が疲弊したってさあ。
 さあ、今回はアニメ監督の話を如何ぞ。

 其の男はアニメ映画史に功績を残す世界的な映画監督。土の谷のノリコ地上の城スウィフト一軒家のトロロ藍の牛のろろけ王子万と万太の神隠し……と代表作を挙げたらキリがない程に彼はアニメ映画史に名を刻む天才の中の天才。そんな彼にも進行審査会に依る魔の手が押し寄せる。
 それが此処とある山林に建てられた別荘にて彼等はその映画監督を呼び出す。
「何だよ、忙しいからあっち行け!」
「インターホンに応えるだけ暇とみて間違いないですね。ヘッヘッヘ、お邪魔して良いですかぁ?」今回担当するのはこのベテラン検察官橋爪健ではない。
「駄目ですよ、橋爪さん。そうやって相手の心証を悪くするような戦法は却って訴えられますよ!」アニメ関係に詳しい島崎浩二と呼ばれるアニメ系検察官が担当する。
「どっち道、帰れ。わしを誰だと思っている!」傲岸不遜な物言いをしても許される程に今回の話の主役岩崎勲(いわさき いさお)という男は世界の宝と称される。
「確かにそうだな。あんたを散々持ち上げて来たプロデューサーはつい最近亡くなったと聞いてから俺達進行審査会は本格的にあんたの引き延ばしの証拠を掴むべく捜査に乗り出したからな」
「フンッ、帰れぇ帰れ。俺は今、新作映画で忙しいのだ!」
「ですが、岩崎さん。貴方は去年までは現役引退宣言していたのではないのですか!」
「急遽代理を任されたのでアドバイザーという形で引き受けたのだ。映画監督という肩書ではないのだ!」
「そうやって齢九十を越えても若い芽を摘んで行くスタイルは変わらないなぁ。だからあんたは老害と呼ばれるのだ!」
「馬鹿めぇ、最近の若い者達が鈍っているからいけないのだ!」
「それ数十年以上も言い続けているのではないのですか? 貴方のように若者蔑視の人が居るから何時迄経っても若い人達は自信を持てないのですよ!」
「五月蠅い、わしの仕事を奪う疫病神共の癖に。帰れぇ帰れ!」当然締め出される事に!
「野郎、俺達を営業妨害で訴えて来たぞ。流石に法の網を潜った対策を取られたら仕方ない。一旦退くぜ」
「ええ」島崎は部下達に引き揚げ命令を下して別荘周辺から立ち去るしかなかった。


