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格付けの旅 カクヅケフレンズ ケモノフレンズVSけむりくさ

 レンタンパパ……其れは今年(R2年現在)に入って急に話題沸騰中のパチンカスの屑模様を描いた恐るべきパチスロ漫画。前四十数話という内容で在りながらも登場人物達の余りにも吐き気催す行動の様にネット上で一気に話題沸騰。あのほんわかな絵柄も合わさって其の狂気は恐るべき威力を誇る。余りの人気ぶりに閲覧先のサイトがダウンするという事態に。プロローグを簡単に紹介すると熱血教師で真面だった主人公は専業主婦やっていた嫁が突然失踪した所から一気に転落人生を歩むという事態に。え? 何で失踪? パチンコで三百万の借金を夫に報せずに作ってやがった。然も勝手に人の貯金を使うという屑行動ブリに最初こそ嫁に対する怒りが沸騰するのだろうが……まあ其の後の展開はお察し下さい。
「ってやっとシビュラ本部に侵入したのに何でそんな解説しているんだよ!」
 いや、何となくだけど……やった方が良いかなあ、と思って--デュアンとアルッパーの横道逸れる話は未だ未だ続く。
(ケムリクサすらも知らん作者が態々大仰なタイトルを付けたな。まあ良い、俺達は一体何時に成ったらあの本部に乗り込むかわからんけど如何ゆう訳かロハンや謎のキバヤシ、其れと唐突に登場した鞄と一緒にシビュラ本部へと乗り込んだ。すると目の前でタイツを着たヒーローが何か宣言してやがるぞ)
 其のヒーローとは星マークで御馴染の男。奴は次のように口上を述べる。
「出たな、凶悪宇宙人共め。此の『超星男』が相手に成るからにはお前達の野望も此れ迄だ!」
「あ、あの変態さんは誰なのですか?」
「あれは『超星男』という目立ちたいだけで行動する馬鹿だ」
「というか後ろの方で貧乏なように丸机を広げて食事する男女の子供達は一体!」
「たくあん、ません……御兄ちゃんの為にミュージックオン!」
 喧しい、食べてやるうう--如何やらアルッパーでも『超星男』にやられるという事態には成らなかった!
「お兄ちゃあああん!」
「あああ、お兄ちゃんの足が見えるよお!」
 超星男……其れは『運男』、『努力男』が越谷市に於いてヒーローとして活躍する中で人間タガルが「ヒーローに成れば目立つんじゃないか」という短絡的な理由からヒーローに成る何かを探していると人間を改造する違法屋を発見。其処で奴は見た目だけヒーロー超星男として変身する事に成功。そう、見た目だけ……な。中身はあのスッパマン並に弱く、空も飛べず、更には普通の人間以下という見掛け倒しのバーゲンセール。奴が突撃しては何時もやられるというシーンばかりで敵は兎も角としても仲間からの信頼度はほぼマイナスレベル。だが、一応活躍したエピソードも在る。其れが指レンジャーだった頃の『パシリ一号』との戦いは必見。特にアニメーションの時は余りの演出に超星男を見直す……筈だったがな。まあ、正体を現した『パシリ一号』にやられるんだけどな、コテンパンに。尚、マイナス面ばかり注目してもしょうがない。プラス面が在るとすれば奴が居るだけで盛り上がる。やられる度に人気が集まる。後三回人気投票が在ったら一位を取っていたんじゃないかって程に人気キャラ。何故か? まあ人気の秘訣はググレ。プラス面を紹介するとスリの技術は『世直し男』さえも感知出来ない程に宇宙レベルで在り、尚且つシリーズを追う度に家だけはグレードアップする様は貧乏暮らしなタガル兄妹にとっては救いだろう。後はまあ、次で紹介する。
「うげええ……此奴はゲロマズだ!」アルッパーは見るに堪えない状態の超星男を吐き出した。「まあ、ぶっ殺したから此れで良し!」
「甘いぞ、アルッパー。其の超星男を塵一つ残したらヤバいぞ!」
 喰らえ、超星カッター--殺傷力は在るが、飛ばない超星男の必殺技がアルッパーに炸裂!
「効かねえよ、俺の肌は鮫よりも丈夫だ……って、此の二本足はグロテスクに百回以上噛み砕いて吐き出した筈だぞお!」
「馬鹿な……確かに我々は奴のグロ死体を此の目で見たよ!」
「ヒイイイ、も、若しかして此の人は、新種のフレンズですかあ!」
「そうじゃない、奴は紛れもない不死身なんだ。少しの栄養で通常一個が二個、四個と二乗する中で奴だけ六十四乗で細胞分裂が可能なんだよ!」
 そう、象が踏んでも壊れない超星男に死角はないのだ--死角だらけと誰もが思った瞬間!
(敵でも味方でも此奴が最初の関門で在る時点から厄介なんだよな。何で選りにも依って此奴なんだ。此奴って事は--)
「オイ、超星男。勝手に……ムム、お前等は!」
「若しかして凶悪な宇宙人のデュアン・マイッダーとアルッパーだな!」
「拙いなあ、選りにも依って『じゃんけん小僧』よりも厄介な『運男』と無駄に努力して来る『努力男』がやって来るなんて!」
 デュアンは恐れる……あの『運男』に対して!
「実力はないがついてついてツキまくる大宇宙位置ラッキーな正義の味方『運男』が相手だ!」
「拙いなあ、此処は前に『じゃんけん小僧』と戦って勝った実績を持つ此の俺がじゃんけん勝負で奴に勝って見せる」
「という事は此の凶悪な宇宙鯨を此のガンバル星からやって来たヒーローで在る此の私……『努力男』が倒すしかないのか!」
「俺に合計六十トンの鉄下駄を履いて勝負するのか、万年噛ませ犬の泣き虫野郎が!」
 んだとおお、此の私をそんな風に評価していたのかああ--挑発に載せられやすい『努力男』はアルッパーと対決を迎える!
 努力男……其れはワンパンマンで言うジェノスのような立ち位置に居るガモウひろし超宇宙のとってもラッキーマン大宇宙に在る第三小表宇宙出身のヒーロー。初期から登場し、当時は『運男』を努力なしでヒーローに成ったと軽蔑して態々地球に乗り込んで迄勝負を挑む程に努力野郎。だが、『運男』に敗れてからは奴が努力していると勘違いするという勘違いから自ら弟子に成って地球にて仮の姿過ぎたる努力として中学生活を満喫する事に。恐らくあの作者は意識してないと思われるかも知れんが、ジェノスの前身は間違いなく此の努力男だろう。だが、主人公のほぼ二番手という事も在って何時も強敵の噛ませ犬としてやられるシーンが多い努力男。とはいえ、やられてばかりじゃないのも此処に記しておく。実の兄貴『勝利男』と共闘して指レンジャーの『力男』や『鋼鉄男』を倒したシーンは中々の物。人質に取った卑怯な『力男』を怒力男状態で倒したシーンや致命傷を受けても自力で抜いた後に一側当たり三十トンにも成る豆腐製の鉄下駄に刺して動けなくした後に何時も額に身に付ける輸血パックのような血の汗で血液を補給した後に繰り出す顔面ファイアーで倒したシーンや『サンタ・サターン』戦での活躍ぶり、涙を流さなくなった状態で『救ちゃん』の後釜として『猛特訓男』を倒すシーン等々……どっかのサイボーグとは違って見せ場らしい見せ場はしっかりと在るのだから唯の噛ませ犬で済ませない魅力を持つのだ。其れ故に全三回の人気投票では三位を取り続ける活躍をしているのだから凄いよなあ。決して婦女子人気だから三位を獲得したのではない事を此処に明記する。
「流石はデュアン・マイッダーだ。其れだけ私の元ネタを知るのにどれだけの努力を重ねて来たんだ!」面倒臭さの面ではアルッパーに匹敵するとデュアンは考える。「是非共手合わせしたいが、今は此の喧しい宇宙鯨を倒す事が先だ!」
「喧しいのはお前も同じだ、開幕ホワイトホエール!」
 効くか、煉瓦バリアアア--元ネタ同様、高速で煉瓦を積み上げて防ぐという物……だが、星さえも破壊するのが容易いアルッパーの決め技ホワイトホエールの前では煉瓦程度じゃあ防ぎようがなく直撃を受ける努力男。
「ウググ、やるな!」
「良かったあ、努力ちゃんがあの強そうな宇宙鯨を相手してくれてラッキー--」
「他所見するな、『運男』。お前の相手は此のロハンだ!」
「で、でも僕の相手が只の漫画家でラッキー……だよね?」『運男』はロハンが『じゃんけん小僧』にじゃんけんで勝った事を知っている。「だ、駄目だ。や、やっぱ其処のキバヤシか鞄ちゃんにしない?」
 逃げるのは止めた方が良い……もう決まった事だから--覚悟の有無でロハンは『運男』との勝負を制しようと迫る。
(成程な、ロハンはああして『運男』を攻略する訳か。だが、簡単には往かんぞ。俺でさえもメアリー・スー状態で勝てるかわからん相手の一人だからな。あのブラックレイピアが自分で確実に負けるかも知れない相手の一人に此の『運男』を挙げた位に厄介な相手だからな。だが、もう直ぐ曇りだな。曇りに成る状態でじゃんけんに勝てるなら若しかすると……後は曇りの時間が長引けば、の話だけどな)
 デュアンがそう分析する意味とは一体なんなのか? そんな時、地鳴りのような声が車輪が擦れた音と混ざり合わせながら窓を破って……「居たなああ、ロハアアアンン!」そう、自転車で壁を垂直移動出来るのは車を追い越せるカンキチ位だ。
「馬鹿な、俺が居るからにはお前は派出所に--」
「五月蠅い、良くもわしを虚仮にしたなああ!」
 馬乗りにされたロハンはじゃんけんバトルする事なくあっさりとロハンを倒してしまった!
「ハッハッハ、此の超星男が漫画家にしてスタンド使いを倒したのだ!」尚、超星男が他人の手柄を勝手に奪うのはご愛敬。「ってあの格付け野郎が居ないけど……何処だ?」
「ってそう言えば鞄も居ないですよ、師匠!」
「ああ、若しかして逃げたな!」
「如何やらデュアンは『運男』との戦いを避ける為に態とカンキチに仕込まれたワードを削る魔法を掛けたのだ!」
 『な、何だってええ』--誰もがキバヤシの言葉に納得するしかない!
「ハアハア、酷い目に遭わされたよ。何処だ、デュアン君は。何とかして彼を取り立てないと!」
「待てえええ、俺を無視して先に行こうとするなあ……放射能熱線ん!」
「努力顔面ファイアアアアア!」
 グワアアアア……俺の方が熱いのにいイイ--アルッパーは努力男の代名詞たる必殺技に打ち負けた模様。
「流石努力ちゃんだ」
「目立ちやがって、此の野郎!」
 クソウ、デュアン・マイッダー……運男と戦いたくない為に僕を出し抜いたなあ--メアリー・スーというルールの穴を衝いて囮にされたロハンは復讐を誓うのだった!