 少し段落を変えて続きと行きましょう、今回の主人公のモデルは彼のロリコン且つ引退詐欺でお馴染みのあの監督だよ。

 岩崎勲に死角はない。既に居場所はないとされながらも未だに極左暴力集団に属する組織の後ろ盾で好き放題アニメ業界に幅を利かせるだけの発言権を有する。本来は絶対権力者と思われた進行審査会にも逆らえない存在が浮上した事は意外な発見であろう。これにはベテラン検察官の橋爪もガムを噛んで風船遊びするしかない。島崎に至っては何度も捜査資料を見返して絶望的な現実から目を背けるしかない。
 因みに彼等は現在何処に居るのか? 別荘がある山林から凡そ十キロも離れた旅館のある一室にて浴衣姿の侭、寛いでいる状況。
「クソウ、奴のせいでどれだけのアニメーターが犠牲になったかみんな知っているのに誰も奴に文句を言える人間が居ないのは悔しいですよ!」
「それを俺達が言えるのか、クックック」自覚は十分あった橋爪。
「それでも奴は絶対に許してはいけないのです。何としても我々は岩崎が引き延ばしをしている証拠を見つけ出して直ぐに引き摺り下ろさらないと未来がありません」
「だから俺達もそれが言えるかって聞いているのだよ」
「仕事に文句は付けられません。つけるとすれば……ンン?」島崎は何か捜査の糸口を見付けたのか?
「どうしたんだ、島崎?」
「もしかすると、引き延ばしの事実を掴めるかも知れません」
「無理だぞ、相手は極左暴力集団と縁が深いあの--」
「其の極左暴力集団を使って岩崎は社内で自分しか頼れない状況を作っているのではないか? それなら引き延ばしを別の意味で指摘する事も可能になります」
「何、そんな陰謀論染みた話が奴の周りで起こるのか?」橋爪は陰謀論を信じない様子。
「証拠がなければ陰謀論として方が付けられます。でも、証拠があればどうですか?」
「五十年以上前に上級国民疑惑の強い老人が二人も轢き逃げして殺した事件を出されたらどうするのだ?」
「その時とは最早憲法の不自由さはないと自分は考えております。でありますので刑法に従い、岩崎勲を刑事告訴すれば彼に依る監督引き延ばしを阻止する事が可能です!」『かも知れない』、ではなく『です』には島崎ならではの確信があった!
「其処迄言い切るには証拠を発見出来る可能性を捜査資料から見出したのだな?」
「ええ、最初の時は未だ法整備も曖昧でしたので事後法に照らし合わせてなかったことにされます。問題は二回目からです。この時、彼は『後進に道を譲る時が来た』と言って引退を宣言。ところが二年後に後進の映画が興行的な失敗を遂げた為に急遽監督復帰。そこから彼は三作も映画を完成させてから三度目の引退宣言をしました」
「捜査資料を見た感じでは別段、その後進は実力不足で失敗しただけだろ?」
「ところが、ですよ。その後進は岩崎の息子なのです」
「何!」これには思わず天井に頭をぶつけそうになる橋爪!
「名前を岩崎六郎(いわさき ろくろう)ですね。勲も実の息子に対しても冷たい。だが、映画以外は少し事情が違うのです。子供に甘い男なのです。もしかすると勲は六郎に譲るように作業妨害している可能性が高いです」
「それだけじゃあ証拠にならん。大体、実の息子六郎は去年膵臓癌で亡くなったと聞くぞ」
「だったら……六郎の妻かその子供達に尋問すれば引退詐欺の証拠を掴める!」其処迄断言する程に島崎は強気の姿勢を崩さない!
 この意味する所は果たして何なのか!


 という訳で今回は此処迄。明日も進行順調法をお送りします!

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試作品 進行順調法 何処に需要があるのかわからない試作品(4/5)

 如何も、darkvernuです……デスラバは只のエロマンガじゃない。マガポケ版監獄学園だと思えば如何に登場人物達がおかしな事をしているのかが良くわかる漫画だな。但し、此の漫画の作者は彼岸島作者同様にシリアス路線で行ってると思い込んでいる節がある。なので急に登場人物が死んだりショッキングな展開を起こす事も在るので読む際は注意する物だな。
 えっと其れじゃあ進行順調法の方を如何ぞ!

 ブランクに関する話は時としてフィクション創作者の言い訳として用いられる度し難い物。ブランクの一つや二つは遅筆の良い訳には成らない。要はやるかやらないかに懸る。やらない作者は何処迄行こうとも創作しない。要するにやるかやらないか? これに尽きる。
 その為、今回の案件は何処に引き延ばしの証拠があるのかを探る事。疑惑が深まるならそれに対して絶対的な証拠を掴まない限り捜査官は引き延ばしを行う悪意と対峙出来ない。
「だが、奴の診断書は絶対だ。何処にも仮病の証拠がない」
「ヘッヘッヘ、身代わりを立てるというヤクザが良く使う手も行われた形跡がない」
「諦めるしかないのか?」
「だが、そうするとサブカルを守る会を付け上がらせてしまう。そうだとすれば我々は一刻も早く夏目征三郎が引き延ばしを行ったという証拠を掴まなければならない!」
 だが、夏目の医療診断書は隈なく探しても証拠は何処にも見付からない。おまけに彼は学生時代の頃からインフルエンザ発祥の常連者で何時もワクチンは欠かさない。其れでも三年に一度のペースでインフルエンザに罹りやすい虚弱体質。そして、普通の風邪にも更にはノロウイルスにも。故に病人を執拗に責める事は進行順調審査会に対する世間への風当たりをより強くさせる。弱者を攻撃する者は忌み嫌われるのは世の摂理……無論、審査会とて執拗に弱者とレッテルを貼られる者達を攻撃するのは好ましくない。世間の目を気にしてそう主張するのではない。ヤクザや不良にもある弱者を攻撃する事が悪としての振る舞いに相応しいのか? 格好付けの性質から弱者の攻撃を避ける傾向にある。
「どうするのだ? どうすればいいのだ!」頭を抱えるライトノベル系検察官の門脇。
「確かに捜査資料を隈なく調べても夏目の虚弱体質の事実は覆らない。事実、ハイスクール奇面組の原作者やワールドトリガーの原作者、それに風の聖痕の原作者の引き延ばしの事実が適用されるのもやはり体を壊して迄創作物を続けるのは出版社のイメージダウンに繋がるからな。やる気がないという理由以上に病気とは誰もが避けられない物だからな……ヒッヒッヒ」
「笑っている場合か、橋爪。お前は手があるだろう。奴が十五年も新作を出さなかった最も重要な証拠を。此の十五年……調べたのだぞ、歴代の検察官達が! 其れなのに見付からないとは……どうゆう体たらくだぁ!」
「捜査資料を幾ら眺めても見付からない物は見付からないのですなぁ。これは敗北宣言を出す代物ですね。だが……悔しいだろう、病気を理由に我々が敗北するのは悔しい様だろう?」
「ああ、何か手がある筈だ。何か……んん?」
 其処で門脇はある一点に違和感を覚える。「おかしいぞ、十五年の内の七年目の項目を!」それを橋爪に見せて答えを促す。「有無、確か三年に一度はインフルエンザに罹るという平均病歴の持ち主だったな。だが、此処では丁度三年目。或は四、五年。それなのに此処だけ嘗て支那で発生した新型ブルートゥウイルスを発症するという事実」
「普通ならこれを聞く一般ピープルは『だから何?』って疑問を浮かべるだろう。だが、ブルートゥスウイルスとは接触感染のみで発生するウイルスだ。故に大陸の人間に対する風当たりが一時期強まった時期だった。特に十五年も新作を出さない奴は一度も外出した事実がないにも拘らず発症した……これは何か意味がある筈だ!」
「良くぞ見付けたな。多分、奴は引き延ばしの理由を付ける為に態と病気に罹った……然も奴の住所周辺に支那人観光客はこの時期に皆無だった。特別多かったなんて事実は聞いた事が無い筈。本部に戻って調べ上げるぞ!」
「おおう!」
 捜査官は僅かな疑惑があれば其処に突っ走る。疑惑が深まるなら確実な事実を掴んで晴らすしかない。深まるばかりでは霧という物は晴れない。霧を晴らすのが謎を解く或は事件解決の重要な方程式。門脇と橋爪は其処に向かって突っ走るのだった!


 そうゆう訳だ、糞特定野党共はちゃんと聞けよな! では約束通り続きと行きましょうか!