(どっち道、ロハンは負ける。『幸運の星』が雲で遮ろうとも結局最後は勝つんだ。だったらせめて囮に成って先に進ませれば其れで良い)
 良いの、デュアンさん--と鞄は於いて行った事を尋ねる。
「良いんだよ、アルッパーは元々仲間じゃないしあいつ等と一緒だと俺は真面に動けないからな。まあ、お前は別だが」
 何だってええ……改めて説明するとマガジンミステリー編集部の代名詞の一つ。キバヤシのトンデモ主張に対して其れを聞いた編集者が一斉に驚愕する様を描く。尚、其処迄驚きのシーンはないのだが、此のシーンがまさかのテンプレと化するなんて当時のキバヤシ本人もマガジン編集部も想像しなかっただろう。勿論、作画担当もな。
 さて、デュアンと鞄はシビュラシステムの正体とも呼べる不能犯の脳が前後左右に展開する大部屋へと入った。鞄は其の光景を目の当たりにして少し気が滅入りそうに成る。デュアンの方は千年以上も生きているだけ在って其れを今更見せられただけでも全然動じる気配は一つもしない。寧ろ、奴が気に成るのが目の前に立つ黒道着且つ奇怪な仮面を被ったおっさんの事だろう!
「格付けの旅なんて最初から時代遅れだ、破綻しろー破綻しろー!」此れは白なのか黒なのか迷う所だったがプロジェクトクロスゾーン的な意味で白に入れる事にした。「我が名は『ハタンシロー』!」
(いやいや、たった数回しかやらんコマーシャルってだけで登場させるなよ。全く濃いのを出して来たな。というか最早今回のタイトルは最早関係ないのオンパレードだな。如何するんだよ、オイオイ!)
 あの人、何で……道着着ているの--鞄ちゃんの存在意義しか今回の話の意義はなかった!
「其れでおっさん、あんたは何者だ?」
「我が名は『ハタンシロー』……遊びの道を極めし者成り!」
 デュアンと鞄ちゃんの運命や如何に……次回こそけもフレとケムリクサの意味が在るのか!