 決定的な証拠を手にした門脇。夏目征三郎の自宅前にて彼は捜査員数十人と共に強制捜査令状を突き付ける。そう、二階の自室窓から覗く夏目に向かって!
「馬鹿な!」夏目は窓を開けてから次のように叫ぶ! 「病人の自宅を強制捜査するなんてお前達に人権意識はないのか!」
「其れは当時の理論学者早川達史(はやかわ たちふみ)氏が発見した病人権力論(※)と呼ばれる詭弁法だ。確かに其れを用いれば我々を人権侵害として訴える事が可能だろう。しかし!」
「しかし……何だ?」
「貴様の引き延ばしに関する証拠を見付けた……もう言い逃れは出来ないぞ!」
「何?」夏目は未だ表情に焦りを見せない。
「検察官、大丈夫でしょうか?」心配で声を掛ける門脇の部下であり、アニメ系検察官の島崎浩二(しまざき こうじ)は不安を浮かべる。
「心配するな、島崎。一ヶ月も掛けて隈なく調べた。そして、これは決定的な違和感から掴んだ証拠。不確定な違和感ではない。奴はこれで自供するしかない」
「そうですが、今迄夏目はそう断言した捜査官を次々とのしてきましたよ」
「ああ、奴はそれに対する防御術も完璧。論争になれば確実に此方が不利になる。しかし……今度は負けない。俺の代で夏目を屈服させる!」
「だと良いですが」不安を余所に中へと入って行く捜査官達。
 家宅捜査する中で余裕の佇まいと二人の捜査官を椅子に座らせて湯気の立つアメリカンコーヒーを丁重に持成すマスクを着用した夏目。
「後でウイルスに罹ったとしても責任は取れませんからね」
「心配ない、ちゃんとワクチンを注射した後だ」
「そうゆう問題じゃない。インフルエンザワクチンもそうだが、必ず感染しないとは限らない」
「悪魔の証明になるぞ……益々詭弁が大好きな身分か?」
「安い挑発ですね」
「高い挑発だ、これからお前が屈服する為には十分過ぎる程に、な」余裕なのは門脇も同じだった!
「どうゆう事かな?」
「これからお前が引き延ばしをしたという決定的な証拠を挙げる。では、島崎……封を切るのだ」
「了解しました」丁寧に封を切り、中から証拠を取り出す島崎。
「んんぅ?」余裕から徐々に目が泳ぎ始める夏目。
「八年前だったな、お前が支那発祥の新型ブルートゥスウイルスに罹ったのは?」
「事実だ、仮病である可能性は零に等しい。あの時は死に掛けたからな」
「そうですよ、そんなウイルスに態々罹る馬鹿は居ませんよ」
「ああ、コロナウイルスやバリューダウイルスとは比較にならない致死率の高いウイルスとして当時は大流行した恐るべきウイルスだったな。だが、問題は其処じゃない」
「人権侵害だぞ、それ以上追及するのは!」急に説明の途中で口を出す冷や汗を流し始める夏目。
「それは話を聞いた後にして下さいな、え……夏目さんよお」
「そうです、今迄の貴方は最後迄話を聞く我慢強い方だとお聞きしますよ。それなのに今度のだけ急に割り込むのはどうしてですか?」実は島崎、これが初めてではない。
「島崎さん、今度を含めてたったの三度目風情で此方を追及するのですか? 良いですか、それは--」
「説明は未だ終わりじゃない。二人とも口を閉じておけ。説明が終わってから口を開くのだ」
「わかりました」それ以上は島崎も口を開かない。
「良いか、夏目よ。このウイルス……コロナやバリューダと違って接触感染でしか人から人に感染しない。つまり、だ。この事実を知るからこそ俺は再度捜査資料を調べ直したのだ! 何故お前がこのウイルスに感染出来たのか! 一度だけ発言権を赦す!」
「え? そ、それは偶々感染していた支那人観光客に移ったのだ」
「おかしいな、ウイルスに発症した前後三カ月間を調べても自宅周辺の町から外に一歩も出た事もないと記録されている筈なのに? もう一度発言権を赦すから答えてみろ!」