 白魔法06 アルッパーが如く END

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tag : 格付けの旅 小説 SF 冒険 ファンタジー

格付けの旅 カクヅケフレンズ こちら一般市民街一般的格付けアルッパー公園前格付けの旅本編

 こちら~派出所……其れは単行本二百巻、二千回記念を以って連載終了した伝説的な漫画。其の伝説はやはり四十年間も一切休まず連載し続けた所に在る。其れだけなら未だしもやはり伝説なのが時代を先取りした様々なツールが本編で次々と紹介した事だろう。昨今話題のテレワークも更にスマホアプリじゃあ有名な課金も此れは先取りして見せた。其れから今後も予言を的中させるとしたらカンキチが未遂に終わった落雷発電システムだろう。カンキチは災害を利用して発電率を何と百パーセント以上にするというイカレた事をやってのけた話が在っただろう。あれさえも形は違えど実現しかねないからな。尚、識者曰く『百巻前は面白い説』と『百巻以降も面白い説』、其れと自分なりに『アニメ化しなければ面白い説』等々……連載終盤に掛けての此の漫画は面白さが激減した理由については今も議論の的と成る。尚、山止たつひこ超宇宙はこち亀大宇宙とは別に連載終了後は様々な大宇宙を形成。『ミスタークリス』大宇宙は不定期ながらも現在だって物語は続く。後は作者お勧めの『黒タイガー』大宇宙は結構評判が良い。なので現在も続くこち亀論争は未だ決着の様相を掴めない!
 待てええええ、お前等あああ--カンキチはやはり転んでも唯では起きないのか、ブチョーに叱られた位で止まる筈もない!
「仕方ない、ロハン……お前が足止めしろ!」
「僕に命令するな、デュアン!」
「だったら俺が相手してやるうう!」
 お前は良いっつーの--アルッパーはやはりメアリー・スーなのかカンキチの自転車クラッシュ一撃を喰らってノックダウンした!
「後はお前だ、デュアン……あ、しまったああ!」カンキチには未だロハンの書き込みは有効だった。「戻らないとおおおおお!」
「何て男だ。君やアルッパーと同じくしつこいぞ」
「多分あの男は『シビュラ』に依って君達を捕獲すれば一億上げるとの命令を受けてこんな行動を採っていると見たね!」
 いや、予想しなくとも誰だってそう思うだろうが--と大袈裟なキバヤシの言葉にそうツッコむデュアンだった。
 シビュラ……其れは暗黒社会システムの成れ。犯罪係数を測定し、犯罪を犯しそうな人間を隔離したり更には手遅れな犯罪係数だと現行犯執行するというソ連のスターリンも真っ青な全体主義な社会システムなのだ。というか執行する場合に使われる銃は格好良いギミックだが其の弾丸を浴びた人間は人の形が出来ない程粉砕される。果たして其れが正しい犯罪者への処刑なのだろうか? まあ其の加害者目線の話は兎も角としても若しも俺がシビュラシステム化の社会に潜り込んだら真っ先にサイコパス指数は二百を超えるだろう。其の自信は在る。とはいえ、此の社会システムも完璧じゃない。極稀にSF小説好きの白髪『聖護』とかいう奴を検挙する事が出来ないという欠陥が在る。此れについては後程解説しよう。
 君は語り好きだねえ--言ってる傍から白髪の奴が現れた……まあそっくりさんでも構わんが間違いなく『聖護』という男其の物だな。
 聖護……其れは『免罪体質』というシビュラシステムの裏を掻く或はシビュラシステムの根幹を確実な物にする脳を持つ凶悪犯罪者。常にナイフを所持し、其れで相手を殺して殺して殺しまくるやばい野郎。つーか、あのアニメは此奴無しだと面白さが半減する程に此奴が居なくなった事が物凄い損失と思って仕方ない。だって2もそうだし、一新させた筈の3でさえもあのクオリティだからな。如何に此奴の悪役性が凄いのかを考えたら大変に勿体ない。まあ当初は続きがない作品だった筈なのになあ。
「俺と同じ声か!」
「君はニューロマンサーを知っているかね?」作者は真面に読み上げていないのに其の小説を出すのは禁じ手だぞ。「まあ其の話はしないでおいてもあれは今の君達自身の存在意義に関わる物だね」
「其処迄か? だったら聖護、覚悟は良いか?」
「出来るかな、君達が活躍する事がないってのは既に知っているからね」
 聖護も既に御存知の様子。デュアンは汗を流して次のように思考を巡らせる。
(迷走は今回は特に酷い。記録更新物だな。其れでも俺は進む事を諦めん。とはいえ、何で聖護がこんな所に? カンキチだけじゃあ飽き足らないのか、シビュラは? 其れでも俺はメアリー・スーの名に懸けても手を打たないと。其の為に……ってアルッパアア!)
 此の白髪リストカット野郎があああ--相変わらずのアルッパーにデュアンは思考が追い付かない模様……何故、知能が高いのに学習能力がないような程に突撃を仕掛けるのか誰もがわからない。
「全く、鯨外生物は名ばかり--」
「馬鹿め、俺が何時迄も学習しないIQ高いだけの奴等だと思ったか!」何とアルッパーが狙ったのは聖護ではなく通りがかりの『鞄』だった。「お前が飛んで行けええ!」
 何--聖護は何時ものカマセ鯨な行動を採るアルッパーがまさか賢い事をしたのに驚き、『鞄』を下にして見下げるのだった!
「た、『食べないで下さい』よおおお!」
「其れは向こうに言うんだな、『鞄』君」
 さあ、やっと本タイトル通りに其のパチモノが登場した。彼女(彼?)は聖護を見て酷く怯える様子。
「天国の扉アアア……どれどれ、何? 此れは!」2という驚天動地の駄作が出ても謎だらけだった『鞄』の正体を知ってロハンは開いた口が塞がりようがない。「此れが『鞄』君の正体だったのか!」
 鞄……其れはタツキーフレンズの主人公の一人。或る日、『サーパインちゃん』と出会ってじゃぱリパークを探索する事に成った人間みたいな姿をした少女(?)。鞄を背負っている事から鞄と呼ばれる事に。そして彼女(?)の正体もじゃパリパークの謎の解明もタツキーフレンズの見物であり、最終回に至ると多くのファンを獲得して名セリフ『食べないで下さい』と共に人気を博した正しく貢献者。なのだが、タツキーフレンズは突如として『観音』を始めとした人の心を持たない奴等に乗っ取られ、唯一神タツキは『ケムリクサ』大宇宙へと追放された。そしてタツキの良心たる鞄ちゃんは『観音』共に依って食い荒らされ、『サーパインちゃん』との絆さえも蹂躙される羽目に。許すマジ、『観音』共。
 食べないで下さい……此れは鞄ちゃん足らしめる名言。必死に助けを懇願すると同時に萌え要素も合わさった名言。
 サーパインちゃん……其れは喧しいラウェイ使いではなくサーバルの姿をした女の子の事。タツキーフレンズの主人公の一人。彼女無くしてタツキーフレンズは始まらない程の人気キャラ。だが、続編で性格改変さえしなければ!
「成程、拙いなあ。俺と同じ声の君が調べた所だと……此の鞄は何か碌でもない物を持っているな」
「多分、鞄の正体は人間型アニマルガールなのだああ!」
「……いや、驚かんな。其れよりも如何する、聖護?」
「やはり犯罪は健康的な状態で実行しないとな」
 こ、殺さないで下さいイイ--と鞄は訴えるも『免罪体質』の聖護は容赦なくリストカッターを首筋に向かって振るおうとする!
 其の時……「待てええええ、聖護おおお!」金に目が眩んだカンキチが猛スピードでショウゴに体当たり--シリアス補正も圧倒的なギャグ補正の前では無力だったか!
「ウググ……まさか君のような男が来るなんて!」
「やっと捕まえたぞ。お前を逮捕して懸賞金百億は貰いダアアア!」そうしてロハンの書き込みに従い、高速で其の場を去って行く。「拙い、直ぐに戻らないとブチョーガアアア!」
「嵐のような野郎だな」
「あ、有難う御座います」
「いや、俺達は全然活躍もしてないけどな」
「其れよりもデュアン、如何するつもりだ?」
「直接本部に乗り込んで俺に懸けられた懸賞金をなかった事にしてやる!」
「気を付けろ、デュアンにアルッパー。恐らく此処に鞄が居るという事は即ち奴等の味とはじゃパリパークと化しているのだ!」
 何処に其の根拠が在るのだああ--キバヤシのトンデモ根拠に今更ツッコミの雄たけびを上げるアルッパーが居た。
「此の野郎、ロハンンンン……てめえぶっ殺してやるうう!」やっと方向が決まったと思った矢先にカンキチは急激な勢いで戻って来て天国の扉の書き込み解除の為にロハンに狙いを集中して拳銃を発砲しようとする……「何、指が……ウワアアア!」だが、天国の扉には戻る事以外にも射殺する事も出来ないように書き込まれていた。「クソウウウ、やっぱりブチョーガアアアア!」
「全く騒がしい野郎だ、あいつ!」
「あの刑事さんは何であんなに必死なんだろう?」
「奴は金に目が眩むととんでもない力を発揮する。今の内にシビュラ本部に乗り込んでそんな依頼をした奴を倒さないと!」
「其の正体は知っているぞ!」
「はあ、一応聞いておくぞ」
 其の正体……其れは『ハザード・パシャ』なのだああ--キバヤシのトンデモ論に溜息を吐くのが他の面々だった。
(口から出て来たのが其れかよ。何処のソースでそう判断したのか四六時中問い詰めたいな。まあ良い、行って確かめれば真実が明らかに成るだろう)
 そうしてデュアン達はシビュラシステムの黒幕の所へと急行してゆく……「あ、今度はあの方々に連帯保証人と成って資金を蓄えないとな!」其処へ突然やって来た恐るべき人間の屑な元教師が現れるとは何が在るかわからない今日此の頃!
「クソウ、あの漫画家メエエエ。絶対にぶっ殺して変な暗示を解除して……お前はパパじゃんか!」
「やあ、カンキチさん」
「又パチンコやっているのか?」
「いやあ、中々勝てません。其処で御願いが在るんですが、金貸してくれますか?」
「駄目だ、俺はデュアンとアルッパーとか言う奴を捕まえて懸賞金一京円を手に入れるんだよ!」
「うヒャア、一京円ですか。是非共其れに参加しましょう!」
「協力しろ、『レンタンパパ』!」
 カンキチと『レンタンパパ』というパチンカスのコラボレーションがまさかの実現。果たしてデュアンとアルッパーは彼等の魔の手から逃れる事が出来るのか!


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tag : 格付けの旅 小説 SF 冒険 ファンタジー

格付けの旅 カクヅケフレンズ 格付師のデュアンと反捕鯨で生まれた恐るべきアルッパーは異世界にて糞長いタイトルに文句を付けながらメアリー・スーとしてなろう系の糞野郎共を蹴散らそうとしても無理なので版権擬きキャラに頼って事なきを得ようと企む情けない神才共なのだ!

 長いタイトル名……俺は作者と同じくタイトル名の長い作品を心の底から軽蔑する程。まあ俺が嫌悪する理由は後で紹介するとしても最近のライトノベルでは『なろう系』と呼ばれるネット業界で有名な素人でもプロに成れる近道とも呼べる『なろう系』で投稿された作品群に此れ等の訳の分からん長いタイトル名の作品が塵のように登場する。例えばダンジョンで出会いを求めるのは間違いだとか異世界で落語を流行らせてみましたとか……そうゆうのはサブタイトルにしやがれっつーの。おっと嫌悪する理由は後だな。何故こうゆうのが流行っているのか? 多分、読者の目に惹きつけやすいように糞長い物にしたんだろう。実際、今回の話のタイトルも実は作者自身がネタ切れなのと最近の糞長いタイトル名に対する怒りを表明する形で敢えて無茶苦茶にサブタイトルを書き殴ったと言えよう。とはいえ、タイトル名もそうだけどサブタイトルも内容に合った物じゃないと意味がない。其れは作者に何度も文句を付けているから俺達が文句言えるレベルではないが。え? 俺が嫌悪する理由? ああ、其れはな……サブタイトルと間違えそうに成るだろうが、ドアホウが。其れなららき☆すたとかけいおん!とかとらドラとかの方がシンプル且つ読者をひきつけやすいタイトルだろうが。最近のなろう系は一時期流行った此れに原点回帰しとけってーの!
 結局お前もラノベ自体嫌悪しているだけだろうがああああ--尤もな意見を叫ぶアルッパーだった!
 さて、昨今の糞長いタイトル名の作品に対する批判を浴びせつつも敢えて自分達の中にも糞長い名前の男が居る事に何か文句を言いたく成る二名。其の男はどの章でも未登場の予定だが、敢えて紹介しよう。
「そう言えば『ワンクアム』の野郎も昨今のラノベ並みに長い名前だったな」
「あいつだろ? 名前の自己紹介が長過ぎて聞くに堪え切れず何時も口上の途中で戦闘が始まるというパターンだ」
 あいつは簡単に紹介すると幼少の頃から親を何人も挿げ替えながら苗字が増えて行った経緯ッて奴じゃんか--アルッパーの言う事が正しいのは彼の短い過去話参照(※ FC2小説に在る作者名義の作品欄の『改めて客寄せに作る掌編集』収録『名前を狩る者 ネームスペシャル』より)の事。
 こんな所迄珍しい物が見られるとはな--さて、プラチナマンジムを後にしたデュアンとアルッパーの前に速筆漫画家が立ち塞がる!
「お前は……最近初期作品とキチ会員と死闘を繰り広げたエピソードをアニメ化して話題の『ロハン』じゃねえか!」
「名前が糞長い作品か……確かに此の僕も気に成って仕方なかった!」
 ロハン……其れは奇妙な冒険のエピソード4に出て来るスタンド使いの漫画家。初登場時は自分の漫画の為なら平気で他人を犠牲にする悪の中の悪だった。だが、髪形を貶されると何も見えなくなる程怒る『グレイトですよ、此奴は!』に依って漫画を休載する程怪我を負ってからは味方側として次々と街を脅かす殺人鬼を巡る戦いに巻き込まれてゆく。彼はそんな初登場の割には人気が高い。理由は彼を代表する名セリフ『此の~は金やちやほやされる為に漫画家に成った訳じゃない』や『だが断る!』だろう。正式な台詞は少々違うのは御詫びするとしても此の二つと作中でのキーパーソン的な存在感も相まってスピンオフが出来てしまう程の人気を博した。因みに速筆なので有名。どれ位速筆かを紹介するならば下書きせずに直接ペン淹れして然もリテイクなしでべた塗りが可能な程神業の中の神業を披露。更には『メイドインヘブン』で加速中で在るにも拘らず原稿が間に合うという恐るべき能力を披露。昨今の『武漢肺炎』で製造業等々だけじゃなく漫画及びアニメ業界が逼迫している中では此の男のように『メイドインヘブン』化でも原稿が間に合う漫画家は珍しいだろう。
「デュアン・マイッダーと言ったか? 其の冗長な説明じゃあ読者を惹き付けないよ」
 済まんな、言い訳すると作者の文章が稚拙なせいなんだ--と作者のせいにする困ったデュアンだった。
「まさか俺達を自分の漫画のネタにする気かあ!」
「其の気はない。実はお前達が例の鉄火丼に加わって此処にやって来ていると聞いて駆け付けたんだ。そしたら糞長いタイトルで無駄話をしているからつい割り込んだだけさ」
「そうか……何が目的だ?」
「其の前に糞長いタイトルについて本人の口とは無関係かも知れないがこう言わせて貰う……長ければ良い物じゃないいい!」
 果たして『モナ・リザ』がそう呟いているか怪しいぞ--とアルッパーは本物はそんな事を言うのは作者の身勝手だと断言するような台詞を呟く。
「『話は聞いたぞ』、じゃあロビンソン・クルーソーやガリバー旅行記は如何成るのだ!」
「君は……『キバヤシ』か!」
 キバヤシ……其れはオカルト及びノストラダムスネタで数多のマガジン読者の餓鬼共を騙して来た当時のマガジン編集者。有名な漫画で御馴染だが、実は有名な名探偵の孫の物語、超能力不良高校生、チートバッカーズ、血の月曜日は全て彼の原作。但し、紹介した最初は陽三郎が原作だったがノベル版担当だった此奴が「自分こそ原作者」と我が物顔で威張り散らしてからキレた陽三郎は降板したと考えられる。まあ真相は闇の中だ。兎に角、ヤクザみたいな顔で不良に甘い左派的な思考の持ち主だが美学は大いに納得する物が在る。其の美学とは『批判者に物は作れない』という物。此れには納得させられる。確かにそうだな。
「ああ、そう言えばあいつ等の原文は結構長ったらしいなあ」
 クソウ、俺とした事が……ガリバーもクルーソーも見逃していたとは--勿論作者もだ!
 さて、そんなロハンやキバヤシといった面々が集まっている所に突如として警官が一人……「お前等がデュアンとアルッパーか!」何かの命令で逮捕しに来た!
「『カンキチ』か、話を聞くんだ。お前に命じる『シビュラ』の仕業だ!」
「知るか、そいつ等を逮捕するのがわしの任務だ!」
 カンキチ……其れは骨格が原始人のゴキブリ並みの生命力を持った警察官。いや、警察官にしては余りにも不祥事が絶えず更には金に汚く挙句に不死身の肉体を有する男。其の身体能力は群を抜き、普通の人間なら死んでもおかしくない爆発に巻き込まれても生存し、更には普通の人間では肉眼で捉えるのが難しい海の中の金塊を鳥並の眼の機能で瞬時に見分けたり、後は漁師以上の視力で獲物を捉えたり、或は顕微鏡で覗いても実際にミクロンサイズの其れを正確に組み立てるのが難しい奴も組み立てる等々……兎に角頭脳以外だと恐ろしいまでのハイスペックを誇る警察官。弱点は金に弱く、更には普段は右脳しか働かせない理性の無さ。だが、普段眠る左脳が働けば『天才マン』も真っ青な頭脳明晰さも発揮する。但し、眠るのも早い為に左脳を機能させる機会はそうそう少ない模様。因みにカンキチの一族は異端児の弟や大従兄弟の婆さん以外はみんなラテン系で親父のギンジは女好きでだらしない。祖父のカンベエは遊び人で一時は佃屋を傾けさせた道楽ぶり。祖父の弟は故人だが金儲けのスキルは極めて高く尚且つ金に溺れて破産したりもした。そして曾祖父タメキチは酒に弱くあの世でも酒を飲ますなと警告される程。但し、竜馬や西郷、伊藤博文と言った歴史上の人物と何故か進行が在るというカンキチにも負けず劣らずコミュニティの広さを披露しちゃっていたりもする。尚、タメキチの弟ドラキチは余りにも破天荒過ぎる人生を送った傑物で結婚七回離婚八回のサイコパス。刺青をした坊主、更には産まれは上海、育ちはボルネオでイタリア語は熟せるというギャングスター目指すコロネも憧れかねない経歴の持ち主。カンキチの家系も調べれば調べる程やばいのがかなり居る。奴の弟と大従兄弟の婆さんが真面過ぎるのが不思議な位だな。
「ええい、おまえの解説だけで今度の話が終わりそうな勢いだぞ!」
「喧しい、お前を食べてやるぞおお……ガブッ、ウエッ!」次の通りアルッパーも認める味だった。「ギャアアアア、てめえは半年も風呂に入っていないなあああ!」
 俺が鯨外生物に敗れるかああ--アルッパーはカンキチに敗れるのだった!
「次はお前だ、デュアン!」
「俺と行きたいが、ロハン……御願いする」
「何で僕が……『天国の扉』!」
 天国の扉……其れはロハンのスタンド。人に直接書き込んで攻撃しないようにしたり変態行動を採ったり出来るというチート能力。此れだけ強い能力なのに良く作者は殺さなかったなあ、と不思議に思った程。あ、一応二回は死んでいたな。まあ其れは無視するとしよう。
 ロハンは此れでカンキチに『僕達に出会ったら任務を忘れて派出所に戻るように』と書き込んだ……「如何如何、『ブチョー』に怒られてしまう!」と言ってカンキチは自転車に乗ってスポーツカー以上の速度で其の場を後にした!
「流石はロハン先生だ!」
「大した事はないさ」
「ウガガア……何でそいつの提案に乗ったんだよ!」
「実は用が在ってな。デュアンとアルッパー……ちょっと来い!」
 わかった--デュアンとアルッパーはキバヤシと共に在る場所へと向かうのだった。
「あの野郎ガアアア、わしの任務はそっちじゃねええ。さっさとあいつ等捕まえて懸賞金一京を貰わないとおお!」派出所に戻ったカンキチは急に思い出して自転車にてコンコルドに近い速度で突っ走る。「待てええええ、わしの一京イイイイイ!」
 コラ、カンキチ--処がカンキチは『ブチョー』に呼び止められてしまう!
 ブチョー……其れはカンキチを恐れさせる亀有公園前派出所の真の支配者。班長だが、何時も仕事をしないカンキチを叱る警察官の鏡。なのだが、連載初期でも屑エピソード満載な老害の一人。というか結構屑な面が在ったりする等本当に人格者なのかって疑いたく成る場面がちらほら。後は時代遅れな面が強く、未だにスマホも碌に扱えない場面が多々在ったり……あ、其の前に連載終了したっけ? まあ何れにせよ、時代遅れな一面を除いても或はカンキチとのやり取りを除けば上司、同僚、そして部下からの信頼は篤い。そう、カンキチと絡まなければ……な!
「ブ、ブチョー。じ、実はあいつ等は警視庁が指名手配する--」
 馬鹿もんが、お前のような下っ端に警視庁が特例を出すか--とブチョーに信じて貰えないカンキチが居た!
 とはいえ、転んでも唯では起きぬカンキチが此の侭引き下がるとは思えない。さあ、如何成るか!