「あ、あの時は偶々町に来ていた支那人観光客と二十四時間営業のコンビニで接触してしまったのだ」徐々に焦りの汗を顔中に流す夏目。
「それも含めて町周辺のコンビニを調べた廃棄された監視カメラの映像記録など膨大ではあるが全て調べ回ったぞ。だがな、全てのコンビニ内外の何処にも支那人処か彼等に感染して戻って来た住人は一人も居なかったと記録されている。これはどうゆう意味だ!」
「えっと、そ、それは、その、つ、つまりですね。えっと、ほ、ほら……官僚って時々記載漏れを出すそうじゃないか!」此処に来て夏目は口調さえも焦りを浮かべる。
「官僚の不手際を尋ねていない。俺が尋ねるのは……お前はどうやって支那人と接触したのかと聞いている! 三度目の発言権を赦す……ちゃんとした反論でなければ引き延ばしの理由には繋がらないぞ!」席を立ち、更に圧力を掛ける門脇!
「ううう、そ、それは、そ、その、うううう、うぅわああああ!」等々、物騒な音を出して迄椅子を倒して尻餅をつく夏目!
「門脇検察官殿! は、発言をしても、宜しいでしょうか?」席を立とうとする島崎。
「いや、未だだ。奴が反論する迄待て!」それを制止する門脇。
「わかりました!」
「う、うううう。あ、あれは、ほ、ほら……花粉症で、偶々、乗っかって、ね」最早反論すらも焦りで満たされる夏目。
「ならば花粉症も併発して当然ではないか? それなのにブルートゥスウイルスにだけ感染した。此処から導き出される答えは一つ。島崎よ、もう一つの封筒も取り出せ!」
「了解しました、検察官殿」封を切る島崎。封筒の中より決定的な証拠となる写真は机の上に提示され、それが夏目に追い打ちを掛ける!
「ま、まさか--」
「発言を赦していない。これが示される事は唯一つ……発症一ヶ月前にお前は町の外に出た。然もとある郵便局の職員と結託してお前は無断取材を敢行して然も横浜中華街にやって来た。然も其処で偶々チャイナマフィアとぶつかってしまった! そのチャイナマフィアは一ヶ月後の銃撃戦にて銃殺された事が確認。然も奴は其処で何人もの同僚マフィア十五人、負傷を負わせた敵対マフィア組織の構成員八人、解剖した解剖医五人を接触感染させた。内三人を死亡させた! この事実……奴がブルートゥスウイルスに感染したという裏付けには十分過ぎる証拠ではないか!」
「うぐぐぐぐ、うわぁああああ、あっはあああああ!」等々マスクを外して発狂した夏目。
 彼はその後、通報した防疫警察隊の手で身柄を確保される事になる。だが、彼に依って感染させられた門脇を始めとした捜査関係者八名。其処で無事な夏目は次のように回顧録を伝える。
『--夏目征三郎は無様にもインフルエンザウイルスを門脇検察官等合計八名に移しました。其処は伝聞の通りです。問題は落ち着いた夏目の自供ですね。実は彼自身、引き延ばす気はなかったのです。だからこそ秘密のルートを通じて作品のネタを探しに変装して横浜中華街に取材を敢行しました。其処で偶然にもチャイナマフィアとぶつかって彼は痛い目を見そうになりました。更に追い打ちを掛けるのがやはりウイルス感染と大したネタに繋がらない点でしょうかね。其れは命を落としかねない程弱りながらも次回作の構想が得られない現実。そして命を懸けても書く気が起こらないならいっそこれで妥協しようと考えた点でしょう。だが、病気を理由に引き延ばしをする意味はないのです。どれだけスランプに陥ろうとも筆を進めれば光明が照らされる。それにも拘らず彼はウイルス感染の理由を隠蔽し、尚且つ我々の命を奪おうとした。裁かれて当然ですよ。そんなの引き延ばしの言い訳にはなりません。折角の自己弁護を彼は隠蔽に全力を注ぎ込み過ぎて不意にしたのです。無断で取材に敢行したのが明るみに出るのを恐れるが余り。実に哀れですね--』
 こうして人気作政界の戦旗は打ち切られる事に……