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格付けの旅 カクヅケフレンズ アルッパー何キロ迄持てるかな?

 ダンベル何キロ持てる?……其れは萌えの皮を被ったマニア向け筋トレ漫画の事。其の世界自体があのヤバ子超宇宙の時点でお察し下さい。然も所々に求道大宇宙やケンガンアシュラ及びケンガンオメガ大宇宙の登場人物がカメオ参戦している時点でやはりマニア向けは避けられない。其れを除けば真っ当な筋トレ漫画で中々に為には成る。最近は筋トレネタが枯渇したのか『ヒカルの碁』をパロったりする等長期連載だからこそ生じる弊害が出て来ているのも事実なのだ。
 って俺はダンベルじゃねえええええ--凡そ四か月ぶりにアルッパーは叫ぶのだった!
 ヒカルの碁……其れはジャンプ超宇宙圏では打ち切りコースと呼ばれる囲碁将棋部門で華やかなるブームを起こした本格囲碁漫画。此れをきっかけに囲碁が大ブームに成ったと言っても良い……最初だけ。どっかの空気読めないゴブリン共がイチャモン付けてから迷走を開始。何と相棒が死ぬという衝撃展開を迎えて納得がいかぬ侭連載終了するという事態を招いた。やはり滅ぼすべきだな、あのゴブリン共は!
 デュアンとアルッパーは現在何処に居るのか? 其れは地球に在る『神室町』のプラチナマンジムという場所に居た。
「うえええ、何か知らないけどターバン来た人と外で涎誑す巨大鯨がやって来たよ!」
「流石に趣味じゃないのよね」
「というか何で鯨が居るんだ?」
「いや、ツッコむ所其処じゃないでしょ!」
「やあ、君達も入会者かね?」
「いや、俺に筋トレの趣味はない。其れよりも此の写真に写る連中の紹介で『東条英機会』に赴こうと思っている所だ」
「はああああ……素晴らしい筋肉ばかりの『東条英機会』ねええ!」
「早速筋肉フェチが涎を垂らしているよ!」
「というか色々とやばいのか、東条英機って名前にしないと?」
「其れ以前に此の子達はヤクザでしょ?」
「ハッハッハ、彼等は素晴らしい筋肉を持つじゃないか。良いでしょう、デュアンさん……貴方は見た目の筋肉こそ鍛えるべきでしょうが魔法の筋肉は誰よりも美しいと見えている!」
「魔法の筋肉ぅぅぅ!」
 だから俺に筋トレの趣味はないっつーの--と『ジェノス鳴造』の眼にはデュアンは華奢な男には見えなかった様子。
 ジェノス鳴造……其れはジャージ破りの異名を持つ世界最高峰レベルのボディビルダー。今はトレーニングジムのコーチとして初心者から上級者迄幅広く尚且つ懇切丁寧に教える優男。だが、此の男が只の隠れマッチョ且つ優男で済むならダンベル何キロは語るべき物語と呼べないだろう。此の男の凄い所は或る時、神社の神主として崇めまつられ、或る時はポージングしただけで数多のライバルビルダーに敗北の味を舐めさせ、又或る時は筋肉霊能力者として『モブ』よりもハイブリットな霊能力者として活躍する程。性格も良くハイスペックで尚且つ何処にもマイナスポイントを見出し辛いと最早笑うしかないな!
(鉄火丼と別れた俺達は本格的に此の『神室町』にて色々と無駄な時間を過ごしている訳だな。後は何か知らんけど、こんなジムにやって来た俺達。そんな俺達の目的は筋トレではなく唐突に出て来た『マナブさん』だ。此の目の前に居る奴だがな)
「あのう、『マナブさん』……俺みたいに俄かがトレーニングジムの様子を何の取材もせずにパクったり出来るのでしょうか?」
「『はい、出来ますよ』。私みたいに強く逞しいトレーナー描写を」
「若しかして貴方みたいに良いビルダーに成れるのでしょうか?」
「はい、慣れますよ」
 わかりました、では入門します--という風にどっかのデモマンが急に『朝田昇』みたいな口調で其の『マナブさん』に入門する所をデュアンとアルッパーは目撃する。
「又潰すよ、『マナブさん』は!」
「何処が人なの、中指立てているんだけど?」
「何で中指立てるの?」
「其れにしても『マナブさん』の大胸筋、素敵いい!」
「君も気付いたか、其の通りだ。彼の大胸筋はまるで生きているかのようだ!」
 いや、其処じゃねえだろうがあああ--とアルッパーは『マナブさん』の『ピク、ピク』にツッコミを入れる模様!
「では防具を付けて下さい、危ないですよ」
 其の後は次の通りだった。
「何の取材もせずにトレーニングジムの様子をパクるだって……パクれる訳ねえだろうガアアア!」
「グえええ……あわわ!」
 はい、出来ますよ……其れはどっかの菌糸類の代表作とハードエログロネタのエロゲーがアプリゲーとして売れようとする際に其のやり取りをどっかのファンが描写シーンにパクってしまうほど有名なマネモブなら学習必須の名シーン。普段笑顔で入門者に接するムキムキマンが防具を付けてトレーニングに入った途端に人が変わったように舐めた入門者をトレーニングと称したリンチに遭わせる名シーン。笑顔で接する人間が本性を露わにして屑行動に出る描写は今でもマネモブ達の間では有名な様子。其の後については折れなかった『朝田昇』を気に要ってマナブさんは初めて師弟関係を築くシーンへと繋げる。
 マナブさん……其れは舐めた態度の入門者に格闘技の厳しさを入門初日から教えてくれる有難い方。如何考えてもクレーム物なシーンだけど何故か後年ではマネモブ達の印象に残る名場面として此のキャラ同様に覚えられる程。其の後何だかんだ言っても『朝田昇』と師弟関係を築いただけでも悪い人とは一概に言えない。まあ回想シーン限定のキャラだけどな。
「良いかい、パクるってのはなああ……唯名場面や名セリフをパクれば良いってもんじゃねえんだよ。其処には如何ゆう点と点が繋がる線なのか……其れが本当に場面として正しいのか? 其れが在って始めてパクリは模倣、オマージュに成るんだよ!」
「ザ。『ザクとは違うんだよ、ザクとは』は、ぁ?」
「只グフみたいなのに乗っていれば其の台詞言っても良いんじゃねえんだぞおお!」
 ザクとは違うんだよ、ザクとは……正式な台詞は多分違うと思うがと在る『広瀬キャラ』が演じた名パイロットの味深い台詞。ザクと少し似ているが戦って初めて其の性能差や戦法の違いが如実に表れる事を思い知った相手方は其の乗り手からそんな台詞を浴びせられる。つまり何が言いたいかって? 西川が演じたキャラが乗って来たグフに良く似たモビルスーツだからって何でもかんでも其の台詞を言っても良い訳じゃねえって事だよ。違いが出なければそんなの場違い且つパクリで終わるだけじゃねえか!
「ザクとは明らかに違う性能とパイロットの腕、其の覚悟の違い、そして生き様……其れは台詞だけモビルスーツをパクっただけのグフや乗り手とは全く違うんだ。生がまざまざと感じ取られる台詞なんだ……如何だああ、パクリだけではわからないオマージュの味わいをおお!」
「成る程、只中指立てるだけじゃないんだね」
「此奴……あの時を思い出す。『朝田昇』か!」
 朝田昇……其れは『人生の悲哀を感じますなあ』という有名な名セリフを残した事でも御馴染な関節技のスペシャリスト。今出て来たら余りのインフレについて行けないキャラ又は老齢でやっぱり戦力外通告間違いないと在るマネモブ必須の世界ではお馴染みの強キャラ。何気にひ弱なエリートサラリーマンからトップクラスの関節技のスペシャリストに成っただけでも十分に化物級なんだけどな。今は最早其の枠に入る事さえも出来ないだろうがな。
「まあまあ、マナブさんの極端なトレーニングの事例を挙げても仕方在りません。彼には後で僕から注意しておくとしてもデュアンさんにアルッパーさんにはお勧めのトレーニングを此方で--」
 いや、俺達が此処に来たのは『神室町』で何かやらかそうとする奴等を探しているだけだ--デュアンとアルッパーは筋トレをしている場合じゃなかった様子。
(結局、如何でも良い用語を追加しただけじゃんか。マナブさんのシーンとか解説は要らんだろ……マジで!
 デュアンとアルッパーがトレーニングジムを出た途端、突然改造人間みたいな男が右手に鞭のような物を垂らしてやって来た。
「ウヘヘヘ、お前がデュアン・マイッダーか?」
 まさか本当に『広瀬キャラ』が出て来るのかよ--一体何処に向かうか、此の作品は!
 広瀬キャラ……有名処ではザクとは違うんだよ、ザクとはでお馴染みの『青い巨星』や北斗の拳世界でも全く違和感がない不死身の男『ゴステロ様』や『無能生存体』とファンから呼ばれるあいつや、『部下には優しい』記述が何時の間にか消えていた彼のスパロボヘタレラスボスの一人がそうだ。後は『死んだ女房の口癖だ』でお馴染みの格好良い大人のあの方も此の人が演じている。兎に角、良い大人から悪い大人迄演じ分けが可能で且つ演じたキャラの三割以上が今でも忘れ難い濃厚な仕上がりに成る等此の方は正しくキャラクターを活き活きさせるのに貢献させている。惜しむらくは今の彼は最早声優業に復帰するのも難しい状況だ。勿論、此れは令和二年四月十二日現在での話。今は知らん。
 ゴステロ様……其れは登場したのが幾ら宇宙人が侵略して来たとはいえ、リアルロボット物の其れ。処が登場当初から屑の極で大好きな片思いが選りにも依って自分の気に要らないイケメンに恋しているのを一方的に逆恨みして尚且つ陰湿な嫌がらせをする等当時から視聴者から無様な死を望まれるように仕上がったキャラ……の筈が登場する度に一部の信者を獲得してゆく。演じるのが『無能生存体』の声をやったあの方と在っては信者を獲得するのも無理がない。
「てめええ、義手が壊れただけだと言って生かされる予定だった糞野郎じゃねえかああ!」
 グワアアアア、『脳がはち切れそうダ』アアア--直後にアルッパーの放射能熱線を浴びて丸焼きに成るゴステロ様だった!
 脳がはち切れそうだ……正確な台詞は多分違うだろうがゴステロ様の有名な台詞。改造人間後は更にクレイジーさを増した我等がゴステロ様。本来は視聴者のカタルシスを味遭わせる為の小悪党だった筈が余りにも外道過ぎる上にあの方の怪演が相まって何と改造されて続投。打ち切りさえなければ今後も登場する予定だったから恐ろしい。尚、脳がはち切れそうって台詞はコクピットから落下した際に頭を打った為に出た台詞。令和に成ってもゴステロ様の外道ぶりは何と在るガチムチの弟をぶっ殺すという快挙で以ってもファンの心に刻み込んでしまった。其処迄突き抜けたいか、ゴステロ様よ!
(瞬殺か……まあ呆気ないな、んん?)
 馬鹿め、お前等がメアリー・スーだってのはわかるんだよ--如何やらアルッパーの放射能熱線は例え外道ネタキャラでも通用しない様子だった!)
「ふざけるなあ、そんな事で何時も何時も版権キャラ擬きにやられて堪るかあ!」
「だが、版権キャラに楽して勝つ方法を俺は知っている。此の配線を噛み砕いてみろ!」
「だったらお前を噛み砕いてやる--」
「待て待て、此れは『マザーシステム』とかいうババアがお前達の白い方での醜態を嘆いて開発したメアリー・スーキットなんだ」
 何、『マザーシステム』だと--実はアルッパー自体、自分が主役の外伝で其れを周知していた……所謂版権擬きキャラのゴステロ様が其れを正確且つ何者かを知るのに思わず信じるしかない!
「待て、アルッパー。ゴステロ様のキャラを理解しないと其れは罠だぞ!」
「馬鹿野郎が、俺は悪食なんだ。其れに奴の言葉を信用しない鰭が在るか!」
「そうだ、此れで……ギャアアアアアア、イデエエよおおお!」
 俺がああ俺があああ--アルッパーは焼き鯨と化して其の場に倒れてしまった。
 其れから何事もなかったかのように同じく感電した筈のゴステロ様は立ち上がる……「ヘヘヘ、やっぱ『約束は守るよりも破る方が刺激的で最高だな』」という有名な台詞を口にして。
 約束は守るよりも破る方が刺激的で最高だな……正式な物は違うがゴステロ様が如何に人間の屑でド外道なのかを端的に示した恐るべき説得力を放つ名台詞。普通なら何処の馬の骨でも言えそうな台詞だが、ゴステロ様は一味違った。何と自分も痛い目に遭わせて約束した相手を殺すという男らしい約束の破り方をするのだからな。だからこそ先の台詞が刺激的と一致するのはそうゆう事なのだ。いや、物理的に刺激して如何するんですか!
「良くわかっているじゃねえか、ゲハハハハ」
(一転して今度は俺にターゲットを絞ったな。とはいえ、何故『マザーシステム』を知っているのか? 誰かが此処に転移したのか?)
 話を聞いているかあ、此の侭首の骨を砕いてやろうかあ--考え事をするデュアンは間抜けにもゴステロ様の機械仕掛けの義手に掴まってしまった!
「僕は『ミツヨ』……趣味は他人の骨を折る事っす。あ、偶々僕の常連さんに忘れ物を取りに行こうとしたらわかりやすい悪党を大発見っす」
「貴様あ、一歩でも近付けば此奴の首を折るぞお!」
「止めろ、ウググ……此奴は拙い。まさかダンベルと聞いて此奴が登場しない事が在る……ウググ」
「其の音じゃあ僕のおちんちんは満足しないなあ」ポニーテールの変質者『ミツヨ』は弟子が最も得意とする攻撃に意識が集中する瞬間を狙ってゴステロ様の届く範囲迄接近。「つ・か・ま・え・たぁ!」
 瞬間、ゴステロ様は異常なほど曲げられ続けて更には無事だった部分の全ての骨を圧し折られ曲げられ……阿鼻叫喚の状態へと追いやられる!
「ヒッヒッヒ、やっぱ僕はこうでないといけないっすね」瞬間、『ミツヨ』の成りは八年ぶりに熱を帯びた。「此れぞボーキサイドっす!」
 ミツヨ……其れはヤバ子超宇宙では常連中の常連たる超贔屓キャラ。其の実態は他人の骨を圧し折る事に高揚感を味わう超弩級の変態。初登場時は只のブラジリアン柔術をベースにした総合格闘家だった。処が『イケメン』にスパーに見せ掛けた叩きのめしで徐々に追い詰められ、尚且つ予想以上に他の格闘技も齧った『イケメン』に苦戦を強いられた此の変態は遂に自分が隠し持っていた異常な趣味を解放する事を決意。だが、コールホイッスルで何とか事なきに終わった。そう、試合の外で何の落ち度もなさそうなヤクザが覚醒したミツヨに骨を数十本以上圧し折られるという悲劇に遭う事件が発生したのは説明する迄もないか? 初期と覚醒後では余りにもキャラが違い過ぎるせいも在るのか更にはミツヨを表向き知っている知人達でさえも他人の不利をしたくなる程にやばいオーラを出し続け、然も滅茶苦茶強い事も相まってヤバ子超宇宙の長は彼を気に入り、更には人気投票(アマチュア且つ千票も下るとは言え)で堂々の一位を取って求道内閣の初代総理大臣に任命(詳細はヤバ子超宇宙に在る求道の拳太陽系を参照)される程にミツヨは人気キャラと成った。然も骨折る技術が相まって整骨院の院長として評判が良いせいで恐ろしい程の便利キャラ且つ贔屓キャラとしても有名なのかヤバ子超宇宙の他作品では必ず登場する程の贔屓っぷり。最近じゃあ求道三人目の表紙を飾る等ミツヨは今後も活躍が見込めるだろう。尚、他作品では恐るべき本性はオブラートに包まれるようだが……果たして此奴がそんな狂気を何時迄も抑え続けられるのか?
「助かったぞ、ミツヨ」
「デュアン君、プラチナマンジム近くに居たんなら僕に声を掛けるっすよ」尚、オリジナルの方の一人称はずっと『俺』で在る事を忘れないように。「居たでしょ、コスプレが趣味の先生が?」
 ああ、届けに行くよ--そうしてデュアンは何とかゴステロ様の罠を退けてプラチナマンジムを後にして行く。
 さて……話は全く進まない!、