 ※ 架空の詭弁術の事。詳細は不明だが現時点では病気を免罪符にした詭弁術を発見した事実はない。

 という訳で『進行順調法』をお送りしました。勘違いしてはいけないが、あくまで作家は決して悪ではない。此れは悪法が施行された世界をお送りする物語。実際、こんなディストピアで溢れる世界は御免被るのが正直な感想だからな。本当は連載小説家の設定だったのだけど自分の知見が狭い為に星界の戦旗の作者をモデルにしたキャラになってしまったな。其処は済まない。
 という訳で今回は此処迄。来週で御詫び物は最終回。但し、未だ後二回はあるので要注意だぞ!

tag : 試作品 進行順調法 小説

試作品 進行順調法 何処に需要があるのかわからない試作品(3/5)

 如何もdarkvernuです。
 今回は午前も午後もやります。ま、やるべき奴は暫く休止って事で。

 久々故に何をどうすれば良いかわからない。誰もがそう思うように此の小説家の作品が久々に出て来ていても誰一人わからない。それがSF小説なら尚更の事。
 とある小説家の自宅前に姿を現すは進行審査会? そう、ライトノベル系検察官の門脇省吾は尋ねる。
「又来たのかい? ゲホゲホ、最近は新型のウイルスで筆を進める事も難しく成って居るのだ。わかるでしょ、門脇さん?」
「夏目よ、何時に成ったら政界の戦旗の続編に取り掛かるのだ?」
「ゲホゲホ、だからウイルスで今にも死にそうなので、ゲ、ホッホホ」
「チィ、ウイルスか。じゃあな」
 今回のターゲットは夏目征三郎……五十八歳、SFライトノベル小説家。SFの特にライトノベル分野で絶対的な権威を誇る日本が代表するライトノベル小説家。特に処女作とも言える政界の戦旗の前日談的作品政界の門章は数多のSF及びライトノベル業界に衝撃を与えたシリーズ。他には妖怪一家の事情、優しい怪綺談等々。SFだけじゃなく時にはホラー作品を手掛けて全てが全てとは限らないがほぼベストセラーを飾る程に彼はSF界で不動の地位を確立する一人者。そんな彼にも引き伸ばし疑惑が浮上する。
「何だい、門脇。ヘッヘッヘ、流石にSF部門は門外漢だろうに」
「橋爪ぇ、お前酒臭いぞ!」
「酒を飲まずに居られるかよ!」
 門脇の前に現れるのは数多のSF作家に依る引き延ばしを悉く封じて来たベテラン検察官の橋爪健、五十二歳。初期の進行順調法の時代に生まれた世代で誰よりも引き延ばしとの戦いに人生を懸ける男。其の為、創作者達は彼の事を称してサブカル業界を終わらせる死神と怖れられる。
「というか呼び捨てするのではない。ヒック、もう直ぐ俺は引き延ばしの目に遭うからな」
「どうゆう意味だ?」
「要するに今国会で引き延ばし法と並行するようにあれが可決されそうなのだ」
「まさか……短縮法! 定年制が完全に終わるのか!」
「政府は本腰だ。漫画の引き延ばしから始まった引き延ばし完全悪の流れはもう誰も止める事が出来ないのだな。ヒック……処で獲物はどうだった?」
「駄目だ、全然取り合ってくれない」
「そりゃあそうだ、丸佐だったらこの案件をすっぱり解決出来るのではないか?」
「担当が違うだろう。橋爪、お前は黙っていな」
「処がそうでもいかない。奴も三大引き延ばし作家らしいな」
 それは突然現れたワード。まるで漫画やアニメでは頻繁に出るボスキャラ数人組のようなその呼称は何を意味するのか?
「だとすれば俺はとんでもない作家を相手にしているというのか?」
「そうだ、奴等は進行順調法案の廃案を目指すサブカルを守る会に所属する代表小説家だ。奴等は各地でサブカルテロを起こして少年少女にサブカルに淫らな表現を復活させようとしているのだ!」
「そうなると前時代に逆戻りだ。だが、証拠がない」
「その証拠よりも先ずは夏目征三郎が引き伸ばしているという事実を掴むだけ。有り得るか、二作目から三作目に至る迄十五年も掛かったなんて! どれだけブランクを挟もうとも十五年はやり過ぎだ!」
「ブランクなんぞ二年や三年、或は十年なんぞ些細な事なのに!」
 誰もがブランクを言い訳に作品が続けられないと主張するがとんでもない。ブランクは只の休業期間。重要であるのはやるかやらないか。やらなければブランク。やるならブランク如きで済む話。作品を続けられない言い訳には繋がらない。此れを努々忘れないように!


 久々なんで如何ゆう感覚で書き上げるのか未だブランクがあるみたいだ……が直ぐに取り戻す。という訳で明日も宜しく!

tag : 試作品 進行順調法 小説

プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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