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格付けの旅 アルッパーが如く 令和元年 格付ウォーズ

 5001年ヤクザウォーズ……其れはクラークとキューブリックの合作2001年宇宙の旅をパロったスペースヤクザ物。そして作画があの『ケン・イシカワ』という事も在って宇宙規模の戦闘が此れでもかと言わんばかりに凄まじさを誇る。というかヤクザの肩書が既に宇宙規模というのは如何ゆう事か!
 さて、『ロイド・アーヴィング』と『ゴジラ』に依る一戦が此処『神室町』に向かう『蛍火』の上で行われようとしていた。
「『怪獣王』だろうと此の『ロイド・アーヴィング』の絶頂を揺るがす者は生かしては成らない。一瞬にして終わらせる!」
 次の瞬間、『ゴジラ』の背中から胸元迄強力な一撃が銜えられていた--ほぼ即死の一撃……思わず、『ゴジラ』の肉体は『蛍火』の上から崩れて行く!
 ゴジラ……其れはアルッパーが尊敬する先祖の事。アルッパーはゴジラの子孫という設定で誕生した。なので只管ゴジラの素晴らしさを説いておこう。ゴジラとはビキニ水爆をきっかけに人間への怒りを為すが侭に日本に突如上陸して来た恐るべき鯨のような姿でゴリラのような人型から現地の人間が彼の事をゴジラと総称。後はゴッドとジラを組み合わせてゴジラという説も在る程。だが、神の如く日本国内で様々な都市を破壊し尽くしては口から出る放射能熱線で焼き尽くしたりと暴虐の限りを尽くす。自衛隊機が出動しても余りにも的が大き過ぎる上にほぼ真っ直ぐしか飛ばない機体はゴジラの餌食と成るのが落ち。というか機銃もミサイルも効いた試しがない。効いた事が在るか、今迄一度だって? そんなゴジラにも最期は訪れる。最初の最期はゴジラにとって人間側の宿敵にして眼帯の男『芹沢博士』が開発した『オキシジェンデストロイヤー』に依って海中で骨に成り其の侭死んでいった。其の死に様は『芹沢博士』の死の前の悲痛な叫びすらも掻き消す程に壮絶で痛々しい。此れ程迄に酸素破壊剤は恐ろしい平気だとは思わなんだ。尚、令和元年にまさかの借りを返す事態が訪れるとは当時は思わなかったな……兎に角アルッパー曰く『芹沢博士』はゴジラの人間側の宿敵との事。ゴジラを殺したという点では間違いなく彼は宿敵に違いない。では怪獣側の宿敵は誰か? 御存知『柴千春』の背中に刻まれたあの『キングギドラ』。奴は登場回数が非常に多く最もゴジラを苦しめたという点では宿敵に相応しい宇宙怪獣。詳しくは『キングギドラ』の方で。尚、ゴジラのそっくりさんには『ビオランテ』、『スペースゴジラ』、そしてハリウッド版が黒歴史化する事態を招いたあの『ジラ』も居る。ハリウッド版は二作目が出る迄黒歴史化してゆく。兎に角、其れ等三つのそっくりさんはゴジラであってゴジラではない。宇宙環境に適応した『スペースゴジラ』なら兎も角としてもな。一応説明しておくがゴジラは決して正義の味方ではない。如何も怪獣総決戦シリーズ以降のゴジラはファミリー向けに善玉化が激し過ぎる。其の結果があの不細工な『ミニラ』を誕生させてしまうのだからな。本当は人類の敵であり、人類への裁きなのがゴジラ。其の為、ゴジラを語る際は念入りに注意が必要。決してゴジラは人類の味方ではない。だが、宿敵『キングギドラ』や強敵『スペースゴジラ』とか『デストロイヤー』が襲って来た際は人類そっちのけでそいつ等に立ち向かってくれる……が、ゴジラはあくまで人類への裁きの一つだから過信しないように!
 『ロイド・アーヴィング』はあのゴジラを倒した事で絶頂気分を味わう。後は『蛍火』に居るクレッセントごと関係者を抹殺すれば自分の秘密を探る者は一人も居なく成るのだからな。そんな彼の背後にてあの薫が立っていた--坂本雄二との一戦で受けた傷が癒えない侭に薫は『ロイド・アーヴィング』に挑もうとしている!
「ステゴロの餓鬼が。此の『ロイド・アーヴィング』に向かって来るとはな--」瞬時に『ボルフォッグ』にて時を飛ばしながら一瞬にして死角に入り込んだ……「--何いい、やるな!」だが、喧嘩師の勘で基本も知らない右回転大振るいにて『ロイド・アーヴィング』を下がらせた薫。「やるな……デュアンみたいに血の水滴を使わないで此の俺を迎撃するとはな!」
「……」
 だが、終わりだああ--其れでも『ボルフォッグ』の無敵なる能力の前では喧嘩師でも無力なのだ!
 其の時、クレッセント・オーガスも姿を現す--其れも阿頼耶識を最大限に発揮して!
「あんたも敵だな。まあ良い、死んだカッパードの為にも確実に殺してやるよおお!」
「貴様等如きが--」
「其処の不審者、此の私が直々に叩きのめしてあげるからね!」
 『ロイド・アーヴィング』に不運が憑き物。まさか乗客の一人で在るヤンクミ迄戦いに参加するとは思いもしない事態に。其れでも『ボルフォッグ』の前ではどんな主人公補正も無力と化す!
 ボルフォッグ……其れはと在る忍者系勇者の事。サポートメカ二台と合体する事でビッグボルフォッグと成って更に強力な必殺技を繰り出す事も可能に成る。此処ではと在る時間系能力の事を説明しよう。其の能力は一桁秒迄の時を飛ばして其の間は自分は自由に動く或は攻撃を躱した後に時間が正常に動き出すと同時に対象を不意打ちするという極めて吐き気催す物。然も時間を吹っ飛ばす間に如何ゆう軌跡を辿るかを能力者が自由に閲覧出来るのだから洒落に成らない。更には副産物として『ヨハン・トリニティ』を持つ。此れは一桁秒先の避けられない未来を見る事で其れに備わる物で此れだけなら未だ吐き気催す能力には成らない……筈。兎に角、こんな無敵過ぎる能力の対処法があの血の水滴の量が異常に増えたのを合図に迎撃するか或は『レクイエム』化して上回る能力で対処するかしかないのだから。全く、ちゃんと能力を考えようぜ……モナリザ飛呂彦よお。
 ヨハン・トリニティ……其れは遠距離攻撃主体のガンダムに乗るマイスター。クローン人間であり、然も計画遂行の為に生まれて遂行の為には手段も択ばない非情な覚悟を持つマイスター。此処では在る未来透視能力を指す。此れに依り、数秒後の避けられない未来を事前に知って対処する事が可能らしい。まあ避けられない未来なので気を付けるように。
 『ロイド・アーヴィング』も気付いている通り、複数戦だとボルフォッグは不利に成りやすい。仮に反応出来なくとも仲間の一人でも気付けば迎撃されやすく成る。其れ位に暗殺向き且つ複数戦に向かない能力。其処で繰り出すのは……「薫ウウウウウウ!」そう、『ナランチャの悲劇』で在る!
 ナランチャの悲劇……其れはボスを倒したと思った直後に時間が跳んで気が付けば全身を串刺しにされたナランチャの変わり果てた姿。余りにも呆気ない死と尚且つボスの魂が一つではないという重要なヒントに成るという衝撃シーン。もっと知りたい人は其の話を読む事を勧める。場所はあのカメナレフが行動を共にする時だ……其処を入念に読み進めれば如何に衝撃的なシーンかがお分かりだと思うぜ。
 まさかの薫が倒されるシーンにはヤンクミだけじゃなく普段は無反応気味なクレッセントが大いに反応を示して『ロイド・アーヴィング』へと突進。だが、時間飛ばしの前では両足を吹っ飛ばされて『蛍火』から転げ落ちる!
「強いわ。何で何時の間にかクレッセントが落ちているのか全然わからない位に!」
「無駄だ、此の俺に何人たりとも触れる事は出来ない--」
 探したぞおお、勝負だあ--宇宙空間で在るにも拘らず唐突に現れた『バットマン』は上半身半裸と成って龍の刺青を見せ付けながら『ロイド・アーヴィング』に向かって突進してゆく!
「愚かな、ボルフォッグの前に砕かれるが良い!」
 目潰しか、させんンン--何と目潰しに使われた血液を鋭利な鋏にして『ロイド・アーヴィング』目掛けて飛ばして右足首を切断したではないか!
「クソウ、そんな対処法を仕掛けて来るとは!」尚、目潰しで使用される血液では鋏どころか釘一つ精製出来ない鉄分量で在る事を此処に断っておく。「だが、二度目はない……此の鋏で逆に返り討ちにしてくれるわああ!」
 ヨハン・トリニティに依る予知と時を吹っ飛ばすボルフォッグの組み合わせの前に流石の『バットマン』も此れ迄か? だが、其処へあのゴジラが自称子孫を名乗る……「自称じゃねええええ、先祖の援護をするぜえええ!」アルッパーが放射能を分け与える事で完全覚醒したゴジラが放射能熱線を放った!
 馬鹿め、ボルフォッグ……数秒程度吹っ飛ばすだけで、躱せるわああ--哀れ、吹っ飛ばしの能力の前にゴジラの攻撃も全く通じないとは!
「そう思って」だが、此処でデュアンは何とゴジラにデュアンロールを掛けて時飛ばしを向こうにしていたあ。「今だあ、『怪獣王』!」
 そして繰り出される太陽迄吹っ飛ばす放射能熱線の前に哀れ『ロイド・アーヴィング』は死に地獄を味わう事と成った!
 ロイド・アーヴィング……其れは攻略王且つ二刀流が二倍の能力だと勘違いした二刀流使い。此処ではギャング組織のボスについて紹介しよう。其の男は過去を全て消して来た男で唯一と在る女性とセックスした事で誕生した娘がきっかけで其の娘を殺す為にわざわざジッパーおかっぱを始めとした護衛チームに仕事を依頼した事から転落人生へと歩む道を踏み出す。何よりも死んだ筈のジッパーおかっぱが『ワキガ男』や『セリエAの選手に憧れるようにギャングスターに憧れる金髪コロネ』に依って僅か数日だけ生き永らえるという不運のせいで最終的に肝心の矢が手元から離れて永遠の死に地獄を味わうのだから洒落に成らない。尚、『セリエ~コロネ』が入団して僅か十日足らずでボスの座から転落するそうだ。其れも相まってジョジョラスボスの中で最もヘタレの称号は避けて通れない。能力とか異常な身体能力は評価されるのに性根が小物で尚且つ帝王のプライドが逆に仇に成る位だから間抜けにも程が在るだろうが。
 こうして何事も無かったかのように『暗殺チーム』のリーダーを仲間にした『蛍火』一行は『神室町』目指して地球に降下して行く……
「オイ、二本足よ」
「細かい事は気にするな。此れも又打ち切りエンドだと思ったら良いから」
「納期間に合わないにも程が在るだろうがああ!」


 白魔法06 アルッパーが如く END

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プロフィール

Author:darkvernu
 どうも大阪府に住むdarkvernuです。
 自分の趣味はネットサーフィンする事と偉そうに批評する事と、たまに読書をする事。今はそれだけです!
ちなみに読む本は主に経済本や評論本、たまに数学関連や科学関連の本を読みます。歴史も好きなのか歴史関連を読んだりもします。ただし、その分野に詳しいかと言えば、ドマイナーだと自分で思います。ただし、小説関連は余り読みません。何故なら自分は三流未満とは言え小説家なので手塚治虫の言葉を応用して小説は読まないように心がけてます。神話や昔話、童話は読みます。小説というジャンルとは違うので。今度はSF界の重鎮作品も読みたい気分です。
 好きな食べ物は数えきれませんので嫌いな食べ物は基本無いです。苦手な事は就活。いや本気で。今はギリギリでいるか或はその前に貯金を使い果たすかのどちらかだ。

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